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現代林業 目次一覧(2009年1月号~2020年12月号)

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 目次一覧(2009年1月号~2020年12月号)

★雑誌のご注文は年間購読(最新号から一年間分)のみ、お受けしております。 バックナンバーはお取り扱いしておりませんので、どうかご了承下さい。

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,850(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

主要目次

 現代林業12月号 目次

 

特集

将来の林業経営を描く 攻めの造林戦略で地域林業を推進

 

特集1 

50年サイクルの主伐再造林による佐伯型循環林業

大分県佐伯広域森林組合代表理事組合長 戸髙壽生     

佐伯広域森林組合では、主伐再造林を地域林業戦略として位置づけ、原木12万㎥規模の大型製材工場を稼働させた一方で、苗木生産→植林→下刈→除伐→間伐→皆伐→原木集荷→製材工場→木材利用までバランスよく循環するサプライチェーンの構築。年間350haの再造林を着実に実現している取組内容について佐伯広域森林組合の戸髙壽生組合長に紹介して頂きます。

 

特集2

新たな市場を見据えた短伐期造林戦略の推進について

鳥取県東部森林組合代表理事組合長 嶋沢和幸

鳥取県東部森林組合では、素材生産事業に力を入れつつ、早生樹種や有用広葉樹の造林事業にも力を入れ、新しい造林ビジネスの未来を描いて着実な実践を重ねています。一方で作業の担い手を安定的に確保していくために、労働環境や待遇改善にも積極的に取り組んでいます。どのような理由で造林事業にあえて勝負しようとしているのか、鳥取県東部森林組合の嶋沢和幸組合長に紹介して頂きました。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

攻めの造林事業のための

新たな実践技術導入にチャレンジ

大分県佐伯広域森林組合、鳥取県東部森林組合

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・34

木材利用を支える製材が危機に

人材育成は喫緊の課題

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

強さと意匠性を兼ね備えた耐力壁の開発

栃木県林業センター研修部 大分直希 

全国的に中目材や大径材の増加が見込まれる中で、その利活用対策として、中・大径材の辺材部から採材される品質・美観に優れた側板・間柱材等を使用し、栃木県の伝統工芸である鹿沼組子の意匠を取り入れた耐力壁の開発の研究成果について、栃木県林業センターの大谷直希さんに紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・42

23回 標識<1> 

林道は、森林と人間活動を結びつける接点です。林道には、森林施業の実行、労働生産性の向上、林業就労条件の改善などの役割に加えて、地域交通の改善、地域産業の振興、保健休養資源の提供などの役割があります(酒井2004)。

日本の林道は、「原則として不特定多数の者が利用する恒久的公共施設であり、森林整備や木材生産を進める上での幹線となるものである」と規定されています。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・50

最終回 ステップアップを実現する安全教育に向けて

 

林研グループが応援します!◆長野県/滋賀林業研究グループ・・・・・56

松くい虫対策と里山学習

 

普及員実践日誌◆大分県 横田真人・・・・・・・・・・・・・58 

災害に強く主伐生産性を高めるトラック作業道の開設

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・64 

88回 経営理念は「創意と工夫」

戸川睦徳

 

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・・・・・・・・・・68

35回 「ズバリ、結束力」がすごい、女性参加者のみの講習会

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

隣地に越境した枝について、実際に裁判になった例はあるのですか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

12回 釣出

 

●わがまち木造自慢 

あそびハウスこどもと森 福井県池田町・・・・・・55

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・・・・・・・・・70

林業経営の後継者をどのように育てたらよいでしょうか?

後藤國利

 

●表紙の人 中村 楓さん

 秋田県林業トップランナー養成研修(秋田林業大学校)

 

表紙●撮影協力:秋田県林業トップランナー養成研修(秋田林業大学校)

 

フォト●大分県佐伯広域森林組合、鳥取県東部森林組合

 

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現代林業11月号 目次

特集

広葉樹で地方創生│岐阜県飛騨市にみる広葉樹のまちづくり

 

特集1 

小径広葉樹の新たな価値の創造

~「広葉樹のまちづくり」の実現に向けて~

岐阜県飛騨市農林部林業振興課課長補佐 竹田慎二     

岐阜県の最北端、富山県との境に位置する人口約2万3500人のまち飛騨市は、その面積の93.5%を森林が占める。飛鳥時代の仏師として知られる止利仏師生誕伝説を有し、「飛騨の匠」と言われた高い建築技術を有する技術者を多く輩出したことでも知られる。

 

特集2

市町村は可能性にあふれている

~市民起点のチャレンジを後押しするフォレスターの役割とは~

岐阜県林政部森林整備課整備係技術課長補佐兼係長(前・飛騨市林業振興課長)

中村幹広

これからの公務員は、例え人事異動で転勤しても、自身がこれまで関わってきた人や仕事と、志望を持って緩やかに繋がり続ける。そんな新しい仕事のスタイルがあっても良いのではないかと私は思っている。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

不揃いな広葉樹で地域の未来を創る

広葉樹のまちづくりへの挑戦 岐阜県飛騨市

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・36

ネットワークが強みになる

産地形成をソフト面でも

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

簡易な資材を用いた密閉環境によるカラマツのさし木増殖手法

群馬県環境森林部森林局林政課 中村博一 

結実周期が長く着花促進技術が確立されていないカラマツ苗木の早期供給のために、簡易な密閉環境による挿し木技術とコンテナ育苗技術を合わせることにより、増殖から育苗までの一元管理が可能な技術開発の研究成果について、群馬県林政課の中村博一さんに紹介して頂きます。

 

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・44

第22回 トラック輸送<3> ―トレーラを前提とした曲線設定、旋回場所

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・54

第11回 技能者自身の考える力、観察力を伸ばす教育とその指導方法

 

林研グループが応援します!◆北海道/富丘林業グループ・・・・・60

地域ぐるみのグループ活動~山つくり、人づくり、地域づくり~

 

普及員実践日誌◆東京都 渡邉智之・・・・・・・・・・・・・62 

試験研究機関等との連携による実地検証~低コスト林業技術の開発に向けた事例の紹介~

 

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・・・・・・・・・・66

第34回 誰かへ伝えたくなる「目立てのカンどころ」

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・70

山林を保有している会社員です。収入はほぼ会社からの給与ですが、分収林契約に基づく収入があります。また山で自生するきのこや山菜を採取し売却することがあります。税務上で気を付けることはありますか。

飯田繁幸

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

第11回 木曽集材(釣出し)

 

●わがまち木造自慢 

徳島県木材利用創造センター林業人材育成棟 徳島県徳島市・・・・・・59

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・・・・・・・・・68

定年後に実家に戻り山林を引き継ぎたいと思いますが、どんなことに留意したらよいでしょうか。

後藤國利

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

 

●表紙の人 多納ちずさん

 島根県立農林大学校・林業科

 

表紙●撮影協力:島根県立農林大学校・林業科

 

フォト●岐阜県飛騨市、中村幹広

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現代林業10月号 目次

特集

森林環境譲与税活用研究シリーズ④

人材育成・担い手の確保

 

特集1 

木材の利用促進や山林を活用した事業の推進

林業に係る人材育成・担い手対策等のための「森の学校」を開催

山梨県都留市産業建設部産業課農林振興担当副主査 後藤 孝     

山梨県都留市では、森林環境譲与税を活用した取組として3つの施策を柱に掲げ、特に木材の利用促進や市内山林を活用した事業展開の推進に必要な林業の担いの育成・確保を図るため、「森の学校」を開催しています。

 

特集2

飫肥杉400年の歴史を後世に伝えるために

飫肥杉を守り育てる担い手対策

宮崎県日南市産業経済部水産林政課課長補佐兼林政係長

渡辺伸也

飫肥杉400年の歴史を持つ宮崎県日南市。この飫肥杉を守り育てるために、主伐に比べ遅れが目立つ造林施業の推進を柱の一つに掲げ、造林を担う事業者確保を目的とした事業を展開しています。

 

特集3 

個人事業主の組織課や異業種からの新規参入を支援

意欲と能力のある林業経営者の確保・育成に向けて

福岡県農林水産部林業振興課林業経営係主任技師 小野澤郁佳

福岡県では、森林環境譲与税を活用し、林業の担い手となる組織を確保・育成する「林業経営者確保対策事業」を創設、担い手の確保を目指しています。 

 

◆フォト・レポート ・・・・1

これからの指導教育の基礎 チェーンソー伐木技術・指導方法を学ぶ

令和2年度 林業労働災害撲滅研修(秋田県)

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・40

「需要拡大」から「消費機会拡大」へ

木材のユーザー数を増やしたい

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・42

トラップとシート被覆を組み合わせたナラ枯れ防除法

京都府森林技術センター 小林正秀 

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・48

第21回 トラック輸送<2> ―北米、オセアニア

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・54

第10回 ベテラン技能者対象 学び直し教育のすすめ方

 

林研グループが応援します!◆徳島県/西井川林業クラブ・・・・60

人と森林を育てる活動 100周年目指して

 

普及員実践日誌◆愛知県 伊藤大輔・・・・・・・・・・・62 

地域の林業の担い手となる後継者の確保~愛知県西三河地区の一例~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・66 

第87回 山づくりから木材流通・販売までの総合プロデューサーを目指して

吉村 兆

 

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・・・・・・・・・・72

第33回 「林業はサービス業」―相手を満足させたまっすぐさが心に響く

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

林道脇に椪積みした丸太の撤去を市から指導されましたが、安全に配慮していることを主張するにはどのようにしたらよいでしょうか。

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

第10回 木曽伐木集材前

 

●わがまち木造自慢 

西会津町こゆりこども園 福島県西会津町・・・・・・・・・・・53

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・・・・・・・・・74

水土を育む山づくりと林業経営は両立しますか?。

後藤國利

 

●表紙の人 後藤かおりさん、大野亜津美さん

 高知県立林業大学校

 

表紙●撮影協力:高知県立林業大学校

 

フォト●飛田京子

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現代林業9月号 目次

特集

遠藤日雄先生が読み解く

コロナショックの先を読む視点―現状と課題の整理

NPO法人 活木活木森ネットワーク理事長 遠藤日雄

 

新型コロナウイルスにより世界経済が大きく影響を受ける中で、日本の林業についても木材需要の低迷、木材流通の停滞が顕在化し、連動して川上側の素材生産業においても様々な影響が出てきています。まずは、コロナショックによる林業・木材産業の現状を把握し、それを踏まえてコロナショックの先の対応を考える上で課題の整理が求められます。そこで、本誌でもお馴染みの遠藤日雄先生に、現時点でのコロナによる情報を整理して頂き、今後の検討すべき課題や課題解決に向けた見通しについて整理して頂きました。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

人手不足解消にも ここまで来た林業現場の自動化技術

スマート林業実現に向けて

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・32

木の向きを見極める

利用技術が廃れていないか

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

ヤナギ類の圃場栽培による木質バイオマス量の評価

山形県森林研究研修センター 宮下智弘 

成長が早くバイオマス生産に適したヤナギの栽培について、県内の圃場においてヤナギ類の育成試験を行いバイオマス量の評価をした研究成果について、山形県森林研究研修センターの宮下智弘さんに紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・40

第20回 トラック輸送<1> ―ヨーロッパ

木材は重量の割に単価が安いことから、輸送効率を最高にして輸送コストを抑える必要があります。伐採された木は必ずトラックで運ばれるので、輸送量は年間相当な量におよびます。トラックの輸送効率を上げるためには、通年で通行可能な林道にし、大形化、高速化、ノンストップ化、積み込み時間の短縮、待ち時間や利用率などの配車計画の改善、効率的サプライチェーンなどがあげられます。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・50

第9回 講師が伝える言葉の出自とは―研修生との信頼を築くために

 

レポート◆西園靖彦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56

日本初の木造ガソリンスタンドへの挑戦 大分県日田市・日田石油販売

 

林研グループが応援します!◆沖縄県/粟国村ソテツ味噌林業研究グループ・・・・62

南の小さな島野特産品 ソテツ味噌の魅力発信

 

普及員実践日誌◆群馬県 杉木雅宏・・・・・・・・・・・64 

造林地におけるシカ被害対策の取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・68 

第86回 「坂の上の雲」をめざし、技術向上のため駆け上がる 

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

林地の登記名義人に過去の会社が出てきました。探し方を教えてください。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

台湾巒大山滑道

 

●わがまち木造自慢 

長崎県立ろう学校 長崎県大村市・・・・・・・・・・・61

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・・・・・・・・・74

豪雨災害にあった森林所有者の気持ちを世間に理解してもらえず残念です。

後藤國利

 

●表紙の人 相馬百華さん、田村日菜子さん、藤村萌圭さん、佐藤まど香さん

 みやざき林業大学校

 

表紙●撮影協力:みやざき林業大学校

 

フォト●編集部

 

 

現代林業8月号 目次

特集

空撮・測量から造林支援まで

森林・林業現場でのドローン活用最前線

森林総合研究所北海道支所北方林管理研究グループ長 古家直行

ドローンはご存じの通り映像の分野ではすっかり一般的に活用されていますし、森林・林業の現場でも導入が進み、読者の皆様方の中でも、すでに活用を進めている方々が多くおられると思います。本稿では、ドローン活用の現状と課題、今後への期待というところでご紹介したいと思います。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

森林・林業現場で広がる最新ドローン活用例

古家直行

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・36

豹変する国産材原木流通

成熟度増す協定取引

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

地拵えの機械化による再造林コストの低減

長野県林業総合センター育林部 大矢信次郎 

一貫作業の生産性とコストについて、地拵えの機械化によるコスト削減効果がどの程度あるのか、また機械地拵えにともなう地表乱獲によって、下刈り作業の軽減が図れるのかなどを明らかにした研究成果を、長野県林業総合センター育林部の大矢信次郎さんに紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・44

第19回 路盤工と擁壁工の新たな取り組み<2>

補強土壁(Mechanically Stabilized Earth、MSE)は、盛土のり勾配が垂直に近く,盛土側に張り出すことにより切土高を低く抑えて土工量を節減し,切土のり面崩壊等の危険の低減に繋がるとともに,伐開幅を狭くすることができます。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・52

第8回 相互に教えあう社内教育の実践

何をテーマに組織内教育をするかについてですが、A林業事業体と相談の結果、①チェーンソーの操作精度に関する指導、②作業に適した目立ての仕方の指導、この二つに決まりました。

 

林研グループが応援します!◆福島県/舘岩地区林業振興協議会・・・・60

子どもたちへの森林環境教育

 

普及員実践日誌◆北海道 林 優子・・・・・・・・・・・62 

都市近郊林における森林整備の推進~VRを活用したPRイベントを実施~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・66 

第85回 空に一番近い所で、一番の眺めを見たい 

プロの空師として生きていく 

田仲直也

 

ハートでつなぐ普及の原点

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"◆ナカシマ・アヤ・・・70

第32回 自分はこうだったから、という思いは押し付けない方がいい?

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

取締役の相続人を清算人に選任し、土地売買契約を締結したいのですが。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

白浜木馬運材熊本大人吉小

 

●わがまち木造自慢 

日本平夢テラス 静岡県静岡市・・・・・・・・・・・59

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・・・・・・・・・72

 山の在庫確認、在庫管理の方法を教えてください。

千歳林業(株)相談役 角田義弘

 

●ひろば・・・・・・・・・78

 

●表紙の人 宮本 郁さん・吉田歩未さん 兵庫県立森林大学校

 

表紙●撮影協力:兵庫県立森林大学校

 

フォト●古家直行

 

 

現代林業7月号 目次

 

特集

森林環境譲与税活用研究シリーズ③ 

木材利用・自治体間連携・普及啓発

特集1 木材利用・自治体間連携・普及啓発

    木材消費地における森林環境譲与税を活用した木材利用の取組

    神奈川県川崎市まちづくり局総務部企画課長 塚田雅也

特集2 木材利用・普及啓発―オクシズ材で商業施設木質化

    森林環境譲与税を活用した地域材活用による地域振興

    静岡県静岡市中山間地振興課森林・林業係主任主事 香西 晟

特集3 普及啓発―小中学校の授業における森林環境教育

    森林環境譲与税を活用した地域林業の人材を育む

    岩手県西和賀町林業振興課課長代理 吉田祐康 

 

◆フォト・レポート ・・・・1

自然災害に備える「災害救助アーボリスト」

アーボリストトレーニング研究所(ATI)

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・38

すべての木材に行き場をつくりたい

使い尽くす仕組みづくりを

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40

コンテナ苗の生産・運搬・植栽一環システムの開発

北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場保護種苗部 来田和人 

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・46

第18回 路盤工と擁壁工の新たな取り組み<1>

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・52

第7回 データの収集、分析で事故要因を洗い出すーPDCAサイクルの応用

 

林研グループが応援します!◆広島県/三次市森林・林業研究会・・・・60

山仕事講座「漆の産地化の可能性」

 

普及員実践日誌◆和歌山県 佐野 豊・・・・・・・・・・・62 

紀州備長炭「やまづくり塾」の取り組み

 

ハートでつなぐ普及の原点

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"◆ナカシマ・アヤ・・・68

第31回 女性にとって働きやすい林業の現場とは?

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

父から山林を10年前に相続しました。この山林を知人へ売却または贈与しようと考えています。税務上どのようなことを考慮すればよりですか。

飯田繁幸

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

西霧島事業区軌条運材

 

●わがまち木造自慢 

十勝大雪森林組合 北海道十勝管内音更町・・・・・・・・59

 

 

●インフォメーション・・・・・67

 

●読者のお悩み相談

 請負より販売収入を伸ばしていきたいのですが。

千歳林業(株)

 

●ひろば・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 宮崎 和さん・島田美和さん くまもと林業大学校(熊本県)

 

表紙●撮影協力:くまもと林業大学校

フォト●アーボリストトレーニング研究所(ATI)

 

 

 

現代林業6月号 目次

 

特集

即戦力から経営者育成まで 

多様な地域ニーズに応える林業大学校へ

近年、全国で林業大学校の設立が増えています。その背景として、社会全体で人材不足が顕在化する中、地域の林業を健全に持続させていくために、より優秀な林業人材を育成・確保し、地域に定着させたいという要請が高まっていることが考えられます。また求められる林業人材像も、従来の現場技能者の枠を超え、制度面では森林経営管理制度を受け「意欲と能力のある林業経営体」としての業務を担える人材、技術面では急速に普及・発展が進むスマート林業(林業ICT)に対応できる人材などが求められてきています。

 

特集1 北海道の森林づくりを担う即戦力となる人材の育成

    北海道立北の森づくり専門学院

特集2 既就業者を対象とした新たな人材育成機関

    みえ森林・林業アカデミー

特集3 3つの研修コースで多様な担い手の確保・育成を目指す

    くまもと林業大学校/熊本県林業振興課

 

◆フォト・レポート ・・・・1

多様な地域ニーズに応える林業大学校

くまもと林業大学校、みえ森林・林業アカデミー、北海道立北の森づくり専門学院

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・40

「個」の需要が台頭する時代に

「コロナ後」の変化に目を凝らしたい

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・42

設置後30年を経過したカラマツ製遮音壁の性能評価

長野県林業総合センター木材部 奥原祐司

1985年度末に施行された木製遮音壁について、設置後30年経過した後の遮音性性能と強度性能の基準値と比較検討した研究成果を長野県林業総合センター木材部の奥原祐司さんに紹介して頂きます。

 

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・48

第17回 林道の安全

林道の安全には、林道工事中やメンテンナンス作業時の安全、利用者の走行時の安全、周辺環境や住民の安全があります。林道工事にとって安全は最重要事項です。アイルランドの取り組みを紹介します(Ryanら2004)。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・56

第6回 安全パトロールは、PDCAに必要な"現場調査"

労働には欠かすことのできないのが安全衛生活動です。この安全衛生活動ですが、皆さんは何を思い浮かべられるでしょうか。ツールボックスミーティング、リスクアセスメント、安全パトロールなど、安全衛生活動の方法は様々あります。連載6回目の今回は、数ある安全衛生活動のうち安全パトロールをテーマにお話ししていきたいと思います。

 

林研グループが応援します!◆山梨県/ますほ里山暮らしを学ぶ会・・・62

仲間とともに技術を磨き、次世代の担い手育成を目指す

 

普及員実践日誌◆熊本県 岩下 聡・・・・・・・・・・・64 

阿蘇中央高校と連携した阿蘇神社再建における地域材利用の取組

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第84回 

地域に貢献できる循環型林業を目指して

~株式会社はなぶさのチャレンジ~

羽子田 龍作・佐弥紀

 

ハートでつなぐ普及の原点

ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"◆ナカシマ・アヤ・・・74

第30回 学ぶことの本質を教えてくれた二つの言葉

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

道路の管理瑕疵の範囲について教えてください。

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

櫧材土場積

 

●わがまち木造自慢 

田辺市立新庄小学校 和歌山県田辺市・・・・・・・・73

 

●表紙の人 安保穂波さん みえ森林・林業アカデミー受講生/(株)誠文社(三重県)

 

表紙●撮影協力:(株)誠文社

 

フォト●くまもと林業大学校、みえ森林・林業アカデミー、北海道立北の森づくり専門学院

 

現代林業5月号 目次

特集

森林環境譲与税活用研究シリーズ② 

森林整備┃間伐・路網整備・意向調査

 前号に続き森林環境譲与活用研究シリーズの第2弾として、本号からは森林環境譲与税を活用した市町村等による取組事例について紹介します。森林環境譲与税は、市町村においては「森林の整備に関する施策」と人材育成や普及映発、木材利用促進などの「森林の整備の促進に関する施策」の経費に充てることとなっています。そこで本号では、森林環境譲与税を森林整備に活用している3つの事例を紹介します。

 

特集1 森林の適切な経営管理を目的とした路網の維持管理        

    地域の実態に即した持続可能な経営管理の仕組みづくりを目指して    

    大阪府千早赤阪村観光・産業振興課 住吉めぐみ

特集2 森林経営管理制度の基づく間伐の実施と自伐型林業の普及・推進

    兵庫県養父市産業環境部林業活性化センター主査 中尾秀幸

特集3 林業が盛んでない市町もサポート

    森林組合連合会のサポートによる意向調査等の実施

    静岡県森林組合連合会環境税推進室室長 長岡正人

 

◆フォト・レポート ・・・・1

地域の山林を利用した森林療法┃福岡県八女市┃

上原 巌

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・36

製材プロセスの地域内製化を

さまざまな経営スタイルが可能

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

シカ生息密度と農業被害・森林植生状況の関係解析

大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センター 幸田良介

 モニタリングデータを用いてシカ生息密度と農業被害や森林植生状況との関係を解析し、甚大な被害の発生を抑制できるシカ生息密度を検証した研究成果について、大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センターの幸田良介さんに紹介して頂きます。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・44

第5回 指導手法研究┃講師・学生双方向交換、経験偏りの克服、自己練習

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・52

第16回 林道の利用と維持管理<2>

 ┃アメリカ、フィンランド、アイルランド、オーストリア

 

林研グループが応援します!◆青森県/青森県グリーンマイスター協議会・・・62

仲間とともに技術を磨き、次世代の担い手育成を目指す

 

普及員実践日誌◆鳥取県 衣笠尚義・・・・・・・・・・・64 

オーストリアから学んだ林業労働安全の取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第83回 

しまの林業活性化に向けたチャレンジ!

末吉祥士

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

隣接する山林は、所有者が不明で管理もされていません。

使えそうな制度は民法改正中間試案にありますか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

京都竹林の伐木と竹の筏流

 

●わがまち木造自慢 

金田東老人憩の家・金田児童館 神奈川県厚木市・・・・・・・・61

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

販売先の開拓はどのように進めたらよいですか?

千歳林業(株)

 

●表紙の人 高林美沙さん 富山県西部森林組合氷見支所

 

表紙●岩渕光則

フォト●上原 巌

 

 

現代林業4月号 目次

特集

森林環境譲与税活用研究シリーズ① 

森林環境譲与税を活用した取組の動向を探る

       林野庁森林利用課森林集積推進室 大石貴久 

 森林経営管理制度の導入に合わせて令和元年度からスタートした森林環境譲与税(以下、譲与税)・・・財政状況に悩む市町村も多い中で、この譲与税をチャンスとして有効に活用できるか否かは市町村次第とも言えます。・・・現在、譲与税活用については、どこも手探り状態で進められており、その全体を把握した情報が少ないのが実情です。そこで本誌特集では森林環境譲与税活用研究シリーズとして、譲与税の活用実態について探っていきます。

 1 全国の森林環境譲与税活用の動向について

 2 施策別に見た活用例

 3 森林環境譲与税の前倒し増額について 

 

◆フォト・レポート ・・・・1

木育で新たな地域振興を描く 第7回木育サミットin新木場

編集部

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・34

画一的な手法では不安

「将来は読めない」のが前提

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

圧縮空気を用いたシカの防除品「エアアタック装置」の開発とその効果

東京都農林総合研究センター 新井一司、近藤穂高。会田秀樹

 再造林地にて、簡易なシカ防除方法として、圧縮空気を用いた物理的刺激によるシカの防除品「エアアタック装置」の効果検証の成果について、東京都農林総合研究センターの新井一司さんらにご紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・42

第15回 林道の利用と維持管理<1>

 ┃南ヨーロッパ(イタリア、スロベニア、セルビア)

 今回から「林道の利用と維持管理」をテーマに世界の林道からその手法を学びます。本号では南ヨーロッパ(イタリア、スロベニア、セルビア)の林道を紹介します。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・48

第4回 技能教育3課題の解決策提案

   ┃指導者不足、指導内容のばらつき、指導効果か確認をどう克服するか

これまでの3回で、教育のトレンドや在り方をテーマにお話をしてきました。教育は"誰に""何を""どのように"教えるかが重要ですが、それと同じく"誰が"教えるかも大切です。第4回では、様々な課題を抱える林業の教育における指導者について考えていきたいと思います。

 

林研グループが応援します!◆秋田県/平鹿地区林業後継者協議会・・・・・56

次世代に豊かな森林・林業を新たな技術を学び生かす

 

◆レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58

 女性農林漁業者のネットワークづくりを支援

 やまぐち農林漁業すてき女子の取り組みについて

西島奈緒    

 

普及員実践日誌◆宮崎県 兒玉了一・・・・・・・・・・・64 

南那珂地域における資源循環型林業の推進に向けた取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第82回 

林業の未来、そして循環型林業を目指して

本間郁郎

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・74

第29回 私が作業着にお金をかけ、選ぶ理由

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

共有林の管理や所在不明な共有者の対応について、民法改正中間試案の概要を教えてください。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

林内造材

 

●わがまち木造自慢 

那珂川町役場 栃木県那珂川町・・・・・・・・55

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

付加価値を高める造材技術の教育はどのように行っていますか?

角田義弘

 

●表紙の人 梶原優唯さん 山口県中央森林組合(山口県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●編集部、認定NPO法人芸術と遊び創造協会

 

現代林業3月号 目次

特集

組織を挙げて使うGISの時代へ QGISの活用と普及の実践

 昨年4月にスタートした森林経営管理制度をはじめ、市町村が担うべき業務が増えています。こうした中、市町村の林業業務でGISの活用が注目されています。都道府県と市町村間での森林情報の共有、さらに地域の林業事業体とも情報を共有することで林務の円滑化が期待できます。これを実現するには誰しもが手軽に扱えるGISの普及が求められます。そこで注目されているのがオープンソフトであるQGISです。本特集では、市町村をはじめ都道府県や林業事業体間の共通言語としてのQGISの活用と組織内での普及をテーマに紹介をしています。

 

特集1 行政でGISを使うためのポイントと普及方法

喜多耕一 北海道総合政策部情報政策課主査

 

特集2 市町村・林業事業体を対象としたQGIS研修会の開催

見えてきた成果と課題

古澤宏章 長野県松本地域振興局林務課普及係主任

 

◆フォト・レポート ・・・・1

「林業」の業務で使うQGIS

地図情報システムQGISを業務に活用しよう!

喜多耕一

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・・・36

都市木造が熱い!

林業へのメリットをどう見るか

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

スギ・ヒノキエリートツリー(特定母樹)種子生産

静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター 山田晋也

今後の再造林時により優れた苗木を導入することを目的として、エリートツリーの選抜、種子生産の研究成果について、静岡県農林技術研究所森林・林業研究センターの山田晋也さんに紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・42

第14回 林道の環境への影響配慮

林道開設は、景観、水、土壌、生物の生息地、住民など多くの環境へのインパクトを有します。維持管理や森林認証とも関わってきます。これらの環境価値と持続的森林経営に関して各国の取り組みを紹介します。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・50

第3回 どう学ぶか、どう教えるか┃教育心理学の教えから

第2回では、技能やそれに関わる安全を、客観的な基準で評価することで生まれた関心が、主体性を引き出しているのではないかとお話ししました。第3回では、教育心理学の理論を紐解きながら、引き続き教育において安全や技能に向き合う主体性を、どのように養えばよいのかについてお話をしていきたいと思います。

 

林研グループが応援します!◆三重県/NPO法人もりずむ・・・・・60

「食っていける、儲かる林業」でSDGsに貢献!

 

普及員実践日誌◆愛知県 伊藤紫陽子・・・・・・・・・・・62 

新たな架線系木材生産技術の定着

~循環型林業に取り組む林業事業体への支援~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第81回 

緑化木生産者による協同組合立ち上げ コンテナ苗生産にチャレンジ

杉村秋治

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第28回 「文字だと冷たくキツ過ぎんだよ(苦笑)」に反省

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

山林は放棄できるようになるのですか? 山林に関わる民法改正の動きも教えてください。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

 学外実習

 

●わがまち木造自慢 

 青森県庁舎 青森県青森市・・・・・59

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

経営の視点から社有林を育成管理して原木調達できればと考えていますが、経営的なメリットをお聞かせください。

角田義弘

 

●表紙の人 中津琴絵さん 熊本県森林組合連合会八代事業所

 

表紙●岩渕光則

フォト●喜多耕一

 


現代林業2月号 目次

特集

酒井秀夫・東京大学名誉教授(日本木質バイオマスエネルギー協会会長)に聞く

木質バイオマス利用┃ビジネス化の基本原則

 

 近年、木質バイオマス発電所等の増加により、木材チップ等としてエネルギーとして利用された間伐材・林地残材の量が年々増加しています。これまで林地に捨て置かれていた林地残材等がエネルギーとして市場価値を持ち、こうした需要に対応した作業システムに改善することで、従来の用材生産に加え木質バイオマス生産を通じて山元への収益アップにつなげられるチャンスでもあります。

 そこで、全国の自治体や林業団体等が地域産業レベルでの木質バイオマス利用をビジネスとして発展するために、いま踏まえておくべき基本原則について、日本木質バイオマスエネルギー協会会長である酒井秀夫・東京大学名誉教授にお話を伺いました。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

認定樹護士アーボリストによる自然災害倒木処理

アーボリストトレーニング研究所(ATI)

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・30

「働き方改革」が業界の未来をつくる

人材確保こそ最優先課題

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32

人工乾燥工程でスギ心去り製材の曲がりを矯正する研究

岐阜県森林研究所森林資源部 土肥基生

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・38

第2回 林業従事者の学びの姿勢とは┃安全確保、技能向上に向けた意識向上

    技能を数値で評価する教育効果、そして主体性

 第2回目は、なぜ今教育が重要なのか考えたいと思います。労働安全衛生法では、一定の危険有害な業務に就く場合、特別教育の実施が義務付けられています。労働安全における教育は、知識や技能の不足から起こる災害を防ぐことを目的として行われます。このことからも分かるように、正しい知識と技能を得るための教育は、作業の安全を維持する上で重要な役割を担っているのです。

 

レポート◆経営を飛躍させる正解基準の林業機械運用方法・・・・・・46

労働の価値を高める持続的経営の林業生産技術とは

編集部

 林業成長産業化、林業イノベーションを国が進める中、林業生産技術、そして経営もイノベーションが必要な時代ではないでしょうか。全国各地で人手不足の深刻化が進む中、新規就業者を含め林業での雇用確保はますます厳しくなってきており、全国の中小企業同様、経営の厳しさ、難しさが続くでしょう。これまでの経営手法、生産方式が今後も有効であるという保証はなく、だから経営イノベーションを今考えたいのです。

 

林研グループが応援します!◆長崎県/新上五島町椿木工技術振興会・・・・・60

地域雇用づくりを支援 椿木工で故郷づくり

 

普及員実践日誌◆埼玉県 大里説慈郎・・・・・・・・・・・62 

大手家具メーカーと連携した三富材利用の取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第80回 

私の経営者修業 3代目として目指す経営とは

 島田優平

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・74

第27回 チームワークのために自分自身が担う役割とは

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

電柱や電線に引っかかった倒木などの処理作業には、どのような法的な制約などがあるのでしょうか

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

 台湾の木馬運材

 

●わがまち木造自慢 

 くくや台幼稚園 茨城県古河市・・・・・59

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

受注生産にトライしてみたいのですが、受注生産を開始するためのポイントについてアドバイスをお願いします。

角田義弘

 

●表紙の人 伊藤美沙希さん、伊藤奏子さん、立田有希さん 加藤建設(株)(岐阜県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●アーボリストトレーニング研究所(ATI)

 


現代林業1月号 目次

特集

森林経営管理制度シリーズ④ 都道府県による森林経営管理制度支援

 森林経営管理制度をテーマとする本シリーズでは、実行主体・市町村側の工夫事例を中心に紹介してきました。第4回目となる今月号では、視点を変え、市町村をどのように支援するか、特に都道府県側の支援方法をどう構築していくかを事例を引きながら探っていきます。森林経営管理制度について市町村支援に特化した組織を立ち上げ、県を上げての取り組みを行う3事例の特色を整理し、読者にお届けします

 

特集1 地域全体の底上げを目指す山形県森林管理推進協議会の設立

    齋藤 浩(山形県農林水産部森林モリノミクス推進課森林経営管理専門員)

特集2 島根県における森林経営管理制度の運用支援について

    江角 淳(一般社団法人 島根県森林協会森林経営推進センター センター長)

特集3 森林経営管理制度における鹿児島県の市町村支援対策について

    奧 幸之(鹿児島県 環境林務部 森林技術総合センター普及指導部

    主任林業専門普及指導員) 

 

◆フォト・レポート ・・・・1

森林経営管理制度

ICTによる市町村への情報支援ツール

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・38

地域材を公共建築に使う(下)

流通機能を活用しよう

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40

樹木の内部欠陥を非破壊診断する装置の開発

北海道立総合研究機構林業試験場道東支場 脇田陽一

 樹木の内部欠陥診断について、音(振動)を使った新しい原理に基づく迅速で手軽に使える樹木内部欠陥非破壊診断装置の開発の研究成果について、北海道立総合研究機構林業試験場道東支場の脇田陽一さんに紹介して頂きます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・44

第13回 河川横断〈2〉┃アイルランド、カナダ、ニュージーランド、日本

『Forest Road Manual』(2004)より、アイルランドの河川横断のガイドラインを紹介します。

林道で河川横断は避けることができません。河川横断するときは、フォレストサービス(アイルランド林野庁)のガイドラインを参照しなければなりません。

 

教育の視点から 安全を維持する力とは何かを見直す◆飛田京子・・・54

第1回 安全とは何か┃安全は維持するもの

    リスクを除き、安全を維持する力を教育、経営に求めて

 本コーナーでは、林業労働災害の研究者でありチェーンソー作業の講師として活躍されている東京大学大学院特定研究院の飛田京子さんに、安全を損なう状態・行動を知り、その上で安全を確保・維持し、事業所経営を安定させていくための課題解決に向けた実践知見などを解説して頂きます。

