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林業経営力アップ!痛快人材育成術

単行本技術を伝える本

林業経営力アップ!痛快人材育成術

人材こそが経営の土台!! あの日吉町森林組合が実践している、 部下を本気にさせる人材育成術を公開

著者 湯浅 勲
定価 2,090円 (本体1,900円)
ISBN ISBN978-4-88138-205-9
体裁 四六判 224頁

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人材からすべてが変わります
全国の林業関係者の注目を集める日吉町森林組合が、もっとも大事にしているのが「人材」です。
職員の一人ひとりがイキイキと自分の仕事に誇りをもって働くことができるようにと常に心を砕いてきた著者 湯浅 勲氏が、これまでの経緯と、実践を通して学んだことを本書にまとめました。
 
・人が本気になるのは幸せを感じる時
・組織はリーダー一人で変えられる
・経営目的や具体的目標を示してベクトルを合わす
・好きなこと、得意なことは楽しい
・人の組み合わせと適材適所
・匠の技を普遍化する
・叱るべきは叱る
・人は激変することがある

林業の現場で、一から積み上げてきた著者の人材育成術をまとめた本書は、今の状況を「何とかしなければ!」と考えるリーダー、経営者必読の1冊です。

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著者プロフィール

湯浅 勲

湯浅 勲(ゆあさ・いさお) 昭和26年、京都府日吉町(現・南丹市)生まれ。
日吉町森林組合参事。
高校卒業後、エンジニアとして大企業に3年間勤め、その後、中小企業で技術屋として働き、昭和62年、35歳の時に地元の日吉町森林組合に転職したという経歴を持つ。
前職で身に付いた仕事観、大企業の人材登用への疑問、トップの部下への思いやりの大切さ、働く人たちの心情などに、いつも自らの心を照らし合わせながら、職場の改善や人材育成を進めてきた。
座右の銘は、「心のどん底が納得しているかどうか、そこが大事」(相田みつを)。
著書に、『山も人もいきいき 日吉町森林組合の痛快経営術』(全国林業改良普及協会)。

主要目次

プロローグ

第一章 心のどん底が納得する仕事がしたい

 コツコツと努力すれば報われる
 「仕事観」を刷り込んでもらった大企業
 トップに思いやりがなければ人はついていかない
 出来高で働く
 林業との出会い
 入ってすぐに「ヤバイ!」と感じた森林組合
 心のどん底が納得する
 第一章の要約(体験から学んだこと)

第二章 森林・林業の未来は明るい

 なぜ日本林業は衰退したのか
 育林の時代から収穫の時代へ
 持続可能な森林経営に結びつかない短伐期施業
 長伐期施業の特徴
 長伐期施業へ導くための条件
 林業は先進国でこそ成立する知的産業
 第二章の要約

 第三章 人材とは何か

 企業の明暗を分ける人材
 財産となる人ならない人
 基礎力としてのもう一つの条件―人間性
 生まれ持った特性と育った環境
 研修で伸ばしにくい基礎力
 面接試験で人を見抜くのは難しい
 ボロは始めに見せておけ
 第三章の要約

第四章  人材育成の基本的な考え方と方法

 人材育成にはリスクもつきまとう
 研修には目的と意味がある
 どういう人をどのようなレベルに
 研修生の特性を知る
 経営目的や具体的目標を示してベクトルを合わす
 好きなこと、得意なことは楽しい
 人の組み合わせと適材適所
 リーダー一人で能率は大きく変わる
 匠の技を普遍化する
 叱るべきは叱る
 百聞は一見に如かず
 人は激変することがある
 激変する人に見る共通要素
 第四章の要約 

第五章 全てのカギを握る経営トップに知ってほしいこと

 トップの仕事は激務である
 時代によって変わるトップに要求されるもの
 工夫が必要な森林組合の経営
 人が本気になるのは幸せを感じる時
 時代錯誤の恐怖でしばる方法
 組織はリーダー一人で変えられる
 落とし穴には気をつけよ
 経営者に求められる資質
 第五章の要約

第六章 ここがポイント林業の人事制度改革(中扉)

 森林組合作業班の実態
 事務職員の細かな統計はない
 間違いだらけの林業雇用制度
 今の作業班制度ができた背景
 職場環境を整備する
 夢が共有できる職場をつくる
 機会均等の平等を担保する        
 昇進と責任分担について
 第六章の要約

第七章 日本林業再生への道筋

 林業再生のカギを握る高性能林業機械
 ハーベスタのベースマシンは土砂掘削機
 危険なフォワーダは売らないでほしい
 よく売れている三点セットだが……
 急がれる林業専用マシンの開発
 山の条件に合わせた作業方法と機械の選択
 計画的な路網整備が大切
 勇気を持って未来へ
 第七章の要約

エピローグ

 

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