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HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「現代林業」 > 「現代林業 2009年3月号」
特集 地域の目標林型を考えよう― 経営時代の管理指針を探る
著者 | 全国林業改良普及協会 |
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定価 | 5,700(年間購読料/送料込み)円 |
ISBN | --- |
体裁 | A5判 80頁 |
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○目標林型は持続可能な林業経営に不可欠
○目標林型の基礎理論
○生産目的に応じた目標林型
森林科学者 藤森隆郎
林業経営を行っていくには、経営の目的がなければならない。経営の目的は、持続的な経営基盤を作りつつ価値生産を高めて収益を上げ、森林所有者、経営者、従業員などの生活を向上させ、雇用の場を作り、社会の経済と福祉に貢献することといえるだろう。林業における経営基盤とは、まず目標に対応できる持続可能な森林生態系であり、それに道路や機械等の生産システムのインフラが加わり、それらを管理経営する人材のそろった状態である。持続可能な森林生態系をベースにした持続可能な林業経営を考えていくには目標林型を定めることが不可欠である。
放置林は宝の山!
自伐林家的森業の復活で森林と山村の再生を
高知県/NPO法人土佐の森・救援隊
製材工場のコスト管理考 不況を乗り越えて生き残りを
架線集材の技術点検(1)
架線集材は、材を空中に浮かすことができるので、地形を克服することができ、地表や土壌にもダメージを与えません。また、直線で引き出すので、最短距離で材を手元に引き寄せることができます。上手に使いこなせば、シンプルで合理的な方法ではあります。
架線集材は、材が出てくるまでに架設などの副作業があり、一人では作業できないことから、作業の柔軟性に欠けるという欠点があります。しかし、材が大きくなって、路網開設が追いつかないというような状況では、見直されてもよい集材方法であり、架線でなくては、と使いこなしておられる方もいます。
地域型の情報管理を目指して―地域内シンクタンクの可能性
林業は低下した木材価格と、上昇を続ける労働費用と闘わなければならない
第二次世界大戦後、世界的に高騰した原木価格は、長期的な下落傾向にあり、一般的な原木であれば、$100/m3程度に収斂しつつあるようです。この背景には、製材品等、製品の価格もまた下落傾向にあることがあります。
原木の価格は、製品の価格からの逆算で、つまりマーケットで決められているのが現実です。残念ながら、一部の高級材を除いて、林業側に価格の決定権はほとんどありません。好むと好まざるとに関わらず、私達はこの現実を受け容れる必要があります。今後も多少の変動はあり得ると思いますが、かつてのように¥30000/m3といった価格までには戻らないと思った方がよいでしょう。
とちぎの元気な森づくり
~とちぎの元気な森づくり県民税による取り組み~
育林コンクールで地域の木(気)を育てる
健全で豊かな森林づくりプロジェクト~中濃森プロの軌跡~
スギを伐採したら必ず植林するという約束をしたスギ山の買主に、
約束を守らせる方法がありますか?
面的普及のためには地域における成功事例の創出が不可欠
提案型集約化施業の意義や重要性は十分に理解して、すぐにでも取り組みたいのだが、これまでもこの連載で挙げてきたように、いろいろな課題がある中で、まず、何から取り組めば一歩も二歩も踏み出せるのかという問題意識を、森林組合等のプランナーの口から聞くことがよくあります。
当然、その事業体の事情によって、まず取り組むべきことの優先順位は違ってくるのでしょうが、共通したところで、以下のことがいえると思います。
1つは経営者の理解と協力です。こういった事業はトップダウン型で進めるのが望ましいということは以前にも書きましたが、組織全体で取り組むべき事業である以上、その組織のトップがこの事業の意義や内容をきちんと理解し、経営の中にしっかりと位置づけていく必要があります。
木育のこれからを考える
平成20年度レディースネットワーク・21フォーラム
木とふれあい、木に学び、木と生きる 枷場英代
臼杵魚市場「豊後水道 新鮮海市」(大分県臼杵市)
地域林業の健全化の牽引役を担う 県民税を契機に地域の取りまとめ
地域の木に関する文化、技術が消滅していくことに大きな危機感を感じます。
加藤三千代さん 栃木県森林組合連合会
表紙/岩渕光則
フォト/中嶋健造