 

林研グループが応援します!◆岡山県/暮田赤松を守る会・・・・・64

ホンシメジの産地化を目指して

 

普及員実践日誌◆佐賀県 山田真吾・・・・・・・・・・・66 

荒廃森林の再生へ向けた普及員の取り組み

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

樹木採取権制度(国有林野管理経営法の改正)について

鈴木慎太郎

 遺産の相続や関連する不動産登記の制度は、近年重要な法改正が続いています。山林に関連して重要なのは、登記上の所有者を確認しただけでは実際の所有者が判明しない所有者不明土地の問題に対する施策です。

 

●日本林業アーカイブス 技術と暮らしの記憶◆酒井秀夫・・・・・9

 木馬運材

 

●わがまち木造自慢 

 平城宮跡歴史公園朱雀門ひろば 「天平うまし館」「天平みつき館」「天平つどい

 館」 奈良県奈良市・・・・・63

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70

高齢化した山主に代わって森林管理を行う現代版や守りを育成し、荒廃林の整備を進めていくためのアドバイスをお聞かせください。

岡橋清隆

 

●ひろば・・・・・・・・76

 

 

●表紙の人 吉田益美さん 三好西部森林組合(徳島県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●林野庁、島根県


現代林業12目次

特集 森林経営管理制度シリーズ③ 地域特性を活かした多様な市町村戦略

 

 今年4月にスタートした森林経営管理制度。本誌特集においても本制度の取組事例として、5月号では市町村を支援する地域コンソーシアムをテーマに「郡上森林マネジメント協議会」(岐阜県)、「やましごと工房」(徳島県)、6月号では自伐(型)林業をテーマに「秩父地域コンパクト林業推進協議会」(埼玉県)、群馬県みなかみ町を紹介しました。

 

特集1 全国初の経営管理権設定 秩父地域の新たな森林産業育成に向けて

    埼玉県秩父市環境部技監(森林総合監理士) 大澤太郎 

特集2 岐阜県中津川市の森林経営管理制度の取り組み 

    岐阜県中津川市農林部林業振興課 内木宏人 

特集3 林業成長産業化の推進と森林経営管理制度 愛媛県久万高原町

    中予地方局産業経済部 久万高原森林林業課森づくりG担当係長 坂本康宏

 

◆フォト・レポート ・・・・1

消防隊員へのチェーンソー講習会の実施

鳥取県東部森林組合

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・36

地域材を公共建築に使う(上)

木材の調達事情を共有したい

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

CLTを活用した木造軸組構法用高耐力壁の開発

鹿児島県工業技術センター地域資源部 中原 亨、福留重人

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆最終回・・・・44

自伐型林業 自立・持続への進化を探って

「自伐林業の旅」を振り返る

本誌で2016年9月号から足かけ3年半にわたって、自伐林業の旅を続けてきました。17地域の自伐(型)林業の現場へ赴き、日々山に向き合う方々、また自伐(型)林業を支援する方や行政の方々から話しを伺ってきました。私自身、3年以上も連載することになろうとは予想していませんでした。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・56

第12回 河川横断┃スウェーデン

 

林研グループが応援します!◆山形県/親林倶楽部・・・・・・・62

園児たちに木と触れ合う機会を! 木製遊具を設置

 

普及員実践日誌◆青森県 成田達美・・・・・・・・・・・・・64 

青森ヒバ資源拡大のための民有林における人工造林促進の取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第79回 

冬でも働ける職場を目指して―広葉樹を活用した通年雇用へ― 四柳徹也

私は、山形県南部に位置する米沢地方森林組合で、造林を中心とした作業を取り仕切る事業課長として、山形県の森林を未来へ引き継ぐ一役を担えればと、日々の業務に当たっています。私が森林組合で仕事を始めたきっかけは、ハローワークを通じた求人をたまたま見かけたからです。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第26回 参加者同士の語りかけで専門用語の壁を乗り越える―受講者レベルのバラツキ対策案

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 飛騨の修羅運材

 

●わがまち木造自慢 

 富士北麓公園屋内練習走路「富士ウッドストレート」 山梨県富士吉田市・・・61

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

現代版の山守の福祉的な役割について教えてください。

岡橋清隆

 

●総目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 坂井梨奈さん (株)いぶき(愛媛県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●鳥取県東部森林組合


現代林業11目次

特集 付加価値と生産性増大の林業生産

   経営飛躍へ 世界水準の林業機械運用方法

    ●暮らしに近い森に潜む危険回避┃危険木、支障木の除去対策

    ●事例に見る里山「暮らしに近い森」の防災対策

    ●特殊伐採技術をもつ人材を育成

 経営のイノベーションに向けた取り組みを現場レベルで考えるとき、ひとつの手がかりが林業機械化のステージアップです。すなわち、生産工程の効率アップ及び伐木等の安全確保に大きく貢献してきた高性能林業機械導入ですが、機械化で経営を飛躍させるための次なる取り組みです。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

進む高層建築木造化

軽量化工法で工期短縮、人手不足解消を

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・28

共存共栄はお題目ではない

市場の確保こそ目的であるべき

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30

道産カンバ類の高付加価値用途への技術開発

北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場性能部 秋津裕志

 シラカンバ、ダケカンバから、内装材や家具などの高価値な用途に利用できる材料を製造する技術開発の研究成果について、北海道立総合研究機構林産試験場の秋津裕志さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆高知県四万十市編(後編)・・・34

自伐型林業 自立・持続への進化を探って

小規模経営スタイルを伸ばす支援方法とは

 顧客である山主さんの信頼を獲得し、経営を持続できる自伐型林業。そこに求められる技術は「施業ができる」レベルではなく、「利益を継続できる」水準です。加えて、自らの商品(技術サービス等)、材の営業販売、資金管理、投資(山林取得等)、地域人脈づくりなどを体系づけて実践できる経営者能力も求められます。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・46

第11回 林道の水処理〈3〉┃簡易な横断排水、分散排水

日本では、林業専用道作設指針では、側溝は必ずしも設けなくてよいとされていますが、そのかわり適宜横断排水しなければなりません。林業専用道にゴム板排水が採用されている事例がありますが、運材トラックが繰り返し走行すると、ゴムが傷んだり、ゴム板が移動して隙間ができたりします。湧水部などでは側溝を設け、側溝と横断排水施設を効果的に組み合わせる工夫が必要です。

 

林研グループが応援します!◆鳥取県/若桜町林業研究会・・・・・52

登山で森林学習

 

普及員実践日誌◆和歌山県 松島洋介・・・・・・・・・・・54 

異業種連携による素材生産・流通の改革に向けた取り組み

 

レポート◆「森HACK」イノベーション創造の場としての林業ハッカソン・・・58

喜多耕一

 北海道では「北海道第一次産業ハッカソン」というボランティア団体の主催で、「林業×ITハッカソン」が開催されています。今年で5年目になり、ここまで続いている林業ハッカソンも全国では少なくなりました。

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第78回 

為すべきことはおろそかにしないことが最善の近道

 大泉雅人

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第25回 丹羽健司さんの「任せる」力┃自主的に学ぼうとする意欲を育む

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

樹木採取権制度(国有林野管理経営法の改正)について

りんやちょう鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 飛騨の修羅運材

 

●わがまち木造自慢 

 県営奥卯辰山のぼのぼ交流館とんぼテラス 石川県金沢市・・・・・51

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

自伐型林業で定住する若者の仕事環境を支援したいのですが、そのポイントについて教えてください。

岡橋清隆

 

●表紙の人 守本沙織さん 鳥取県東部森林組合

 

表紙●岩渕光則

フォト●(株)大林組、三菱地所(株)、(株)竹中工務店、松尾建設(株)、高橋設計


現代林業10 目次

特集 ライフライン保全の樹木管理

   暮らしに近い森の防災対策┃特殊伐採の役割

 台風の来襲などにより自然災害が毎年のように発生する中、いま暮らしに近い森の防災対策が注目されています。たとえば、・集落周辺の樹木倒木による住宅への被害、・ライフライン沿い(道路、電線、線路等)の樹木倒木による被害などを防ぐために、支障木、危険木を事前に除去(伐倒、運搬)する対策が必要との認識が広がってきています。上記のいずれも自治体によって予算化される事例が増えてきています。

  ●暮らしに近い森に潜む危険回避┃危険木、支障木の除去対策

  ●事例に見る里山「暮らしに近い森」の防災対策

  ●特殊伐採技術をもつ人材を育成

 

◆フォト・レポート ・・・・1

世界トップアーボリストに学ぶ4日間特別講習

ATIアーボリストⓇトレーニング研究所

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・・・・・30

量だけではなく、価値の論理も

高付加価値化で経済効果を高める

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32

下刈り作業の低コスト・労働負荷軽減の実証

 ┃高刈り方法の効果

鳥取県林業試験場森林管理研究室 山増成久

 皆伐・再造林の保育経費の縮減と労働負荷の軽減を目的に、下刈り方法を変えた実証試験の研究成果について鳥取県林業試験場森林管理研究室の山増成久さんにご紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆高知県四万十市編(前編)・・・36

自伐型林業 自立・持続への進化を探って

小規模の優位性を活かし、山主さんと歩むビジネススタイル

 自伐型林業は、手入れが届かない森の整備、定住化による地域社会への寄与など、その役割が本シリーズの連載から見えてきました。では自伐型林業の持続には何が必要なのでしょうか。7年間の実践を経て、これまでの失敗や、多くの先輩たちの指導を糧に、自伐型林業の自立・持続を追い求めている宮崎聖さん。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・48

第10回 林道の水処理〈2〉┃暗渠による横断排水

林道は、1に排水、2に排水、3、4がなくて5に排水といわれるほど、水処理が重要です。適切な排水は路網の安定性を高めます。基本は共通ですが、各国のそれぞれの工夫と新たな取り組みがあります。

 

林研グループが応援します!◆東京都/青梅林業研究グループ・・・・・60

森林ボランティア育成の林業体験講座を実施

 

普及員実践日誌◆岩手県 橋本吉弘・・・・・・・・・・・62 

スケールメリットを活かした効率的な搬出間伐等の取組

 

レポート・・・・・・・・林業と木材活用と地方振興対策は「木造消防署」から

木造消防署探訪┃北海道北見地区消防組合留辺蘂支署┃

西園靖彦

 

●わがまち木造自慢 

 京都府農林水産技術センター 農林センター茶業研究所 京都府宇治市・・・59

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第77回 

森林組合の軌跡と次代を担う森林組合の担い手職員の充実に向けて

 進藤博貴

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70

第24回 安全管理アンテナの感度を上げる┃子供たちの伐倒体験イベント

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

個人が共有林を持ち続けるときの管理や譲渡、相続に関する注意点を教えてください。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 人力による炭材の搬入

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

全てを捨てて林業に飛び込んでくる若者に対してのアドバイスを教えてください。

岡橋清隆

 

●表紙の人 尾井真穂さん・宮城 愛さん  堀川林業(株)(北海道)

 

表紙●岩渕光則

フォト●ATIアーボリストⓇトレーニング研究所


現代林業9月号 目次
特集 寺岡行雄・鹿児島大学教授に聞く

林業ICTを市町村にどう活かすか?

 森林経営管理制度がスタートし、市町村においてもこれまでの市町村森林整備計画作成や伐採届の受理・審査、林地台帳の整備等に加え、要間伐林分の抽出、森林所有者の意向確認、経営管理権集積計画の策定等々、これまで以上に市町村の森林監理業務が拡大することが予想されます。一方で、市町村には林業技術者が非常に少ないなどの課題もあり、円滑な任務遂行のためには、必要な情報提供をはじめ市町村業務を支援するツールなどが必要だと考えられます。

 ●森林・林業ICT技術活用分野

 ●市町村の森林監理業務とICT

 ●市町村にICTを普及するためには

 

◆フォト・レポート ・・・・1

市町村の森林管理業務を支援する

林業ICT技術

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

多様な山づくりにこそ利

将来のことは誰にも分からない

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

コンテナ容器を用いたヒノキの「挿し木┃育苗一貫法」

埼玉県寄居林業事務所 原口雅人

 コンテナ苗容器に少花粉ヒノキ2品種を直接挿し木し、山地植栽可能な苗木を育苗する「挿し木・育苗一貫法」の研究成果について、埼玉県寄居林業事務所森林研究室の原口雅人さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岡山県新見市編(後編)・・・40

自伐林家、森林組合、民間事業体連携で地域内分業を

地域ぐるみで人材育成、仕事環境づくり

 現場を担う人材をどう育成・確保していくか。人手不足が厳しくなる中、全国共通の解題です。新見市内では、人材育成・確保についても自伐(型)林家、森林組合、民間事業体、そして市の連携で進められています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・52

第9回 林道の水処理〈1〉┃横断勾配、側溝

 林道は、1に排水、2に排水、3、4がなくて5に排水といわれるほど、水処理が重要です。適切な排水は路網の安定性を高めます。基本は共通ですが、各国のそれぞれの工夫と新たな取り組みがあります。

 

林研グループが応援します!◆鹿児島県/知覧町たけのこ振興会・・・・・60

竹林遊歩道の整備、竹灯籠・門松の製作、穂垣づくり

 

普及員実践日誌◆北海道 本田雅幸・・・・・・・・・・・62 

人工林伐採跡地解消に向けた森林所有者に対する森林施業の推進

 

●わがまち木造自慢 

 日南町体育館 鳥取県日南町・・・・・・・・・59

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第76回 

将来を見据えた持続可能な循環型皆伐施業の取り組み

 益子朋之

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第23回 チェーンソーブーツ普及作戦┃「買える安全は買う」

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

共有林を所有・管理するための法人として、認可地縁団体以外に活用できるものを教えてください。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 鉄砲堰

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

地域おこし協力隊員の力を最大限活かす方法について、アドバイスをお願いします。

岡橋清隆

 

●表紙の人 梨本雅子さん くびき野森林組合(新潟県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●金山町森林組合(アジア航測(株))、津別町((株)パスコ)



現代林業8月号 目次
特集 市町村が牽引する地域経済循環型の林業戦略
特集1 規模より価値を追求する林業へ

町産材を域内で高付加価値化する

  北海道中川町総務課企画財政室 髙橋直樹

 大ロット・安定供給を目指す販売とは異なり、地域産材を高く売ることを目指し、町産材を域内での高付加価値化に取り組んできた北海道中川町の取組について、中川町総務課企画財政室の髙橋直樹さんに紹介して頂きます。

 

特集2

日南町版「複合林産型」の取り組み

地域連携で高付加価値を創造する林業へ

  鳥取県日南町農林課 地域林政アドバイザー 小菅良豪

 地域内でA材、B材、C材の生産・加工までをつなぐ「複合林産型」の林業を構築し、町内の付加価値額増大を展開している鳥取県日南町の取組について、日南町農林課地域林政アドバイザーの小菅良豪さんに紹介して頂きます。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

70年の歴史を受け継ぎ、令和時代の森林づくりを見据えて

第70回 全国植樹祭 あいち2019  愛知県

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

製材品を使いやすくするために

JASの議論に本腰を

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

クヌギでフローリング材をつくってみよう

~広葉樹利用技術開発の一事例~

愛媛県農林水産研究所林業研究センター(現・農林水産部森林整備課) 横田由香

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岡山県新見市編(前編)・・・40

自伐林家、森林組合、民間事業体連携で地域内分業を

自伐型林業者の役割に期待、間伐施業発注から技術支援まで

地域内の自伐林家、森林組合、民間事業体、それぞれが持ち味を生かして協力すれば森林管理がさらに進むのではないか。その実際を新見市に見ることができます。手入れされていない森林の間伐施業を森林組合が小規模事業体(自伐型林業グループ)に依頼し、事業体の技術者が自伐林家にチェーンソーや道づくり技術を教え、森林組合は法人事業体や小規模事業体(いわゆる自伐型を含む)に施業を請負発注しています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・52

第8回 林道の分類と構造〈5〉 まとめ

 本コーナーでは、書籍「世界の林道」の著者・酒井秀夫先生に林道をテーマ別に解説して頂きます。「林道の分類と構造」をテーマに4回にわたって紹介してきた各国の林道について、本号ではその「まとめ」として総括します。

 

林研グループが応援します!◆静岡県/天竜林業研究会・・・・・60

北欧型森林環境教育プログラム「LEAF」でつなぐ天竜美林

 

普及員実践日誌◆広島県 黒田幸喜・・・・・・・・62 

再造林対策としてのコウヨウザン造林の取り組み

 

●わがまち木造自慢 

 愛知県森林公園案内所 愛知県尾張旭市・・・・・・・・・59

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第75回 

よりよく生きるため変化していくための一歩を踏み出す

 今井陽樹

今井陽樹です。33歳、群馬県藤岡市に住まいを構えて、妻と子2人で仲睦まじく暮らしています。山仕事との出会いは10年前。20歳でカナダに渡り、スノーボードをしながら現地で働き3年を過ごしました。雄大な自然と様々な国からやってくる人たちに触れて、この世界の大きさと自分自身の小ささを知り、ある日登った山の頂上から見下ろした荘厳な自然美に心の奥深いところをとてつもなく強く打たれたことがきっかけで、帰国後、林業を一生の仕事にすると決めてこの世界に飛び込みました。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70

第22回 寄り添い、次の一歩へ 後押しするリーダーの存在

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

共有林を地縁団体といて管理・活用したいが、自ら手続きして登録することは可能ですか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 立皮剥

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

小規模林業という言葉をよく耳にしますが、どのように理解したらよいのか教えてください

 岡橋清隆

 

●表紙の人 清水実生子さん 千葉県森林組合

 

表紙●岩渕光則

フォト●愛知県全国植樹祭推進室



現代林業7月号 目次

特集 人手不足解消 人材定着に向けた林業人材育成とは

特集1 連携型インターンシップ、多能工育成、定住定着

人手不足基調の中での人材育成を考える

編集部

 人材育成の今後を考える上で、前提となるのが林業労働力の動向です。国勢調査によれば、林業従事者数は平成2年の10万人から平成27年(2015)年の4.5万人へと長期減少傾向が続いています。5年間ごとの減少率10%以上傾向が続いており(2005/2010は除いて)おり、底打ちが見えていません。

 

特集2 定住・定着に向けた学びの提供

高知県林業振興・環境部森づくり推進課

 高知県では、平成27年(20116年度)に「高知県小規模林業推進協議会(以下、協議会)」を立し、自伐林家や一人親方をはじめとする小規模林業の推進を図り、林業の担い手の裾野を広げる取組を展開しています。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

自前で定着する人材育成

産官学連携の町立林業アカデミー にちなん中国山地林業アカデミー

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

大型パネルで労働環境を改善 選ばれる職場づくりのために

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

レーザースキャナ搭載ドローンによる森林計測の評価

広島県総合技術研究所林業技術センター 山場淳史

西日本豪雨(2018年7月)では、広島大学の調査によると、広島県南部だけでも斜面崩落が5千箇所以上で発生したとされています(2018年7月17日付け中国新聞)。このような広域的な被災状況の把握と復旧準備・計画のために、国からの業務委託を受けた民間企業がドローンによるレーザー測量を行い、その成果が活用されています。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆福岡県八女市編(後編)・・・42

「副業+自伐」の地域人材を育てる

多様な副業スタイルを生む 自伐の包容力を活かす

 自伐(型)の大きな特色は、副業との組み合わせの相性の良さでしょう。農業、自営業、雇用されて働く就業などとのやりくりに融通が利きやすい点(作業適期、作業量・時間等)が人々を惹きつけるようです。しかし、稼ぎへの期待だけではなく、仕事自体の魅力、地域環境向上、生産物(材)の農的利用など、自伐型スタイルには私たちが気づいていない魅力、役割があるのかもしれません。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・54

第7回 林道の分類と構造〈4〉―トルコ、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)

 

林研グループが応援します!◆岩手県/森を考える会・・・・・62

自伐型林業の実践活動スタート

 

普及員実践日誌◆千葉県 小長谷遼平・・・・・・・・64 

都市部における森林整備推進に向けた関係部局との連携強化の取り組み

 

 

●わがまち木造自慢 

 多賀町中央公民館「多賀 結いの森」 滋賀県多賀町・・・・60

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第74回 

規模は小さくとも多様な視点で付加価値創出へ

自ら仕事とを作り出し商品化を提案するきこりへ。

 田實健一

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第21回 注意する前にまず「心の扉を開く語りかけ」を

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

森林経営計画制度⑤ 市町村が経営管理権を設定した後の山林所有者の権利・義務について

林野庁森林整備部 森林利用課 森林集積推進室

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 種子の貯蔵

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

社内で従業員教育を進めていく際に教える人によって指導内容・レベルのばらつきがないようにしたいのですが?

 安田 孝

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79

 

●表紙の人 井谷湖々音さん 竹上木材(株)(和歌山県)

 

表紙●岩渕光則

フォト●にちなん中国山地林業アカデミー

 

現代林業6月号 目次
特集 森林経営管理制度シリーズ② 

市町村の視点 定住・自立に向けた自伐型林業の役割(タイトル)

 森林経営管理制度の主役となる市町村。森林管理が行われていない森林を対象とするこの制度を稼働させるに当たり、市町村ではどのような準備が進められているのでしょうか。そこには人口減対策を最優先施策として位置づける市町村ならではの事情が大きく関係しています。市町村が注目するのは、自伐(型)林業。すなわち住民自らが地域の森林に対して働きかける経済活動です。

 

特集1 市町村による自伐(型)林業人材育成の背景整理

編集部

 

特集2 地域づくりにおける自伐(型)林業の役割と可能性

秩父地域コンパクト林業推進協議会の設立

秩父市環境部森づくり課主任 湯本仁亨

 ちちぶ定住自立圏域を構成する埼玉県秩父地域(1市4町)では、秩父地域森林林業活性化協議会を設立し、森林環境譲与税・新たな森林経営管理制度についてもこの枠組みで取組が進められています。自立、共生に向けた施策を総合的に進められることの意味、その中での林業、自伐型林業(自伐林業者)の役割、可能性について秩父市環境部森づくり課主任の湯本仁亨さんに紹介して頂きます。

 

特集3 地域の担い手育成と就業機会創出

「自然と人間」共生のまちづくりによる地域の森林保全と利活用の可能性

群馬県みなかみ町エコパーク推進課課長 髙田悟

 「自然と人間社会の共生」の世界的なモデル地域として、2017年ににユネスコエコパークに登録された群馬県みなかみ町。ユネスコエコパークという大きなスケールで、総合的に自立、共生に向けた施策を総合的に進められることの意味、その中での林業、自伐型林業の役割、可能性について、みなかみ町エコパーク推進課課長の髙田悟さんに紹介して頂きます。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

間伐推進強化期間PRポスターで振り返る

平成の間伐推進のあゆみ 編集部

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

地場製材の将来をどうするのか 前向きな工場を増やしたい

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

多雪地におけるスギの低密度植栽試験

秋田県林業研究研修センター 和田 覚

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆福岡県八女市編(前編)・・・44

「副業・自伐」の地域人材を育てる

一人ひとりの成長伴走型の自伐研修

 安全・無災害、林業収入を継続でき(多寡を問わず)、地域の一員としてしっかり根付いてくれる人材となってほしい。各地の自伐(型)研修ではそんな願いが共通しているのではないでしょうか。そうした人材をどう育てるのか。研修手法、しくみとは。その答えの一端、ヒントを今回の研修事例から紹介します。福岡県森林環境税での取り組みとして自伐林家育成研修を平成30年度から県が事業化しています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・54

第6回 林道の分類と構造〈3〉―アイルランド、北欧(スウェーデン、フィンランド、ノルウェー)

 

林研グループが応援します!◆佐賀県/武内親林会・・・・・62

小学生を対象とした出前教育

~木が倒れる音、匂いを感じ、木に触れる森林体験学習~

 

普及員実践日誌◆鹿児島県  長濱孝行・・・・・・・・64 

姶良・伊佐地域木材生産推進プランの実行監理

~地域課題の総合的な展開策~

 

●わがまち木造自慢 

 成東駅前観光交流センター 千葉県山武市・・・・53

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第73回 

「親林の未来を創造する」会社を目指して ~家業から事業への転換~

 竹上光明

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第20回 心に響き、前向きな学びを引き出す「講師の言葉」とは

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

間伐作業現場で想定外の豪雨による土砂災害が起きた場合、どのような責任が問われるのか。またその予防策についてアドバイスをお願いします。

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 三木矢来

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

新たな森林監理システムがスタートしますが、自伐林家としてどのようなチャンスがあると思いますか?

 安田 孝

 

●表紙の人 横井 まなみさん 森林組合おおいがわ・・・・80

 

表紙●岩渕光則

フォト●編集部

 

 

 

 

2019年 現代林業5月号 目次

特集 森林経営管理制度シリーズ①

市町村支援の地域コンソーシアム研究

 いよいよスタートした森林経営管理制度。経営管理が行われていない森林について、森林所有者と経営管理を行う「林業経営者」をつなぐシステムとして期待されています。そのことで、資源利用面、防災・環境面から十分な管理が必ずしもできていなかった森林の役割が引き出せれば何よりです。

 

特集1 森林経営管理制度の推進体制整理┃市町村体制支援・森林情報の整備等

林野庁森林整備部計画課首席森林計画官

箕輪富男

 新法の成立以降、説明会で全国を巡り、意見交換をする中で、市町村の皆様からは、「森林・林業担当職員がいない」、「林業技術者が不在で、専門的な知見がない」ことなどにより新たな制度にどのように取り組んでよいかわからないといった声をお聞きします。

 

特集2 地域の森林を一元管理する「郡上森林マネジメント協議会」の設立 

川上から川中・川下までの連携を目指して

岐阜県郡上農林事務所 林業普及指導員(森林総合監理士)

和田将也

 郡上市は岐阜県の中央に位置し、森林面積9万2417ha(内民有林面積8万9949ha、民有林人工林面積4万9672ha)の広大な森林を抱えています。地域における森林整備は、郡上森林組合を中心に森林経営計画を作成して実施しており、豊富な人工林資源を背景に立木買い取り等による皆伐を行う林業事業体が比較的多く存在しています。

特集3 市町村の森林・林業分野のシンクタンク・コンサルタント

「やましごと工房」の設立

徳島県西部総合県民局農林水産部〈美馬〉新次元林業プロジェクト担当

工藤剛生

 元々「やましごと工房」の構想は、「新たな森林管理システム」の考え方が出る以前からあったものです。当初の構想は、森林・林業に関するソリューションに取り組み、その過程で事業化できるものは事業化し、その事業に挑戦する起業家を誘致なり育成することで、地域経済への貢献を目的とした団体を創ろうというものでした。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

「木が好きな人・木を使う人」を増やすしくみづくり

ウッドデザイン賞2018 コミュニケーション分野受賞作品から

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38

原木市場が変わる? 変化の影響を見定めたい

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40

立木の状態で木材の強度を精度よく調べる

鳥取県林業試験場 桐林真人

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆群馬県みなかみ町編(後編)・・・46

人・自然共生のまちづくりで自伐型林業

住民みんなが担う小さな林業で地域の自立を

 みなかみ町が目指す、人と自然が共生できる地域事業モデル。そこでの自伐型林業の役割は何でしょうか。一つは定住化につながる意義があります(前号5月号参照)。町の施策としては、森林の7割を占める広葉樹を木工製品、地産地消の木育活動に活かすプロジェクトや木質バイオマスの地域エネルギー活用などが進められており、住民自らが行う小さな林業への期待が寄せられています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・58

第5回 林道の分類と構造〈2〉―南ヨーロッパ(イタリア、スロベニア、セルビア)

 現在、林道密度は16m/ha、集材路密度は28m/haです。伐採が可能で、到達可能な森林から年間3140万㎥の木材生産が可能とされていますが、774万㎥しか生産されておらず、これから木材生産が伸びる余地が大きいです。

 

林研グループが応援します!◆宮城県/NPO法人SCR・・・・・64

『ミツバチの住む里』を目指して ハニーフラッシュ!!

 

普及員実践日誌◆愛媛県  稲本亮平・・・・・・・・66 

普通科高等学校を対象とした担い手確保の取り組み

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・68

第19回 講習会の工夫┃言葉を引き出し、思考を整理整頓

 

●わがまち木造自慢 

   「大徳寺保育園」鹿児島県南九州市・・・・57

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第72回 

機関造林から皆伐再造林へ┃現場作業の直営化による経営力向上

林 孝

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 矢来(ルビ/やらい)

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

林業事業体の後継者をどのように育てていけばよいでしょうか?

 安田 孝

 

●表紙の人 新井 翠さん 群馬県森林組合連合会・・・・80

 

表紙●岩渕光則

フォト●ウッドデザイン賞運営事務局

 

 

 

2019年 現代林業4月号 目次

特集 PDCAの活用場面研究-生産性向上、経営力アップに向けて

 PDCAの実践はさまざまな組織に普及していますが、林業、木材産業の経営力アップを目指すとき、どのような場面で役立てていけばいいのか。それを考えるのが本特集のテーマです。経営手法の見直し・改善、作業方法(工程等)の見直し、ソフト事業の運営手法の見直しなど、さまざまな応用が考えられそうです。そこで経営力アップの土台となる生産性向上に絞ってPDCAの実践場面を見ていきます。

●どんなときにPDCA活用が生きてくるか

 編集部

●生産性向上に向けてのPDCA活用場面

 編集部

●事例 工程管理のPDCA-主伐の生産性向上研修(福岡県)

 福岡県 飯塚農林事務所林業振興課 浅田慎也氏

 

◆フォト・レポート ・・・・1

「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」110の自治体の参画を得て設立

森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク・(公社)国土緑化推進機構

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28

利用が進む大径材 次の課題は付加価値向上

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30

シカの侵入を防ぐ新型フレームの開発

福井県総合グリーンセンター 広瀬直人

 耐雪性があり維持管理の負担を抑えた新たな防鹿柵開発の研究成果について、福井県総合グリーンセンター林業試験部の広瀬直人さんに紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆群馬県みなかみ町編(前編)・・36

人・自然共生のまちづくりで自伐型林業

アウトドアガイド業と林業副業を組み合わせ定住促進

 首都圏の水をはぐくむ利根川源流域で、自然と人が共生できる地域事業モデルをどう創るか。ここで暮らす人々の生業、森を生かした経済活動を地域でどう持続させるか。林業の役割とは何か。「住民自らが行う小さな林業」を共生の手法として「まちづくりビジョン」に掲げ、自伐型を目指す人たちに技術、経営を伝える研修が進められています。

 

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・46

第4回 林道の分類と構造〈1〉―北米(カナダ)、中部ヨーロッパ(オーストリア、ドイツ、スイス)

 本コーナーでは、書籍「世界の林道」の著者・酒井秀夫先生に林道をテーマ別に解説して頂きます。今回から「林道の分類と構造」をテーマに、本号では北米、中部ヨーロッパの林道を紹介します。

 

林研グループが応援します!◆和歌山県/日高川町林業研究会・・・・・52

ウッドバーニング体験でふるさとの林業を子どもたちに伝えたい

 

普及員実践日誌◆沖縄県   井口朝道・・・・・・54 

大型ショッピングモールとタイアップ!

「おきなわの木」休憩スペースを設置

 

●わがまち木造自慢 

   「虹流館 くぐの」岐阜県高山市・・・・59

 

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

続・林業×ITハッカソンは職場のモチベーションをあげられるか?

喜多耕一

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第71回 

山主さんの目となり脚となり足となり、境界を見つけ、間伐や作業道開設の施業提案をしたい

清水雅宏

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

不動産登記などの公開情報から、林地所有者を調べる方法はありませんか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 バツ橇運材

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

オールラウンドの社員を養成するためのポイントを教えて下さい。

 安田 孝

 

●表紙の人 長谷川理恵さん 秦野市森林組合(神奈川県)・・・・80

 

表紙●岩渕光則

フォト●森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク・(公社)国土緑化推進機構

 

2019年 現代林業3月号 目次

特集 川上・川下一体となって広がる民間型の再造林支援

特集1 再造林支援のしくみ基金設立型から伐採・再造林一体支援型まで 

 まず再造林をめぐる全国動向を整理します。再造林の実績ですが、平成28年度では全国の民有林再造林面積は1万6502ha(林野庁整備課調べ)、これに対し立木伐採面積(主伐)は6万6943ha(林野庁計画課調べ)ですから、単純に計算すれば24.6%の再造林率となります。それぞれ対象データが別ですので、実際の再造林率にはなりませんが、全体の水準は分かります。

特集2 住宅メーカー直接支援型

タマホーム株式会社による造林支援のしくみと実績

タマホーム株式会社 工務本部 工務資材部

 当社が提供する住宅の1棟あたりの国産材比率は74.1%(2018年7月時点、自社調べ)です。創業より日本の風土にあった家づくりを掲げる当社にとって、日本で育った木を日本で使用するという国産材への安心感、伐採期にある木を大量に使用し森の循環を促すという森林環境への貢献、新たな雇用創出による地域産業の活性化という地域社会への貢献を目指しております。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

フィンランドでの森林療法の研修会

Forest Therapy Days in Finland 2018

上原 巌 

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

働き方改革がもたらす新需要

より良いオフィスづくりを木材で

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

「天然更新による成林可否のチェックシート(愛知県版)の開発」スギノアカネトラカミキリによるヒノキ加害実態と被害対策技術の低コスト化

愛知県森林・林業技術センター 岩下幸平

 立地条件やニホンジカ密度、伐採跡地チェックリストのデータから、どのような条件であれば天然更新完了基準を満たすかを評価した結果、チェック項目数が多ければ天然更新をより確実に達成できることを明らかにした研究成果と、それを基に作成した「天然更新による森林造成可否チェックシート」について、愛知県森林・林業技術センターの岩下幸平さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆愛媛県西予市編(後編)・・・40

どう磨く 自伐で利益を出す知恵と技

安全対策と人材育成 自伐林家の普及活動

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・50

第3回 林道の位置づけと役割〈3〉―オセアニアの林道

 オーストラリア連邦政府は、林道規程のようなものは特に定めてはいませんが、Austroads協会が道路計画、プログラム、自治体との関係、線形、施設、安全性、交通管理、輸送、コンプライアンスなど、道路全般に関わる指針を示したり、レポートを公表したりしており、その影響はニュージーランドにもおよんでいます。

林研グループが応援します!◆愛媛県/北条林業研究会・・・・・56

「高縄山系森の恵みプロジェクト」の推進

 

普及員実践日誌◆長崎県 石川 元・・・・・・56 

天然・温泉乾燥ヒノキの内装材開発、販路開拓を支援!

~五島ヒノキ材の"ウリ"はなんだ!? 五島の小さな製材所でできること~

 

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

林業×ITハッカソンは職場のモチベーションをあげられるか?

