林業改良普及双書 No.171 バイオマス材収入から始める副業的自伐林業
自伐林業こそ林業の土台
著者 |
中嶋健造 編著 |
定価 |
1,210円 (本体1,100円) |
ISBN |
ISBN978-4-88138-271-4 |
体裁 |
新書判 212頁 |
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本書で紹介する事例は、いずれもバイオマス材を生産し、副業的に収入を得ながら、楽しく、地域も元気にしながらグループで行う副業的自伐林業です。
誰でも参加できることができるような仕組みをつくり出すことで、地域の農家、サラリーマン、定年退職者、都市部の交流者までが積極的に副業型自伐林業に参入しています。荒れていた山が甦り、出荷した材と引き替えに発券される地域通貨が参加者をいきいきさせ、地域の商店をも活気づける。
本書は、地域における副業型自伐林業の普及実践活動であり、関係者の努力・工夫の記録です。
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中嶋健造 編著
中嶋健造(なかじま けんぞう):NPO法人土佐の森・救援隊事務局長
丹羽健司(にわ けんじ):矢作川水系森林ボランティア協議会代表、NPO法人賀露おやじの会事務局長、NPO法人夕立山森林塾副代表
佐藤大輔(さとう だいすけ):NPO法人夕立山森林塾代表
深澤 光(ふかざわ ひかり):岩手県職員・薪割リスト
土佐の森編
自伐林業を実践する土佐の森・救援隊
副業型自伐林家養成塾
木質バイオマス利用のための収集運搬システムの構築支援
多様な自伐林業―林産物(山菜や精油)+加工(製材や製品化)の試行
自伐林業に着目―「儲かるやないか林業は!」
木質バイオマス利用推進―C材で晩酌を!
林地残材の収集運搬が自伐林業の入り口に―増え始めた自伐林業家たち
Uターンの自伐林家が誕生
土佐の森方式の特徴―参入しやすい
土佐の森方式の特徴―展開しやすい
林業版の直販所システム
土佐の森方式の特徴―地域通貨がおもしろいぞ―モリ券
土佐の森方式の特徴-農山漁村の活性化ツールに
自伐林家の発展系モデル
普及活動―いろいろな研修会
普及活動―システムづくりのポイント
木の駅プロジェクト編
木の駅プロジェクトで山村の誇りと自治を再生する―岐阜県恵那市、鳥取県智頭町の取り組みから―
自伐林家グループ「杣組」誕生
広がる「木の駅プロジェクト」木の駅プロジェクト資料
「木の駅プロジェクト」の仕組みと効果/林家グッズ紹介/木の駅 林家マニュアル
木の駅への出荷・収入で自伐林家グループが生き生き
自伐林業の広がり編
岩手県 復活の薪づくりから復活の森づくりへ
移動式薪ボイラー車による支援
吉里吉里国林業大学校講座