子どもたち（小学５、６年生対象）の森林・林業教育を支援する森の活動プログラム集が登場しました。森で体験し、森を調べ、森を考える子どもたちの挑戦を応援します。
小学校では総合的な学習が取り入れられ、自分で発見した問題を自分自身で調べ、体験し答えを探していく、知の探求に子どもたちが取り組んでいます。また、学校の外ではさまざまな体験活動が森林などをフィールドに繰り広げられています。
本書は、森林をフィールドに、あるいは森林をテーマにした森の活動を実施するためのプログラム集です。小学生高学年（５、６年）を対象に、森林にかかわるさまざまな学習プログラムを指導者向けにまとめたものです。
紹介する学習プログラムは、森林環境、森林管理、木材などの資源利用、農山村地域や創作・表現にかかわるものなど、５分野４９の実践的プログラムです。このほか、年間計画モデル１３事例も紹介しました。
また、学習プログラムの実践に欠かせない知識として、学習の手法、活動フィールドとなる森林の教育的・教材的特性、地域の支援・協力確保、安全管理、危険な生物などについて解説を設けました。
「森で学ぶ活動プログラム集」シリーズ好評発売中
いずれもA4変形判 定価2200円 本体2000円
森で学ぶ活動プログラム集１
小学高学年の総合的な学習 くわしくは、こちら>
森で学ぶ活動プログラム集２
小学中学年の総合的な学習 くわしくは、こちら>
森で学ぶ活動プログラム集３
中学校の総合的な学習 くわしくはこちら>
森で学ぶ活動プログラム集４
高校生の課題研究の手引き くわしくはこちら>
解説編 森の総合的な学習のすすめ方
学習のねらいと手法／学習の方法 子どもたちに気づきをもたらす質問例他
総合的な学習の特色と実践のポイント（鳴門教育大学・村川雅弘教授に聞く）
ワークショップ的学習手法のいろいろ／ポートフォリオ評価 ファシリテーショングラフィックス ロールプレイ ウェビング（イメージマップづくり）
森林の教育的な特性／人工林と天然林 森林の教材特性
地域での連携、支援・協力のつくり方／フィールドの確保 プログラムの用 指導者、協力者の確保 地域とのコミュニケーションの方法
森の安全管理とマナー／森の活動環境 危険な動植物 安全とマナーのチェック事項
森の危険な生物／ハチ マムシ他
年間計画編 森の総合的な学習モデル
地 域の里山に学ぶ ワクワク山たいけん ふるさと学習 地域をまもる海岸林 海岸のクロマツ林で地域学習 自主企画・運営で創る宿泊合宿 学校林の調査隊 市民団体と連携―野鳥の森をまもろう 木の観察と緑の絵本づくり 森の恵みの手づくり美術館 森の小学校―森は友だち 森の未来を描くぼくらの森プラン 身近な森でグループ別の総合探求 全校で取り組む緑の少年団活動
森の活動 個別プログラム
森林環境学習プログラム／森林環境学習の背景情報 樹木探偵団 この葉なんの木？ 空飛ぶタネ 土の生き物しらべ 虫の記者 野生きのこしらべ 森の観測所 いのちのつながり―森の壁画づくり 動物のフィールドサインを探そう 小動物のすみかづくり 人間のゴミ、自然のゴミ
森林管理学習プログラム／森林管理学習の背景情報 森の名簿づくり 森の環境しらべ 木を植える 森を明るくする間伐 年輪しらべ 竹やぶをきれいにしよう 森のサインづくり 森の健康診断 森の模型をつくろう 森にかかわる職業 ロールプレイ 人工林の木になろう
資源利用学習プログラム／資源利用学習の背景情報 森のクラフトづくり 木で学校を飾ろう 店で売られている木のもの探し みんなでつくる森のクリスマス・パーティ アルプホルンづくり 落ち葉で堆肥づくり 炭を焼こう 森の野外料理 ログハウスづくり
地 域学習プログラム／地域学習の背景情報 森と人のかかわり探し 水源地しらべ まちの樹林さがし、マップづくり サウンドスケープの地図づくり 海岸林の 今と昔を探ろう まちのシンボル建築探偵団 森をつくる人､木を加工する人にインタビュー 林家に弟子入り体験 地域プランづくり､こんな公園がほしい
創作・表現学習プログラム／創作・表現の背景情報 私の夢の木 森の詩人 緑の絵本づくり 森の材料で壁掛けをつくろう 木々のカルテづくり 森の感動博物館づくり 森の隠れ家づくり 新聞をつくろう 森の遊園地づくり
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主要目次
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