喜多耕一

 北海道では「林業☓ITハッカソン」が開催されています。「北海道第一次産業ハッカソン」というボランティア団体の主催で、今年で5回目になります。2016年の様子は現代林業2016年12月号、2017年の様子は現代林業2017年12月号で紹介していますので、そちらを参照してください。2018年の林業☓ITハッカソンは、8月18日から19日に北海道津別町でアイデアソン、9月15日から16日に札幌市でハッカソンという2部構成で行いました。(https://www.do-hack.org/)

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第70回 地域に必要とされる林業事業体を目指して

~建設会社による森林経営への取り組み~

戸根伸剛

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第18回 住民参加型活動支援で見えてきたもの

「信頼関係を構築し、自主性を尊重する」

    

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

不動産登記から林地の所有者を調べるには、どうしたらいいですか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 橇引そりびき

 

●わがまち木造自慢 

 久留米アリーナ(福岡県久留米市)・・・・49

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 緑の雇用の集合研修講師として打診を受けたが、正直不安です。

 安田 孝

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・76

●表紙の人 菊池文香さん 南佐久南部森林組合(長野県)・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●上原 巌


2019年 現代林業2月号 目次
特集 安全読本 伐木造材の安全確保の課題と話題いろいろ

  ●課題 重点対策 伐木ルールと安全

  ●伐木造材の安全確保の話題いろいろ

     話題1 チェーンソー伐木技能習得の反復訓練

     話題2 教育ツールとしてのチェーンソー伐木競技会

     話題3 安全の教え方―"厚労省メソッド"の3段階教育

     話題4 労働災害情報の共有システム

     話題5 安全装備の技術革新―身体を守る最新衣類、作業班を守る装置

 伐木造材、とりわけチェーンソー作業時での労働災害をどう減らしていくか、私たちに課せられた大きな課題です。国では、重点対策の業種として林業を挙げ、伐木造材作業での安全対策のあり方についてとりまとめた報告(2018)を元に新たに規制を見直す方向です。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

チェーンソー伐木技能習得の反復訓練

とっとり林業技術訓練センター(愛称:Gut Holz(グートホルツ)) 

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

林業も「性能」規定で

技術やノウハウが成果をもたらす

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

スギノアカネトラカミキリによるヒノキ加害実態と被害対策技術の低コスト化

和歌山県林業試験場 法眼利幸

 スギノアカネトラカミキリ(写真1)の幼虫は、スギ・ヒノキ生立木において枯枝内を喰い進んで幹内へ侵入し、材を食害します。そうした被害を受けた材には食痕が残り、時には変色も発生し、木材価格に大きな影響を及ぼします。

 

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆愛媛県西予市編(中編)・・・40

どう磨く 自伐で利益を出す知恵と技

自立の方法 補助金なしの稼ぎ方

 自伐型林業を目指す若い人たちを指導する菊地俊一郎さん。単なる知識、技術を教えるというより、明確な育成目標があります。すなわち、自立する方法を身につけてほしいと。副業であれ、主業としてであれ、責任ある仕事をこなし、伐木造材で確実に材を売上げる技能を習得してほしい、補助金に頼らず、自分の技術と経営手腕で生きていける力を養って欲しいという願いが込められています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・48

第2回 林道の位置づけと役割〈2〉―欧州の林道

 ドイツ連邦共和国では、連邦森林法に基づいて各州の森林法が州の条件を考慮して林道を定義しています。連邦森林法によれば、何人もレクリエーションの目的のために森林に立ち入ることが許されます(林政総研1998)。ただし、森林訪問者を保護し、森林所有者の利益を保障するために、森林の立ち入りを制限することができます。

 

林研グループが応援します!◆兵庫県/加美林業研究クラブ・・・・・56

『多可ヒノキ』のブランド化と顔の見える家づくり

 

普及員実践日誌◆山梨県 依田勇二・・・・・・58 

峡東地域における市町村森林整備計画樹立に向けた取り組み

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

第69回 過疎化地域での雇用安定を目指す

地方創生の中枢産業を林業で創設させるために

濱砂道太

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・68

第17回 チェーンソー伐木安全 気づきを言語化して意思疎通を図る

    

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・70

所有山林を主伐したいのですが、土砂災害が発生した場合に責任を負わない

ための対応策はあるのでしょうか。

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 寸甫造材

 

●わがまち木造自慢 

 鳥羽市立神島小学校・中学校(三重県鳥羽市)・・・・63

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 他の事業体では当たり前に装着している防護服について、自分が働く事業体では必要ないと言われ着用していません。これで良いのか不安です。

 安田孝

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 伊庭佳代さん つるぎ木材加工工協同組合(徳島県)・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●鳥取県
2019年 現代林業1月号 目次
特集 「複合林産型」ですすめる価値最大化

    「もったいない」のビジネス化戦略Ⅱ

  NPO法人 活木活木森ネットワーク理事長 遠藤日雄 

 本誌2018年11月号特集では、丸太価値最大化のあり方を事例に探り、「もったいない」現象をビジネスに変える手法を紹介しました。本特集では、丸太価値最大化ひいては林業、木材産業での価値を高めていく普遍的な手法を遠藤日雄先生が探ります。その手がかりが遠藤先生が提唱される「複合林産型」です。複合林産型とは、ABCD材それぞれを個別に捉えるのではなく、総合利用することで林業・木材産業の競争力を高めていくビジネス手法を指しています。

  ●「もったいない」現象が意味するもの

  ●発想の逆転 量優先から価値(売上)優先へ

  ●事例にみる価値(売上)を伸ばす林業・木材産業の手法

  ●複合林産型によるサプライチェーン全体で価値(売上)を伸ばす発想

 

◆フォト・レポート ・・・・1

現場の安全確保に貢献する新技術いろいろ 

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

自律する組織が将来を切り開く

事業を持続できる体制整備を

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

カラマツ心去り材と心持ち材の材質比較

長野県林業総合センター 吉田孝久

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆愛媛県西予市編(前編)・・・42

どう磨く 自伐で利益を出す知恵と技

菊池流 目標日当を稼ぎ続ける自伐経営術

 28haの所有林から自伐で間伐材(A材、C材)を生産し、毎年数百万円の売上げを継続する菊池俊一郎さん。それが可能なのは、優良在庫をつくる間伐、ムダな投資を避け、技術・段取りによるコストダウン、丸太価値(売上)最大化の伐木造材技術などによります。自営業として徹底した経営手法・技術の追究で、補助金なしの完全自立経営を実現しています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・50

第1回 林道の位置づけと役割〈1〉―北米の林道

 林業関係者にとって、林道という用語を聞かない人はいないと思います。では、林道とは何か、という根源的な問いになると、国や地域によっても異なり、世界共通の統一的な見解はないのではないかと思います。林道は、フォレストロード(forest road)として、まずは世界各国で通用します。しかし、時代の変革や、社会的背景を反映して、国によってその機能や役割は異なります。このことは林道の分類や構造にも関わってきます。

 

林研グループが応援します!◆岐阜県/本巣林研クラブ・・・・・56

『ふるさとを愛する心を育てる』

~地域に根差し、地域と共に学び、協力する林研活動~

 

普及員実践日誌◆石川県 北口由実・・・・・・58 

市町村森林整備計画樹立への支援活動

~白山市森づくりプラン策定に向けて~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

第68回 組合設立、苗木生産、森づくりから素材生産、チップ加工まで

林業へのチャレンジ

伊庭雅俊

今から10年前の26才のとき,これまでの人生の中で最大の決断をしました。「業種転換しよう!」と。高校を卒業して、父が興した建設会社に入社し、跡を継いだものの・・・あの政権交代があってから、仕事がどんどん減っていきました。「このままでは雇用が維持できないし、何より自分たちもメシが食えない・・・」。必要に迫られた決断でした。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・66

第16回 チェーンソーパンツ着用を決断した理由

    

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

所有山林を主伐したいのですが、土砂災害が発生した場合に責任を負わない

ための対応策はあるのでしょうか。

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 秋田杉の伐木造材

 

●わがまち木造自慢 

 来居港フェリーターミナル(島根県隠岐郡知夫村)・・・・63

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 中規模森林所有者として、今後の森林経営をどのようにしたらよいのでしょうか。

 後藤國利

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 永見優子さん 山口県西部森林組合・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●編集部

2018年 現代林業12号 目次
特集 「世界の林道」出版記念企画
  <座談会> 林道を語る―技術・林道行政・維持管理―
 大橋慶三郎(大阪府指導林家)×酒井秀夫(東京大学名誉教授)

  ●林道技術

  ●これからの林道行政

  ●林道の維持管理の時代

  ●「日本の宿命」とどう向き合うか

 世界の林道を現地調査し、世界の林道の技術体系、管理手法等を集大成した書籍『世界の林道 上・下巻』(発行・全林協)の出版記念企画として、その著者である酒井秀夫氏と吉田美佳氏と、70年にわたり自らの経験と観察をもとに作業道技術の理論的な裏付けを構築し林業経営を実践してきた大阪府の指導林家・大橋慶三郎氏と後継者の寺井みどり氏による座談会を企画しました。

◆フォト・レポート ・・・・1

ルーマニアの現役森林鉄道  酒井秀夫・吉田美佳

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

独自戦略こそ差別化の近道 密植も有力な選択肢に

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

コンテナボックスに採種木を植栽

種子の効率的生産方法を開発 

山梨県森林総合研究所 西川浩己・馬目恭行

 比較的早い段階で採種木を育成し、採種木を花粉飛散時期に遮蔽された屋内に移動し外来花粉を防止してヒノキの種子を生産することを目的に、ヒノキにおいての採種園に定植せずにコンテナボックスに採種木を植栽して配置する方式の開発の研究成果について、山梨県森林総合研究所の西川浩己さん、馬目恭行さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆北海道編(後編)・・・42

補助金に頼らず雇用10名、自伐林業の経営力②

自伐の6次化で経営力アップ 生産から加工、販売まで

 加工・販売までを生産者が一体で行えば付加価値が高まり、収益をグンと伸ばせる経営原則が農林水産業では実証されています。しかし、林業で実践するのはハードルが高いのも事実。広葉樹二次林資源で6次産業化を実現している大西潤二さん。自伐生産材からシイタケ原木、薪、木炭・木酢液を生産し、そのすべてを自ら販売しています。その手段が自社宅配、ネット通販及び店舗販売で伐出とあわせ10名余りの雇用を生み出しています。

 

林研グループが応援します!◆茨城県/大子町林研グループ・・・・・54

体験学習を通じて、地元高校生に林業の魅力を引き継ぐ

 

普及員実践日誌◆宮城県 伊藤 章・・・・・・56 

森林認証で築くサプライチェーン

~登米市森林管理協議会による森林認証材供給~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・62

第67回 若手自伐林家による新たな林研グループ

「森の若モン隊」の誕生!!

河津太郎

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・66

第15回 「自分で答えを見つける喜び」を伝えたい

    

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

森林経営管理制度④ 運用に当たっての課題と地域の自主性

林野庁森林整備部計画課

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 帝室林野局木曽支局

 

●わがまち木造自慢 

 道の駅センザキッチン キッチン棟(山口県長門市)・・・・61

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 優良材が評価されない中、森林所有者はどんな展望を持てますか。

 後藤國利

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・74

 

●総合目次・・・・・・・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 長谷川優美さん (有)古川林業(岐阜県)・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●酒井秀夫・吉田美佳

 

 

 

2018年 現代林業11号 目次
特集 丸太価値最大化のあり方を考える―「もったいない」のビジネス化戦略

 

 特集1 価値最大化を実現する経営手法―

 多規格造材・納品を実現する素材生産・販売システムの進化形

 千歳林業(株) 北海道倶知安町

北海道内で広く素材生産及び販売、森林整備等事業を営む㈱千歳林業。同社の素材生産・販売事業の特色は、「木のデパート」という経営目標を掲げ、多樹種・多規格の生産を行うというもの。手間が係る生産・販売方式であり、コスト高になるのではという見方を覆し会社設立以来、毎年黒字経営を続けています。

 特集2 B1規格創出で丸太価値を増大―売上増と需給調整バッファー機能

青森県森林組合連合会の取り組み

 木材流通・販売の段階でも「もったいない」のビジネス化事例が登場しています。B材であってもA材に近い価値を持つ材を選別し、B1規格として位置付け、素材生産から加工事業者にB1規格の価値が定着している取り組みです。 

◆フォト・レポート ・・・・1

普及・教育的手法に特色

県産きのこ消費拡大の総合的事業(沖縄県)

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38

すべての木材に可能性がある

変動期の木材ビジネスはどうなる?

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40

コンテナ苗を使った一貫作業を検証

杉の低コスト再造林技術の開発 

石川県農林総合研究センター林業試験場 小谷二郎

 主伐後のスギ再造林を行うために、高性能林業機械を用いた地拵えと苗木運搬、植栽機によるコンテナ植栽、下刈りの省力化、トータルコストの比較の各作業の見直しによる経費の試算を行い、低コストで再造林するための研究成果について、石川県農林総合研究センターの小谷二郎さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆北海道編(前編)・・・44

補助金に頼らず雇用10名、自伐林業の経営力

シイタケ原木、薪、炭材 1本の丸太価値を最大に引き出す

 

 農山村にとって貴重な雇用を林業で創出する。そんな社会的な役割を補助金を頼らず自伐林業で果たしている大西潤二さん(39歳)の実践例を2回にわたって紹介します。大西さんは、北海道白老町、広葉樹二次林を舞台とする森林所有者であり、(株)大西林業の経営者でもあります。

 

林研グループが応援します!◆福岡県/糸島市林業研究クラブ・・・・・52

林業塾で地域の林業担い手を育成

 

普及員実践日誌◆香川県 坂本幸夫・・・・・・54 

放置竹林伐採と跡地造林の推進

 

レポート◆西園晴彦・・・・・・・・・・・・・60

林業と地方振興に木造消防署を 木造の「亀山市関消防署」を訪ねて

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第66回 21万円/haの負担で10年生の山へ

主伐後の再造林~保育10年保証制度

新津清秀

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70

第14回 お互いを認め合える関係を築き、学び合いを広げる

    ―あるチェーンソー作業安全講習会より

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

森林経営管理制度③ 経営管理実施権設定後の取扱について

林野庁森林整備部計画課

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 トラック運材

 

●わがまち木造自慢 

 JR秋田駅(秋田県秋田市)・・・・59

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 森林所有者、自伐林家をサポートする森林組合の在り方とは。

 後藤國利

 

●表紙の人 野中優佳さん (株)ゆうき(熊本県)・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●沖縄県

 

 

2018年 現代林業10号 目次

特集 林業ICTに向けてオープンデータ化のすすめ方研究

特集1 オープンデータをつくる、使う

 都道府県でのオープンデータ化の意識改革と実務のポイント

 北海道総合政策部情報政策課主査 喜多耕一

現代林業の読者の皆さんは、民間林業事業者、行政職員など様々な方がいらっしゃると思いますが、「オープンデータ」というものを、どれくらいの人が知っていらっしゃるでしょうか? 「オープンデータ」という言葉を聞いたことがある人もいるかも知れませんが、本質的なところを理解している人は少ないと思います。

 

特集2 静岡県における森林情報のオープンデータ化の取り組み

   静岡県森林計画課森林計画班

 

◆フォト・レポート ・・・・1

森林・林業技術者に役立つ―オープンデータ活用術

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

続報・住宅のパネル化

人手不足に対応し、施工精度も向上

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

低コスト化に向けた植栽・放置の列状配置試験と低密度植栽試験 

山口県農林総合技術センター林業技術部 林業研究室 

「地拵えして植栽する区域」と「地拵えせずに放置し広葉樹を更新させる区域」を列状交互に設けることで、実質の作業面積の縮減と、植栽・下刈りの低コスト化を図る更新する手法を検証した研究成果について、山口県農林総合技術センター林業技術部林業研究室に紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆島根県出雲市編(後編)・・・42

「この地」を活かす林業経営の探求

規模適合の素材生産方式、市場から評価される材の販売

 山本山林の材は、市場で高く評価され、A材だけではなく、間伐小径材も高単価で取引されます。市場を意識した上で、枝打ち、間伐などの施業を適期に行ってきた成果です。材を市場へ出荷する際には、山本和正さんご自身が需要家(製材工場等のお得意さん)へ案内を郵送するなど、積極的な情報提供も行っています

 

林研グループが応援します!◆島根県/いわみの森こだま協議会・・・・・54

自然観察、自然工作、間伐体験 小学生に森林の大切さを伝える

 

普及員実践日誌◆熊本県 廣末英治・・・・・・56 

普及員が日本伐木チャンピオンシップ(JLC)に挑戦することへの思い

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

第65回 現場作業の詳細データからボトルネックを解消

安全と生産性。さらに品質の向上を目指して

手島慎司

 鳥取県日野郡日南町は、中国山地のど真ん中、昨年度成長産業化モデル地域に指定された町で、面積は3万000haその約90%が山林です。株式会社グリーン・シャインは「日南の森林もりを担う」をテーマに森林整備全般、薪生産販売、除雪、その他作業など森林に関する業務を請け負っています。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70

第13回 価値ある木、価値ある仕事が評価されるために

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

森林経営管理制度② 関係者の関わり方について

林野庁森林整備部計画課

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 起重機

 

●インフォメーション・・・・・・・・62

 

●わがまち木造自慢 

 滑川児童館(富山県滑川市)・・・・63

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

 経済林が見込めない山奥の人工林を混交林に更新させたいのですが。

 後藤國利

 

●表紙の人 早乙女愛海さん 高原林産企業組合(栃木県)・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●喜多耕一、静岡県

 

2018年 現代林業9月号 目次

特集 どう伸ばす 特殊伐採ビジネス―技術、安全教育、事業化の手法

編集部

 最近、森林組合や民間林業事業体などが特殊伐採事業に参入する例が相次いでいます。また起業した個人事業主も同様です。こうした傾向は、特殊伐採分野が有望であり、事業化の可能性が大きいと考えられている表れかもしれません。そこで、特殊伐採をビジネスとして導入し、成長させるための検討材料を整理し、読者にお届けします。

  ●特殊伐採のビジネス環境

  ●特殊伐採業務の特色

  ●特殊伐採技術の内容

  ●安全対策

 

◆フォト・レポート ・・・・1

現場に見るアーボリストの技術(リギング)

編集部

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

住宅のパネル化で人為を削減

木造ならではの長所がある

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

コナラ材乾燥方法の比較試験 

県産広葉樹の製品化に向けた木材加工技術の開発 ―木材の乾燥―

宮城県林業技術総合センター 皆川 豊

 広葉樹は、各地で資源が充実し大径化も進みつつあるものの、依然製紙用チップや燃料材など低位な利用に止まっているほか、本県で資源量の最も多いナラ類は、ナラ枯れ被害のまん延や放射性物質拡散の影響により、シイタケ原木としての利用ができないなどの課題も抱えています。

 

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆宮城県出雲市編(前編)・・・42

「この地」を活かす林業経営の探求

木のバランス、配置のバランス、そして品種―森づくりの作法

 優れた経営とは何でしょうか。与えられた経営資源を知り、それを十分に活かす技、市場からの高い支持、何よりも事業を持続させる知恵。これらは不可欠な要素でしょう。規模や資本の多寡ではありません。それを教えてくれるのが山本家の林業経営です。

 

林研グループが応援します!◆埼玉県/西川林業クラブ・・・・・52

自ら学び、実践し、人に呼びかける林研を目指して

 

普及員実践日誌◆奈良県 細尾 宏之・・・・・・54 

指導型とマッチング型―県主導による提案型集約化施業の推進

 

レポート◆吉田美佳・酒井秀夫・・・・・・・・・58

ニュージーランドの中間市場事業と価値の創造

 ニュージーランド森林組合連合のFacts & Figures 2016/17(Forest Owners Association 2017)によれば、ニュージーランドでは2016年度現在、170.5万haの人工林があり、4.5万haで皆伐され、2500万m3が搬出されました。これに間伐材が約42万m3加わります。皆伐時の平均出材材積は552m3/haです。

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第64回 搬出間伐で森林所有者に利益還元を!

川端 純

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第12回 「教える体験」こそ最大の学習効果

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

森林経営管理制度① 全体的な概要について

林野庁森林整備部計画課

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 木材置場(森林鉄道始発点)

 

●わがまち木造自慢 

 池の平スポーツ広場 クラブハウス(新潟県妙高市)・・・・67

 

●インフォメーション・・・・・66

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

近年、西日本豪雨災害をはじめ、豪雨災害が増加しております。今こそ森林の多面的機能の役割を再認識する必要があるのではないでしょうか。

 後藤國利

 

●表紙の人 鷲﨑実並さん、稲塚早代さん 岡崎森林組合(愛知県)・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●編集部

 

2018年 現代林業8月号 目次

特集 復興・林業再生に学ぶ―いま普及の力を活かそう

 日本は、生産力の高い生態系という恵みに満ちた国と言えますが、一方で自然の猛威とも共存しなければならない宿命も抱えています。さまざまな自然災害に遭う可能性を私たち日本人には避けては通れません。・・・主役は地域の人々です。事業の再興や起業といった経済活動、地域づくりなど。そうした事例には人々の心を支援し、個々をまとめて大きな力にする活動、すなわち普及の役割を見ることができます。

特集1 復興・林業再生から学ぶ普及の力とは 編集部

 情報は学びの土台です。さまざまな情報が散在していたり、断片的な情報しか得られない場合、切実に情報を求める側にとって疑問や不安がなかなか解消しずらいものです。そんな場合の対応方法を事例から見てみます。

特集2 さまざまな地域活動から 学ぶ、伝える、ふれあう

     事例1 山と生きる 南三陸と生きる―地域の木材を礎に復興

     南三陸町山の会(宮城県)

     事例2 新たな地域特産品づくり―ホンシメジに賭ける復興

     福島県農林水産部林業振興課

     事例3 子供たちに学び、ふれあいの場づくり

         「くまもとげん木プロジェクト」

         熊本県農林水産部森林局林業振興課 島松 香瑠

     事例4 大学の総合力を活かし、息の長い復興支援を

     九州大学    

 

◆フォト・レポート ・・・・1

トラック掲載用グラップルローダの最新情報 吉田美佳

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

「カッコいい山」をつくりたい

意志のこもった施業こそ大切

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

スギ丸太の穿孔性害虫の加害時期とその防除方法

鹿児島県森林技術総合センター 久保慎也

 穿孔性害虫の被害を受けた丸太は安価で取引され、木材市況低迷の要因の一つにもなっています。そこで、山土場と原木市場において、スギ丸太を加害する穿孔性害虫の被害実態や防除対策等を提示し、被害を軽減するための調査・研究成果について、鹿児島県森林技術総合センターの久保慎也さんに紹介して頂きます。

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆宮城県気仙沼市編 (後編)・・・42

自伐型林業で地域エネルギー事業を推進③

復興のシンボル 地域初エネルギー産業創造へ

 

林研グループが応援します!◆北海道/あしょろ岐志会・・・・・54

林業マンによる町おこし『ウッドキャンドルナイト』

 

普及員実践日誌◆徳島県 三好健太・・・・・・56 

美馬地域における新たな森林管理体制の構築

~森林所有者と林業事業体のマッチング~

 

レポートまる◆酒井秀夫・吉田美佳・・・・・・・・・60

ニュージーランドに見る安全作業へのチャレンジ

林業における労働災害ゼロは全世界の林業界の悲願です。ニュージーランドは、国土面積が日本の約3/4、森林率38.6%、人口約469万人で、年間伐採量は日本とほぼ同じ約3000万m3です。木材製品は乳製品や食肉に次いで輸出額が高く、林業はまさしく主要産業となっています。林業従事者の社会的ステータスも高いです。ニュージーランドでは、林業安全協議会(Forest Industry Safety Council、www.fisc.org.nz)の「いっしょにゼロをめざそう」のスローガンのもと、業界が一丸となって安全に取り組んでいます。 

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第63回 もっとやりがいと誇りを持てる職場となるために

成長産業化、事業領域拡大への取組  猪内二郎

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72

第11回 製材を知り、採材作業の根拠を得る

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76

共有山林(8人名義)を7人名義に登録変更する方法を教えて下さい。

鈴木慎太郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 陸揚げ

●わがまち木造自慢 

 小林市新庁舎(宮崎県小林市)・・・53

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

地域に集落営林組織を設立して林業経営を推進させたいのですが。

 後藤國利

●表紙の人 土田瑞恵さん、大西紗椰さん、岡島春萌さん、伊藤涼香さん 北村林業(株)(北海道)・・80

表紙●岩渕光則

フォト●吉田美佳





2018年 現代林業7月号 目次

特集 リアルデータで描く次世代型サプライチェーン構築への道筋
 林業でサプライチェーンが議論されることがごく普通になってきました。そこで、なぜサプライチェーンが大事なのか、その目的は何かについて改めて整理してみたいと思います。サプライチェーン・マネジメント(SCM)では、モノの流れに加え、お金や情報の流れも対象となります。例えば、川下業界からの情報は素材生産計画作成や伐出の現場に届いているのか、といった視点でも整理も必要でしょう。
特集1 サプライチェーン・マネジメントの発想
―川上への情報流、需給マッチング、顧客起点型への道筋
椎野 潤・椎野ロジスティクス研究所所長 椎野塾塾長
「サプライチェーン・マネジメント」と言う言葉も、大分、知られてきました。それに伴って、疑問を感じられる方も増えてきています。こんな質問も聞きます。「木を伐り出し、材が山から出て、市場(いちば)や製材工場・合板工場へ届くまで、管理も行われている。それを、わざわざ、『サプライチェーン・マネジメント』と呼ぶ理由が良くわからないのです」。

特集2 ICTによる透明情報共有と次世代型サプライチェーン構築の最前線
吉田美佳・筑波大学生命環境系 日本学術振興会特別研究員(PD)
サプライチェーンを実社会が意識し始めたのは1980~90年代で、日米貿易摩擦がきっかけとなり、米国企業が経営体質改善のために、日本企業の研究をしたのがはじめだと言われています(曹ら2008)。グローバル化によって市場競争が激しくなり、企業はこれまでよりも短い期間で変化する需要への対応と、競合相手との差別化という二つの課題に直面しました。

◆フォト・レポート ・・・・1
ハーベスタは、リアルタイム生産情報発信と価値創造の最前線司令塔
吉田美佳
【巻頭フォト・レポート 写真説明の訂正】
※図2の説明文は、以下に訂正させていただきます。
図2 大容量データの遠距離通信でもたらされた生産情報をインターネットを介して閲覧できるWSXシステムのオンライン画面。写真はある生産現場の生産情報とトラック輸送情報がまとめて表示されている。

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・44
良い家づくりは良い山づくりから
林業も価値創出を担いたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・46
シカの森林被害の軽減化に向けて
~実態調査とICTの活用~  
愛知県森林・林業技術センター 石田 朗、江口則和
 シカの生息密度の低減を目的に、県内のシカとその被害の実態を調査し、被害軽減のための効果的な捕獲手法を検討した研究の成果について、愛知県森林・林業技術センターの石田朗さん、江口則和さんに紹介して頂きます。


佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆宮城県気仙沼市編 (中編)・・・52
自伐型林業で地域エネルギー事業を推進②
県外からの若者たちがスタッフに伐出、事務、自伐研修を支援

林研グループが応援します!◆宮崎県/諸塚村林業研究グループ会議・・・60
コンテナ苗植栽試験と中学生の林業体験教室

普及員実践日誌◆福井県 松井洋輔・・・62 
これがAGによるコミュニティ林業だ!

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第62回 JLC参加やISA認定国際資格取得を通じて
丁寧に作業することの大切さを伝えていきたい
片平有信

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第10回 見事な枝打ち跡を観察―先人の手仕事を間近に感じるとき

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
保安林を相続しましたが、どのような制限、あるいはメリットがあるのでしょうか?
林野庁森林整備部治山課企画班

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 鉄道・機械の修理工場

●わがまち木造自慢 
 おりづるタワー展望台「ひろしまの丘」(広島県広島市)・・・59

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 市町村長への効果的なプレゼンとは?
 後藤國利

●表紙の人 小槙詩織さん 真庭森林組合(岡山県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●吉田美佳

2018年 現代林業6号目次
特集 地域に利益を呼び込む6次産業化の研究
事業化支援策とビジネス方程式
特集1 事業立上げ支援策―資金、専門家サポート、人材育成
編集部
 まず、なぜ6次産業化なのか。それは地域資源を活用し、生産者(および生産地域)を豊かにする方法だからです。丸太だけではなく、加工・販売まで産地が取り組むことで、付加価値(雇用等)を高めることができます。利益を外部に流出せず、できるだけ地域に呼び込む手法、つまり農山村全体を豊かにしてくれる経営手法としての位置づけです。

特集2 6次産業化ビジネス化の方程式を探る
岐阜県東白川村が運営する産直住宅販売「フォレスタイル」から
桂川憲生・岐阜県東白川村地域振興課長インタビュー
岐阜県東白川村では、村の建設業(住宅)の急激な落ち込みに対して、WEBサイトによる村産材を利用した産直 住宅の販売をサポートする「Forestyle(フォレスタイル)」を展開してきた。ポイントとなるのは村がお客と建築士・工務店の仲介を行うというもの。この事業により村内の建設業の立て直しに成功を収めている。その牽引役を担ってきた東白川村の桂川憲生・地域振興課長に6次産業化の成功に導くポイントについて伺った。

◆フォト・レポート ・・・・1
林研グループのチャレンジ
「この価値を売る!」林業で6次産業化を!

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
「ジャストカット」だけでは済まない
木と人の関わりこそが大切

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38
被害木を薪として有効利用しナラ枯れを防除する
岐阜県森林研究所 大橋章博
ナラ枯れを防除することを目的に、ナラ枯れ被害木を割材してカシナガを確実に駆除し、薪として利用する研究成果について、岐阜県森林研究所の大橋章博さんに紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆宮城県気仙沼市編 (前編)・・・42
自伐型林業で地域エネルギー事業を推進①
平均年齢66歳 8名で年間500tほどのバイオマス材を生産・出荷
八瀬・森の救援隊

林研グループが応援します!◆秋田県/FW.Ogachi(フォレストワーカ-ー.オガチ)・・・50
「ウッドファーストな雄勝」~地元木材利用推進に向けた5つの活動~

普及員実践日誌◆千葉県 宇川裕一・・・52 
原木シイタケ出荷制限解除等の取り組み

サイエンス講座 ・・・・・・・・56
森林・樹木と数学 行列(マトリックス)
上原 巌
森林、樹木の様々で複雑な現象から単純な現象、メカニズムを取り出し、抽象化するのが数学の醍醐味である。前号では、ベクトルについて述べた。ベクトルは、方向、角度を持つことから、樹木、林分の伸長現象の表現にも応用できる。実際、林木の枝の伸長には、正と負の双方のフィードバックがあり、樹形、林形の調節もしている。今回はまず「マトリックス」をキーワードに始めてみたい。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第61回 樹上伐採の作業安全を求めて―県林研で研修を継続
菊池俊一郎

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第9回 「山側が"売り"まで関わってみませんか」

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
所有山林の一部に産業廃棄物を含む盛土が不法に造成された場合、損害賠償は可能でしょうか?
北尾哲郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 集材機

●わがまち木造自慢 
 松前町立松前中学校(北海道松前町)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 素材試算で生き残るための人材ネットワーク、人脈作りをどのようにつくっていった らよいのでしょうか?
 小邦 徹

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・78

●表紙の人 瀬川瑠衣子さん 富山県西部森林組合(富山県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●全国林業研究グループ連絡協議会提供


2018年 現代林業5号目次
特集 自伐型林業が農山村定住化に果たす役割
U・Iターン者の働き方志向、支援策を考える
 自伐型林業のもう一つの評価軸として注目されるのが、農山村地域の定住化への寄与です。人口減少とそれがもたらす様々な影響は、長年の課題です。U・Iターン者など都市部などからの自伐型への参入は、本人や家族という新たなメンバーを地域社会に迎えるという意味を持ちます。林業はもちろん、地域社会を支える様々な活動の担い手としても期待が膨らみます。
  特集1 期待される自伐型林業の定住化推進への役割
      佐藤宣子・九州大学大学院教授インタビュー  
佐藤:取材を通じて様々な地域を伺ってきましたが、20代30代のI・Uターン者の方々が、自伐型林業の担い手として参入されることによって、農山村の定住化が促進されているなというように強く感じております。この傾向は、東日本大震災以降に特に強まっているといわれている「田園回帰」の動きの一つでもあり、農山村に移住したいという人達にとって、仕事の一つとして自伐型林業が位置付けられていると思います。
  特集2 データで見る 農山村定住化の動向

◆フォト・レポート ・・・・1
農山村定住化推進に向けて 定住環境を整える学びのしくみ
岐阜県恵那市串原地域事例より

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
山づくりは地域づくり
質を求める理由がある

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
育苗短縮によるスギ実生コンテナ苗の効率的な生産方法の検討
徳島県立農林水産総合技術支援センター 藤井 栄
徳島県のスギ実生コンテナ苗の生産者は、露地で1成長期育苗し、裸苗の床替えと同時期に選苗した1年生毛苗をコンテナに移植しており、出荷までに2成長期を費やしています。この方法では、育苗期間は従来苗と同等であり、施設栽培可能なコンテナ苗の育苗であるにも関わらず、1成長期目の夏季の除草や床替え時の畑作業といった重労働が残っています。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆奈良県 岡橋清隆氏インタビュー編(後編)・・・40
岡橋清隆氏に聞く 自伐型林業の人材育成②
現代版「山守」を目指す若者たちへの言葉

林研グループが応援します!◆徳島県/木沢林業研究会・・・48
山のお宝! ミツマタを活かす~ピンチをチャンスに~

普及員実践日誌◆福島県 笠原 航・・・50 
高校生を未来の林業の担い手に!
現場見学会、職場体験会を開催

サイエンス講座 ・・・・・・・・54
森林調査の数学的アプローチ
上原 巌
「林分」とは、林相がほぼ同一で、隣り合っている森林と区別ができるような立木の集合のことを指す。樹種をはじめ、林齢などが揃っていて、見かけも同じような立木の集まりであれば、慣習的にも林分と呼んでいる。その林分の樹木の高さ(樹高)や直径を一本一本計測し、樹木の密度や林分全体の材積量を算出することを、「毎木調査」と呼ぶ。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第60回 「好き」という感情を大切に ~森林の魅力を多くの子供たちにへ~・・・64
 鹿糠俊平

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・68
第8回 動きたくなる空気感

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
民事信託は共有林の管理にも応用できると聞きました。他の制度と比べた特徴や事例を教えてください。
浅井健司

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 飛騨での木材の流送

●わがまち木造自慢 
 南三陸町役場本庁舎(宮城県南三陸町)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 土地風土や環境に合った林業経営を重視したアドバイスを地域関係者にしていきたいが・・・
 小邦 徹

●表紙の人 星野絵美さん 吾妻森林組合(群馬県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●NPO法人 奥矢作森林塾

2018年 現代林業4号目次
特集 地域課題解決でニーズに応える
    ―森林総合監理士の継続教育とは
   森林総合監理士は、広い視点を持ち、技術の根拠となる科学的知識、人々・組織を結びつけるコーディネート力、コミュニケーション力等を兼ね備えた人材として、国の育成研修システムで養成されてきました。その後、森林総合監理士の登録制度も運用され、現在、1169名が登録されています(林野庁HP・平成30年1月現在)。 森林総合監理士が育成研修等で身につけた基本能力を土台に、さまざまな地域課題に対応できる能力を付加するために、継続教育が重要になってきます。
特集1 地域ニーズに応えるために森林総合監理士の技術・スキルの整理
―林野庁報告書より    編集部
特集2 継続教育推進に向けてのモデル骨子の提案
林野庁「平成29年度 森林総合監理士と継続教育のあり方の検討」報告書より 

◆フォト・レポート ・・・・1
成果を上げる現場主導型の林業機械開発・改良
架線集材の低コスト化・省力化技術研究会

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
流通機能を理解する
より良い木材利用を目指して

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
小中径材を活用 「信州型接着重ね梁」の国土交通大臣認定
長野県林業総合センター 今井 信、吉田孝久
  小中径材から梁せいの大きな横架材が構造でき、集成材に比べ接着面も少なく、見た目にも無垢材に近い質感で高い意匠性が得られる「信州型接着重ね梁」の研究成果について、長野県林業総合センターの今井信さん、吉田孝寿さんに紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆奈良県 岡橋清隆氏インタビュー編(前編)・・・40
岡橋清隆氏に聞く 自伐型林業の人材育成①
信頼され、寄り添う存在へ―現代版「山守」への期待
  吉野林業の代表的林業経営者の一人である岡橋清隆氏。自伐型林業を目指す若者たちの現地指導に年間70カ所以上も歩いています。経営や道づくり、一人ひとりへのアドバイスなどを通じて、彼らの独り立ちを支援しています。なぜ吉野林業の創業家である岡橋氏が自伐型林業を支援するのか。
  
林研グループが応援します!◆群馬県/NPO法人フォレストぐんま21・・・48
竹林整備の工夫―伐倒した竹材は土壌改良資材に

普及員実践日誌◆熊本県 山部末二・・・50 
天草の広葉樹をフローリング材に活用
原木調達から生産、販売、PRの取組

サイエンス講座 ・・・・・・・・54
森林・樹木と数学
上原 巌
  森林・林業に携わる上で、算数・数学は欠かせない。得手、不得手にかかわらず、林分面積、材積、植栽密度の計算をはじめ、索張りや橋梁の安全係数、砂防堰堤の安定係数、河川の流量計算、また経営面での収益、複利計算など、とかく森林・林業と数学・数字には切っても切れない縁がある。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第59回 仕事もプライベートも充実できる林業の魅力を発信したい
酒井陽平

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・68
第7回 「製材体験」でよみがえった山主感覚

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・72
民事信託の仕組みを使って山林の管理を父から息子に委ねたいと思います。
この場合にできることを詳しく教えてください
浅井健司

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 動力付き鋸

●わがまち木造自慢 
 「EN・えん」「TSUM・つむ」(佐賀県佐賀市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 林業普及指導員として、今後、市町村とどう対応していくべきか?
 小邦 徹

●インフォメーション・・・・・62
●ひろば・・・・・・・・・・・78

●表紙の人 池田道子さん 小田林業(宮崎県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●架線集材の低コスト化・省力化技術研究会





現代林業2018年 3号目次
特集 林業ICTとどう向き合うか―情報共有とIoTデータ改革に向けて
  特集1 ICTは林業をどう変えるのか
   竹島喜芳・中部大学准教授インタビュー
竹島:一般的に、ITとICTは同じような使われ方をしますが、私はその2つを強いて分けて考えると、いろんな概念が分かりやすくなると思っています。例えば伐倒でいえば、長さを測ったりしながら造材をするプロセッサーなんかはIT技術の産物ですが、そのプロセッサーに対して何か通信技術が加われば、それはICTの技術の産物となります
  特集2 林業ICTをめぐる背景情報の整理
「オープンデータ化」と「リアルデータ」で進める第4次産業革命第二幕
林業成長産業化に必須のツールとして林業ICTが注目されます。さらにその先を見ると、事業者(個別)レベルのICTはもとより、事業者を越えた業界レベル、産業レベルなど、国全体でのICT化の進捗こそが林業成長戦略に大きく関わります。 
   
◆フォト・レポート ・・・・1
ICTをめぐる背景情報
「オープンデータ」と「IoTリアルデータ」で創る超スマート社会
 編集部

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
木材のマスプロ利用は活況
モクコレで拾った業界模様

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
地域産コナラ材フローリングボードの開発
兵庫県立農林水産技術総合センター森林林業技術センター 山田範彦

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆和歌山県みなべ町編(後編)・・・40
備長炭産地の持続に向けて②
400年続く薪炭・梅システムを継ぐ若者たち
 傾斜地の薪炭林と梅林の共生関係が造る「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定されています(2015)。400年続く持続可能な生産システムとして評価されました。そして、それを継ぐ人々がみなべ町で活躍しています。


林研グループが応援します!◆奈良県/吉野林業研究会・・・48
よしの木の駅プロジェクトを通して、大学生が林業を学ぶ!

