HOME > 出版物 > 林業改良普及双書 > 「林業改良普及双書No.181 林地残材を集めるしくみ」

出版物

林業改良普及双書No.181   林地残材を集めるしくみ

林業改良普及双書

林業改良普及双書No.181 林地残材を集めるしくみ

効率的な集荷システム、地域的な集荷支援

著者 酒井秀夫/田内裕之/鈴木保志/北原文章/吉田智佳史/岩井俊晴/保木国泰/島根県雲南市産業振興部農林振興課/三宅 学/丹羽健司/岡山県農林水産部林政課/廣瀬可恵/岩澤勝巳/岩崎新二/北海道水産林務部林務局 共著
定価 1,210円 (本体1,100円)
ISBN 978-4-88138-331-5
体裁 新書判 192頁

この本を購入する

 どう集め、量を取りまとめるか。本書では、林地残材利用のカギとなる、集荷の技術(集荷システムや機械開発を含む)と、地域ぐるみで集荷を支援するしくみを紹介しました。

 林業のトータルとして林地残材利用を捉える視点での集荷システム整理、集荷システムや導入機械開発の事例、さらには集荷のコスト分析など。

 林地残材を地域レベルで集荷し、木質バイオマス燃料に利用する事業化事例、地域ぐるみの集荷を行政がどのように支援し、効果を上げているか、その実践事例。

 林地残材利用(チップ化も)に欠かせない乾燥試験、さらには集荷システムモデルや小規模の搬出システムも紹介しています。

中のページを見てみる

※ 下記のサムネイル画像をクリックすると、ページが拡大して表示されます。

主要目次

  解説編   林地残材集荷システムの考え方を整理する

   東京大学大学院教授 酒井秀夫

 

 事例編1 林地残材の集荷システム

 

  林地残材収集運搬-小規模化を可能にする土場設置方法-

     BスタイルPJ研究グループ 田内裕之/鈴木保志/北原文章

 

  荷の枝条を圧縮-バイオマス対応フォワーダの開発

森林総合研究所林業工学研究領域収穫システム研究室 吉田智佳史

 

  分業化方式による集荷工程とコスト分析

㈱北海道熱供給公社生産部中央エネルギーセンター 岩井俊晴/保木国泰

 

 事例編2 林地残材の集荷支援

 

  雲南市森林バイオマス推進事業・林地残材活用推進事業 市民参加型収集運搬システム 

島根県雲南市産業振興部農林振興課

 

林地豊田市木質バイオマス活用促進事業 林残材をゴミ処理場の助燃剤として購入

愛知県豊田市森林課主査 三宅 学

 

  「木の駅」~林地残材収集から始まる仲間づくり・森づくり

NPO法人地域再生機構、木の駅アドバイザー 丹羽健司

 

  360者登録のIT「真庭システム」  木質チップ由来証明から需給調整・精算を一元管理

         岡山県農林水産部林政課

 

資料編

 

  森林に残された資源「木質バイオマス」の搬出方法

-小規模森林で利用可能な簡易な搬出方法の紹介-

      千葉県農林総合研究センター森林研究所 廣瀬可恵/岩澤勝巳

 

   林地残材の丸太乾燥試験

              宮崎県木材利用技術センター 岩崎新二

 

   

  効率的な林地残材集荷システムモデルの提案

          北海道水産林務部林務局

 

 

 

 

 

 

関連おすすめ書籍

この本を購入する