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日本の記録 林業人列伝 vol.1

単行本森林と林業を知る本

日本の記録 林業人列伝 vol.1

時間とともに生きる知恵と技 人生をかけ、地域で格闘した記録

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 2,200円 (本体2,000円)
ISBN ISBN978-4-88138-207-3
体裁 四六判 336頁

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私たちが学ぶ現場がここにある。
貴重な体験、費やした時間からでしか得られない林業の知恵の蓄積。
時代を超えた、貴重な資料でもある。
月刊「林業新知識」連載の「技芸の人」が本になりました。
2000年1月号~2002年10月号までの30人の林業人を収録。

その時々に、日本の各地域で自然と向き合い、技を工夫し、森の恵みを創り上げてきた人々の営みがあります。一生涯の人生をかけ、地域で格闘した記録の重みは、けっして失われることなく、時代を超えて生き続けるものです。
 そうした経験の知恵に耳を傾けることなく、机上でのみ林業を論ずる愚を犯さないためにも、私たち日本人が将来にわたって受け継ぎ、共有すべき学習情報が、本書には掲載されていると確信いたします。国の土台をなす森林を揺るぎない財産とするためにも。
 本書タイトルにある「日本の記録」には、そうした意味が込められています。(まえがきより)

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著者プロフィール

全国林業改良普及協会 編

取材・執筆・編集 月刊「林業新知識」編集部

主要目次

地域材を伝道する
井原敬典さん(岡山県真庭市)

山村で生きる喜びを味わう
柿崎富榮さん・ヤス子さん(山形県真室川町)

変化に対応できる経営を行う
伊藤信夫さん(静岡県磐田市)

木材で川上と川下をつなぐ
安藤久氏さん(愛知県豊田市)

伝来の山を受け継ぐ
岡信一さん(愛媛県久万高原町)

小面積所有で生計を立てる
永田勝幸さん(岐阜県郡上市)

家族で協力して経営する
津田和佳さん(奈良県宇陀市)

地域の山づくりを盛り上げる
田子英司さん(福島県いわき市)

シイタケ、カブトムシ生産、多角経営を行う
沼常義さん(和歌山県有田川町)

施主の顔が見える林業を営む
加藤周一さん(山形県鶴岡市)

地域のマツタケ生産を牽引する
三上幸夫さん(岡山県新見市)

炭で地域の山を生かす
片岡一郎さん(栃木県市貝町)

所有林を開放して交流する
渡辺一夫さん(福島県須賀川市)

少量多品目生産を行う
樋口正博さん(福岡県星野村)

専業林家を続ける
田爪弥栄さん(宮崎県西米良村)

多目的な森林利用をめざす
栗栖誠さん(島根県浜田市)

枝打ちで自家ブランドを確立する
武田明さん(静岡県静岡市)

危険分散を考えた山をつくる
本間治久さん(新潟県村上市)

夫妻で素材生産業を営む
高田一嘉さん・直子さん(岐阜県高山市)

森の魅力を伝える
吉野武文さん(奈良県野迫川村)

自然を観て学ぶ
大橋慶三郎さん(大阪府東住吉区)

学んだ知識や技術を地域に還元する
松田富雄さん(山口県周南市)

短期で山を活かす
鈴木勲さん(岐阜県下呂市)

道づくりを学ぶ
一藤泰助さん(熊本県芦北町)

健康な森をつくる
佐藤清太郎さん(秋田県秋田市)

退職後、夫妻で山へ通う
吉本健一さん・笑子さん(山口県下松市)

小さな点の行動で林業人生を歩む
眞砂典明さん(和歌山県田辺市)

“山は国からの借地”と思い、山で生きる
筒井順一郎さん(高知県土佐町)

実質優先の林業を行う
柴田正義さん・全子さん(岡山県新見市)

林業会社を立ち上げ地域の山を管理する
今井保隆さん(静岡県浜松市)
 

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