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運営アイデア満載!!
アイスブレイク、振り返り、全方向の学び、会場の配置、スタッフミーティング、KP法、円卓会議、プログラムの「虎の巻」、事前質問づくり、共学び、リスクマネージメント
研修効果を高め、持続させ、求める人材を育成するには、どうしたらいいのか?
企画方法、運営方法、具体的な学びの手法はもちろん、研修成果を職場や地域に広めていくための手順など、実践的な工夫やアドバイスを求める声に応えたのが本書です。
優れた研修やOJTの事例から、専門家・川嶋直氏、川北秀人氏(本書編著者)が学びの手法、研修現場で活用されるアイデア、ノウハウを抽出しています。また、林業事業体、行政機関、林業・木材業などの経営者に編著者がインタビューし、組織として事業経営として、人材育成方法をまとめました。
紹介するツボを実践することで担当する研修事業を直ちに向上させ、優れた成果を上げることは可能です。研修・人材育成担当者の方にぜひ読んでいただきたい実践書です。
●川嶋 直(かわしま・ただし)
公益財団法人キープ協会環境教育事業部シニアアドバイザー
1953年生まれ。1980年にキープ協会に入り、「自然体験型環境教育事業」を組織内で起業。八ヶ岳山麓の豊かな自然環境を利用して、四季を通して広く体験プログラムを提供。日本の環境教育事業化のさきがけとなる。2007~2010年には「企業と環境NPOとの協働を考える戦略会議」を主宰。企業の環境コミュニケーション担当者対象のセミナーも行う。2011年からは林野庁の准フォレスター育成研修(現「森林総合監理士育成研修」)のプロセスマネージャー(ファシリテーター)として研修運営にかかわる。2014年、公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長。著書に『KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』(みくに出版)
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●川北秀人(かわきた・ひでと)
IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)代表者(CEO)
1964年生まれ。京都大学卒業。1994 年にIIHOEを設立。大小さまざまなNPO・社会事業家や地域自治組織のマネジメント支援を毎年100件以上、社会責任志向の企業のCSRマネジメントを毎年10 社以上支援するとともに、NPOと行政との協働の基盤づくりも支援している。また、約200の自治体(都道府県・市)とNPOとの協働のしやすさを7段階で評価する世界初の「協働環境調査」、「自治体における『社会責任』(SR)への取り組み調査」を実施。その結果をふまえ、毎年約60の自治体で職員や市民との合同研修を開催している。著書に『対談集 人が育てば、経営が伸びる。林業経営戦略としての人材育成とは』(共著/全林協)
第1章 人材育成における研修の役割
木俣知大(公益社団法人 国土緑化推進機構)
第2章 実践ノウハウ 研修のツボ
川嶋 直・川北秀人
[企画・運営のツボ]
1 詳細なスケジュール表をスタッフ間で共有する―研修の進行ミスを防ぐ工夫
2 相互交流の要素を入れる―全方向の学びをつくる
3 受講生のモチベーションを上げる方法―他の受講生からの刺激を利用する
4 受講生の調子合わせ(チューニング)―「4つの窓」の実践
5 すれ違いを避ける方法―ホワイトボードに書く
6 全方向の学びを引き出す―ペチャクチャタイム
7 KP法でシンプルに伝える―紙芝居プレゼンテーション
8 「振り返り」と「分かち合い(共有)」
9 ファシリテーター(ファシリテーション)の役割
10 プレゼンテーション上達のコツ-フィードバックを活用した練習方法
11 インタープリター(仲立ち役)の役割
12 生活係の役割―受講者が研修に集中できる場をつくる
13 記録係の仕事―プログラムの進行、講義の記録
14 企画からプログラム実施までのポイント
15 アイスブレイク
16 工程・役割分担表をつくる―プログラムのマネジメント
17 良い研修会場のつくり方
18 研修中のスタッフミーティング―実施前、実施中、実施後
19 研修プログラムの「虎の巻」
20 研修のリスクマネージメント―安全トレーニング、保険
21 参加者アンケートの工夫-研修の改善点を知る方法
22 ロールプレイを応用した研修―相手目線を理解する
23 研修成果の持ち帰り方の訓練
24 現場視察の事前質問づくり―主体的な学びを引き出す方法
25 受講者を本気にさせる方法―ダイナミズムの引き出し方