普及員実践日誌◆高知県 宇久真司・・・50 
集材作業の労働強度軽減を目指した繊維ロープの普及

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 最終回  椎野 潤・・・・・54
あらためて林業の役割とは何か~森と歩む未来社会に向けて~
今、世界は激動しています。その変化速度は、最近、著しく早くなっています。日本は、戦後、奇跡的とも言える長い経済成長をなしとげ、世界経済を牽引してきました。しかし、今、転換点に立っています。別の形での成長を目指さねばならない時に来ているのです。この時にあって、森と林業は重要です。林業は人口減少時代を迎えた地域を、活性のある幸福な社会にする鍵を握っています。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第58回 集約化施業から見えてきたもの
田中一也

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第6回 なぜこの作業か? 本質を考える"クセ"を身につける

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・76
家族信託について教えてください
鈴木慎太郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 ぶり縄

●わがまち木造自慢 
 沖縄空手会館(沖縄県豊見城市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 現場で森林経営計画作成がより円滑に進むためのポイントとは?
 小邦 徹

●表紙の人 小林由依さん 中勢森林組合(三重県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●編集部


現代林業2018年2号目次
特集 感動経営 地域・人を幸せにする林業経営―持続の法則を探る
 編集部
利益の源泉を地域に創り出す―木材を地域活性化に最大限活用する
従業員の幸せは会社の幸せをもたらす―持続可能な経営のために

持続こそ林業の大目標。森林管理、森づくり、素材生産、製材・加工などを担うさまざまな企業・団体が、破綻することなく元気に経営を持続し、雇用を守り続けること。それが林業地域持続の土台となります。企業・団体の経営を持続させる秘訣、法則のようなものはあるのでしょうか。このテーマに本誌は注目してきました。第一弾は、長寿企業から持続の法則を見出しました(本誌2017年3月号)。 本号では、従業員はもとより、雇用創出を通じ地域の人々をも幸せにする法則を探ります。

◆フォト・レポート ・・・・1
森林と人間の健康を考える国際会議inドイツ、台湾
 上原 巌

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
カラマツ大径材をブランド化
「地元で育てた木」を売りたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
再生竹を抑制する技術「竹切株注入法」
石川県農林総合研究センター林業試験場 江崎功二郎・池田虎三
 竹林を伐採すると、ササ状の竹が無数に再生する。竹を駆除する場合、通常はこの再生した竹の刈り払いを行うが、途中であきらめると、たちまち旺盛な再生力により元の竹林へ戻ってしまう。そこで、刈り払い作業をできるだけ省略するために、除草剤を利用した竹駆除技術が求められた。ここでは当試験場で試験を行ってきた再生竹を抑制する技術「竹切株注入法」を紹介する。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆和歌山県みなべ町編(前編)・・・40
備長炭産地の持続に向けて①
共同販売、原木資源確保で木炭生産者を支える森林組合の役割

林研グループが応援します!◆福島県/NPO法人みなみあいづ森林ネットワーク・・・48
南会津の木材活用へ森林認証材(SGEC)の流通促進

普及員実践日誌◆奈良県 植田拓也・・・50 
スイスに学ぶ森林環境管理制度と人材育成システム

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第10回  椎野 潤・・・・・56
IT時代のサプライチェーン・マネジメント改革
―企業連携を創る人間集団の形成法則を探る②   
 前回の連載では、アマゾンが、長い歴史の中で培われてきた店舗商業を破壊し、AIとIoTを駆使したネット通販産業に産業構造を変えている「産業変革の姿」を書きました。そして、アマゾンのネット通販の商流の中では、商い人(あきないにん)の根っことも言える「駆け引き」をして「儲ける」という「商いの本能」は、煙のように消えていました。この中には事実上、サプライチェーン・マネジメントの機能が、実働していました。でも、皆さんの仕事を、それに習って、すぐに、そのようにすることは難しいのです。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第57回 「新4k=4S」へ。
「林業学校」で学んだ安全を現場の安全につなげる
福永宏輝

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・72
第5回 女性と対象とした講習会①
 チェーンソーのエンジンかけましょうか?

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・76
父が伐採※に事故で死亡しました。雇用主は父が危険な作業方法で伐採したという説明で、労災申請してくれず困っています。
北尾哲郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 杣小屋

●わがまち木造自慢 
 高知県森連会館(高知県南国市)・・・55

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 今後、長伐期施業にすべきか主伐にすべきか悩んでいます。
 小邦 徹

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71

●表紙の人 原口一紗さん 綾部市森林組合(京都府)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●上原 巌



現代林業2018年1月号目次
特集 遠藤日雄先生が読み解く 激変する国産材業界―この先に見えるもの
   日本型「複合林産」ビジネスの手法分析
遠藤日雄・NPO法人 活木活木森ネットワーク理事長
 本誌2017年10月号掲載「激変する国産材業界-この先に見えるもの-」は、幸い多くの読者に注目していただいた。なかでも「森林・林業・木材産業クラスター」と日本型「複合林産」化に関心が集まったようで、編集部を介し、あるいは直接筆者の許に読後感、質問、意見が寄せられた。それを『現代林業』編集部が次の2つに論点を整理をしてくれたので、本論に入る前にこの2点を"深掘り"しておきたい。

◆フォト・レポート ・・・・1
「ロープ高所作業」(樹上作業)特別教育 各地で講習会が本格化
 (一社)長野県林業普及協会主催講演会より

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
カラマツ大径材をブランド化
「地元で育てた木」を売りたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
小型3Dカメラを用いた原木材積計測システムの開発
静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター 星川健史
静岡県では、新たに建設された合板工場への原木供給対策として、伐採現場から合板工場に直接供給する「直送」が急速に拡がっています。しかし、直送では選別機のある原木市場を介さないため山土場や中間土場で検尺を行う必要が生じ、人員不足が課題となっています。そこで、当センターでは、検尺を効率化するため、コンパクト3Dカメラを用いた原木材積計測システムの開発を行いました。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岐阜県恵那市編(後編)・・・40
自伐推進で山村地域の再生・持続へ③
移住者を増やし、農林業参入を支援
地域力アップ実現の理由とは
 都市部居住者の約4割は「地方へ移住してもよいと思う」という意向調査結果もあります(内閣府政府広報室、平成26年10月)。移住者を惹きつける源泉は、仕事環境(森林資源、農地)、住まい(空き家斡旋)、地域の魅力(文化活動)など。旧串原村に移住者が多い理由でもあります。移住者は比較的若い層、高い農林業志向をもち、農林業就業者も登場しました。移住者とともに地域の体質を変える姿は、「創造的過疎」への転換とも言えるでしょう。

林研グループが応援します!◆長野県/上伊那林業士会・・・48
地元高校生を対象としたチェーンソー伐倒実習

普及員実践日誌◆岡山県 山本克美・・・50 
大学や研修期間と連携した林業普及指導員自らの人材育成
~『知っている』から『できる』へ~

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第9回  椎野 潤・・・・・56
IT時代のサプライチェーン・マネジメント改革
―企業連携を創る人間集団の形成法則を探る①   
サプライチェーン・マネジメントの土台は企業と企業の連携にあります。しかも透明情報を共有できる信頼関係が欠かせません。そのような関係は、どう創ればいいのでしょうか。その突破口は、従来の商習慣を越えた意識でつながる人間集団の形成によるリードです。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第56回 付加価値を付けて販売価格を高める工夫にチャレンジ!
後継者として未来の会社経営を目指して
豊田和弘

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第4回 将来像をイメージし、プロセスを俯瞰する目

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
 自分が認知症になった場合に備えて、自分の意志を反映した山林管理を継続させる手段とは?
鈴木慎太郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 杣頭

●わがまち木造自慢 
 山形市児童遊戯施設 べにっこひろば(山形県山形市)・・・55

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 地区仲間が中心となって地区全体を集約化したいが、想定される課題とは。
 小邦 徹

●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54

●表紙の人 古川奈月さん 益田市地域おこし協力隊(島根県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●田中 忠



現代林業2017年12月号目次
特集 林研グループに期待!
   境界情報共有、人材育成、定住化の支援
編集部
 林業研究グループ(林研グループ)は、組織をより多様に、活動内容はより多彩に、広がりを続けています。・・・・こうした変化の背景には、これからの林業、農山村社会のあり方が変わろうとする中で、林研グループという組織、活動形態へのさまざまな期待が寄せられてきたため、と考えます。本誌では、林業持続の土台となる林業所有情報、境界情報の共有、林業大学校、高校と連携した人材育成、地域社会の持続に繋げる定住化という3本をメインに、林研グループへの期待がどのように広がり、高まりつつあるのか、全国の活動事例から紹介します。

◆フォト・レポート ・・・・1
アイデア、技術の創造の場づくりの手法
2017林業×ITハッカソンin池田町
北海道第一次産業ハッカソン

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・26
合板メーカーのねらいはヒノキ
非構造用へのシフトが背景

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・28
竹材の有効活用に向けて―マイタケ栽培へのマダケおが粉の利用
群馬県林業試験場 國友幸夫

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岐阜県恵那市編(中編)・・・32
自伐推進で山村地域の再生・持続へ②
地域分業型でUIターン自伐者の仕事確保
森林組合を退職し、地元・旧串原村を舞台に林業活動を始めた三宅大輔さん(前号・前編で紹介)。独立してどのように仕事を創っていったのでしょうか。そこでは、UIターン仲間の若い力の連携と森林組合等との関係がカギとなっています。

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
ICTと地域林業のマッチング
アイデア、技術創造の場づくり―林業ハッカソン
喜多耕一
 最近、全国の様々な場所で林業に関わるハッカソンが行われ、林業が抱える問題をICTを活用して解決しようという動きが広まっています。北海道では、2015年恵庭と札幌、2016年札幌、そして2017年は十勝の池田町で林業☓ITハッカソンが行われました。

林研グループが応援します!◆山口県/山口県林業研究グループ連絡協議会・・・48
やまぐち・おもてなし竹灯楼~竹を観光資源に~

普及員実践日誌◆富山県 林業普及指導員 武田光樹・・・50 
素材生産事業体の育成への取り組み―事業体連携会議、情報提供から研修まで―

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第8回  椎野 潤・・・・・56
「スモール」にこそ飛躍の可能性
~地方創生の技術・経営イノベーション~   
 今、世界は凄く動きが早い時代を迎えています。大きい組織は、この早い動きに対応するのが難しいのです。むしろ、小さい組織「スモール」に追い風が吹いています。新世代医薬、AI(注1)・IoT(注2)、フィンテック等の最先端の、驚くべき開発は、大企業の開発部門の英才たちではなく、「スモール」なベンチャービジネスの中で生まれています。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第55回 トラック半分程度が60万円に!
広葉樹=チップの固定観念は捨て、広葉樹販路を拡大
月岡正博 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第3回 ここは教わる場ではないんだ。学び合いの場なんだ。

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 木曽川運材の終焉

●わがまち木造自慢 
 東秩父村和紙の里バスターミナル(埼玉県東秩父村)・・・55

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 家族で働く意義とはなんでしょうか。
 橋本光治

●総合目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

●表紙の人 飯沼薫子さん 飛騨高山森林組合(岐阜県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●北海道第一次産業ハッカソン


現代林業2017年11月号目次
特集 地域材活用+木育推進
   「おもちゃ美術館」方式 市町村の地域づくり戦略
地域材で作った木のおもちゃ体験を始め、生活への木材利用推進を進めるおもちゃ美術館活動が全国市町村に 広がりつつあります。なぜ、おもちゃ美術館なのか。そこには木材利用推進に加え、地域産業振興施策、子育て 支援、高齢者福祉など、さまざまな施策推進の効果をおもちゃ美術館活動がもつことへの期待が高まっているか らです。市町村行政とおもちゃ美術館のよりよい関係から見えてくるのがソフトな地域づくり戦略です。

  特集1 木育から木のファンをつくり地方創生を実現する、おもちゃ美術館
      のマーケティング手法(多田千尋 東京おもちゃ美術館館長)

  特集2 「おもちゃ美術館」方式を活かした市町村の地域づくり戦略
      編集部
      事例:やんばる森のおもちゃ美術館(沖縄県国頭村)

◆フォト・レポート ・・・・1
全国に広がる東京おもちゃ美術館の活動

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
負のスパイラルから抜け出したい
品質原価の形成がカギ

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
市販資材を用いたニホンジカ誘引捕獲用囲い罠の開発
山梨県森林総合研究所 大地純平
誰でも容易に設置・運用が可能、資材確保が容易、効率的な捕獲が可能、という3点を目標に開発された「市販資材を用いたニホンジカ誘引捕獲用囲い罠」の研究成果について、山梨県森林総合研究所大地純平さんにご紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岐阜県恵那市編(前編)・・・38
自伐推進で山村地域の再生・持続へ①
ニュータイプの山村回帰へ―「育った場所の価値を高めたい」
Uターン青年の自発型経営スタイル
 Uターンの理由で思いつくのは、「家(世帯資産)を継ぐ」「定年田舎回帰」です。けれど、そうした従来型Uターンは違う、新たな山村回帰のスタイルもあるのではないでしょうか。本事例で紹介する三宅大輔さんです。村を出て、海外も歩き、「育った場所の価値」に気づく、そしてその価値を高めたいという思い、それを自伐型林業など地域での仕事で実行しています。「世帯資産経営」というより「地域経営」重視型と言えるかもしれません

林研グループが応援します!◆沖縄県/都森林組合林業研究グループ・・46
小さな島のキャーギ(イヌマキ)が地域の伝統・文化を支える

普及員実践日誌◆茨城県 林業普及指導員 市村よし子・・・48 
コンテナ苗生産拡大に向けた取り組み~若手生産者の育成~

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第7回  椎野 潤・・・・・54
「ユーズド・イン・ジャパン」
~輸出拡大へ、世界認める日本人の高品質~   
前月のゼミには、「日本人は凄い民族だ」と世界の知識人から激賞されていると書きました。ところが、世界の人達が称賛している言葉が、もう一つあります。それは、今回、標題とした「ユーズド・イン・ジャパン(注1)」という言葉です。これは「日本人は凄い」と言う意味で言われているのですが、日本人自身は、あまり知りません。日本人は、もっと、自分のことを知る必要があります。それで今月は、この言葉を取り上げます。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第54回 「屋久杉地杉」を未来に引き継ぐために
~集約化と再造林に向けた取組~
有水大吾 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・68
第2回 主体性が生まれるとき―寄り道・大回りの過程こそ

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
 太陽光・風力等の再生可能エネルギー発電設備の設置を
 目的にした林地の開発許可について
林野庁森林整備部治山課企画班

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 白鳥貯木場

●わがまち木造自慢 
 社会福祉法人三峰会つきよのこども園(群馬県みなかみ町)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 「流行を追うな、林業の本質を見極めろ」という言葉を
  どのように実践しているのか。
 橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79

●表紙の人 小﨑尚美さん (株)杉工場(福岡県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●認定特定非営利法人 芸術と遊び創造協会



現代林業2017年10月号目次

特集 遠藤先生が読み解く 激変する国産材業界―この先に見えるもの
   「複合型林産」ビジネスモデル、生産・流通の再編、シームレス産業化に向けて
   遠藤日雄・NPO法人 活き活き森ネットワーク理事長 
製材加工、木質バイオマスなどの分野では、大規模工場・施設の設置・稼働など、各地でさまざまな動きが見られることは読者もご存じのとおりです。そうした市場の動きを私たち林業側はどう捉えたらいいのでしょうか。
 こうした川下業界の動きは個別で見ているとその意味が分かりづらいのですが、さまざまな経済原則に則った変化として捉えることができると遠藤日雄先生は指摘します。キーワードは、「複合林産型」です。A材、B材など全ての材から最大の利益を追求するためのビジネスモデルづくりへと、業界は必死の努力を続けているのです。

◆フォト・レポート ・・・・1
台湾での森林療法普及行脚の旅  上原 巌

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
必要なのは「良い木」のマーケティング
安売りの商いは消耗戦

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
常緑広葉樹林帯より標高が高い皆伐地における広葉樹の森づくり―植栽適正樹種の研究
東京都農林総合研究センター 新井一司
東京都では、豊かな都民生活に貢献する貴重な財産として多様な森づくりを推進しています。その中で、森林循環促進事業においては、スギやヒノキの人工林を皆伐した後に広葉樹を植栽する現場があり、広葉樹による更新・育成技術が求められています。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆埼玉県飯能市編(後編)・・・38
企業・社会が注目する自伐型仕事スタイル②
自伐林業+副業の自営スタイルで働きたい―若者達の非雇用型指向
 雇用とは違った意味で、林業を自分の仕事としたい。それも自伐という自営スタイルへのあこがれをもって。前回飯能市編①で紹介した企業による自伐型林業研修の受講者はそんな人々です。社会全体の仕事感、働き方も変わろうとするいま、なぜ自伐自営をめざすのか。林業界というより、社会が自伐型仕事スタイルの価値を求めているのかもしれません。

林研グループが応援します!◆広島県/三次市森林・林業研究会・・・48
再概要ロケットストーブの製作指導を実施

普及員実践日誌◆栃木県 林業普及指導員 関谷夕香・・・50 
とちぎの林業人材の確保・育成等に向けた取り組み

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第6回  椎野 潤・・・・・54
日本社会の変化 「非雇用」の進化形
―シェアリング・エコノミーの可能性を探る   
前月のゼミに書いたように、中国人8.3億人が、短期間にスマホ決済に移行してしまうのをみると、社会が激変の時代を迎えているのを感じます。これは中国だけでなく、インド、ベトナム、ミャンマーも、皆、同様なのです。そればかりでなく、欧州の先進国の変貌は驚くばかりです。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第53回 フリーの森林施業プランナーとしての挑戦
合言葉は「林業は面白ないとアカン!」
内海美沙 
私は現在、フリーの森林施業プランナー、木材コーディネーターとしてお仕事をさせていただいています。元々は、日吉町森林組合で森林施業プランナーとして、働いていましたが体調を崩し、4年ほど在籍したのちに、4年前に道半ばで退職しました。森林施業プランナーという仕事は天職とも思える仕事でしたし、職場も、地域も大好きだったので、辞めた時には、とてもとても悔しい思いをしました。

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの"その時現場が動いた!"・・・70
第1回 "教えたがり"から"見守り役へ"

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・74
林業事業体の取締役になっていますが、労災の適用はあるのでしょうか?
 鈴木慎太郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 筏流し

●わがまち木造自慢 
 社会医療法人 同心会 フィオーレKOGA看護専門学校(宮崎県宮崎市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 弟子を育てる師匠としての立ち振る舞い方とは。
 橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79

●表紙の人 中谷万季さん、山木 花さん (株)神子沢林業(山梨県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●上原 巌







現代林業2017年9月号目次

特集 小規模分散型 温水供給の木質バイオマス利用地域戦略
 木質バイオマス利用では発電などの大型施設(熱電併給システムを含む)などの整備、それに向けたバイオマス材の供給体制整備が全力で進められています。そうした主力と平行して、ごく小規模の温水供給施設での木質バイオマス利用も市町村など各地域で進めることができれば、木質バイオマス利用は林業側、地域側にとって盤石なものとなるでしょう。普及のカギはコストダウン(初期、ランニング)です。

特集1
相川高信上級研究員(公益財団法人自然エネルギー財団)に聞く
量産型小規模ボイラー の有利性と地域アライアンスによる低コスト化
 比較的低価格での導入が可能になってきた小型ボイラー(チップ燃料)を活かし、地域の関係者の力を集約・蓄積する地域アライアンスによるの低コスト化について、各地域での導入コンサルタント活動を行っている相川さんにお話しを伺いました。

特集2
ポイント整理 地域自前主義による導入低コスト化の実現へ
編集部
事例1 ゴルフ場での導入 松くい虫被害木のチップを利用(山梨県北杜市)
事例2 コンテナユニット型を自前で設置、普及的手法で低コスト化を実現
                     上川地域資源利活用推進協議会(北海道)
 小規模分散型では、概ねボイラー出力300kW以下(目安としてチップ消費量300t/年以下)の温水供給施設(地域暖房ではなく、あくまで単体利用)事例を想定します。

◆フォト・レポート ・・・・1
小規模の温水供給木質バイオマスエネルギー利用の低コスト化事例

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
マーケットの萎縮が始まる
事態を直視して対策を

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
育林コスト不要のエネルギー作物としての竹の活用
―未利用竹資源収集・運搬・燃料化システムの実証
山口県農林総合技術センター 村上 勝 
 西日本を中心に放置竹林が繁茂し、周辺森林への拡大が急速に進んでおり、その活用が大きな課題になっいます。そこで竹を育林コスト不要のエネルギー作物として竹の活用を確立することを目的に、竹の「低コスト収集・運搬・燃料化システム」の研究成果について、山口県農林総合技術センターの村上勝さんに紹介していただきます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆埼玉県飯能市編(前編)・・・38
企業・社会が注目する自伐型仕事スタイル①
自伐者の人材力に企業が注目 地域在住エンジニア業務を委託へ
林業とはまったく縁のないメーカーが自伐林業の研修事業を始め(2016年)、すでに75名が修了しています。自動ドアの生産・販売を行う日本自動ドア株式会社(吉原二郎社長)です。なぜ林業か、なぜ自伐型なのか。同社が所有する山林の事業活用化というだけではありません。自伐型自営者の人材力に注目し、同社メンテナンスを担う地域エンジニアに育てたいという吉原社長の人材活用哲学がそこにあります。

林研グループが応援します!◆山形県/庄内林業研究会・・・46
高校生へのインターンシップが林業就業に繋がった

普及員実践日誌◆京都府 林業普及指導員 菊谷 茂・・・48 
林業大学校等と連携した森林・林業担い手育成の取り組み

レポート◆藤野正也 ・・・・・・・・・・・・・・・・・52
地元高校生を普及の味方に。若い視点を活かそう
 ―日本森林学会大会 高校生ポスター発表から

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第5回  椎野 潤・・・・・58
林業成長への道 ロジスティクスと人づくり
透明情報の原点 非コントロール型の情報戦略   
今、世界は激しく変化しています。今日は、その変化の根幹を理解しいただきたいと思います。それには、聞き慣れない言葉を理解いただいて、憶えていただく必要があります。それは、今回の標題とした「インフルエンサー・マーケティング(注1)」です。この言葉は、今、世界でかなり多く語られていますが、日本国内ではほとんど耳にしません。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第52回 プロ野球選手を目指し、現在プランナー
高性能林業機械の導入による若手オペレーターの育成 
寺崎泰平 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・・76
「明認方法」で立木の所有権を主張する者に地代使用料は請求できるのでしょうか?
 北尾哲郎

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 筏作り

●わがまち木造自慢 
 下松市児童センター「わかば」(山口県下松市)・・・69

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 自伐林家として、夫婦円満の秘訣のアドバイスを教えてください。
 橋本光治

●表紙の人 組屋杏菜さん、大泉優美子さん (株)大義林研(福井県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●編集部ほか

現代林業2017年8月号目次

特集 QGISを活用した森林管理情報の集約と共有の提案
 ●QGISの役割
 ●こんな使い方もできます。QGIS
 ●オープンデータ化で森林GISが林業を変える
 ●QGISで森林情報を手軽に扱う提案
 森林情報はデジタルデータとして管理する時代に入り、GISの活躍の場が増えてきます。そこで注目されているのが、誰でもが自由に利用できるフリーソフトのQGISです。各人のパソコンに自由にダウンロードし、同じファイルを共有することができ、現場(タブレット等)でも事務所でも同じファイルでデータを確認できます。

◆フォト・レポート ・・・・1
業務で使おう QGIS活用術

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
地元産木材の小売対策を考えよう
「消費」の機会を増やしたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
カバークロップによる低コスト再造林技術の開発
ワラビ被覆で下刈り回数軽減
山形県森林研究研修センター 中村人史 
 ワラビのポット苗化による圧倒的な被覆力で針葉樹伐採跡地でのスギ再造林での下刈り回数の軽減を図り、さらにワラビの収穫益も期待できる「ワラビカバークロップによる低コスト再造林技術」の開発について、山形県森林研究研修センターの中村人史さんに紹介していただきます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆熊本編(後編)・・・42
自伐スタイルを次世代へ繋ぐ工夫
 自伐型は技術も手間も体力もいることから、誰もができるわけではありません。けれど、自伐には自伐の良さがあり、それを地域に、そして次世代へ繋ぐ努力を自伐林家の実践に見ることができます。「自分たちでやればお金が全部地元に落ちる」と自伐スタイルを集落に残そうとする努力を池松さん(熊本編前編で紹介)。後継者育成は個人の力には限界があると、地域の後継者づくりを法人で実践する吉井さん。そして農的暮らし、農林業に仕事としての魅力を見出している若者たちがいます。

林研グループが応援します!◆福井県/五箇特殊林産物振興組合・・・50
日本で唯一の生産地 福井県の越前オウレン

普及員実践日誌◆長野県 林業普及指導員 小山泰弘・・・52 
長野県林業士を目指す、ある青年の記録―人材育成の時間

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第4回  椎野 潤・・・・・56
林業成長への道 ロジスティクスと人づくり 特別編
未来型・顧客起点サプライチェーン・マネジメントへの道(Ⅱ)    
―「施主起点の林業~家造りのサプライチェーン・マネジメント」への挑戦で開く
 第四次産業革命
 前号に続き特別編Ⅱとして、林業サプライチェーンの未来型という目標に向けた挑戦を本号のテーマとし、施主基点の家造りのをモデルを椎野先生に解説していただきます。内需型産業は、いま大きな選択を迫られています。市場の限界をどう破るか、その戦略を描き、俊敏さと勇気を持って挑戦へのスタートです。内需型を代表し、林業は第四次産業革命への挑戦に乗りだしましょう。そのモデルこそが、施主起点の林業~家造りサプライチェーンマネジメントです。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第51回 現場感覚を忘れずに前向きにチャレンジ 柳田圭一 
 平成27年度に素材生産量1万㎥を達成した時の喜びは格別でした。積年の努力が実を結んでたいへん誇らしく、同時に現業職員の皆には、感謝の気持ちでいっぱいでした。でも、少しだけ複雑な気持ちになったことも事実です。私自身が素材生産の現場から離れ、事務職員になっていたからでした。1万㎥達成の喜びを、伐出班長として味わうことができなかったことが残念で堪りませんでした。

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 綱場

●わがまち木造自慢 
 医療法人まつざきクリニック優良老人ホーム「洞門の郷」(大分県中津市)・・・69

●読者のお悩み相談・・・・・・・・76
 優良在庫を残す経営についてご指導ください。
 橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・78 

●表紙の人 村上沙織さん (株)知福木材(兵庫県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●喜多耕一

現代林業2017年7月号目次

特集 使って広げよう ドローン活用の可能性

    ―目的、精度、費用、効果の視点

特集1 徹底検証―ドローンはどこまで使えるか?

竹島喜芳・中部大学准教授インタビュー

 特集2 ドローンを理解するためのポイント整理―背景情報、基礎情報

     編集部   

ドローンの産業分野利用には多くの期待がかかり、商用利用への潜在需要は広がっています。ただし、現状では技術開発や実証段階が多く、法制度を含めた環境整備も今後加速するものと考えられます。ドローンの林業利用を検討する際に、ドローンの全体像や背景情報を理解しておくことが必要となってくるでしょう。ここでは、ドローンを理解するためのポイントを整理します。

◆フォト・レポート ・・・・1

ドローンの林内飛行で森林データを収集

~第2回森のドローン・ロボット競技会~

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

建築と木材の相互理解を!

より良い木材利用を進めたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

木質チップの簡易含水率測定技術の確立

鹿児島県工業技術センター 小幡 透 

近年、全国で木質バイオマス発電施設の設立が急速に進んできていますが、課題の一つとして、木質チップの含水率管理が指摘されています。そこで、現場で簡単に行えるチップの湿量基準含水率の推定方法の研究成果について、鹿児島県工業技術センターの小幡透さんに紹介していただきます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆熊本編(中編)・・・40

地域ビジネスモデルとしての自伐型②

製材技術と設計者がつなぐ信頼のサプライチェーン

住宅施主が払う木材(製材品)代金が高止まりなのに丸太価格が低いのはなぜ、もっと評価されてもいいのでは、という素朴な疑問が山側にはあります。その答えの一つが、施主が直接山側(自伐林家、地元製材工場)から材を購入・早期決済し、山側の利益を確保する商流システムです。

林研グループが応援します!◆高知県/香美市林業婦人部・・・50

シカ肉料理でシカ被害の現状を伝える

普及員実践日誌◆北海道 林業普及指導員 松本由美子・・・52 

地域林業を担う多様な人材育成に向けて

~カラマツ王国! 十勝の取り組み~

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第3回  椎野 潤・・・・・56

林業成長への道 ロジスティクスと人づくり 特別編

未来型・顧客起点サプライチェーン・マネジメントへの道(Ⅰ)    

サプライチェーンの起点は、見込生産(規格品の大量生産)を中心に、受注生産モデルも登場しつつあるという姿を企業等に見ることができます。林業では、一般産業ではあまり例のない見込生産かつ生産者側優先で、しかも、納期が安定しない状況です。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第50回 集約化への取組について 片山圭介 

法律・税務・制度相談室◆鈴木慎太郎・・・・・・・・・・・74

原野商法で購入した土地を無視して遺産分割協議書の作成は可能でしょうか?

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9

 大川狩り

●わがまち木造自慢 

 東北町武道館(青森県東北町)・・・67

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

 山村に暮らして自伐型林業というものに挑戦したいが・・・

 橋本光治

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 ちばの木の折り紙・『樹紙』と千葉県産サンブスギの靴べら (千葉県林業改良普及協会)

●表紙の人 今山美央さん 清野果穂さん 出羽庄内森林組合(山形県)・・80

表紙●岩渕光則

フォト●九州工業大学社会ロボット具現化センター 森のドローン・ロボット競技会実行委員会

現代林業2017年6月号目次

特集 林業経営の視点から見た早生樹の可能性

    ―造林、木材利用、市場開拓連携

特集1 松村順司教授(九州大学大学院)に聞く

早生樹はどこまで林業に使えるか―造林、苗木供給から材の利用まで

Q:早生樹とは、どのような定義なのでしょうか?

