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HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「現代林業」 > 「現代林業 2010年6月号」
山村が豊になる唯一道を訪ねて
特集 幸せの村を創る林業戦略
著者 | 全国林業改良普及協会 |
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定価 | 5,700(年間購読料/送料込み)円 |
ISBN | --- |
体裁 | A5判 80頁 |
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特集1 規模拡大により、独自チャンネルで活路を拓く 宮崎県諸塚村
■公民館組織と4大基幹産業政策
宮崎県北部、1000m級の山々が連なる九州山脈の中央部に位置する諸塚村。村の95%を森林が占め、平地は1%しかない典型的な山村である。人口約2000人、約750世帯の8割程度が山林を所有し、その多くが山の手入れやシイタケ、茶、畜産(繁殖牛)の複合経営を営んでいる。この諸塚村独自の取り組みは山村振興モデルとして全国で高く評価され、その取り組みは広く紹介されてきた。そこで独自性を生み出した背景について簡単に紹介しよう・・・
特集2 村内産品の市場開拓で雇用を生み出す 長野県根羽村
■村の全世帯が森林所有者
長野県の南端、矢作川の水源に位置し、約9000haのうち92%が森林を占める県内でも先進的な林業地である根羽村。人口1180人、442世帯の全世帯が5.5ha以上の森林所有者であり、森林組合員でもある。この独自の形態の成立は明治期にまで遡る。
当時、村では広大な村有林経営を担いきれないため、その一部を村民に貸し付けることとした。そこで全戸に2.5haを貸し付けた。その後、一世帯当たり3ha程度を地区ごとに貸し与えた。以降、1世帯当たり5.5haの森林が貸与され、植林した立木は村民の所有という形態ができあがる・・・・
特集3 総合木材産業による付加価値を町内で分かち合う 高知県梼原町森林組合
■森林資源の成長に合わせ、付加価値創造を図る
高知県梼原町は四国山地の愛媛県との県境に位置し、四万十川の源流である。江戸時代末期に坂本龍馬が脱藩時に通った地であり、維新の志士を生んだ土地柄でもある。
人口は約4000人で世帯は1800世帯を割る。町の91%を森林が占め、森林面積は2万1595ha。人工林率は73%でスギ、ヒノキが占める。主要産業は農林業であり、森林所有者の半分は1ha未満の零細所有者であるが、10~50haの中規模層が3割を占め、世帯当たりでは10haである・・・・・
地域の無垢材を内装に活かす(三重県松阪市)
大手ハウスメーカーと連携した地域材の家づくり
森林マネジメントと木材利用
どんな「国産材時代」が来るのか?
施業提案とミニサプライチェーン―藤原造林
■年間作業日数は260日
(有)藤原造林の藤原正志専務は、最初は県の造林事業を10年ほど請け負ってこられましたが、先進林業地を積極的に見学しながら、事業を通じて何の役に立つか、常に考えてこられ、現在は山仕事のプロフェッショナル集団を率いて、営業活動で施業集約化した団地を路網整備し、山守りとして造林、手入れから素材生産までの森林経営を一貫して行っておられます。
若手の育成には事業展開が必要であるとして、公共事業に加えて上記の山づくりをしていますが、高性能林業機械の導入よりも、身の丈にあった林業と作業システムを展開し、まずは人件費をかけることにより、若い人材を育成しておられます。木材生産することで7人を雇用しています。従業員は平均36歳に若返り、年間作業日数は260日(3人が年俸、日給制)です・・・
置かれた立場で生きてゆく――林業哲学 橋本光治さん
みんなで議論しよう 日本に必要なフォレスターとは
2年で1000haの団地化を実現/愛知県豊田市
豊田市産業部森林担当専門監兼森林課長 原田裕保
森林GISの可能性(3)―森林ゾーニング
■地球サミットを出発点とする持続可能な森林経営
1992年にブラジルのリオデジャネイロで「環境と開発に関する国連会議」(UNCED)、いわゆる、地球サミットが開催されました。このサミットでは、「持続可能な開発」を合い言葉にして、21世紀に向けた人類の行動計画である「アジェンダ21」が採択されたほか、「気候変動枠組み条約」と「生物多様性条約」も採択されました。また、「森林原則声明」が発表され、森林を生態系としてとらえ、森林の保全と利用を両立させ、森林に対する多様なニーズに永続的に対応すべきであるとして、持続可能な森林経営が目標に掲げられました・・・
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伐採、搬出、販売技術指導で農家林家レベルアップ
最初の一歩を踏み出すために
■何から手をつければよいか
これまで森林施業プランナー育成研修では、平成21年度までの3年間で約700名が参加しています。これだけの人数がプランナーとして本格的に活躍できれば、日本の林業も大きく変わっていくでしょう。また、これからプランナーとしての勉強を一から始めたいという人も大勢いることでしょう。
しかし、プランナーとしての第一歩を踏み出せないままの人がまだまだ相当数いるというのも事実です。やる気はあるが自分一人ではどうしようもない、何から手を付ければよいのかわからない、旧来の取組から抜け出せない、というのがその実情のようです・・・・・
生産森林組合において便宜的に共有者の中から代表者を決め、組合所有の不動産について「代表者名義の登記」をしましたが、これは良い方法なのでしょうか。
浅野式ガソリン内燃機関車 齋藤 淳・・・9
大紀町立ななほ保育園(三重県大紀町)・・・63
しいたけ作りはには夫婦の協力が不可欠
作るしいたけで高い市場価格を実現
森林組合の経営について、急激に提案型集約化事業に取り組む必要性が理解できません。
表紙●岩渕光則 フォト●山口和昭