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放置すれば人命や貴重な国宝に危険が及ぶような、境内や並木の巨大な枯損木を「吊し伐り」「宙伐り」という技術で伐出するのが著者の和氣邁さん(栃木県矢板市)。倒す場所がないところで巨木を伐出する技術を請われ、日光東照宮をはじめとした全国の名だたる神社仏閣から、次々に声がかかります。
空師(特殊伐採を行う現場人)として卓越した技術で信頼を集めている著者が、仕事への姿勢、考え方、技術、事業経営のあり方などをありのままに語りかけます。
■お詫びと訂正
33頁の表、吊るし伐りの図について、伐る順序の番号に間違いがありました。正しくは、③が①、①が③になります。訂正してお詫びいたします。
昭和14年、農家の長男として栃木県矢板市に生まれる。25歳のときに国有林の伐採に携わって以来、伐採一筋。高度な技術を要する特殊伐採を行うほか、日光東照宮や伊勢神宮など、全国の社寺仏閣等で、巨木の伐採等を行っている。76歳になった現在も現役で第一線で活躍中。平成14年度「森の名手・名人」。矢板市指定無形文化財
1959(昭和34)年、神奈川県川崎市に生まれる。長野県川上村在住。森林組合技能職員を経て、仲間たちとNPO法人信州そまびとクラブを設立。現在は長野県南佐久郡にて、株式会社要林産を経営(自営)し、地域の間伐等の森林整備や特殊伐採の仕事を請け負うとともに、近年は林業専門誌の取材等で全国の林業現場人を訪ねている