松村:早生樹について、学術的な定義は定まっていません。ただし、実用上、東南アジアやブラジルといった海外のプランテーション業界では、土地の生産性をわかる形にする意味で15m3/ha・年以上を早生樹と呼んでいます。

特集2 林業経営に早生樹種を活かすポイントの整理

    編集部   

再造林や齢級構成の平準化、森林経営の収益向上などの視点から、早生樹の造林が各地で行われています。特集1につづき、造林保育、苗木供給、木材利用をキーワードに、早生樹の林業樹種としての可能性を検証します。なお、特集1でも解説されたように、本特集では、早生樹という定義を厳密に定めるのではなく、現在の主要な造林樹種と比較してより早い成長が見込めるものを早生樹等として取扱うこととします。

◆フォト・レポート ・・・・1

54年生のコウヨウザンの成長を検証―スギ・ヒノキと比べて―

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30

経営力のある工場をどう育てるか

意欲ある人材を集めたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32

52年生コウヨウザンの材質と製材品の強度について―スギ、ヒノキとの比較

広島県立総合技術研究所 林業技術センター 涌嶋 智 

巻頭のフォトレポートと連動して、伐採・搬出したコウヨウザンの実代製材品を試験単として、曲げ破壊試験、縦圧縮、せん断、めり込みなどコウヨウザンの材質と製材品の強度についての調査結果について、広島県広島県立総合技術研究所林業技術センターの涌嶋智さんに紹介していただきます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆熊本編(前編)・・・38

地域ビジネスモデルとしての自伐型①

住宅材の受注生産を可能にする自伐林業の力

林研グループが応援します!◆愛知県/しんしろ林研クラブ・・・48

ハンディGPSを活用した境界確認で、山への意識を後継者に継ぐ

普及員実践日誌◆大分県 林業普及指導員 小関 崇・・・50 

全国初の木質バイオマス専門市場の開設


椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第2回  椎野 潤・・・・・54林業成長への道 ロジスティクスと人づくり担い手の明日を創る―高齢化、人手不足をチャンスにかえる成長戦略    新しい旅立ちへの最初の一歩(注1、参考文献1)は、激しい変化の時代の産業を牽引して、変化の大波を乗り越えている先進企業の経営者の次世代を見る眼。勇気と決断力について取り上げました。また、今までなかった新産業の形成を目指した、体質の著しく異なる異業種の合併・融合に、挑戦する経営者と従業員の姿にも、視点を当てました。
チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68第49回 経営放棄林分の再生を目指したチャレンジ 小田多一 
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・74最終回 3年間、重きを置いた2つの"意識"
●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9 小谷狩り
●わがまち木造自慢  香美町立村岡小学校・村岡幼稚園(兵庫県香美町)・・・67
●読者のお悩み相談・・・・・・・・74 家族経営で自伐林業を円滑に進めていくための秘訣とは? 橋本光治
●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79  沖縄のゲットウ(月桃)の香りの除菌消臭芳香スプレー (一社)沖縄県森林協会
●表紙の人 伊藤綾沙子さん 伊藤亜実さん 鳥取県東部森林組合・・80表紙●岩渕光則フォト●涌嶋 智

現代林業2017年5月号目次
特集 酒井先生に聞く
   世界の林道の潮流と進化論―そして日本の林道が向かう先
    ○世界の林道の潮流―進化の方向
    ○林道進化論―林道をめぐる5つのトピックス
    ○日本の林道が進む道とは
Q:世界の林道の潮流は今、どんなことになっているのでしょうか。
酒井:地域によって違うのですが、概ねどこの国も林道整備は終わったといえる状況にあります。今後は、輸送能力をどう高めていくかということと、維持管理をどうするかということがポイントになってきます。どの時点で維持管理を効果的にして、その費用負担をどうするかというところに焦点が移っているということです。

◆フォト・レポート ・・・・1
林業用大型トレーラトラック
世界の林業現場から

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
国産材のツーバイフォー材に期待
SPFにも攻めどころはある

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
スイングヤーダを用いた「伐倒同時集材方式」の実証試験
岡山県農林水産総合センター森林研究所 片桐智之 
現在、列状間伐は、伐倒後に集材を行う方式(先行伐倒方式)が主流となっていますが、この方式はかかり木の発生や、伐倒木の影響で架線の架設作業が困難になる等の問題があります。その問題を解決するために・・・

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆高知編(後編)・・・38
Iターン自伐方の経営学 ―副業型自立経営の工夫いろいろ―
新しいタイプの自伐型。町の支援を得ながら、目指すは自立。林業雇用とは違い、賃金収入をあてにせず、どう生業を作っていくか。技術力を高めての仕事受注、林業以外の副業、さらには加工・販売等6次化、起業まで。経営力や生活力に至る総合的な応用が求められます。地域に定着し、自立経営を目指す本山町の若き自伐型林家、川端さんと野尻さんの挑戦の現場を佐藤教授が訪ねました。

林研グループが応援します!◆長﨑県/東彼林業研究会・・・46
ハランを中心とする林間作物栽培で「生涯現役」

普及員実践日誌◆徳島県 林業普及指導員 津司知子・・・48 
高校新卒者を新規林業就業者として確保
―高校、林業事業体、林業普及指導員が連携・協力―

椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第1回  椎野 潤・・・・・52
林業成長への道 ロジスティクスと人づくり
勇気と決断―激しい産業変化時代への対応    
 私は、日本は大事な転換点にいると考えています。それで今、考えておかねばならないことを関心を持ってくれる人達に伝えて置かねばならないと決意して、毎日ブログを書いています。また、今の日本にとって、林業が凄く大事な時に来ていると思っています。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68
第48回 中津江村から林業を考える
―林業、農業、村の一員として地域全体を支えていく力に 下地弘毅 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第30回 たった二日間で所有者全員の同意がもらえた理由

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 修羅

●わがまち木造自慢 
 真庭市落合総合センター(岡山県真庭市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 Iターン者が定着し、地域の後継者に育ってほしい
 橋本光治

●表紙の人 古川育美さん 相良村森林組合(熊本県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●酒井秀夫・吉田美佳

現代林業2017年4月号目次
特集 林業総合政策の手法研究―施策間連携の相乗効果、推進力を探る

 特集1 「みんなで使い、地域活性化を」 施策を束ね、推進力を発揮
―やまがた森林(モリ)ノミクス
     編集部
 林業関係の総合政策として異彩を放つのが山形県で現在進められている「やまがた森林ノミクス」です(平成28年度全国知事会優秀政策)。個々の施策一つひとつの力を超え、それらが複合化、相乗効果を発揮し、さらには地域活性化というメッセージ力が、強い推進力を実現します。

 特集2 地域プロジェクトが動けば、総合政策が躍動する―普及の力を活かす
     愛媛県今治地区の事例から 
     編集部
 全国的に県レベルの総合政策を立ち上げ、主伐を計画的・段階的に進めている傾向が顕著になってきている。一方、現場となる地域にはそれぞれの事情があり、円滑な推進には地域の実情と県政策とのマッチングが重要なポイントになる。そこで、県の総合施策を軸に地域プロジェクトを立ち上げ、PDCAサイクルを通じて成果を上げてきた東予地方地方局産業経済部今治支局森林林業課を訪ねた。

◆フォト・レポート ・・・・1
CLT建築の可能性―5~7階程度までを
木材の新たな利用法への期待と普及

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・40
国産材高額商品の開発を
中小工場の生き残りを図る

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・42
群馬県産スギ・檜 横架材スパン表の作成と普及
群馬県林業試験場 工藤康夫 
戦後、大量に植栽されたスギとヒノキは、建築材料や住宅様式の変化から、当初想定された伐期を過ぎて大径化が進んでいます。そのため従来の主用途であった柱から、梁桁材など断面の大きい横架材としての用途を考える必要性に迫られています。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆高知編(前編)・・・48
Iターン自伐方の社会学 ―林業で定住促進―
「山主さんが行う」のが典型的な自伐林業ですが、これに収まらない、新たな自伐スタイルが各地に登場しています。山を所有しないIターン者による地域での森づくり・素材生産活動もその一つです。各地の市町村では、こうした取り組みを自伐型林業として、支援する例が登場しています。なぜ市町村が支援するのか・・・。

林研グループが応援します!◆石川県/石川県林業研究グループ連絡協議会・・・56
第3回石川県伐木競技大会を開催

普及員実践日誌◆滋賀県 林業普及指導員 堺貴史・原 滋治・・・58 
森林組合、市、普及員三位一体で取り組む集約化施業
 
レポート・・・・・・・・・・・64
フォレスターの実践知、技術知見等を共有する仕組み
 ―全国レベル、地域レベルの事例より
  編集部

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68
第47回 子供達に森林・林業のことを伝えたい
     ―NPO等の活動等を通じた学校への働きかけ
     野田真幹 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・76
第29回 ボランティアの安全教育② 
探るべきは『誰絵が悪いのか?』ではなく『何が原因なのか?』

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 桟手

●わがまち木造自慢 
 愛媛銀行久米支店(愛媛県松山市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 林業経営で迷ったときに参考になる言葉とは?
 橋本光治

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 椎葉村のつるひめ椎茸   宮崎県林業改良普及協会

●表紙の人 坪田裕希美さん いしづち森林組合(愛媛県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●(一社)日本CLT協会 他

現代林業2017年3月号目次
特集 長寿企業に学ぶ林業経営持続の法則 人材力を活かすマネジメント
他産業に比べ、持続は林業の大目標と言っていいでしょう。森林管理、森づくり、素材生産、製材・加工などを担うさまざまな企業・団体が、破綻することなく元気に経営を持続し、雇用を守り続けること。それが林業地域持続の土台となります。・・・本特集では、長年にわたり、会社を維持し、雇用を守り続けてきた長寿企業に注目し、なぜ経営を持続できたのか、その理由を探り、持続の法則を実践事例から学びたいと思います。
 特集1 「従業員を大切にする」と「絶え間ない改革、進化」が持続を作る     編集部
特集2 経営者インタビュー     「人ありき」が持続経営を実現 雪国で通年雇用を創出・維持した人材力経営とは     小熊順一 中越よつば森林組合代表理事組合長(新潟県)      編集部
◆フォト・レポート ・・・・1ウッドデザイン賞木材利用の自由度を高めるデザインの新機軸
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34高級木製家具の販売戦略はコストダウンだけでは限界がある
お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36スギ製材時の変形を抑制するための事前熱処理の効果徳島県立農林水産総合技術支援センター 橋本 茂 
レポート・・・・・・・・・・・40WLC型協議会は指導者を養成する―JLC出場選手インタビューから探る飛田京子    ひとりの選手として、JLCに挑戦する選手たちと交流をする中で感じ、そして次第に確信へと変化したことがあります。それは、JLCの選手を育てることは、チェーンソーの技術教育における指導者を育てることに繋がるのではないかということです。
佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆静岡編(後編)・・・46「守る役割」を担う―面で維持する地域の林業― 静岡編の前編・中編と続き、その後編となる今号では、静岡市林業研究会のメンバーであり、自伐林家として鈴木林業を経営する鈴木英元氏を佐藤先生が訪ね紹介します。
林研グループが応援します!◆神奈川県/葉山炭焼同好会・・・54地域産材を使った炭焼き伝統継承を目指して
普及員実践日誌◆千葉県 林業普及指導員 海老根愼子・・・56 施業委託、経営委託の普及に向けた総合的な取り組み チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・62第46回 出会いから教えられ、そして改善へ―「魅せる林業」を目指して白石盛人 
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68第28回 ボランティアの安全教育 いざ「どうする」を考え、判断できる力を
●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9 木馬
●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・60
●わがまち木造自慢  南小国町役場(熊本県南小国町)・・・61
●読者のお悩み相談・・・・・・・・70 定年後の自伐林業をするためのアドバイスをお願いします。 橋本光治
●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79  ナラの額縁   東京都林業改良普及協会
●表紙の人 前田宏美さん 香川県森林組合連合会・・80表紙●岩渕光則フォト●ウッドデザイン賞運営事務局





現代林業2017年2月号目次
特集 安全教育プログラムとして注目されるWLC型伐木競技会

 特集1 WLC競技会レベルの安全・正確を求めて チェーンソー伐木の教育方法
     編集部
作業中に亡くなる事故は、あってはならないものです。不幸にして発生した死亡災害数を国別に比較した図をご覧下さい(図1)。林業労働災害発生率(雇用者についての統計)を、素材生産量(単位100万m3)当たりの亡くなった方の人数で比較しています。

 特集2 飛田京子さんに聞く 
     正確・確実さの習得を―チェーンソー基礎技術の教育こそが安全をつくる

 特集3 佐賀県に聞く―佐賀県きこり選手権にみる伐木競技会の開催方法と成果
編集部
佐賀県では、県内の林業現場で伐採作業に従事されている技術者を対象に、「佐賀県きこり選手権(以下、選手権)」を平成22年より毎年開催し、平成28年に第7回を数えるに至っている。

◆フォト・レポート ・・・・1
3林大対抗による技術研鑽の場
第三回全国林業大学校対抗伐木選手権大会開催 
(長野県林業大学校)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
制度やシステムをどう運用するか
ポイントはインターフェース

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38
高齢級人工林に対応した伐出収支試算ソフトの開発
鹿児島県森林技術総合センター(現・鹿児島県大隅地域振興局) 河野雄一

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆静岡編(中編)・・・44
「つなぐ役割を担う」―林家から発信する林業マーケティング
今号は、静岡市林業研究会を訪ね紹介した静岡編(前編)に引き続き、中編として、地域材活用のマーケティングに関わった、静岡ガス(株)、静岡市の製材業社のネットワーク組織「オクシズネット」、家具・玩具メーカーのナナミを訪ねて紹介します。


林研グループが応援します!◆三重県/白山町林業研究会・・・52
木の駅プロジェクト~自伐型林業へ!

普及員実践日誌◆新潟県 林業普及指導員 太田武志・・・54 
利用間伐の事業地確保と実行体制強化の取り組み
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・58
最終回 覚悟をもった国の未来戦略 林業は輸出産業に漕ぎ出す
 私のロジスティクスゼミも今回で10回目になります。私は、このゼミにおいても、10回位で、林業関係の皆様に伝えたいことを、ひとまずまとめたいと思って進めてきました。今回、それを目指したいと思います。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第45回 この村で『杣人』として山と家族と暮らしていく
中司勝万 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・74
第27回 災害被害木からの贈り物

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―
 木曽地方のヒノキの造材・・・9

●わがまち木造自慢 
 南小国町役場(熊本県南小国町)・・・51

●読者のお悩み相談・・・・・・・・76
 息子が山を引き継ぐ木が無いから売って処分してくれといいますが・・・
 橋本光治

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
「世界の阿蘇のスギ・ヒノキから抽出したエッセンシャルオイル」~小国杉・阿蘇南郷檜~
熊本県林業改良普及協会

●表紙の人 松尾扶美さん 東近江市永源寺森林組合(滋賀県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●長野県林業大学校







現代林業2017年1月号目次

特集 ICTは、林業のサプライチェーン・マネジメントをどう変えるか
 最近スマート林業というICT※1を駆使した林業像が提案され、眼にする機会が増えました。
  その具体像を読者自ら検討する機会も出てくるでしょう。そこで本誌では、そうした議論の材料を
  整理、提供してまいります。本特集では、議論の出発点を現場に求めました。平成27年度森林・林業
  白書で紹介された北信州森林組合(長野県)です 

 特集1 透明情報共有とICTで可能―生産リードタイム削減、在庫圧縮で高利益を生む現場に
     編集部
 特集2 林業サプライチェーンモデルの描き方とITの役割
     酒井秀夫 東京大学大学院教授
  北信州森林組合の「できるだけ山に近いところで情報を得ようという考え方で事業を進めています」とい
  うのは正しい考え方と思います。なぜならば、椎野先生によれば情報がまだ濁っていないからです(椎
  野「現代林業」2016年11月号)。情報の元締めという強みも出せます。上流に位置する森林組合とし
  ては、データを整理し、情報を必要なものに最小化し、発信に向けて濁らせないことが必要です。

◆フォト・レポート ・・・・1
WLC2016ポーランド大会レポート 
(編集部)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
国産針葉樹を家具向けに
課題はやはり品質管理

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
毛苗の移植の手間を省く直播コンテナ苗生産技術の開発
香川県森林センター 加藤高志

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆静岡編(前編)・・・42
「山と地域を守るための林業」を伝える―「自伐林家」後継者達の自負
    これまでの林業研究グループの枠を超えた活動を展開している静岡市林業研究会。活動を牽引
    する3人のリーダー、小林誠司会長(38歳)、安池勘司副会長(47歳)、片平有信氏(39歳)に
    お話を伺いました。

林研グループが応援します!◆京都府/樹々の会・・・50
クロモジ加工品の商品化に成功

普及員実践日誌◆島根県 林業普及指導員 山田亜妃子・・・52 
新規就業者確保の仕組みづくりと流域材利用拡大の取り組み
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・54
第9回 IoTの元祖は林業だった
    スウェーデンの林業IoTシステム 日本でも近く実証実験
   先日、長野県の北信州森林組合を訪問しました。この森林組合は、大変に進んだ立派な管理を
   していました。日本独特の山の小さい所有者を集約化して、地域として経営規模を大きくして、
   林業として計画的な施業を実施していました。新卒で若い社員を積極的に採用し、組織的に後進
   作りを進めていました。森林調査は、航空レーザー解析の結果と森林GISの位置情報を組み合わ
   せておこなっており、これに組織管理のITアプリケーションのデータとの連携を進めています。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66
第44回 映画助監督から林業へ―体の半分は林業家、もう半分は演出家
庄司 樹 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第26回 思いの根底を言語化する

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
生産森林組合を許可地縁大体に移行する際、旧戸の権利を守るにはどうしたらよいでしょうか。

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―
 木曽地方のヒノキの伐倒・・・9

●インフォメーション・・・・・・・・64

●わがまち木造自慢 
 上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館「サントミューゼ」(長野県上田市)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 木の駅で働き盛りの息子世代に山をバトンタッチしていけるものでしょうか?
 丹羽健司

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
高齢者による地域資源活性型ビジネス「甲斐の国 身延の竹炭」 山梨県林業改良普及協会

●表紙の人 苧坪 美保さん 岩泉町森林組合(岩手県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●田口 茜



現代林業2016年12号目次

特集 収入を得るための高齢里山林の経営術
津布久隆さん(栃木県県西環境森林事務所環境部長)インタビュー
  ●里山林の更新方法
  ●里山樹種―売れる木いろいろ
●収入を上げるためのポイント
  津布久:今までの林業というのは、常に植えるところから始まっています。当然林業としてはそうあってよいのですが、里山林に関して言えば、50年間放置されてしまっている林が全国に多くある。それなら全 部伐って植え直すのではなくて、せっかく育ったのだからそれを生かすという発想があるのではと考えました。

◆フォト・レポート ・・・・1
IT技術者から知恵と技術を林業に取り入れよう
~ HPH 2016 林業×ITハッカソン~
 
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
微妙な寸法に木材は対応できるか
フレキシブルな戦略を考えたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
カラマツ下刈り回数の削減技術の開発
岩手県林業技術センター 研究部 新井隆介・成松眞樹
 再造林を進めるために地拵えや植栽、下刈りといった全体の約7割を占める造林初期のコスト低減を目的とした
 カラマツ下刈り回数の削減技術の研究成果について、岩手県林業技術センターの新井隆介さん、成松眞樹さんに
 紹介して頂きます。

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆鳥取県智頭町編(後編)・・・40
新しい自伐林業の胎動―町の自伐支援・山林バンクの可能性
智頭町木の宿場プロジェクト(以下、木の宿場)は、綾木章太郎さん(智頭町芦津財産区議会議長)が、智頭町百人委員会(町民が町政へのアイディアを持ち寄る企画提案組織)に提案し、2010年に材の集荷が始まりました。

林研グループが応援します!◆千葉県/千葉県林業研究会・・・48
林業就業に繋げる高校生へのインターンシップ

普及員実践日誌◆神奈川県 林業普及指導員 鈴木哲平・小原由起・・・52 
住民参加型森林管理の支援―都市近郊林での取り組み―
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・58
第8回 ライバルの存在が重要
    ライバルのいない産業は消滅する、守る政策では生き残れない
 日本は1300年にわたり概ね平和で、四方の海に守られているため、外敵に攻め込まれたこともなく、山村を古くからそのままの姿で保存しています。世界でも稀にみる平和社会です。その伝統の上にあるものが、長い歴史上、はじめて危機に瀕しています。しかし、これを単純に守る政策は成功しないのです。

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
ドローンを林業に活用したいのですが、
法律的にはどんなことに注意すべきでしょうか?

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第43回 東京都の自伐林家ならではの林業経営を追いかけたい
中島大輔 

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 さよなら列車・・・9

●わがまち木造自慢 
 牛久市地域医療連携センター(茨城県牛久市)・・・57

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
青森産スギとヒバを使った幼児用の積み木 
青森県林業改良普及協会

●表紙の人 出口砂智子さん 正プラス(株)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●ハッカソン事務局



現代林業2016年11号目次

特集 地域プロジェクト成功のカギ フォレスターの課題解決力に学ぶ
林業の成長とは、もはや全国画一の姿ではありえません。ここでは、市町村など地域側の力を引き出すための手法という視点で整理します。ポイントは、地域課題を見出し、解決手法、戦略を作っていく課題解決力です。森林総合監理士(フォレスター)研修・准フォレスター研修や修了者がその後実践などで習得した手が課題解決に応用できるのでは、という視点で事例を収集、紹介します。
  ①地域課題を抽出・整理、戦略案を作成する手法
  ②科学的な説明や根拠(エビデンス等を含む)展示による説得手法
  ③連携を創り出すコーディネート、コミュニケーション手法
  ④インフォーマルな教育手法を企画・実践する手法

◆フォト・レポート ・・・・1
木材が広げる新たな価値 
全林協+全木連の広報活動(展示会、出版物、映像)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
丸太の品質に注目しよう
産地が優位に立つ条件は?

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30
スギ大径材利用に向けたスギ心去り製材の強度性能と乾燥スケジュール
宮崎県木材利用技術センター 兒玉了一
 スギ心去り製材(正角材・平角材)の強度性能等を明らかにし、効率的な木取り方法や乾燥技術の確立を目指した研究成果について、宮崎県木材利用技術センターの兒玉了一さんに紹介して頂きます。


佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆鳥取県智頭町編(前編)・・・38
新しい自伐林業の胎動―自伐第3世代の若者が描くバランス・スタイル・デザイン
 大谷訓大さん(34歳)は智頭への思いを背負い、2010年に40haの所有林で自伐林業を始め、現在は林業事業体(株)皐月屋を立ち上げて、小谷洋太さん(31歳)と一緒に山仕事を行っています。今回の自伐の旅は、皐月屋のお二人が施業を請け負っている智頭町の山からスタートしました。

林研グループが応援します!◆秋田県/仙北地方林友会林業後継者部会・・・48
森林整備地域活動支援交付金制度に関する勉強会の開催

普及員実践日誌◆三重県 林業普及指導員 鎌田康宏・・・50 
主伐による素材生産量増大と再造林推進の取り組み
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・54
第7回 サプライチェーンマネジメントの構築
 情報透明化が原点
 私が学位を取った1980年から、大学に奉職してMBAの教員になった1998年にかけての18年間に、製造業の姿は大きく変わりました。すなわち、学ぶべき対象は、「物を作る、工場の生産技術」から、もっと広い視点で見た「産業全体の進化」になって行ったのです。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第42回 若者に林業の姿を伝えたい
宇野博文 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第25回 地域内の『潤滑油』としての役割①

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
生産森林組合を許可地縁大体に移行する際、旧戸の権利を守るにはどうしたらよいでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 森林鉄道の機関士の勇姿・・・9

●わがまち木造自慢 
 めぐみこども園(福井県福井市)・・・47

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 木の駅を立ち上げたいのですが、出荷先をどのように決めたらよいのか。
 丹羽健司

●ひろば ・・・・・・・・78

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
大子漆八溝塗「器而庵」の栗の木の菓子器 
茨城県林業改良普及協会

●表紙の人 佐々木 愛さん (公社)徳島森林づくり推進機構・・80
表紙●岩渕光則
フォト●全林協

現代林業2016年10号目次
特集 林業の原理・原則を考える―経営、森づくり、生産技術
座談会:湯浅勲×正木隆×杉山要
 ○なぜ原理・原則が必要なのか
 ○原理・原則の個別ポイント
編集部:なぜ、林業に原理・原則が必要なのでしょうか。
湯浅:・・・未だに現場では「慣れ」、「経験」、「言い伝え」みたいな技術・知識で施業をされている方々が多いと
いうことです。そして地域で技術がバラバラなんですね。これは何でなのだろうかと思ったのですが、一つには、原理・原則が整理されていないからだと考え至るようになりました・・・

◆フォト・レポート ・・・・1
日本の記録 
昭和40~50年代頃の伐木・集材作業(間伐材)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
地域材の付加価値を高める
有利販売で将来を切り開く

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40
間伐促進のための収穫コスト予測システムの開発
三重県林業研究所 野村久子
施業集約化を進める上で、個々の森林所有者に事前に生産性やコストを提示して合意形成を図ることが必要です。そこで、集約化のための事前作業を省力化するために、現場の作業条件や作業機械から生産性やコストを予測するための収穫コストシステム開発に携わった三重県林業研究所の野村久子さんに研究成果を紹介していただきます。

佐藤宣子教授「自伐林業」探求の旅シリーズ◆福井編(後編)・・・46
集落の力が自伐を伸ばす―共に生き、人を育てるしくみ
集落ぐるみで自伐林業に取り組んできた高田集落。牽引役となったのが八杉健治さんです。指導林業士であり、美山町森林組合の職員だった八杉さんの経験に基づくリーダーシップが、高田集落でのまとまりを創ってきました。

林研グループが応援します!◆新潟県/頸北林業研究会・・・54
「マツタケ山」復活プロジェクトと体験学習支援

普及員実践日誌◆群馬県 林業普及指導員 松本 修・・・56 
森林経営計画に基づく集約化施業の実績
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・60
第6回 「サービス製造業」への進化 日立製作所の挑戦
驚くべき新技術 IOT モノのインターネット
前回は、世界の製造業を、大改革してきた「トヨタ生産方式」を取り上げ、これが、次世代林業に活用できないかを考えました。しかし、その製造業が、次世代では全く発想の異なるものになって行きそうなのです。今日はこれをお話しすることにしましょう。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・70
第41回 GPS・GIS・ドローンとの出会い戸境界確認提案への挑戦
地元所有者の森林経営計画策定に活路
板坂秀人 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・74
第24回 木の駅シンポで語るメンバーのホンネ

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 森林鉄道の裏方・保線作業班・・・9

●わがまち木造自慢 
 茂木町まちなか文化交流館ふみの森もてぎ(栃木県茂木町)・・・69

●読者のお悩み相談・・・・・・・・76
 木の駅を立ち上げたいと考えていますが行政の立ち位置は?
 丹羽健司

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
伝統技法による「真櫨キャンドル」と「櫨石鹸」 
奈良県林業改良普及協会

●表紙の人 佐々木絢子さん 福岡県広域森林組合福岡北支店宗像支所・・80
表紙●岩渕光則

フォト●全林協


現代林業2016年9月号目次
特集 造林学的視点で考える―「精緻な林分管理」実現に向けて
                    東京農業大学教授 上原 巌
 特集1 精緻な林分管理の指標―天然更新の樹木を再考する

 特集2 研究の視点いろいろ―精緻な林分管理モデルづくりに向けて
  
◆フォト・レポート ・・・・1
「冒険の森」新たな森林レクリエーション事業としての可能性を探る

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
「社会の目」を意識指摘を選ぶ
環境への配慮がリスク担保になる

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
シカの生息する人工林における間伐と植生保護柵設置後の広葉樹実生の更新―12年間の調査から
神奈川県自然環境保全センター研究企画部研究連携課 田村 淳

佐藤宣子教授「自伐林業」探求の旅シリーズ◆福井編(前編)・・・38
集落の力が自伐を伸ばす―集落ぐるみの自伐

林研グループが応援します!◆岩手県/葛巻町森林組合青年部・・・46
「森の課外授業」で森林鉄道の歴史と間伐を学ぶ

普及員実践日誌◆福岡県 林業普及指導員 入江 信・・・48 
FIT制度の活用を推進~林地残材の有効利用を目指して~
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・52
第5回 林業をトヨタ生産方式で考える

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第40回 外(現業)と中(内業)を繋ぐパイプ役として
久保健二 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68
第23回 求む! 新規活動メンバー

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
産業廃棄物処理業者が山林を購入して事業を始めるという噂があります。近隣地域として、産業廃棄物の不法投棄による被害を受けないためにどのような対応が可能でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 救急車としても地域に貢献したモーターカー・・・9

●わがまち木造自慢 
 福島県国見町庁舎(福島県国見町)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 木の駅での素人集団がプロの仕事と調和するためのポイントとは
 丹羽健司

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
吉野杉の面皮細工 
奈良県林業改良普及協会

●表紙の人 猪股恵美さん (有)猪股林業(秋田県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●冒険の森inいとしろ

現代林業2016年8月号目次
特集 再造林苗木をどう確保するか―地域自給型生産を探る

 特集1 苗木確保手法を整理する―地域自給型生産の特長とは

     編集部

 特集2 地域戦略としての苗木生産外注型から地域自給生産型への転換

     佐伯広域森林組合(大分県)

 特集3 植樹設計と連動した地域性苗木づくり

     大台町苗木生産協議会(三重県)

◆フォト・レポート ・・・・1

KWF TAGUNGレポート

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

ヤマと建築を近づけるチャンスが来た

林業サイドから歩み寄りを

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

木ねじおよび木ダボを用いたスギ厚板床の開発

奈良県森林技術センター木材利用課 中田欣作

林研グループが応援します!◆静岡県/大井川地区林業研究協議会・・・42

「森の課外授業」で森林鉄道の歴史と間伐を学ぶ

普及員実践日誌◆和歌山県 林業普及指導員 小山幸司・・・44 

A材増産に向けた森林経営計画作成、人材育成、研修会実施

椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・48

第4回 既存商業を破壊しているネット通販

サプライチェーン・マネジメントの理想像

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・60

第39回 課題に挑む会社づくり―効率を追求した施業

松本鉄平 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・64

第22回 森林を数値化する

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70

隣地から竹が侵入して困っていますが、隣地の所有者に対応を要求することは可能ですか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―

 昭和天皇の青森貯木場視察・・・9

●インフォメーション・・・・・・・・・52

●わがまち木造自慢 

 TSUDA―machi―KITCHEN(徳島県徳島市)・・・59

(つだまちキッチン)

●読者のお悩み相談・・・・・・・・66

 木の駅プロジェクトを技術習得の場として支援する形態は?

 丹羽健司

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

山の恵みで創作したクラフト 

岐阜県林業改良普及協会

●表紙の人 汐月公美さん 佐伯広域森林組合(大分県)・・80

表紙/岩渕光則

フォト/田口茜


現代林業2016年7月号目次
特集 「定着する人材」育成手法の研究 林業大学校の地域型教育モデル
 特集1 即戦力と定着力がなぜ育つ―地域型教育モデルとしての林業大学校
     編集部
   この特集のテーマは、就業後短期間に離職することなく、地域の林業を担う人材へと育ってくれる
   「定着する人材」をどう育てるか、そしてそれを可能にする地域型教育モデルの効果とは何か・・・
 特集2 開校5年目を振り返る 就職と定着を確実にする工夫
     京都府立林業大学校
  本年度で開校5年目を迎えた京都府立林業大学校。西日本初の林業専門大学校として注目を浴び
    た同校から3期生が卒業した。1・2期生の林業関係への就業率は83%、林業関係の定着率は9割
    以上の同校の実践力教育と就業に向けた取り組みや課題などについて京都府立大学校を訪ね・・・
 特集3 地域推薦、地元枠入学など就職・定着の工夫
     島根県立農林大学校
   平成6年より全国で6校目となる「森林法施行に基づく農林水産大臣の指定する教育機関」として、
   卒業生の73%が林業事業体等に就職し定着率は100%、県内就職率も9割という実績を残してきた
   島根県立農林大学校林業科。いかにして地域に即戦力を養成してきたのか・・・

◆フォト・レポート ・・・・1
即戦力養成と地域定着を目指して
公的林業大学校と林業アカデミー(地域型就業前研修制度) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・42
建築基準法クリアでCLT利用進む
林業と「Winwin」でのCLT普及を

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・44
太陽熱を利用した木材乾燥システムの開発
 和歌山県農林水産部森林林業局林業振興課 森川陽平
   中小規模の製材所では費用の関係から普及しにくい蒸気式乾燥施設に代わり、低コストで乾燥期間
    を短縮できる太陽熱利用木材乾燥システムを開発した和歌山県の森川陽平さんに研究成果につい
    て紹介していただきます。

林研グループが応援します!◆栃木県/日光地区木材流通研究会・・・50
県産スギの横架材利用に向けた実証実験

普及員実践日誌◆北海道 林業普及指導員 白川伸輔・・・52 
「儲かる林業」の実現に向けた取り組み
 
椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・58
第3回 Q、C、Dの戦いと「世界一工場」の誇り
     中国木材(注1)の日向コンビナートがある宮崎県(注2)は、日本一のスギの産地です。国産材産
     業を創成するには、全国の各県単位で頑張ってもらわねばなりませんが、その最初に取り上げる
     県として宮崎県を選ばせていただきました。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第38回 林業現場から列状間伐を考える
石原真理子 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第21回 お任せできる判断基準

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
財産区有林に勝手に出入りして山菜狩りやきのこ狩りをする人が年々増えて困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 ねぶた祭り見学にも利用された津軽森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 
 浜松信用金庫於呂支店(静岡県浜松市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 賛同者が数名しかいない状況下で木の駅を立ち上げるのは可能なのでしょうか。
 丹羽健司

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 「あとうの筍」と森の恵みの詰め合わせ 

●表紙の人 山形晴佳さん 津山町森林組合(宮城県)・・80
表紙●岩渕光則

フォト・京都府林業大学校、島根県立農林大学校、とくしま林業アカデミー、おおいた林業アカデミー

現代林業2016年6月号目次
特集 伐採・更新ガイドラインと再造林実行のしくみ
「皆伐」を迎えるため、いま準備しておくこと
  特集1 「皆伐」に備え、いま準備しておくこととは
        編集部
    主伐としての皆伐が、今後広がると見る読者も少なくないと思います。森林所有者側の事情、需要者側     の事情など、さまざまな理由で皆伐が選択されるのでしょう。予定より早くその時期が訪れるのではと     いう見方もあります。
  特集2 県を上げての伐採・搬出・再造林のルールづくりと普及啓発
       ―地域に実行組織立ち上げ
       鹿児島県
鹿児島県では、平成24年2月に「森林伐採・搬出・更新の手引き~持続可能な森林経営のための行動マ     ニュアル~(以下、伐採マニュアル)」を作成。 続いて平成27年2月に「未来の森林づくり推進方針~     再造林により豊かな森林を未来に引き継ぐために」を策定しています。
  特集3 市町村による皆伐ガイドラインの作成のポイントを聞く
       岐阜県郡上市
岐阜県郡上市では市が皆伐施業ガイドラインを作成し、市内の伐採から再造林までのルールづくりと実 用の推進を図っています。

◆フォト・レポート ・・・・1
「拡大造林」と歩んだ日本の記録―全林協所蔵写真より 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
木材PRのターゲットはIC
インテリア分野で需要拡大を

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38
デジカメで丸太直径・材積の測定
 ―材積測定システム(LVMS3)を用いた研修方法の提案
 鹿児島県森林技術総合センター資源活用部 福永寛之
全国的に山土場での検収の時間や労力の削減が課題になっています。そこでデジタルカメラやコンピュータ
等の一般機器を使用して、任意の場所で撮影したはえ積み丸太の単画像から、直径及び材積を測定するシス テムについて・・・・、

林研グループが応援します!◆佐賀県/塩田町はぜ紅葉会・・・44
櫨の実で和ろうそく作り

普及員実践日誌◆静岡県 林業普及指導員 森 勇介・・・46 
「黒字化、素材生産量6倍」への改革支援
 ―組織機構を見直し、組合職員としての意識づくり―

椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・50
第2回 広義ロジスティクスの一部 サプライチェーン・マネジメントの効用
サプライチェーン・マネジメントは企業を変える
     自動車会社大手のN社の話です。この会社の方から最初いただいた名刺には、「物流部」とありました。     それがいつの間にか「SCM部(サプライチェーン・マネジメント部)」に変っていました。
     その時うかがった話は、以下のような話でした。

レポート・・・・・・・・・・・56
安全教育プログラムとして注目されるWLCルール
―世界伐木チャンピオンシップの技術評価システム   飛田京子・・・・・・・・56

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第37回 12代の伝統と改革―ブランド化と認証材、情報発信の試み
熊平智司 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第20回 きっかけは目立て講習

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
林業専用道に侵入した一般車両が落石などで被災した場合、その責任は管理者にあるのでしょうか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 映画「飢餓海峡」にも登場した川内森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 
 鶴南特別支援学級時津分校ランチルーム(長崎県時津町)・・・69

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 現場作業員の離職を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?
 田中 忠

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 山の恵みを利用したボトルフラワー 栃木県林業振興協会

●表紙の人 武内美江さん 長野森林組合(長野県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●全林協
現代林業2016年5月号目次
特集 「2020年五輪に国産材利用」が意味するもの

認証材製品の安定供給体制を構築しよう

2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場では木造を全面的に押し出したデザインに決まりました。これに付随した関連施設でも木材利用が期待されています。こうした国を挙げた世界に注目されるイベントで国産材が利用されると言うことは、国内外に広くPRするチャンスでもあります。

  ○「2020年東京五輪で国産材を」が意味するもの

○高いハードルへの挑戦―2020年以後へのレベルアップ

○公共建築市場への期待

○認証材製品の安定供給体制づくり

◆フォト・レポート ・・・・1

実証中の早生樹種いろいろ 

 <クリーンラーチ、ヤナギ属、ユーカリ属、ポプラ>

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

合板向けの有利販売を考えたい

「品質」をアピールする段階へ

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

青森県太平洋沿岸における海岸林の津波被害と再生に向けた検討

青森県産業技術センター林業研究所 木村公樹

東日本大震災の津波で被災した海岸防災林の再造成を目的に、枯損木が発生した立地環境を把握する ため、実地調査と空中写真解析を実施して、津波被害の軽減に向けた海岸防災林の再造成法の研究成果について・・・

林研グループが応援します!◆宮城県/松島町林業経営研究会・・・42

日本三景「松島」の大自然で、多彩な森林・林業体験学習を支援

普及員実践日誌◆鳥取県 林業普及指導員 前野洋一・・・44 

林業変革に向けたフォレスター活動「施業の見える化」「情報共有」の手法

椎野先生の「林業ロジスティクス」ゼミ◆椎野 潤・・・・50

第1回 ロジスティクスの発想で考える

  このシリーズのテーマに、「ロジスティクス」と言う、言葉がありますが、まず、それをやさしく、ご説明することから始めましょう。しかし、これも、あまり簡単ではないのですが、ここでは、あまり専門的に考えずに、部外者にもわかりやすいように、お話ししてみることにします。

レポート・・・・・・・・・・・56

今更聞けない森林情報収集技術②   竹島喜芳・・・・・・・・56

<地上レーザー、空調写真の新しい利用法、ドローン>

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

第36回 「山を持っていて良かった!」の声を増やしたい

    「SGEC森林認証林率日本一の町」でプランナー業務にやりがい 鳴島隆吉 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68

第19回 安全意識

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

河川の官民境界の確定について、公図と現地が一致しない場合、どこまで公図を尊重しなければならないのですか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―

 小学校の野外学習と森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 

 大阪木材仲買会館(大阪府大阪市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70

 組合員とのコミュニケーションを図るためにどのような工夫をしていますか?

