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写真解説 山の見方 木の見方 森づくりの基礎を知るために

単行本技術を伝える本

写真解説 山の見方 木の見方 森づくりの基礎を知るために

見極めのコツ大公開! 林業の奥義がここに。

著者 大橋慶三郎 著
定価 3,520円 (本体3,200円)
ISBN ISBN978-4-88138-285-1
体裁 A4判 136頁 カラー(一部モノクロ)

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林業経営の基本は、山・樹木・自然をよく観察し、その意味を読み取ることにあります。山の見方、木の見方をはじめ、土壌、地形、地下水、断層などの観察、分析が、林業経営には欠かせません。これらを読みとる知恵・技術の習得には長年の現場経験が必須であり、容易ではありません。

 本書は、著者・大橋慶三郎氏が60年の林業経営の実践から得た、山(自然)を見る眼・見方を、著者自らが撮影した写真で示し、解説しています。さらに、林業経営を担う方に向けて、著者が山をどのように観て、判断し、施業を計画してきたのか、いわば林業の奥義ともいうべき知見を整理しました。

 本書に机上論はありません。あなたの林業経営に参考となる一冊です。

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著者プロフィール

大橋慶三郎 著

大橋慶三郎
おおはし けいざぶろう
1928(昭和3)年、大阪府大阪市生まれ。大阪府指導林家。祖父の代に植林された千早赤阪村の山林を1949年に引き継ぐ。自ら木馬道をつくり、木馬を引き、その経験と観察をもとにして、約11年間をかけて1967年、所有林に「高密林内路網」(247m/ha)を完成させた。その路網と「生命力を重視した間伐法」によって、半世紀にわたり中間収穫を続けている。

主要目次

写真編 山の見方 木の見方

木の見方 生命力を判断する

伐って淘汰する木

伐ってはいけない木

間伐林分・立木密度の見方

台風害跡地更新の事例

植物から林内環境を判断する

樹木から地層を判断する

路網計画 危険箇所の見分け方

 山の姿を見る/円弧/崩壊地と地すべり/水の流路

路網計画 通行困難な地形・地質

路網計画のポイント-タナの見分け方

路面排水の見方

素材の見方

製品の見方

木目

解説編1 山の見方 木の見方 

風をよむ

植物が教えるもの

根が教えてくれること

年輪幅のバラつきと曲がり

伐って淘汰する木・伐ってはいけない木

生命力

知恵

美の世界

解説編2 道づくり 

路網開設の基本

地層・地質のよみ方

水のコントロール

みどりのダム(森林は水を貯める)

解説編3 大橋山の「森づくり」と林業 

大橋林業と地域のあらまし

森林業とは

森林育成

林業経営の本質―長期投資の覚悟がなければ「森づくり林業」は成立しない

時間を見方にする

目標とすべき材とは

植林の基本

植物は植物でコントロールする

除伐

保育間伐

枝打ち

収穫

間伐

良質木の伐木

河内材

あとがき 

 

ISBN978-4-88138-263-9
A4判 124頁
定価:3,360円 本体3,200円 
 
ISBN 978-4-88138-236-3
A5判 232頁(上製本)
定価:2,310円 本体2,200円+税
 
ISBN978-4-88138-091-8
A4変型判 160頁(上製本)
定価:4,725円 本体4,500円+税
 
ISBN978-4-88138-190-8
B5判 108頁カラー・一部1色刷り
定価:2,625円 本体2,500円+税 
 
ISBN978-4-88138-197-7
新書判
定価:1,155円 本体1,100円 

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