26 「共学び」―互いに学ぶ手法
[学び方・教え方のツボ]
1 研修の評価方法―絵を描かせる
2 フィードバックの手法―改善点の発見
3 現場で使えるQ&A集をつくる
4 頑張る気持ちを引き出す方法―自尊心を高める
5 経営規模を意識させる―組織内の人材育成
6 組織図を描く―課題を認識させる方法
7 素人を2週間で半人前に―短期で効果を上げる新人研修方法
8 機械の分解・組み立て・修理―「経営がわかる技能職」の育成
9 技術の横展開・相互交流
10 短時間に「現場の事実」を把握する方法―仕事のキモを見せる
11 複数人参加が条件の研修-組織を変えるために
12 「教える」より「考えさせる」―カンどころを問う技能教育
13 「自慢大会」とは―競い合うショートプレゼン
14 円卓会議-課題解決に向け知恵を共有する場
15 受講者への事前アセスメント-その目的、方法、効果、事例
16 ネット授業を活用する
第3章 事例に学ぶ 研修とOJTのつくり方-そのポイントと効果
聞き手/川嶋 直・川北秀人
・やる気を引き出す研修事業とは フォレスター・森林施業プランナー研修より
近藤修一さん(森林総合監理士(フォレスター)育成研修事業運営)
・プロジェクト実践型研修事業 行政支援による人材育成
中村幹広さん(岐阜県「健全で豊かな森林づくりプロジェクト」元担当者)
・緑の雇用集合研修の運営手法 講師、指導方法、カリキュラム
加藤英郎さん(長野県「緑の雇用研修」責任者)・髙橋雅弘さん(静岡県「緑の雇用研修」運営企画)
・市町村職員の人材育成事例 政策立案の基礎としてのコミュニケーション力・問題解決力
相川高信さん(三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱)
・社内研修と経営 進化する意欲が組織を変える
新井和子さん(群馬県 多野東部森林組合組合長)
・安全を最優先にした人材育成 経営者感覚の林業人を育てる
安田 孝さん(広島県 ㈲安田林業代表取締役)
・社員教育が経営を伸ばす 山主(社会)に評価される仕事の仕組み
半田州甫さん(高知県 ㈱とされいほく代表取締役副社長)
・経営感覚をどう磨く 消費者と生産者をつなぐ村の”総合商社”マンを育てる
牧 大介さん(岡山県 ㈱西粟倉・森の学校代表取締役)
・「木の駅」 地域住民学習型の森林自治活動
丹羽健司さん(愛知県 「木の駅」アドバイザー)
第4章 座談会 これからの森林・林業研修のあり方-人材育成と研修手法のより良い関係を求めて
川嶋 直・川北秀人
小島孝文さん(林野庁「森林総合監理士(フォレスター)制度」創設・育成担当)
求められるのは自らが考えて行動する人材
集合研修を生かすための工夫
人材育成で地域の成功モデルをつくる
資料編
索引
- 働く幸せこそが、元気な村を創る。幸せの村を創る林業の法則とは。
著者 | 全国林業改良普及協会 編 | 定価 | 2,052円 (本体1,900円) |
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体裁 | 四六判 236頁 ソフトカバー | ISBN | ISBN978-4-88138-261-5 |
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- 人材こそが経営の土台!! あの日吉町森林組合が実践している、 部下を本気にさせる人材育成術を公開
著者 | 湯浅 勲 | 定価 | 2,052円 (本体1,900円) |
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体裁 | 四六判 224頁 | ISBN | ISBN978-4-88138-205-9 |
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一問一答でわかりやすく、読めば納得、勇気と元気がわき出る本
著者 | 湯浅 勲 著(元・京都府日吉町森林組合参事) 全国林業普及協会編 |
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定価 | 1,944円 (本体1,800円) |
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ISBN | ISBN978-4-88138-296-7 |
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体裁 | 四六判 232頁 ソフトカバー |
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