 田中 忠

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 「きこりと子育て」をテーマに 「きこりパズル」と「きこりドミノ」のセット 

●表紙の人 下前仁美さん 北但西部森林組合(兵庫県)・・80

表紙●岩渕光則

フォト●北海道立総合研究機構林業試験場、森林総合研究所植物生態研究領域

現代林業2016年4月号目次
特集 林業イノベーション―今見えてきた変革の種

    長谷川尚史・京都大学准教授インタビュー

近年、日本林業が育てる時代から利用する時代に入り、国産材利用の気運も徐々に高まってきていました。同時に、林業(川上)もチャンスを生かすためにも、木材需要者(川中・川下)の需要にしっかり対応していくことが求められてきています。 その中で新たな変革、「イノベーション」が求めるシーンが多くなってきています。こうした変革に向けた個々の取り組み事例は増えてきていますが、それぞれの方向性がバラバラでは、日本林業を低迷から抜け出すチャンスを活かしきれないかもしれません。

○なぜ、今イノベーションを考えるのか

○今こそイノベーションの種を見つけよう

○イノベーションの場面いろいろ

○イノベーションのための人材育成と組織づくり

◆フォト・レポート ・・・・1

実用化進む・早生樹種いろいろ 

 <センダン、コウヨウザン、チャンチンモドキ、ユリノキ>

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

大径材から儲かる製品を取る

木取りや製材の技術で勝負

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

木製家具(ソファ)への県産材利用に関する研究

大分県農林水産研究指導センター林業研究部 古曳博也

これまで輸入材が用いられてきた木製家具(ソファ)の木枠フレーム。これを国産材(スギ・ヒノキ)に換えることを目的に、輸入材と同等以上の強度が保持できる国産材(県産材)の使用寸法の研究成果について、大分県農林水産研究指導センターの古曳博也さんに紹介していただきます。

林研グループが応援します!◆山梨県/笹子町林業研究会・・・44

森林・林業体験活動の実施と林産物の直売で地域活性

普及員実践日誌◆岐阜県 林業普及指導員 川元 裕・・・46 

森林組合の経営基盤の強化に向けた~「森林整備加速化団地」の取り組み~

レポート・・・・・・・・・・・56

今更聞けない森林情報収集技術①   竹島喜芳・・・・・・・・52

<デジタルコンパス、航空レーザー>

最近登場してきた、森林調査を巡る最近の技術について、デジタルコンパス、航空レーザー、空中写真の新しい利用法、ドローン、地上レーザーという順で解説し、全体像が見えない技術体系を2回にわたって解説します。今回はデジタルコンパス、航空レーザーを紹介いたします。

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・62

第35回 ―山造りのノウハウと経営的視点を持った技能集団の創生を目指して―

      山守り型森林管理の提案・・・・・・鈴木 章  

私は現在56歳。私と林業との関わりは進学した大学が農学部林学科であったことに始まります。大学卒業後は教職に就いておりましたが、私が40歳で再び林業の現場へ戻るきっかけになったのが「KOA森林塾」という林業講座でした。

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68

第18回 段取り8分

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72

森林組合が10年間の長期施業委託契約を締結した森林所有者が期間満了前になくなった場合、その契約は有効に存続するのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―

 小学校の野外学習と森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 

 秋葉山公園県民水泳場(和歌山県和歌山市)・・・61

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70

 木材輸出について森林組合が取り組む場合のポイントについて教えてください

 田中 忠

●ひろば・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 きのこをふんだんに使った「炊き込みご飯の素」 群馬県林業改良普及協会 

●表紙の人 市野沢 歩さん 常陸大宮市森林組合(茨城県)・・80

表紙●岩渕光則

フォト●大分県農林水産研究指導センター林業研究部、熊本県林業研究指導所

現代林業2016年3月号目次
特集 レーザーからドローンまで

精度、コスト、実用化条件を満たす森林情報収集の最適解とは

中部大学中部高等学術研究所国際GISセンター准教授 竹島喜芳

森林情報収集の手法は、新たな技術の導入もあって、その選択肢は広がってきてます。自分の目的に合った、しかもコスト的にも実現性のある森林情報収集手法は、どのように選択すればよいのかと考える読者も多いことでしょう。本誌では、収集の新技術の全体像を整理し、コスト条件にあった最適な手法選択のための考え方を竹島喜芳さんに整理していただきました。
 ○森林在庫情報への関心の高まり
 ○森林情報の階層構造
○独断! 森林情報収集の最適解
○到来! 森林簿からの卒業
<関連情報>
 行政所有の森林情報提供に向けて―林野庁森林整備部計画課森林計画指導班に聞く

◆フォト・レポート ・・・・1
森林域でのドローン活用事例 竹島喜芳

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
製材システムとのミスマッチをどう解決するか
最適製材システムを検討したい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38
過密林の間伐指針と間伐支援ツールの作成
岐阜県森林研究所森林環境部 渡邉仁志
拡大造林期に植栽された針葉樹人工林の多くは利用可能な時期を迎えていますが、その多くで伐期が先送りされる傾向にあります。また、これまでの管理(とくに間伐)が十分に行われなかったため過密になり、経済的価値や公益的機能の低下が危惧されている林分も多くみられます。針葉樹人工林は現在、高齢化・過密化という新たな局面を迎えており、このような林分の早急な解消が望まれています。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・44
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
最終回 サプライチェーンマネジメントの人材育成―海外の体系的教育カリキュラム
大事なことが最後になってしまいました。サプライチェーンマネジメント(以下、SCM)の人材育成です。SCMの人材育成は林業にとってこれから必要かつ重要事項になります。

林研グループが応援します!◆岡山県/新見市新林業経営者クラブほか・・・48
林業の応援団をつくるために農学部学生との交流研修会開催

普及員実践日誌◆岐阜県 林業普及指導員 藤井 敦・・・50 
意欲ある小規模林業事業体の育成

レポート・・・・・・・・・・・56
「木の駅」のもう一つの見方 ~学び始め・学び直しの場~ 丹羽健治

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64
第34回 組合員の山林を継続的に管理するために
    「なぜ集約化を進めるのか」。たどり着いた結論は・・・ 鈴木実句 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68
第17回 晴れ、時々「木の駅」日和

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
森林法で「都道府県知事及び市町村長は、森林所有者等に関する情報を利用できる」と定められていますが、どこまで許されるのでしょうか?。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 津軽森林鉄道の起点・青森貯木場・・・9

●わがまち木造自慢 
 森が丘幼稚園西棟(神奈川県横浜市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 地域の製材工場と上手く連携するためには?
 田中 忠

●ひろば・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 紀州備長炭のブレスレット 和歌山県林業技術普及協会 

●表紙の人 嵯峨美里さん 静岡市森林組合(静岡県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●竹島喜芳
現代林業2016年2月号目次
特集 「共同販売」機能の研究
特集1 「共同販売」モデルの機能を整理する
 生産者がまとまり(生産者組織化)、あるいは生産者が構成員となって組織(協議会、法人など)をつくり、この組織が販売窓口となって、生産者の生産物をまとめて(商流のみ、または物流を含め)販売する形を、本特集では共同販売と整理します。
特集2 事例にみる「共同販売」の進め方
特集2では特集1で整理した共同販売のタイプ、機能のイメージを編集部で国内の事例に照らし合わせて紹介していきます。
特集3 ドイツにおける木材供給の共同化の動き
 林野庁森林整備部研究指導課主席研究企画官 堀 靖人     
・・・こうした中で注目ざれるのはドイツの動向である。ドイツでは木材産業の生産集中により寡占化が進んでおり、それに合わせて木材供給する仕組みにも大きな変化が起きている。本稿では、ドイツの木材産業の動向を簡単にみたのち、木材供給側の変化について述べることにする

◆フォト・レポート ・・・・1
海外における森林での保健休養の取り組み 上原 巌

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・40
流通・土木向け利用を守りたい
小径木の調達に苦慮

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・42
高温低湿処理を用いたスギ材「かごしま複合乾燥材」の開発
鹿児島県工業技術センター地域資源部 日高富男

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・48
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第29回 林業・木材産業のサプライチェーンにおけるITの活用
林業におけるサプライチェーンは、育林から消費者までの木材生産の流れを意思決定しながら最適化しようとするものです。これから林業・木材産業のシステム化、ビジネス化、製品の安定供給にとって欠かすことのできない概念です。

林研グループが応援します!◆滋賀県/鳥居本林業振興会・・・54
「植える」~「活用する」まで 中学生に向けた林業体験学習を実施

普及員実践日誌◆青森県 林業普及指導員 猪狩 尚・・・56 
Google Earth+計画図による森林調査 ツールと施業集約化への展開


チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・62
第33回 森林経営計画を軸に地域の林業課題に向き合う
    山の歴史、山主さんの思いに耳を傾けて 勢井雅貴 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・66
第16回 丹波市版「木の駅」プロジェクト

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
補助事業の変更によって助成金が確保できないことから生じた赤字分を、林地所有者に請求することは可能でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―
 津軽森林鉄道の運転承認・・・9

●わがまち木造自慢 
 なら食と農の魅力創造国際大学校 阿倍校舎(奈良県桜井市)・・・61

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68
 労災防止に対して経営者として取り組むべきポイントは?
 田中 忠

●ひろば・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 手づくり、無添加「飛島椿油」 岡山県林業改良普及協会 ・・・79

●表紙の人 川野ももこさん あまみ大島森林組合(鹿児島県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●上原 巌

現代林業2016年1月号目次
特集 土場機能の見直しからサプライチェーンを組み立てる

              東京大学大学院教授 酒井秀夫

 土場は林内から搬出した材を、造材したり、検知、仕分けしたり、貯蔵したりする場所です。これから木質バイオマスの利用が盛んになると、製品は多様化し、土場の役割は益々重要になってきます。スペースの確保も必要になってきます。土場は森林と消費者の接点です。土場から先の輸送コスト、流通コスト削減の余地はまだまだあります。土場は、機能や工程が多いだけに、利益を生む一方、ロスも発生し、見直したときに悔しい思いをすることもあるのではないでしょうか。

◆フォト・レポート ・・・・1

KEES Project(キーズ プロジェクト) 浜田久美子

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30

「林業」がよくなるトレンドを

山元の採算を確保したい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

広葉樹伐採跡地を効率的にワラビ園化する技術

山形県森林研究研修センター 中村人史

中山間地域の耕作放棄地や広葉樹の伐採跡地の荒廃抑制と収益確保が期待できるワラビ園化が注目されています。そこで確実な定植が期待されるワラビポット苗を活用した植栽技術について、山形県森林研究研修センターの中村人史さんに紹介していただきます。

レポート1・・・・・・・・・38

最新事例にみる 地域材戦略研究―直結型、協議会型、製品開発型

編集部

全国の林業地で様々な形で地域材戦略が活発に展開されてきています。そこで全国の事例から大まかに3つのタイプに分類して、地域材戦略について整理してみます。

林研グループが応援します!◆愛媛県/上浮穴林業研究グループ連絡協議会・・・44

20年以上継続するインターンシップ

普及員実践日誌◆広島県 林業普及指導員 古瀬一高・・・48 

広島県産材の安定供給に向けた需給マッチングの取り組み

レポート2・・・・・・・・・・・54

私有林への新たな造林支援を 多様な森づくり 上原 巌

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・60

第32回 吉野林業の若き後継者の視点―谷林業リニューアルへの挑戦

     谷 茂則 

 私は今年40歳になった。世間でいう「不惑」の歳だが、実際にはなかなか突破口を見いだせず、惑いの多い日々を過ごしている。ただ、この10年間、林業についてそれなりに私なりに試行錯誤を繰り返して取り組んできた。その経緯をこの機会に整理してまとめておきたいと思う。

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・68

第15回 プランニング

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72

太陽光パネルが設置された山林が崩れ、被害を受けました。損害賠償請求訴訟を起こしたのですが、方法を教えてください。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―青森編―

 日本初の森林鉄道開通記念式典・・・9

●わがまち木造自慢 

 木ノ浦ビレッジ(石川県珠洲市)・・・53

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70

 森林組合で情報IT化を進めるメリット、進め方を教えて下さい・・・70

 田中 忠

●インフォメーション・・・52

●ひろば・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 堅牢・実用的な魚津漆器「曲げわっぱ」の弁当 富山県山林協会 ・・・79

●表紙の人 佐藤加奈子さん 奥州市地方森林組合(岩手県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●浜田久美子

現代林業2015年12月号目次
特集 <座談会>林研グループのニューウェーブを探る―新たな発信拠点の可能性

静岡市林業研究グループ副会長 安池勘司(静岡県)×吉野林業研究会会長 中井章太(奈良県)×龍門林業研究グループ会長 緒方元一(熊本県)

●柔軟な組織・新しい人材

●林研は地域おこしのプロデューサー

●地域材活用を広げるプロジェクトいろいろ

●外向きの活動手法いろいろ、運営方法いろいろ

    ●林研の価値が高まっている 

<林研グループの新たなスタイル> 那賀町林業従事者会 山武者(徳島県)

林研グループ(以下、林研)は、これまで地域在住の林家等の自主的なグループとして、森林づくりの技術や経営改善、地域づくりや交流など森林・林業にかかわる活動をしてきました。これからは、地域林業の共同販売推進役や「木の駅」の推進役など、林研こそが地域に根付いた新たなソフト活動の推進母体となる可能性に期待が高まっています。そこで地域で積極的に活動している3つの林研のリーダーに集っていただき、林研の可能性について新たな地平をテーマに語っていただきました。

◆フォト・レポート ・・・・1

林地残材の収集―世界の機械・システム紹介②

エネルギー利用・輸送効率          酒井秀夫・吉田美佳

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・42

地域産材の利用を進めるために

地域の強みを伸ばす

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・44

スギ製材とMDFを利用した木造住宅用充腹梁の開発

徳島県立農林水産総合技術支援センター 三好 悠

林研グループが応援します!◆大分県/西高林業研究会・・・48

木育教室、山仕事体験を通じて林業の素晴らしさを伝える

全国的に地域で生産された製材品を有効活用することが課題となっています。そこで徳島県では、住宅用の梁として県内の木材関連企業らと県産スギ製材品による構造に、針葉樹MDFを側面にねじ釘で固定した充腹梁を試作しています。

普及員実践日誌◆佐賀県 林業普及指導員 山浦好孝・・・52 

県民協働による環境林整備~地域の特色を生かした森林づくりの取り組み~

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第31回 Iターンプランナーの視点―所有者に多様な選択肢を提案したい

     森 広志 

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・64

第14回 それぞれの役割

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68

伐採契約期間を過ぎた場合の林地残材の所有権は誰にあるのでしょうか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 冬山造材のための荷揚げ・・・9

●わがまち木造自慢 

 長岡京市八条ヶ池水上橋(京都府長岡京市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・66

 父から山を継いだ自伐林家ですが、従業員を増やして会社経営にしたいのですが・・・

 安田 孝

●ひろば・・・・・・・72

●総合目次・・・・・・74

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 愛媛県産ヒノキを使った組み木「みきゃん」愛媛県林業改良普及協会 ・・・79

●表紙の人 田中有紀子さん 中濃森林組合上之保支所(岐阜県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●酒井秀夫・吉田美佳

現代林業2015年11月号目次
特集 林地残材を集める仕組み―集荷システムと支援制度いろいろ

特集1 酒井秀夫東京大学大学院教授に聞く

林地残材集荷システムの考え方を整理する

特集2 林地残材を集める仕組み ―軽トラでも立派な副収入に―

田内裕之/森と里の研究所代表 元森林総合研究所四国支所

我が国の主要なバイオマスエネルギーの資源量のうち、木質系バイオマスは重要な資源として位置づけられており、その多くを占めるのは、未利用樹木や伐採時に放棄される林地残材等である。バイオマスエネルギー資源として林地残材の需要が高まり・・・

特集3 集荷支援制度①

市民参加型収集運搬システム

雲南市森林バイオマス推進事業・林地残材活用推進事業

雲南市産業振興部農林振興課(島根県) 

雲南市は、平成16年に6町村が合併した市で、人口4万1927人(平成22年国勢調査)市総面積553.4㎢、その内約8割を森林が占める典型的な中山間地域であり、山間部に広がる谷合の集落に多くの市民が暮らしています。かつては、良質の砂鉄や豊かな森林資源の活用により「たたら製鉄」が盛んに行われており、稲作を代表とする地域の農畜産業と融合して豊かな里山集落を築いていた地域です。

特集4 集荷支援制度②

林地残材をゴミ処理場の助燃剤として購入

豊田市木質バイオマス活用促進事業

豊田市森林課(愛知県) 

愛知県豊田市では、市民等が排出する可燃ごみを焼却する施設として豊田市渡刈クリーンセンター(以下「クリーンセンター」)を所有しています。平成19年3月に竣工したクリーンセンターは、1日当たり約400tの処理能力を有していて、焼却過程により生じる熱量で発電(約6800kW)を行うことで、その売電益を施設の運営経費に充てています。

特集5 360者登録のIT「真庭システム」

    木質チップ由来証明から需給調整・精算を一元管理

    岡山県農林水産部林政課

岡山県北部は、中国山地沿いに位置し、スギ・ヒノキ人工林を中心とした豊富な森林資源を背景に林業・木材産業が発達してきた地域で、現在も西日本有数の国産材加工拠点となっています。材質に優れたヒノキ材(都道府県別のヒノキ素材生産量は3年連続1位)と優れた製材技術を生かした「美作材」の産地として・・・

◆フォト・レポート ・・・・1

林地残材の収集―世界の機械・システム紹介①

システムの整理          酒井秀夫・吉田美佳

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・52

バイオマス発電で木材流通が変わる

大型集荷仕分け拠点が出現

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・54

森林環境明確化支援システムの開発

富山県農林水産総合技術センター森林研究所 小林裕之

植林からの長時間の経過や森林所有者の高齢化などにより、森林の所有界が不明確になり、集約的な施業や路網整備の妨げになってきています。これまで富山県森林研究所では、森林計画図やオルソ写真(空中写真のひずみを除去したもの)、林班,小班情報などを無料のGIS(地理情報システム)ソフトウェア用に整備し,関係機関に配布してきました(小林裕之2011)。

林研グループが応援します!◆大阪府/NPO法人森のプラットフォーム高槻・・・60

都市近郊林で取り組む森林整備活動と間伐材製品づくり

普及員実践日誌◆長野県 林業普及指導員 池上路浩・・・62 

素材生産量倍増に向け生産計画や作業システムを改善

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68

第30回 現場からの声(クレーム)をチャレンジ(失敗)して

―持続的循環型再生林業の時代のために

     倉本拓郎 

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

護岸工事で境界線が間違っていたという理由で立木を伐採され納得がいきません。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 大径材を運ぶ蒸気機関車・・・9

●わがまち木造自慢 

 八頭町立郡家東保育所(鳥取県八頭町)・・・67

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

 経営者としての木質バイオマス発電の見方、関わり方とは?

 安田 孝

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 木地師発祥地の伝統技術を受け継ぐ「栃の薄盆」滋賀県林業協会・・・79

●表紙の人 大迫千恵子さん 日光市森林組合(栃木県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●酒井秀夫・吉田美佳

現代林業2015年10月号目次
特集 森林認証資格を活かした地域材戦略―マーケットの可能性を探る

 もしかすると、2015年は我が国の森林認証にとって大きな節目の年になるのかもしれません。昨年8月にSGEC(緑の循環認証会議)が世界的な認証プログラムであるPEFC(PEFC森林認証プログラム)に正式加盟し、間もなくSGECとPEFCの相互認証が始まる見込みです。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて整備される競技施設・関連施設には、森林認証材が使用される可能性がでてきています。

特集1 森林認証資格を活かす戦略-5つの視点

  視点1 認証資格-1人で使うな、みんなで使え

  視点2 最終製品で勝負する

  視点3 ストーリーを語れ-共感のマーケティング

  視点4 認証はつながりのシンボル

  視点5 日本の信頼性を世界に伝えるためのシンボル

特集2 森林認証資格を活かした地域材戦略

特集3 森林認証材マーケット拡大の可能性

       取材・執筆:藤野正也((株)フォレストミッション主任研究員)

       企画:『現代林業』編集部

◆フォト・レポート ・・・・1

デザイン・機能・スケールで魅せる公共木質空間

地域材+混構造施設で創る新地平

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

木材ビジネスは品質本位で

地域材の「実力」を高めたい

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

ニホンジカの森林生態系に及ぼす影響と適切な管理手法の開発

山梨県森林総合研究所 飯島勇人

個体数管理の基本中の基本は、「いつ」「どこに」「どれだけ」のシカがいるかを知ることです。しかし、過去の研究では、県全体といった大きいスケールのシカの数しかわからないこと、及び推定に使うデータは1種類しか使えないという問題点がありました。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・44

課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第28回 トラック輸送と利益

―ロジ管理とトラック輸送のあり方②

トラック業界の運賃の考え方は、認可運賃制度によって、費用+利益=運賃です。森田氏によれば、これは売り手側の都合を優先したプロダクトアウトの発想です。しかし、この式を運賃-費用=利益と変形すると、費用を下げなければ利益が生まれないことがわかります。

林研グループが応援します!◆山形県/朝日町愛林会・・・48

森と人との仲介役を目指して

普及員実践日誌◆埼玉県 林業普及指導員 大澤太郎・・・50 

准フォレスター・プランナー候補者・町職員の3者連携による森林経営計画作成

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 

普及指導職員OBがSGEC審査員として活躍中 全国林業改良普及協会

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・60

第29回 常に心には「三方良し」という旗を掲げていたい

     一瀬麻世 

森とまちをつなぐ

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・66

第13回 ナメコ大作戦!

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72

搬出間伐を森林組合に発注したところ、隣の山林を誤伐したために、その所有者から損害賠償を請求されて困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 大平原を走る森林鉄道・・・9

●インフォメーション・・・・56

●わがまち木造自慢 

 新城市立黄柳川小学校(愛知県新城市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68

 川中への直接交渉のポイントについてご指導下さい

 安田 孝

●ひろば・・・・・・・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 能登の風土が創り出した逸品「のと115」 石川県山林協会・・79

●表紙の人 原先政代さん くま中央森林組合(熊本県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●(株)内藤廣建築設計事務所、岐阜市、南陽市ほか

現代林業2015年9月号目次
特集 公的林業大学校による技能者育成―外部支援システムに独自の工夫

特集1 「協議会」・「サポートチーム」によるオール秋田方式

    秋田林業大学校

    宮野順一/秋田県林業研究研修センター研究普及指導室主幹

北海道・東北地区では初となる就業前の林業技術者育成研修(秋田県林業トップランナー養成研修=愛称「秋田林業大学校」)が本年4月からスタートしました。全国的に、林業の現場では林業従事者の減少、特に将来の林業を担う若い人材不足が大きな課題となっていますが、本県でもその傾向は顕著となっていることから、本年度から即戦力としての若い人材育成に本格的に取り組んでいます。

特集2 短期・基礎・専攻の3課程併設方式

    高知県林業学校

    山下 博/高知県林業振興・環境部森づくり推進課チーフ(担い手対策担当)

 高知県の林業就業者数は、平成18年度の1508人を底に増加に転じ、平成24年度には1662人となりました。しかし、平成25年度には、前年度から57人減少し、1605人となっています。これは、国の大型公共事業の影響を受けて建設業への流出や、高齢化による退職が要因として考えられ、林業の担い手の確保と人材育成は重要な課題となっています。

特集3 キャップストーン研修に大きな効果

    開校4年目を迎えた京都府立林業大学校

    志方隆司/京都府立林業大学校教授

特集4 「地域から学ぶ」を実現する充実の支援体制

    37年の歴史と歩長野県林業大学校

吉川達也/長野県林業大学校教授

◆フォト・レポート ・・・・1

即戦力のある技能者を育てる

公的林業大学校

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

林業は常に「育てる時代」

質の高い山づくりを目指そう

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

立木在庫情報建築のための材質評価手法

―スギ林分内のヤング率分布を推定するには?

静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター 池田潔彦

今後、多様化する需要者ニーズに応え、素材生産と木材加工現場との連携・体制を強化し、木材の需給コーディネートを促進しマーケットインに対応するために、"立木(森林)在庫情報"の構築・整備が必要と思われます。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・44

課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第27回 トラック輸送の3効率を高める

―ロジ管理とトラック輸送のあり方①

急傾斜地で木材という重量物を扱う林業は、常に手段の開発とコストダウンの努力がなされてきました。集材は架線系や車両系、伐木造材はチェーンソーに加えてプロセッサが威力を発揮しています。現場によって作業システムの組み方の巧拙はまだまだあると思いますが、現在、地域全体も含めてコストダウンの余地が限りなく大きいのがトラック輸送です。

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 

場面で描くQGISの活用⑤

現場で地図を使う方法―スマホ、タブレットで表示・記録   喜多耕一

林研グループが応援します!◆茨城県/高萩市林友会・・・58

地域の森林所有者への列状間伐普及の取り組み

普及員実践日誌◆兵庫県 林業普及指導員 尾畑俊彦・・・60 

目標達成への支援こそ普及指導の役割

~北但西部森林組合の低コスト原木生産と流通の整備を通して~

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

第28回 事業拡大のカギはプランナー間やフォレスターとの連携

     北舘雅樹 

森とまちをつなぐ

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・70

第12回 初めの第一歩

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

皆伐を発注した業者が無資格者の運転により林業機械で重大事故を起こしました。経営責任者の過失とはどのようなものでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 積み上げられた楢挽材・・・9

●わがまち木造自慢 

 小菅村役場庁舎(山梨県小菅村)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

 A材の販売戦略をどのように展望していくべきでしょうか?

 安田 孝

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 「隠岐の島」黒松商品  島根県林業改良普及協会・・79

●表紙の人 高齊麻衣さん 豊田森林組合(愛知県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●秋田林業大学校、高知県林業学校、京都府立林業大学校、長野県林業大学校

現代林業2015年8月号目次
特集 <座談会>経営者が語る起業系「林業事業体」の生き方

藤原正志×吉良達×杉山要

●「事業体」の役割とは―地域経営のプレーヤーとして

●地域にとって独立の意味と支援

●新たな林業の姿を模索して

全国で独立・起業した事業体が活躍する事例が増えてきています。本誌もそこに注目して、起業系の事業体が地域林業を支えるプレイヤーとして参画していくために必要な姿勢、経営方法、技術の追求など、その生き方について、地域で活躍する気鋭の事業体経営者に語っていただきました。

◆フォト・レポート ・・・・1

全国の山村の地域材製品を活用

港区複合施設「みなとパーク芝浦」

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36

マーケットの縮小で林業はどうなる?

現実を踏まえた対策が必要

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・38

ヒノキ人工林における強度間伐後の樹冠遮断率の変化

三重県林業研究所(現・尾鷲農林水産事務所) 野々田稔郎

近年、間伐等の管理が適切な時期に行われず、過密状態となった人工林の問題がよく取り上げられている。過密人工林における現象として、林内相対照度の低下による下層植生の衰退と林床の裸地化、これに伴う林地土壌の浸食量増加等が報告され、森林保全上の危惧される問題となっている。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・44

課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第26回 課題の発見と問題解決の視点

本連載の大きなテーマは課題発見と解決へのアプローチです。課題を課題としてどのようにとらえていくのか、あるいはほかに緊急を要する課題や、根本的な問題が潜んでいないか。それは手が届く解決できるレベル内にあるのか。課題も行政レベルや国の政策レベルまでいろいろあります。

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 

場面で描くQGISの活用④

便利なプラグインと機能―コンパス測量結果の作図、データ検索、林班・小班データ整理   喜多耕一

林研グループが応援します!◆岐阜県/付知町優良材生産研究会・・・56

「人づくり・森林づくり」事業を通した地域貢献活動

普及員実践日誌◆鳥取県 林業普及指導員 渡辺晋輔・・・58 

タケノコ生産地に向けた地域の連携

~集荷組織の設立、栽培技術の普及からモデル竹林整備まで~

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

第27回 土建業から林業に参入 森林施業プランナーとして米どころの強度を守りたい

     戸田ひろみ 

森とまちをつなぐ

ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・68

第11回 山の記憶 種を繋ぐ

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

森林作業道の通行を禁止するための看板とチェーンを設置したところ、オフロードバイクがチェーンに引っかかり怪我をしたが、この場合の責任の所在は。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 ダム建設現場と森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 

 高取山ふれあい公園 自然体験宿泊施設(滋賀県多賀町)・・・72

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68

 これからの植林についてどの様に考えたらよいか悩んでいます。

 安田 孝

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 スギの角盆「たかが盆、されどBON」「梅すき!と椎茸グルメ」

 宮城県林業振興協会・・・79

●ひろば・・・78

●表紙の人 田手扶紀さん NPO法人しんりん(宮城県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●港区芝浦港南地区総合支所管理課


現代林業 2015年7月号
◆特集 酒井秀夫東大院教授に聞く

技術総点検―林業生産技術はどこまで進化したか      東京大学大学院教授 酒井秀夫

●この10年を振り返って

●道づくり技術の点検

●技術者としての心得

●ロジ管理、流通システムへの対応

●マーケットのとらえ方、対応策

●次の10年に向けて

プランナー育成が本格的に始まって約10年。全国的に針葉樹人工造林地の人工林資源が成熟し、それまでの「育てる林業」から「伐って利用する林業」へ変わってきました。これを受けて林業現場では、地域林業の牽引役である森林組合を中心に提案型集約化施業が全国的に展開され、境界明確化、施業団地化、路網整備、機械化、作業システム、流通システム(直送等)など、さまざまな分野で技術向上が求められてきました。振り返れば林業生産技術の変化が著しかった10年だと言えるでしょう。

◆フォト・レポート ・・・・1

ズバリわかる 作業道の点検・診断、補修技術

『図解 作業道の点検・診断、補修技術』(大橋慶三郎)

◆ 木材トレンドを読み解く   赤堀楠雄・・・30

今後の製材業界地図はどうなる

小規模工場の役割の見直しを

◆お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32

集落ぐるみでのニホンザル被害対策による効果

島根県中山間地域研究センター 澤田誠吾

全国の中山間地域で問題となっているサル対策について、「集落・農地」=「サルの餌場」の関係を断ち切るために、集落の住民が一体となって取り組む集落環境整備と、徹底した「追い払い」によるモデル事業の研究成果について、島根県中山間地域研究センターの澤田誠吾さんに紹介していただきます。

◆酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・36

課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第25回 人材育成とスキル向上に向けて―現場力を高め、発揮する方法

一口に林業の人材育成といっても、現場オペレータ、フォレストリーダー、森林施業プランナー、フォレスター、経営者など、役割分担や経験、資格、立場に応じて様々です。共通していえることは、林業に関わる林業技術者は技術者であると同時に、林業のマネージャ、経営者でもあります。連載後半の最初で、まず人材育成とスキル向上を整理してみたいと思います。

◆レポート1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 

場面で描くQGISの活用③

紙地図をGISで利用する、山を3Dで見る方法

 喜多耕一

QGISはフリー(自由)なオープンソースGISソフトで、様々な用途に利用することができる汎用的なソフトウエアです。QGISは「プラグイン」という外部プログラムをインストールすることで、機能を追加して、できることが増えていきます。

◆林研グループが応援します!  和歌山県/高野町筒香林研グループ・・・48

山林の境界明確化に向けた取り組み

◆普及員実践日誌   長崎県 林業普及指導員 三道正和・・・50 

「木を安く伐り、高く売る!」~森林所有者の所得向上に向けた基盤づくり~

◆チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・58

第26回 林業+麻栽培の半農半Xを創りたい

 大谷訓大 

森とまちをつなぐ

◆ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌   ナカシマ・アヤ・・・62

第10回 『委嘱書』1枚の重み

◆ レポート2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64

SGECの新たなステージ

日本生まれの世界規格へ

◆法律相談室   北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70

一人親方として伐採業を営んできましたが、この度、息子とその友人が私のところで働くことになりました。雇用主としての義務について教えてください。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―

 下川村一の橋地区の木材置き場・・・9

●わがまち木造自慢 

 あゆみの森幼稚園(鹿児島県屋久島町)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68

 息子が林業を継ぎたいと言うが、親としてのスタンスは?

 安田 孝

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 

 ト音記号のブックエンド

 広島県林業改良普及協会・・・79

●インフォメーション・・・・・・56

●ひろば・・・77

●表紙の人 青木ももさん 新潟県森林組合連合会・・80

表紙●岩渕光則 フォト●大橋慶三郎

現代林業 2015年6月号

特集 自伐型林業の多様なスタイル研究
特集1 自伐型林業スタイル整理
―経営追求型から山村生活スタイル追求型まで
     編集部

自伐といえば、山主が自山から自ら(家族労働で)伐出し、販売するやり方が思い浮かびます。山主からの施業委託で伐出(間伐)を行う事業体の集約化された林業と対比されることが多い自伐林業です。効率、生産性、規模、事業地のまとまり具合など、この対比では分が悪いと思われがちな自伐林業です。

特集2 経営追求型(1)民間フォレスター型
        民間フォレスターとして地域を牽引するスーパー自伐林家
  経営追求型(2)損益管理テクニック追求型
    自伐林家だからこそ損益管理テクニックを磨いて収益を上げる
    経営追求型(3)パートナーシップ型
      パートナーシップで共同出荷、機械の共同購入・利用、事業の受け皿まで
  経営追求型(4)集落営林型
     集落ぐるみという自治をベースに材の搬出から共同出荷まで
  山村生活スタイル追求型(1)薪ストーブ導入型
      グループによる薪づくりで薪を手に入れ地域の山がきれいに
山村生活スタイル追求型(2)アート追求型
      山をガーデニングのように仕立て地域住民を交えた山づくりの楽しみを享受

◆フォト・レポート ・・・・1
これは便利! フリーなGIS「QGIS」の活用テクニック
喜多耕一

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
A材が売れなければ林業は成立しない
無垢材の良さが評価される利用を

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30
国産早成樹センダンの育成について
熊本県林業研究指導所 津々見英樹

熊本県では短期間での用材生産が可能な樹種を選抜するために、1987年から広葉樹を中心とした52樹種の成長比較試験地を設定し、7年間の試験を実施しました。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・34
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第24回 現場が直面する課題を解き明かす
     ―サプライチェーン構築に向けて②

西間薫氏(西間林業・岩手県)の道づくりのアドバイスは、「道は無理して入れなくてもよい。50~60m/haの密度のところを120~150m/haにすると無理が出てくる。路肩をしっかり締めることと、急勾配で作らないことにつきる。バケットは手前に引くように操作すると土が落ちていかない。押すように先に送ると崩れる道になる」。すべてを語り尽くしていると思います。

レポート1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 
場面で描くQGISの活用②
写真撮影位置を地図上にプロットする方法
 喜多耕一

林研グループが応援します!◆長野県/高水林業協議会・・・48
北信州の森林と人とをつなげるために

普及員実践日誌◆福島県 林業普及指導員 佐川大三・・・50 
地域に根ざしたフォレスター活動~森林経営計画作成から材の出口対策支援まで~

レポート2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
丹羽健司氏に聞く
「木の駅」から見えてきたもの―なぜ林家が元気になれるのか

 丹羽:僕は動き出すときが一番肝心だよと言っています。本当に本気になる人が誰でどこにおるのか。そんなときに山を憂う、地域を憂う人達が出てくる。そこが出てくるともう一度化学反応が起きる気がします。

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・66
第9回 住まい手の思い

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
土地所有者が不明の山地災害危険箇所に治山ダムなどを設置する方法について

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 山土場で休憩する作業員とボールドウィン機関車・・・9

●わがまち木造自慢 
 九州芸文館 アネックス2(福岡県筑後市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 目指すべきは規模拡大か、技術レベルの向上か?
 吉良 達

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 安心・安全で学校給食に! 佐賀県産原木乾しいたけ
 佐賀県林業改良普及協会・・・79

●表紙の人 曽根田利江さん 認定NPO法人西中国山地自然史研究会(広島県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●喜多耕一


現代林業 2015年5月号
特集 山側から見たCLTの読み方 B材市場を活性化できるか
特集1 CLTとは何か―B材マーケットとしての可能性を整理する
    編集部

まず最初にCLTの概要について簡単に紹介します。日本CLT協会のHPでは、CLTとはCross Laminated  Timberの略称で、ひき板を並べた層を板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判のパネルであると説明しています。

特集2 地域材活用のCLT戦略の描き方―高知版CLT戦略に学ぶ
高知県林業振興・環境部木材推進課

CLTに着目した地域材活用戦略について、都道府県レベルでも着実に動き出しています。特に高知県では、県と県森連を事務局に、林業・木材団体、建築関係団体、市町村、国有林、研究機関、民間企業等を会員としたCLT建築推進協議会を平成25年に設立し、CLT建築の普及促進を進めています。そこで高知県林業振興・環境部木材推進課の大野孝元チーフと仙石健介主事にお話を伺いました。


◆フォト・レポート ・・・・1

写真で見るCLT建築の魅力

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
国産材はなぜ調達しづらいのか
流通の在り方を検証すべき

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32

心持ち平角材の高温セット処理法による人工乾燥技術の開発
岩手県林業技術センター 中嶋 康

全国的に針葉樹人工林のの大径化が進み、その対策として心持ち平角材として梁桁等での利用が期待されます。しかしその利用促進には品質確保に向けた人工乾燥技術の確立が不可欠です。そこで高温セット処理法による心持ち平角材の人工乾燥技術の開発に取り組んできた岩手県林業技術センターの中嶋康さんに研究成果について紹介していただきます。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う

第23回 現場が直面する課題を解き明かす
     ―サプライチェーン構築に向けて①

各地でいま何が問題となっているかを2年間で12カ所の現場にお邪魔し、技術的、経営的課題の発見と、どのようにして次の段階にすすめていったらよいかを、読者の皆様といっしょに考えてまいりました。ここで一度、振り返って課題を整理し、小括してみたいと思います。

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 
実践者に聞く・職場全体で森林GISを共有する方法(2)
 場面で描くQGISの活用①―計画・生産
 喜多耕一

林研グループが応援します!◆熊本県/芦北地域林業研究グループ・・・56
高校生を対象とした間伐・高性能林業機械操作体験研修の取り組み

普及員実践日誌◆福井県 森林総合監理士 藤極伸太郎・・・54
フォレスターにとっての顧客とは「プランナーと集落」です

チャレンジする林業現場の課題を追って 第25回・・・・64
自伐林家を継ぐ―当たり前のことを当たり前にこなせるように
森下広樹

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・68
第8回 テクニカルボランティアチーム結成

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
幹線道路を塞いだ倒木をやむを得ず町の費用で撤去したところ、倒木の所有者から弁償を求められて困っています

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 王子製紙苫小牧工場専用軌道・・・9

●わがまち木造自慢
 いなべ市立笠間保育園(三重県いなべ市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 自社の人材マネジメントについて悩んでいます。
 吉良 達

●インフォメーション・・・・・64

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79
 秩父産メープルシロップを活かした「ちちぶまゆ」
 埼玉県森林協会・・・79

●表紙の人 神田美保子さん、宮根京子さん、大野愛美さん
(有)原見林業(和歌山県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●(一社)日本CLT協会、銘建工業(株)


現代林業 2015年4月号

特集 いま、自伐型林業を見直そうⅠ ―自伐の広がり、新時代へ新たな胎動
特集1 多彩な自伐型タイプが林業回帰の原動力に!  編集部

特集2 New自伐型林業の提案

特集3 New自伐型林業の実践例
 <New自伐型林業の実践例1>
 自伐林業研修修了生で起業-自伐林業チームが施業受託
 濱崎忠史(Next green 但馬/兵庫県)
 <New自伐型林業の実践例2>
 町が自伐型林業を支援-自伐講習会でUターン者の定着を
 高濱 徹(島根県津和野町)
 <New自伐型林業の実践例3>
 Uターンで自伐林業スタート-会社を設立して地域の山を間伐
 片岡博一((株)明神林業/高知県仁淀川町)
 <New自伐型林業の実践例4>
 養成塾・講師から学び自伐-10代ではじめた自伐林業
 谷岡宏一(高知県日高村)

◆フォト・レポート ・・・・1
自伐型林業の伐出方法~身の丈にあった道具と技術~
高濱 徹(匹見・縄文乃森協議会/島根県林業研究グループ連絡協議会理事)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
価格勝負から抜け出したい
「質」を重視した戦略に転換を

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
カラマツ根株心腐病への対策指針
山梨県森林総合研究所 大澤正嗣

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第22回 現場で一人一人が考え、工夫を育む
     温海町森林組合(2)<山形県>

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 
実践者に聞く・職場全体で森林GISを共有する方法(2)
―フリーソフトで低コスト効率よく
 喜多耕一・北海道檜山振興局産業振興部林務課主査インタビュー

林研グループが応援します!◆福岡県/矢部村愛林クラブ・・・52
担い手対策と施業集約化への取り組み

普及員実践日誌◆秋田県 林業普及指導員 小笠原正太・・・54
持続的な森林経営計画の作成に向けて~地域を見据えての林業再生~

チャレンジする林業現場の課題を追って 第24回・・・・58
客観的に自社経営を見る―総合型森林業を目指して 
田中惣一

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・70
第7回 8.16丹波市豪雨災害

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70
鳥獣害への対策として「くくりワナ」を設置したいのですが、違法にはなりませんか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 演習林と歩んだ上音威子府駅・・・9

●わがまち木造自慢
 旭温泉「あさひ荘」(島根県浜田市)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 林業事業体として独立した場合、仕事受注のポイントとは?
 吉良 達

●インフォメーション・・・・・64

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79
 北山杉の一輪挿し
 京都府林業改良普及協会・・・79

●ひろば・・・76

●表紙の人 波多腰亜希さん (株)柳沢林業(長野県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●高濱 徹


現代林業 2015年3月

特集 計画から施業実行を変える3次元レーザー技術
特集1 精密な森林の在庫調査、森林簿改善が可能
    3次元レーザーが切り開く林業の新しい世界―加藤顕・千葉大学助教インタビュー
      千葉大学園芸学研究科緑地環境学領域助教 加藤 顕
特集2 災害時の即時調査やリアル森林簿づくりを手軽に実現
    ドローン(ラジコンヘリ)技術を森林・林業に活かす
      中部大学中部高等学術研究所国際GISセンター准教授 竹島喜芳

◆フォト・レポート ・・・・1
3次元レーザーが切り開く林業の新しい世界
(加藤顕・千葉大学助教)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
丸太の品質で勝負できるか
「扱いやすさ」をセールスポイントに

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・40
製材用材と未利用材を効率的に搬出する作業システム―木質バイオマス利用に向けて
岡山県農林水産総合センター森林研究所 片桐智之

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・46
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第21回 ラミナに特化した戦略を支える林業機械化と集約化施業
     温海町森林組合(1)<山形県>

林研グループが応援します!◆島根県/仁多郡林業研究グループ・・・50
「オロチの深山きこりプロジェクト」自伐の普及活動

普及員実践日誌◆埼玉県 林業普及指導員 磯田 真・・・52
林研グループによる施業集約化の支援

チャレンジする林業現場の課題を追って 第23回・・・・56
今そこにある危機! ―自ら変わらなければ、何も変わらない 
澤田卓朗

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・64
最終話 それぞれの進む道 ~林業の最大幸福に向かって~

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・70
第6回 『yosako style』

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 北海道初の鉄道開通・・・9

●わがまち木造自慢 
 下呂市立たけはら保育園(岐阜県下呂市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 作業班で機械開発、作業システムの工夫をしていきたいのだが・・・
 吉良 達

●インフォメーション・・・・・69

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79
 国内随一の漆の産地で作られた浄法寺漆器
 岩手県林業改良普及協会・・・79

●ひろば・・・76

●表紙の人 佐藤美和子さん (株)佐藤木材(佐賀県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●加藤 顕

現代林業 2015年2月号

特集 国産材輸出戦略の研究
  編集部
 ●戦略の基本―輸出する意味・目的とは
 ●輸出品目・輸出国の検討
 ●マーケティング・ブランドづくり
 ●生産・流通・販売体制―産地の形成

◆フォト・レポート ・・・・1
A材・B材から枝条まで搬出
最新タワーヤーダ+ハーベスタの架線系全木集材

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
材木店を地域材利用の旗手に
ビジネスライクな関係をつくる

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
中間木選木による間伐試験―高齢級間伐遅れ林分の解消に向けて
愛媛県農林水産研究所林業研究センター    石川 実

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第20回 製品ブランドを守り抜く町内製材工場の努力と工夫
     白川町(2)<岐阜県>

レポート◆ドイツ林業レポート②・・・・・46
森林防護服―安全、快適性、職業意識をどう変えたか
池田憲昭 

林研グループが応援します!◆兵庫県/加美林業研究クラブ・・・52
「加美ヒノキ」をご当地ブランドに

普及員実践日誌◆鹿児島県 林業普及指導員 前迫俊一・・・54 
民間事業体の育成・支援及び森林組合との連携推進

チャレンジする林業現場の課題を追って 第22回 ・・・・58
指導力を伸ばす―林業新時代に即応する上での業務改善 
山本昌志

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・64
第8話 涙の集約化 ~父の姿を追いかけて~

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・70
第5回 材が出たぞ!

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
所有山林の土砂崩れにより住宅災害が起きたときの責任について教えてください。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 森林鉄道が切り開く開拓地・・・9

●わがまち木造自慢
 かがわ物産館「栗林庵」(香川県高松市)・・・63

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 Iターン者として地域に信頼を得るにはどうしたらよいですか?
 吉良 達

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 最高級の品質と技術による本物の逸品「会津桐」の茶筒
 (公社)福島県森林・林業・緑化協会・・・79

●表紙の人 藤本久美子さん 山口県森林組合連合会山口木材共販所・・80
表紙●岩渕光則 フォト●菊池和博

現代林業 2015年1月号

特集 地域材安定供給の手法研究
 ●材の安定供給実現の戦略とは
 ●川上・川下間の情報共有手法
 ●生産者連携の手法―量・質・納期の達成

建築用材、合板、集成材などさまざまな市場において、国産材はその存在感を年々高めており、もはや頼りにされる存在です。そうした市場の支持をより確実なものにするための最大の条件が、材の安定供給です。具体的には、量・質・価格・納期といった4要素をどう安定させるかです。もちろん1事業体の努力で解決できる課題もありますが、むしろ生産者である林業側が連携してこそ解決できる難しい課題もあります。だからこそ、地域・広域レベルでどう体制を整備していくか、戦略レベルの整理が必要だと考えます。

◆フォト・レポート ・・・・1
伐木競技のルール・運営方法いろいろ
石川県伐木協議会、三校対抗伐木選手権

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
基本は「木を活かす」ことのはず
個性や癖を読み解いて使う

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30
雪圧害履歴のあるスギ人工林のための長期的管理計画の策定方法
新潟県森林研究所    塚原雅美

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・36
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第19回 若い力が躍動―町内市場と近接する素材生産
     白川町(1)<岐阜県>

「東濃ひのき」は、飛騨牛や長良杉などのように地域限定のブランド品です。品質は管理され、商標登録してあります。東濃ひのきの柱材は年輪がつまっており、20~30年前までは高値で取引きされていました。いまでもきちんと枝打ちしたものであれば10万円/m3以上の値がつきます。しかし、コスト的に手間をかけることができなくなってきました。

レポート◆ドイツ林業レポート①・・・40
現場の安全確保を実現する試験認証・研究普及機関 KWF(ドイツ)
池田憲昭

森林作業は、他の職業に比べて労災発生率が飛び抜けて多い。日本においても、ここに紹介するドイツにおいても、 労災率は建設業の5倍程度、死亡事故率は約3倍ある。また、絶えず変化する自然と天候を相手にする仕事で、日によって、現場によって、作業環境はいつも異なる。

林研グループが応援します!◆北海道/くりやま女森ーの会・・・48
女性の視点で自ら楽しみ、地域の森林の魅力を伝えたい

普及員実践日誌◆岩手県 林業普及指導員 菊地明子・・・50
一関地域における森林経営計画の策定・実践支援

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・56
第4回 チェーンソー講習

チャレンジする林業現場の課題を追って 第21回 ・・・・60
雪害ショックを乗り越え、被害木活用を探る
大貫剛久

私の住む栃木県鹿沼市は栃木県西部に位置し、総面積4万9062haのうち林野面積は3万3590haを占め、民有林面積は3万2000ha、人工林率は76.3%と高く、県内屈指の林業地帯であり、この豊富な森林資源を背景に木工業が重要な地場産業なっています。

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・64
第7話 無断伐採事件と謎の男

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
鳥獣保護法が改正されたと聞きましたが、どのようなことが改正されたのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―北海道編―
 置戸森林鉄道を走るボールドウィン・・・9

●わがまち木造自慢
 五箇庄コミュニティセンター綾の里・さくら保育園(富山県朝日町)・・・55


●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 良い形で現場作業員を独立させてあげたいのですが・・・
 吉良 達

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79
 「ひたぎスかん」を食べて、イノシシ被害を減らそう!
 大分県林業改良普及協会・・・79

●表紙の人 山路佳奈さん 石川県森林組合連合会・・80

表紙●岩渕光則 フォト●石川県林研、川尻秀樹

現代林業 2014年12月号

特集 地域材市場開拓の条件と手法を探る
特集1 地域材市場開拓の手法研究-川上・川下をつなぐ
     編集部

地域材市場をどう開拓するか。さまざまな視点での戦略、手法が考えられます。大きく分けて、
  ①消費動向・市場動向把握、マーケティング、販売促進・営業、顧客開拓コミュニケーション分野(川上・川下をつなぐ)

特集2 地域材市場開拓の必要条件とは―資源在庫より材の「商品在庫」把握を
       能口秀一((有)ウッズ代表取締役、木材コーディネーター)×赤堀楠雄(林材ライター)
 
  赤堀:今なぜ、木材コーディネーターが必要なのでしょうか。その背景から整理していただけますか?
  能口:既存の木材流通を見てみると、森林所有者が木材販売に意識を持たなくても原木市場などを通じて、木材が流通してきた。

◆フォト・レポート ・・・・1
最新の上海の木材市場レポート

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
CLTの動向に海外も関心
「外材との競合」になる可能性も

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
スギ平角材の高周波蒸気複合乾燥技術の開発
大分県農林水産研究指導センター    豆田俊治

  心材含水率が高いため乾燥が難しいスギは、以前から乾燥を重視する需要者のニーズに対応することが大きな課題となっています。特に大手住宅メーカーが要求する品質や安定供給を確保することが難しく、心材含水率が高く乾燥に時間がかかるスギ平角材は、乾燥に関する技術開発が遅れているのが現状です。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・42
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第18回 泉社長の人材育成術
「方法を考えよ」、「自分で仕事を見つけよ」
     (株)泉林業(2)<熊本県>

林研グループが応援します!◆群馬県/大間々林業研究会・・・48
2500人以上の小学生へ「森の仕事の体験教室」を開催

普及員実践日誌◆愛知県 林業普及指導員 豊嶋大倫・・・50
採材方法、販売価格算出システムの開発―新たな森林調査方法の確立―

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・56
第3回 材のゆくえ

チャレンジする林業現場の課題を追って 第20回 ・・・・58
後継者修行中―「安全な仕事こそ効率を上げる」実践へ 
安田翔太

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・62
第6話 製材所二代目社長の決断

  山裾町にはかつて林業や木材業が盛んだった頃、町内に30軒余りの製材所があった。その頃は、新築の住宅がどんどん建ち、製材所もフル稼働で朝から帯鋸が木材を挽く音が町中に響いて活気があった。少年たちの遊び場はたいてい海岸か製材所の土場だった。

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70
木材・木材製品に産地や合法性を示すマークを表示して販売する場合、その表示内容を裏付ける合理的な根拠を欠く場合には、不当表示となるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 木炭ガス補給中の語らい・・・9

●わがまち木造自慢
 JR秋田駅 西口バスターミナル(秋田県秋田市)・・・55

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68
 林業事業体の女性職員の可能性とは?
 湯浅 勲

●総合目次

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 竹を使った干支の置物
 福井県山林協会・・・79

●表紙の人 大塚真紀さん 三原村森林組合(高知県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●田中 忠

現代林業 2014年11月号

特集 「中間土場」とは何か―その機能と役割を探る
対談 遠藤日雄×酒井秀夫
   ●中間土場とは―発展経緯
●中間土場に期待される機能
●中間土場を活用する技術

●中間土場が後押しする地域サプライチェーンの創出

近年、大型製材工場や合板工場、集成材工場、さらには木質バイオマス発電など、川下の国産材需要を巡る環境が大きく変化してきています。一方、それに対応すべく川上でもサプライチェーン構築における「中間土場」に対する林業界の関心が高まってきています。

※表1について、静岡県の計の数字が7となっていましたが、▲3の間違いでした。
ここに訂正いたしますとともに、お詫び申し下げます。

◆フォト・レポート ・・・・1
敬遠されがちなバークを熱源にバイオマスボイラを自力導入
製材のコストダウンと地域雇用の創出(株)庄司製材所(山形県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
「山を良くする」のが林業技術
良い木が売れる市場作りも

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36
高齢コナラ林の更新技術の開発
石川県農林総合研究センター    小谷二郎

里山地域のコナラ林では、高齢化・大径化が進み、シイタケ原木や木炭としての利用率の低下が課題になってきていますが、高齢化・大径化したコナラ林を若返らせるための萌芽や実生による更新方法について、不明な点が多いのが実状です。

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第17回 いかにA材を生産するか、信頼の直販
見積り、採材、仕分けこそ利益の源泉
     (株)泉林業(1)<熊本県>

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・44
最終回 ゾーニングの原理原則―林業再生には「二段階ゾーニング」で挑む
竹島喜芳
ゾーニングは「この森林はこうするところ、あの森林はああするところ」と区分けすることだとして話を進めます。ゾーニングは、ある森林を「ああする、こうする」ための手段です。どんな手段が適切なのかは、「誰(主体)」が「何のため(目的)」にゾーニングするかによって異なります。

林研グループが応援します!◆愛知県/フォーレスト東栄・・・50
「無尽蔵」にある「草木」を「活かす」が永遠のテーマ

普及員実践日誌◆山梨県 林業普及指導員 柘植賢二・・・52 
搬出作業に向けた路網整備・機械化の技術普及支援の取り組み

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・58
第2回 種を待つ。芽生えを待つ

チャレンジする林業現場の課題を追って 第19回 ・・・・60
シカ被害とのたたかい 防護網からチューブ、そして狩猟へと 
河田晃幸

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・66
第5話 もう一度、きみと

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
隣家が所有するスギ・ヒノキ林により陽が当たらなくなり困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 帰路途中のガス欠・・・9

●わがまち木造自慢
 道の駅 南魚沼 雪あかり(新潟県南魚沼市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 自分なりに道づくりに取り組んできましたが講師の方にダメ出しされました。
 湯浅 勲

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78

●読者プレゼント わが郷土の一品・・・・・・・・・79 
 シイタケ栽培道を探求し40年 名人位が届ける花どんこ
 長崎県林業改良普及協会・・・79

現代林業 2014年10月号
特集1 竹島喜芳・中部大学中部高等学術研究所国際GISセンター准教授インタビュー
 ●経営に活かすGISの発想
  ●リアルな森林簿データをどう作るか
  ●まずはGoogle Earthとの連携を楽しもう

特集2 今、GISは誰でも取り組める―簡単なことから始めてみよう
今、パソコンやインターネット環境さえあれば、誰でもがすぐにGISを始めることができます。もちろんフリーソフトであるQGISとGoogle Earthをダウンロードして、すぐに簡単なことから始められます。例えば自分の山をGoogle Earthの衛星写真で確認し、周囲面積を測ったり、地図とリンクさせ3Dで見るというということから始められます。

◆フォト・レポート ・・・・1
インターフォレスト・ミュンヘン2014
ドイツ国産見本市での最新の林業用作業着レポート

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
注目度高まる日本林業
マスプロ型の生産消費が主流に?

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
混交林化のための誘導伐指針
秋田県林業研究研修センター環境研究部    新田響平
近年、公益的機能の向上を目指して手入れ不足で過密化したスギ人工林を強度に抜き伐りして、針広混交林(以下、混交林)へ誘導する取り組みが全国的に進められています。秋田県においても平成20年度から「水と緑の森づくり税」による事業の一環として尾根筋などの成長が低位なスギ人工林を混交林化するための森林整備が実施されています。  

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・36
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第16回 今、専業林家はどう「生きる」べきか
選択型の専業経営モデル確立に目処
     森下林業(2)<静岡県>

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・40
第10回 2区分のゾーニング手順―レーザ計測成果を活用
夏井雄一朗
 平成23年度、航空レーザ計測業務の実施により詳細な地形情報及び人工林の森林資源情報等を把握し、その結果から森林のゾーニングを行ったので報告する。

林研グループが応援します!◆青森県/貝守林研Jr・・・46
3世代の中心世代としての将来ビジョン

~祖父母・両親の思いを背負い、子どもたちにつなげ~

普及員実践日誌◆茨城県 林業普及指導員 清水静也・・・48
施業集約化と高性能林業機械を用いた低コストの搬出間伐を普及支援

レポート◆吉良 達・・・・・・・・・・・・・・・・・54
林業現場からの声で開発着手

「クイックタワー」開発―低コスト・コンパクトな架線タワー
吉良 達

森とまちをつなぐ
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター(見習い)日誌◆ナカシマ・アヤ・・・58
第1回 どうする?どうなる区有林

チャレンジする林業現場の課題を追って 第18回 ・・・・60
私の「3つの悩み」、そして「ありがとう」と笑顔に支えられ 種部修史

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・66
第4話 孤高のIターン一人親方

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
過疎化により生産森林組合の活動に支障が出ており、組合員を増やすための内規の変更をしたいのですが。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 旧国鉄・日ノ影線八戸駅での積み替え作業・・・9

●わがまち木造自慢
 仙台市泉岳自然ふれあい館(宮城県仙台市)・・・53

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 作業班の独立を支援したが・・・。
 湯浅 勲

●読者プレゼント わが郷土の一品 
 マイナスをプラスに 「鹿ト召シ上レ山ノ恵」
 兵庫県林業改良普及協会・・・79

●表紙の人 吉澤淳佳(きよか)さん 東京都森林組合・・80
表紙●岩渕光則 フォト●工藤義治

現代林業 2014年9月号

特集 林研グループが林業回帰を呼びかけ

   ―地域の普及活動母体としての新たな役割
    編集部
都会に出た団塊の世代以降の林家の子息が定年を迎え、実家に戻る流れが顕著になっています。しかし、その多くは知識・経験が乏しく、林業経営への関心が持てずにいます。せっかく地元に戻っても山に向かわないままです。
   ●近年の林研グループの地域普及活動動向
   ●ニュータイプの林研が続々登場―柔軟な組織づくり
   ●自伐林家支援活動いろいろ
   ●集落経営・グループ経営の母体としての役割
  
◆フォト・レポート ・・・・1
原点を振り返る
林研青年の思いを今、新たに!

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
大切なのは「良い木」を育てること
急がれる良質材マーケットづくり

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30
再造林対策を目的としたスギポット
大苗の植栽後の成長とシカ被害
徳島県立農林水産総合技術支援センター  藤井 栄
再造林対策が全国的なテーマとなっていますが、近年シカによる食害問題が急増し、各地で大きな問題となっています。そこでシカ被害に強い植栽技術として注目されるスギポット大苗の成長とシカ被害についての研究成果について、徳島県立農林水産総合技術支援センターの藤井栄さんに紹介していただきます。


酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第15回 今、専業林家はどう「生きる」べきか
自伐型専業林家の無垢高級材経営戦略
     森下林業(1)<静岡県>

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・42
第9回 伊藤 哲の試論 その②
    森林計画制度と森林ゾーニングの現実的課題―階層的ゾーニングの提案
    伊藤 哲
 前号に書いた私の意見は、次の3点に要約できる。(1)森林の育成には時間がかかるが、経済や人の価値観の変化は速い。(2)したがって、不確定要素を勘案しながら長期的なビジョンを示すのがゾーニングの主たる役割である。(3)その際、人間が改変できない自然条件に基づいて林地生産力と自然災害発生リスクを評価し、林業の可否を科学的に示すのが最も重要かつ必要である。


林研グループが応援します!◆鹿児島県/種子島しきみ生産組合・・・50
種子島シキミを全国ブランドへ

普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 佐々木周一・・・52 
計画作成支援から地域材の利用拡大まで 准フォレスター活動の取り組み

レポート◆工藤義治・・・・・・・・・・・・・・・・・58
現場の安全がすべてを幸せに導く―林業労働災害防止研修会
岩手労働局二戸労働基準監督署

チャレンジする林業現場の課題を追って 第17回 ・・・・62
継続 橋本忠久

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・66
第3話 どうしても譲れぬ理由

日々、そういうプランナー業務に取り組んでいる田口が、1カ所だけ集約化を仕上げられない難攻不落のところがあった。林道から、そこしかないと思われる作業道の取り付け口に3haほどの森林を所有している、望月虎夫という組合員が頑なに森林組合への施業委託を拒んでいるからだ。

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
離婚時の財産分与の解決策として個人分収林契約は可能でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 森林鉄道とスギ皮葺き屋根の家・・・9
●わがまち木造自慢 
 道の駅たかの(広島県庄原市)・・・57
●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 団地化を進めていますが風災害を理由に所有者の理解が得られません。
 湯浅 勲
●読者プレゼント わが郷土の一品 
 桜の名勝地・角館の伝統工芸品樺細工 山桜の茶筒
 (一社)秋田県森と水の協会・・・79

●表紙の人 齋藤朱里さん 大田原市森林組合(栃木県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●全国林業改良普及協会
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現代林業2014年8月号




特集 地域自給型エネルギー産業としての木質バイオマス利用
―地域内需要創出と供給の一本化
特集1 林業、林産業、エネルギー利用の3本柱で地域産業創造
北海道下川町
 
特集2 公的バイオマスエネルギー需要のつくりかた―最上町に学ぶ
山形県最上町

◆フォト・レポート ・・・・1
写真で見る架線集材の流れ<日本編>
酒井秀夫・東京大学大学院教授

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
安全は何にも優先する
意識レベルの引き上げが必要

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
風害地形の特徴と風害に強い樹形の解明
 福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター 宮原文彦ほか

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第14回 金原明善の偉業を引き継ぐ持続可能な林業経営
多工程からなる林業の各工程のコスト管理する経営戦略
 金原治山治水財団(2)<静岡県>

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・42
第8回 伊藤 哲の試論 その①
    林業成立の可否と、その道標としてのゾーニング
伊藤 哲

林研グループが応援します!◆神奈川県/NPO法人四十八瀬川自然村・・・50
次の世代に残したい・ふるさと秦野の原風景

普及員実践日誌◆富山県 林業普及指導員 川邉敏正・・・52 
「機械化チーム勉強会」で現場作業者、職員間の情報、意識の共有化を

チャレンジする林業現場の課題を追って 第16回 ・・・・58
山に利益を残す。高付加価値への挑戦 小森胤樹

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・64
第2話 母に捧げるバラード

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
中間処理施設の建設を止めたいのですが、法律的な対抗策は?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 煤市橋を渡る空トロ・・・9

●わがまち木造自慢 
 恵庭市黄金ふれあいセンター(北海道恵庭市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 今後の集約化施業の展望に不安です。 湯浅 勲

●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品 
 地元の木を使った徳島すぎ額縁 (一社)徳島県林業改良普及協会・・・79

●表紙の人 齋藤綾乃さん 北空知森林組合(北海道)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●酒井秀夫

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現代林業2014年7月号

特集 酒井秀夫・東京大学大学院教授に聞く
   架線系新時代へ システム林業での架線集材の位置付けとは
     東京大学大学院教授 酒井秀夫
●架線集材の整理
●地域システムとして架線集材を活かす発想
●地域で技術者集団を育てる仕組み
 
◆フォト・レポート ・・・・1
写真で見る架線集材の流れ<海外編>
酒井秀夫・東京大学大学院教授

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
建築用木材に求められる品質は?
作り手との共通理解が必要

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
強度な列状間伐実施後のスギ・ヒノキの成長
 岡山県農林水産総合センター森林研究所 西山嘉寛

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第13回 金原明善の偉業を引き継ぐ持続可能な林業経営
丸太と製材を直結して、個人消費者の国産材ニーズを掘り起こす
 金原治山治水財団(1)<静岡県>

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・42
第7回 戦略ゾーニングの設定―林小班単位による各機能分析の総合化手法
田村悠旭

林研グループが応援します!◆山口県/田万川林業振興会・・・50
漁業関係者とも「森・川・海」のつながりを再認識!

普及員実践日誌◆愛媛県 林業普及指導員 松岡真悟・・・52 
「山林登録」制度を新設 センター方式の集約化推進

チャレンジする林業現場の課題を追って 第15回 ・・・・58
自己完結型の森林経営を目指して 川又正人

連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・62
第1話 資金繰りの結末

レポート◆・・・・・・・・・・・・66
今、注目したい「木の駅」―地域ぐるみの普及活動

法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70
一度与えた林地開発許可を撤回することができるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 トロッコ丸太検知・・・9

●わがまち木造自慢 
 武内公民館(佐賀県武雄市)・・・57

●読者のお悩み相談・・・・・・・・68
 帰ってくる息子の山林経営の方針に納得がいきません。
 橋本光治

●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

●読者プレゼント わが郷土の一品 
 工房もしかしたら 木のあかり木製ランプシェード 愛知県森林協会・・・79

●表紙の人 猪野かおりさん 鈴木林業(静岡県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●酒井秀夫

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現代林業2014年6月号

特集 地域型 薪ビジネス成功の条件とは
  特集1 市場成立の条件―火のある暮らしを楽しめるまち
  長野県上伊那地方事務所林務課 小林健吾
     
  特集2 村民による間伐材薪生産と大手ホームセンターを通じた村外販売
D.S企画(岐阜県東白川村) 安江章吉
     
  特集3 広葉樹資源活かす発想 林業振興ビジョンの先導役としての薪ビジネス
天草木材協会・天草地域森林組合(熊本県)
 
◆フォト・レポート ・・・・1
現場作業がズバリわかる道づくりの施工技術

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
再び「木材業界の人づくり」を考える
将来に向けた最重要課題であるはず

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
木質土木資材の防腐処理効果に関する研究
 佐賀県林業試験場 山口 修

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第12回 勾配や転圧、重心に配慮した信頼の道づくり
菊池林業(2)<愛媛県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・44
<最終回> バイオマスビジネスの成功の条件を見極めよう   相川高信
 
試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・50
第6回 利用・切捨間伐のゾーニングによる採算ラインの検証
牧野耕輔

林研グループが応援します!◆長崎県/島原しいたけ研究会・・・56
ふるさとの森を守ることを次世代の子どもたちに伝える

普及員実践日誌◆京都府 林業普及指導員 重岡俊彦・・・58 
京都府中丹地域における准フォレスター活動の取り組み
~搬出間伐を柱とした経営スタイルへの転換~

レポート◆・・・・・・・・・・・・62
全国の自治体や企業に広がる木育 第1回木育サミット
イシカワ晴子

チャレンジする林業現場の課題を追って 第14回 ・・・・68
山と日常生活をつなげる視点で新技術の普及に挑戦 緒方万貴

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 森林軌道の橋梁流出・・・9

●わがまち木造自慢 
 東村立保育所(沖縄県国頭郡東村)・・・67

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 所有山林の広葉樹資源をどのように扱っていけばよいでしょうか。
 橋本光治

●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

●読者プレゼント わが郷土の一品 
 豊かな自然と叡智のコラボ 山の幸(山菜・きのこ・乾物・加工品)
 山形県森林協会・・・79

●表紙の人 忠鉢春香さん 温海町森林組合(山形県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●岡橋清元
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現代林業2014年5月号

特集 生産森林組合 黒字達成のポイントはここだ
特集1 佐藤宣子・九州大学大学院教授に聞く
生産森林組合の黒字化の意味
    
特集2 経営方針の徹底した共通理解を土台に
生母生産森林組合の安定経営の強み
岩手県県南広域振興局林務部 林業振興課長兼上席林業普及指導員  鈴木清人 

特集3 黒字化への5つのポイント
生産森林組合連絡協議会立ち上げ
長崎県県央振興局農林部林業課 普及林産班係長 林業普及指導員 植木寿朗

◆フォト・レポート ・・・・1
森林・林業を伝える「先行投資!」
森林組合による森林環境強教育の取組み
温海町森林組合・山形県森林研究研修センター 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
木を温かい気持ちで活かす
ひと工夫すればより良く使える

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・36
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第11回 正確な採材で売り上げ単価を上げる工夫
菊池林業(1)<愛媛県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・40
第11回 地域でどこまで健全なバイオマス供給が可能か?   相川高信

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・46
第5回 地域レベルでの弾力的なゾーニング設定を
「木材生産林」と「木材資源林」区分による施策  鎌倉孝誠

林研グループが応援します!◆福島県/伊南地区山菜きのこ栽培研究会・・・52
遊休特用林産施設を活用しキノコ栽培による地域振興を目指す

普及員実践日誌◆大分県 林業普及指導員 柿木秀昭・・・54 
連携の連鎖による林業活性化に向けた取り組み

レポート◆・・・・・・・・・・・・58
チーム方式と計画作成ツールの整備
森林経営計画作成の支援活動
佐々木 健

チャレンジする林業現場の課題を追って 第13回 ・・・・66
労務単価と機械利用料の設定精度に磨きをかける 高沢 博

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
共同施業団地内の倒木の処理を団地構成員の後継者に拒否され、
その対応に苦慮しています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 仲組によるトロッコ搬送・・・9

●わがまち木造自慢 
 高知おおとよ製材(株)社員寮(高知県大豊町)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 林業方針の変化についていけません。
 橋本光治

●インフォメーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64

●読者プレゼント わが郷土の一品 地元の木、地元の手道具を使った『越前杉箸』
 新潟県林業改良協会・・・79

●表紙の人 伊藤里美さん 福岡広域森林組合福岡北支店宗像支所・・80

表紙●岩渕光則 フォト●大築和彦
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現代林業2014年4月号

特集 フォレスター登場で地域はこう変わる ―計画、技術、人材から地域材利用まで
●計画作成・集約化支援
●生産技術レベルアップ支援
●人材育成・地域内連携の支援
●地域材利用・マーケティング支援

◆フォト・レポート ・・・・1
川上・川下をつなぐ!「弾丸ツアー」
ココモリ・プロジェクト代表 イシカワ晴子

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・26
「本来の木材利用」をどう確保するか
急がれるバイオマス発電対策

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・30
カラマツ大径材の価値向上を目指した木取り・水分管理技術

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・36
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第10回 ワンマン化を見据えた機械システム・器具の工夫
西間林業(2)<岩手県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・40
第10回 製紙業、製材工場とバイオマス利用の親和性    相川高信

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・46
第4回 生物多様性を向上させる目標林設定のためのゾーニング手法 
服部 保

林研グループが応援します!◆奈良県/NPO法人 森づくり奈良クラブ・・・52
子どもたちが楽しみながら学ぶ 森林作業体験と森林環境学習

普及員実践日誌◆香川県 林業普及指導員 大見直弥・・・54 
森林経営計画の作成支援について

レポート◆・・・・・・・・・・・・58
森林経営計画制度の改正について―新たに「区域計画」要件が加わる
林野庁計画課

チャレンジする林業現場の課題を追って 第12回 ・・・・66
この地域の里山を守らねば! ~施業プランナーとして奮闘中~ 藤田和則

法律相談◆北尾哲郎・・・・・72
自己破産した組合員から間伐事業請負代金を回収したいのですが。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 八戸貯木場への初出荷・・・9

●わがまち木造自慢 
 鶴岡市自然学習交流館 ほとりあ(山形県鶴岡市)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・70
 自伐林家としての経営ノウハウを教えて下さい。
 橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

●読者プレゼント わが郷土の一品 オンコ材に魅せられ木桶づくり半世紀
 (公社)北海道森と緑の会・・・79

表紙の人 前川真奈美さん 前川木材(岩手県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●イシカワ晴子
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現代林業2014年3月号

特集 今こそ注目したい 躍動する林業事業体の力
●現場で着実に力を発揮つつある若い力
 ●地域を担う若き林業事業体経営者の実像
 ●地域の創造力を高める地域内の分業と協業
 
◆フォト・レポート ・・・・1
大活躍! 木育マイスター(北海道)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
「地域材」の可能性はさまざま
利用のシーンはいくらでもある

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・32
安全・安心な乾燥材生産技術の開発―九州地方産スギの内部割れと強度性能の関係解明

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第9回 技術力で地域の信頼を獲得
西間林業(1)<岩手県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・42
第9回 誰に何を相談すればいいのか?   相川高信

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・50
第2回 田中和博の試論その② 保護林、減災林から修復林までのゾーニング 
田中和博

林研グループが応援します!◆福井県/竹竹グループ・・・56
半世紀を超え地域の歴史を繋ぐ

普及員実践日誌◆静岡県 林業普及指導員 伊澤 聡・・・58 
ビジネス林業による木材増産の取り組み

レポート◆・・・・・・・・・・・・62
低コスト再造林1 一貫作業システムとは? 佐々木達也ほか 
低コスト再造林2 「一貫作業システム」現地検討会で見えてきたポイントと課題  漆道真也

チャレンジする林業現場の課題を追って 第11回 ・・・・68
林業に携わる幸せを求めて―私の3課題「安全」「言葉」「事業の展開」 橋本 武

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
高年齢者雇用安定法の改正を受けて就業規則を改定しようとしていますが、留意すべき点とは何ですか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 軒下を進むトロリー・・・9

●わがまち木造自慢 
 秩父消防署北分署(埼玉県皆野町)・・・67

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 地域の貴重な森林資源を守る意義についてどう考えますか? 橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78

●読者プレゼント わが郷土の一品 長野のきのこ・山菜を活用したご飯大好きセット長野県林業普及協会・・・79

●表紙の人 二宮利絵さん 安芸北森林組合(広島県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●北海道
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現代林業2014年2月号

特集 全国に広がるチェーンソー競技会  ―安全意識と技術向上を目指して

特集1 佐賀県版 WLC基準で林業技術競技会を開催
    佐賀県きこり選手権
    佐賀県佐賀中部農林事務所林務課普及担当主査 若宮征喜

特集2 全県レベル チェーンソーとグラップルの競技会
    2013フォレストワーカーフェスティバルin小岩井(岩手県)
    岩手県農林水産部森林整備課普及担い手担当主任 菊池和博 

特集3 事業体レベル WLCルールの競技会を森林組合が開催
    第3回伐木チャンピオンシップ(青森県)
八戸市森林組合業務課長 工藤義治

特集4 県内レベル 流域6森林組合持ち回りによる競技会
    斐伊川流域森林組合林業技術競技会(島根県)
しまね東部森林組合代表理事組合長 澤田直明

◆フォト・レポート ・・・・1
ここまで来たチェーンソー競技会

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
ホワイトウッド集成管柱の競争力は 円安と需要減に苦慮

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
菌根苗作出のためのマツタケ菌の効率的な接種法の開発   小林久泰

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・44
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第8回 センター方式の素材生産事業発注―新人からベテランまで、チームワークが光る現場
久万林業活性化プロジェクト(2)受注側素材生産業<愛媛県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・50
第8回 バイオマスビジネスを興すのは誰か?   相川高信

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・56
第2回 田中和博の試論その① 経済林の適地分析 田中和博

林研グループが応援します!◆広島県/若杉森林林業グループ・・・64
地域通貨と交換で出材を促進「せどやま(裏山・里山)」再生を目指す

普及員実践日誌◆滋賀県 林業普及指導員 田中 理・・・66 
大津・南部地域での林業生産活動活発化に向けた取り組み~森林組合との連携を通じて

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
山菜採取のために入林する者のマナーが悪化したので所有林の道路の通行止めをしたのですが、以前からの入山者から苦情が寄せられています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 広葉樹の巨木を牽引する機関車・・・9

●わがまち木造自慢 
 下仁田町立下仁田小学校(群馬県下仁田町)・・・71

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 低コストのもの差しとは?  橋本光治

●読者プレゼント わが郷土の一品 鹿児島の孟宗竹を利用しした「鬼おろし」「チャーハンヘラ」「竹箸」と竹100%紙「絵はがき」セット・・・79

●表紙の人 池野場由巳さん 新城森林組合(愛知県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●佐賀県、岩手県、八戸市森林組合、ほか
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現代林業2014年1月号

特集 地域の総合力を生かす経営スタイルを―ビジネスとしての林業像を描こう
●総合力で市場に応える
  ●経営スタイル1 材の供給基地としての需要者とあゆむ
  ●経営スタイル2 地域内に林業・木材産業クラスターを形成する
  ●技術力アップへの原動力―顧客からの厳しい声に応える
  ●地域の人材を活かす
  ●つながりの総合力を―山主たちの連携
  ●地に足がついた安定、安定感

◆フォト・レポート ・・・・1
事例にみるイタリアの薪産業
生産・販売・利用のサプライチェーン 吉田美佳

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
フレキシブルな板材利用に注目
「木の家」のデザインが多様化

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
過密人工林における間伐の強度と気象害発生との関係   大矢信次郎

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第7回 センター方式の素材生産事業発注―地域雇用を倍増
久万林業活性化プロジェクト(1)久万林業活性化センター<愛媛県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・46
第7回 林業者は、発電事業とどう付き合うべきか?   相川高信

林研グループが応援します!◆京都府/亀岡市林業研究会・・・58
半世紀を超え地域の歴史を繋ぐ

試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・52
第1回 普及的手法の実践 機能区分による施業森林ゾーニングの手法 高井和之

普及員実践日誌◆山形県 林業普及指導員 阿部正己 ・・・60 
地域の林業研究会と連携した人材育成の取り組み

チャレンジする林業現場の課題を追って 第10回 ・・・・66
ミュージシャンから山師へ―薪ストーブで山間地域の振興を描く 那須政彦

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
カラマツ林でノネズミ退治のため殺鼠剤を散布しようとしたところ、直下の農地経営者から無農薬栽培に影響するとクレームがあり対応に悩んでいます。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 谷間を走る鹿川森林鉄道の機関車・・・9

●インフォメーション・・・・・64
●わがまち木造自慢 
 早島町地域活動支援センター「栴檀の家」(岡山県早島町市)・・・65
●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 法正林化は林業経営の観点から見ても理想なのでしょうか?  橋本光治

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78

●読者プレゼント わが郷土の一品 三重のハタケシメジ・・・79

●表紙の人 荒井和恵さん 北信州森林組合(長野県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●吉田美佳
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現代林業2013年12月号

特集 今、大径材利用はどうなっているのか―市場のゆくえと活用方策を探る
特集1 遠藤日雄・鹿児島大学教授が読み解く大径材問題のカギ―実態・課題と対策

特集2 大径材の用途、需要拡大に向けた研究開発 編集部

◆フォト・レポート ・・・・1
大径材の魅力を活かす木造建築

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
スタンダード化で市場を拡大
ユーザーメリットを第一に考える

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
原木グレーディングマシンの開発   星川健史ほか

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・42
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第6回 久大林産株式会社(2)<大分県>
事業採算性の向上と人材育成の両立―人材育成のコストを見込む経営

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・48
第6回 燃料価格はいくらが適当か?            相川高信

林研グループが応援します!◆三重県/熊野林星会・・・54
体験を通して森や木に親しむきっかけづくり

普及員実践日誌◆高知県 林業普及指導員 宮崎信一・・・56 
森林組合等林業事業体に対する経営改善支援の取り組み

チャレンジする林業現場の課題を追って 第9回 ・・・・62
GISとの出会い、記憶と記録、地域での信頼をつなぐ 堀澤正彦 

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・68
人工林の林齢平準化と更新伐をどのように指導したらよいか?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・72
レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている野鳥の生息が確認された場合には、伐採等に法的規制がありますか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 一般の乗客の案内係・・・9

●インフォメーション・・・・66
●わがまち木造自慢 
 特別養護老人ホーム えびの涼風園(宮崎県えびの市)・・・61

●総合目次

●表紙の人 鎌田裕子さん 宮城県森林組合連合会ウッドリサイクルセンター・・80

表紙●岩渕光則 
フォト●愛媛県森林局、大洲市、宮崎県椎葉村、村井保育園、新潟県森林組合連合会 
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現代林業2013年11月号

特集 きのこ生産・加工・販売事業で雇用創出

特集1 森林組合ときのこ生産者が一体となった産地形成で雇用創出
津南町森林組合(新潟県)

特集2 しいたけ生産組合で連携、安定供給、品質向上を実現
平戸市森林組合(長崎県)

特集3 ゼロから始めた菌床しいたけ生産で地域雇用を創出
農事組合法人 シーテック細入(富山県)

◆フォト・レポート ・・・・1
地域に持続する仕事創出を ~きのこ生産・加工・販売から~

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
木材のスタンダードを整備する スムーズな取引を実現するツールに

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・38
スギノアカネトラカミキリの被害を受けた製材品の曲げ性能   森田浩也

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・42
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第5回 久大林産株式会社(1)<大分県>
事業採算性の向上と人材育成の両立―従業員のコスト意識を高める

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・48
第5回 林地残材は集まるか?       相川高信

林研グループが応援します!◆北海道/松前アスナロ研究グループ・・・54
郷土樹種『ヒバ』の復活を目指して

普及員実践日誌◆大分県 林業普及指導員 安原武尊・・・56 
計画的な事業地確保のための体制づくり

レポート◆林研グループに朗報 里山の保全管理や資源利用を支援する制度に注目
~森林・山村多面的機能発揮対策交付金~

チャレンジする林業現場の課題を追って 第8回 ・・・・68
地元材を地元で使いたい  三宅大輔 

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
森林・林業再生と市町村の役割をどのように考えたらいいか?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・76
地すべりで所有山林に生育している立木が林地に移動した場合はどうなりますか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 子ども達が歩いた朝の軌道・・・9

●インフォメーション・・・・66

●わがまち木造自慢 
 一関市立花泉図書館(岩手県一関市)・・・67

●表紙の人 星 淳子さん 湯之谷地域森林組合(新潟県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●津南町森林組合、平戸市森林組合ほか 
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現代林業2013年10月号

特集 人が育てば経営は伸びる―経営戦略としての人材育成とは  

特集1 安全最優先の発想で経営者感覚の林業人を育てる
    安田孝・(社)安田林業代表取締役に聞く

特集2 山主(社会)に評価される仕事の仕組みが人を伸ばす
    半田州甫・(株)とされいほく副社長に聞く

特集3 全体の一員としての自覚と進化する意欲が組織を変える
    新井和子・多野東部森林組合代表理事組合長に聞く

◆フォト・レポート ・・・・1
いのちをつなげる・現場人による鎮魂の活動
「奇跡の一本松」・陸前高田松原の災害被災地先行伐開の記録
(岩手県陸前高田市)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
木材のマーケットアクセスを改善する
情報プラットフォームを整備する

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
ナラ枯れ跡地の森林再生―更新方法検討に向けて   中島春樹

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・46
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第4回 当麻町森林組合(2)<北海道>
バイオマス材利用の可能性―作業システムとバリューチェーン

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・52
第4回 薪か、チップか、ペレットか?       相川高信

林研グループが応援します!◆岩手県/森を考える会・・・58
市民参加の森林づくり~森林との多様な関わり方を広める~

普及員実践日誌◆宮崎県 林業普及指導員 江藤能充 ・・・60 
森林・林業再生プランにおける循環型林業の推進
チャレンジする林業現場の課題を追って 第7回 ・・・・62
川上・川下の連携と流通システムの確立  河野通貴

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
生産木材の販路拡大のために下流域値の連携を深めたいのですが?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
母らから不動産を相続する予定ですが、亡き父から母へ所有権の移転をしない場合、どんな不都合が考えられますか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 森林鉄道の最後を飾った8tボギー機関車・・・9

●わがまち木造自慢 
 楠こもれびの郷(山口県宇部市)・・・65

●読者のお悩み相談・・・・・・・・77
素人の女性が林業に関わることは難しいのでしょうか?
 島﨑洋路

●表紙の人 相内 唯さん 下北地方森林組合(青森県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●吉元俊憲
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現代林業2013年9月号

特集 地域の実情にあった森林経営計画の作成

特集1 
地域の実情にあった森林経営計画を整理する

特集2
森林経営計画で進める所有者密着型経営
年間130回を超える座談会開催で集落単位の施業集約化を実践
八頭中央森林組合(鳥取県) 

特集3 
森林所有者の経営組織で自ら森林経営計画を作成―塩田林産組合(栃木県)
栃木県矢板森林管理事務所林業経営課普及チーム副主幹 落合辰巳

◆フォト・レポート ・・・・1
全国に広がっています!木の駅プロジェクト

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
「木材生産」への期待度を高める
山と街の距離を縮めよう

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
人工林の伐採跡地の広葉樹林化を予測する   奈良雅代 ほか

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第3回 当麻町森林組合(1)<北海道>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・44
第3回 バイオマス利用に経済性はあるのか?       相川高信

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル6<最終回> 需給調整・木材活用支援・・・・・・50
藤野正也

林研グループが応援します!◆岐阜県/高根町林業改良クラブ・・・54
地元の子どもたちが森の樹木とコミュニケーション

普及員実践日誌◆新潟県 林業普及指導員 笹川伸子 ・・・56 
利用間伐の低コスト化と間伐材の効率的な流通

チャレンジする林業現場の課題を追って 第6回 ・・・・62
信頼獲得で小面積を集約化  田中佑樹

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・68
経営計画が実行できない場合、認定した市の責任は?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・72
森林法改正に基づく市町村からの森林所有者情報の提供について教えてください。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 ファッショナブルな若い機関士たち・・・9

●わがまち木造自慢 
 河野児童館(福井県南越前町)・・・61

●ひろば・・・・・・・・77

●表紙の人 谷口和歌子さん 八頭中央森林組合(鳥取県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●木の駅プロジェクト
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現代林業2013年8月号

特集 条例制定で地域材活用策を強化  

特集1 市民目線で市議会主導の「飫肥杉条例」づくり
    ―議員参加の勉強会がカギ  宮崎県日南市 

特集2 木材利用指針を条例の中に位置づけ  徳島県県産材利用促進条例の制定について
    徳島県農林水産部林業飛躍局林業戦略課
     次世代プロジェクト推進室木材需要担当 宮崎幸一郎
◆フォト・レポート ・・・・1
「飫肥杉」を発信する地域デザイン戦略(宮崎県日南市)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
木材業界の「人づくり」を進めよう
人材育成の仕組みづくりを

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
落石防護柵の緩衝材として利用さえた間伐材の劣化調査   増田勝則

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・42
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第2回 四万林業協業組合(2)<群馬県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・46
第2回 成功事例はあるのか?       相川高信

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル5 経営支援・・・・・・・・・・・・・52
藤野正也

林研グループが応援します!◆香川県/三木"NWS"の森研究会・・・56
会員の所有林周辺から進める森林経営計画

普及員実践日誌◆茨城県 林業普及指導員 國廣 靖 ・・・58 
集約化施業及び搬出間伐に向けた准フォレスターとしての取り組み

チャレンジする林業現場の課題を追って 第5回 ・・・・64
「大事なこと」を守る姿勢で 大石喜清

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70  
森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律について
林野庁

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
行政マンとして経営感覚をどのように磨いていく必要があるのか?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
林業事業体が林地売買を行う際に法律的に押さえておくべき注意事項について教えて下さい。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 急患も運んだモーターカー・・・9

●わがまち木造自慢 
 神河町立神﨑小学校・神﨑幼稚園(兵庫県神河町)・・・63

●インフォメーション ・・・・・・・・・・62

●ひろば・・・・・・・・78

●表紙の人 武田百合香さん 南那珂森林組合(宮崎県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●宮崎県日南市飫肥杉課
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現代林業2013年7月号

特集 地域ビジネスとしての薪材生産・販売―成功のポイント
 
特集1 薪ビジネスの基礎―商品特性と市場の概観   編集部

特集2 日本薪協会役員に聞く  林業経営としての薪ビジネス―薪生産から販売まで

◆フォト・レポート ・・・・1
各地に広がる薪ビジネスの潮流

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
大工が減っている 「安定しない」と若者が敬遠

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
林内に椪積みした林地残材の乾燥過程   古川邦明

酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・40
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
第1回 四万林業協業組合(1) <群馬県>

ビジネス成功へ。木質バイオマス利用講座 ・・・・・・・・・46
第1回 バイオマス利用には新しいやり方が必要
相川高信

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル4 技術・集約化支援(2)・・・・・・・・・・・・・52
藤野正也

林研グループが応援します!◆長野県/上小林業士会・・・56
地元の大学と連携しインターシップで人材育成

普及員実践日誌◆奈良県 林業普及指導員 細尾宏之 ・・・58 
できることから挑戦! 搬出間伐から「大和檜の家」ネットワーク立ち上げまで

チャレンジする林業現場の課題を追って 第4回 ・・・・64
100企画し、10実行し、1成功する―実行する森林組合 工藤義治

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
木質バイオマス発電施設を導入の話が進んでいるのですが・・・

法律相談◆北尾哲郎・・・・・76
今にも崖崩れが起きそうな自宅裏山の所有者に予防措置をとってもらうことは可能でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 森林鉄道で開墾に向かう人々・・・9

●わがまち木造自慢 
 なるとうこども園(千葉県山武市)・・・63

●インフォメーション ・・・・・・・・・・62

●ひろば・・・・・・・・78

●表紙の人 北野素子さん 大阪府森林組合南河内支店(大阪府)・・80

表紙●岩渕光則 
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現代林業2013年6月号

特集 地域センター・協議会方式による森林所有者取りまとめ
 ―森林経営計画策定に向けて

特集1 森林管理受託センターによる森林所有者取りまとめ
    -公的信頼担保方式・徳島県那賀町の事例-
    徳島県南部総合県民局次世代林業プロジェクト担当 工藤剛生

特集2 愛知県豊田市の団地化推進プロジェクト
    -大字単位の「地域森づくり会議」方式-
     豊田市産業部森林課森林課主任主査 深見隆之助

特集3 地区協議会方式による森林所有者の取りまとめ
    -長野県坂城町の事例-
    長野県佐久地方事務所林務課(前任地:長野地方事務所)髙野 毅

特集4 町主導の森林整備隊による森林所有者取りまとめ
    -森林整備隊、町、森林組合が融合・群馬県みなかみ町の事例-
    群馬県森林組合連合会指導課長 高橋伸幸

◆フォト・レポート ・・・・1
現場指導者を育てる研修―教育方法を学ぶ12日間(広島県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
高く売れる製材品をつくるには
将来を見据えた議論が必要

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
島根県におけるイノシシ用広域防護柵の設置状況とその効果   金森弘樹

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル3 技術・集約化支援(1)・・・・・・・・・・・・・40
藤野正也

林研グループが応援します!◆秋田県/雪害の発生状況を調べ雪に強い森づくりに活かす 雄勝地方林業後継者会・・・50

普及員実践日誌◆徳島県 林業普及指導員 工藤剛生 ・・・52 
町内の森林管理受託を強力に推進
~受託機関設立とその業務について~

チャレンジする林業現場の課題を追って 第3回 ・・・・56
林業界に飛び込んで―建設業からの挑戦 濱﨑康子

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 
事業の売上・コスト・進捗を日次で把握、共有
~新たな情報管理システムの提案~       坂本 陽

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・70
境界明確化のためにどこまで情報公開に協力をすべきなのでしょうか?

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
山林の境界線についてのトラブルを解決する手段としてADR(裁判外紛争処理)というものがあると聞いたのですが、これはどのようなものなのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 月曜日の朝のラッシュアワー・・・9

●わがまち木造自慢 
 日田市立小鹿田焼陶芸館(大分県日田市)・・・63

●インフォメーション ・・・・・・・・・・62

●全林協からの報告・・・・・68

●ひろば・・・・・・・・78

●表紙の人 山口美咲さん 粟野森林組合(栃木県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/広島県
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現代林業2013年5月号

特集 遠藤日雄・鹿児島大学教授に聞く―丸太価格対策
地域レベルの需給調整機能をどうつくるか?
●情報共有が流通レベルの需給調整のカギ
  ●流域レベルのサプライチェーン構築を
  ●流域内プレイヤーの合意形成
  ●需給調整コントロールセンター創出に向けて

◆フォト・レポート ・・・・1
ジャイアントセコイアプリザベーションプロジェクト
日本の間伐技術でアメリカの森を守る
中部大学教授、ツリークライミングoRジャパン代表 ジョン・ギャスライト

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
木の品質を考える
「節」はやっぱりやっかいな存在

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
ヒノキ巻き枯らし材の材質劣化について   田中 誠

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル2 計画作成支援(2)・・・・・・・・・・・・・40
藤野正也

林研グループが応援します!◆島根県/出雲市林業振興協議会・・・48
幼稚園児の森林教室、親子で植林

普及員実践日誌◆北海道 林業普及指導員 坂本一広 ・・・50 
実効性のある「市町村森林整備計画」作成と実行管理
~地域の森林・林業の再生に向けた准フォレスターの取り組み~

チャレンジする林業現場の課題を追って 第2回 ・・・・54
美しい山づくり―自伐林家として実践から得た経営の三本柱 橋本光治

レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 
森林・林業再生のキーマン「認定森林施業プランナー」誕生
平成24年度資格認定者393名が4月から森林管理の担い手として活動

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・64
もし町長が交代しても、どのように政策の維持を継続していけばよいか。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
財産区有林や共有林を対象に森林経営計画を策定する場合に、
法律上注意すべき点を教えて下さい。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 女性たちによる丸太の巻立て・・・9

●わがまち木造自慢 
 あやめ荘(愛媛県松山市)・・・61

●読者のお悩み相談/中越武義・・・72

町づくりプランを地元の人間だけでつくりたいと思いますが可能でしょうか。

●インフォメーション ・・・・・・・・・・60

●全林協からの報告・・・・・68

●ひろば・・・・・・・・78

●表紙の人 仁田尾瞳さん 竹田直入森林組合(大分県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/ジョン・ギャスライト
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現代林業2013年4月号

特集 山主グループが経営主体に! 集落の林業経営体組織化

特集1 福井県のコミュニティ林業の仕組み
     ―山主グループを組織化して集落経営者にする手法
編集部

特集2 合意形成は所有者団体、管理・実行は出資会社が担う
 ~市がバックアップによる集落経営体制づくり 大分県臼杵市の事例報告~
   林業家・前・大分県臼杵市長 後藤國利

◆フォト・レポート ・・・・1
技術検討フィールドとして注目される国有林試験地
初の准フォレスター研修フォローアップ検討会から
(関東森林管理局)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
木は「経年美化」する素材
長く愛される建物をつくりたい

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・32
ヒノキ人工林における間伐率の違いが樹冠構造に与える影響   松崎誠司

フォレスター登場で実現したいこと―地域経営でのフォレスター活動モデルを探る
フォレスター活動モデル1 計画作成支援(1)・・・・・・・・・・・・・38
藤野正也

レポート1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
分譲森林の解決事例―整備・活用への途 北海道北見市より
田中泰介

林研グループが応援します!◆岡山県/新見市神郷女性林業研究グループ・・・50
林研グループ創設30周年の取組

普及員実践日誌◆大阪府 林業普及指導員 朝田賢治 ・・・52 
川上・川中・川下対策の同時並行で、木材の地産地消を推進

チャレンジする林業現場の課題を追って 第1回 ・・・・60
会社再生への決断―社員みんなで話し合った3つの提案 斉藤純一

レポート2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 
路網整備に伴って発生する根株や剥ぎ取り表土の取り扱いについて 編集部

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・68
小規模の森林所有者を集めて森林経営計画の策定に繋げたいのですが、所有者の取りまとめで困っています。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・76
スギ林の間伐をするため、持山の中の使用されなくなった赤道を横切る作業路を作説したいのですが、何か手続きが必要でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 新郎新婦をお披露目する森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 
 阿蘇くまもと空港 国内線ターミナル(熊本県益城町)・・・57

●読者のお悩み相談/岡橋清元・・・70
伝統的な林業地で新たな林業にチャレンジしてみたいのですが。

●インフォメーション ・・・・・・・・・・56

●ひろば・・・・・・・・78

●表紙の人 深迫さとみさん 曽於市森林組合(鹿児島県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/関東森林管理局
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現代林業2013年3月号

【特集】自伐林家の実践経営に学ぶ―規模より信頼と継続の流儀

特集1 林業に必要なもの―三つの経営流儀とは 編集部

特集2 価値創造の流儀
(1)サービス業としての林業経営 荒薦(あらこも)幹雄さん(島根県出雲市)
(2)木を太らす工夫―優良資産を増大させる経営 飯干福重(宮崎県高千穂町)
(3)雑木や草も経営資源 佐藤 昭(栃木県那珂川町)
(4)森林資源の総合活用メーカー・商社―地域雇用のリーダー 内田皓夫さん(岡山県津山市)

特集3 信頼の流儀
(1)地域連携ビジネスを実現―素材生産から加工・販売まで 尾谷寅雄さん(富山県魚津市)
(2)地域の技術リーダーを担う 安藤忠広さん(高知県いの町)
(3)材をオーダーメイドで出す醍醐味 「熊本の山の木で家をつくる会」吉井和久さん(熊本県水俣市)ほか
(4)販路開拓の技と心 鈴木雅雄さん(愛知県新城市)

特集4 継続の流儀
(1)山づくりは人づくり 増田清さん(愛媛県西予市城川町)
(2)弾力性のある経営 橋本光治さん(徳島県那賀町)
(3)仕事を子に伝えていく工夫 宮本生一さん(静岡県静岡市)

◆フォト・レポート ・・・・1
トレイルランニングによる林業PR いせしま森林組合(三重県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
「足で稼ぐ」がビジネスの基本 潜在ニーズを掘り起こそう

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
ミズナラ・コナラを主としたナラ枯れ被害林の特徴    斉藤正一

森林経営計画策定の現場を訪ねて 第5回・・・・・・・・・・・・・48
地域一括方式で森林経営計画を推進 活性化センターの設置で市・森林組合・三セクが連動 藤野正也

林研グループが応援します!◆沖縄県/国頭村林業研究会・・・56
県木リュウキュウマツの有効活用 木のロウソクで地域イベントを盛り上げよう!

普及員実践日誌◆群馬県 林業普及指導員 川島祐介 ・・・58

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 最終回◆坪野克彦・・・・66
「理想像に向かって、よりよい経営、人生を目指す」~珠玉の金言・名言から学ぶこと~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・70
森林経営計画を認定し、今後フォローしていく上で、「適正な間伐」についてどのように考えたらよいのでしょうか。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・76
保安林指定された10haのうちスギを皆伐した部分が1haありますが、隣接雑木林からの種で雑木の成林が見込まれます。それでも保安林として植栽の義務が生じるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 木炭ガス発生装置付機関車と和解機関士たち・・・9

●わがまち木造自慢 
 神津島村図書館(東京都神津島村)・・・65

●読者のお悩み相談/岡橋清元・・・68
先人たちの林業技術が顧みられず残念です。

●表紙の人 長谷田康穂さん 大田市森林組合(島根県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/三重県
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現代林業2013年2月号

【特集】今、我々がチャレンジする課題はこれだ! 森林組合実践リーダー座談会
門間孝厳(鶴居村森林組合)×浦部秀一郎(多野東部森林組合)×小林耕二郎(日吉町森林組合)×江藤祐樹(南那珂森林組合)
●材価低迷の時代を生きる視点
●生産・販売の戦略
●大事なのは生産性より「人」と「山」 

◆フォト・レポート ・・・・1
日本、ヨーロッパの林業現場で働く馬
現代の馬搬の世界
遠野馬搬振興会(岩手県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
「木の良さ」をもっと伝えたい 生身で触れればその良さがわかる

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・38
安全で効率的なフォワーダ集材についての考え方    熊澤ゆかり

その疑問にズバリ答えます! 
森林経営計画制度・直接支払事業・支援交付金制度Q&A 第5回・・・・42
森林整備地域活動支援交付金    林野庁

林研グループが応援します!◆富山県/富山地区林業研究グループ協議会・・・48
境界を歩いて確認、データ化して残す

レポート◆イシカワ晴子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
すれ違う「おしゃれ」と「国産材」

普及員実践日誌◆奈良県 林業普及指導員 中田欣作・・・56 
奈良県地域認証材の強度グレーディングの取り組み

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第14回◆坪野克彦・・・・62
「明日を精一杯生きることで明日への展望が生まれる」
~前向きな刹那的生き方のすすめ~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・66
地元の材で地域の自慢となる小学校をつくりたいのですが。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・72
持山の作業路開設時に生じた切り株でも、産業廃棄物として業者に処理を依頼しなければならないのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 雪をかき分けて走るラッセル機関車・・・9

●インフォメーション・・・・60

●わがまち木造自慢 
 松本市高宮児童センター(長野県松本市)・・・61

●読者のお悩み相談/岡橋清元・・・68
作業班の道づくり技術の向上をどのように図ったらよいでしょうか。

●ひろば・・・76

●表紙の人 山根晶子さん 甲賀森林組合(滋賀県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/岩間 敬

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現代林業2013年1月号


【特集】いま、「人が主役」の地域経営を
編集部
●人々を納得させるもの|広い視野での経営判断とは
●公的なアドバイザーが経営者を支援する
  ●「現場の気持ちを理解する」経営を

◆フォト・レポート ・・・・1
雪氷を利用したチップ乾燥システムの取り組み
(北海道南富良野町森林組合)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・26
良いものの利用にこそ手厚い補助を
売り手も使い手もハッピーになろう

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・28

高密路網配置が森林環境に与える影響    與儀兼三

その疑問にズバリ答えます! 森林経営計画制度・直接支払事業・支援交付金制度Q&A 第4回・・・・34
森林経営計画制度 林野庁

レポート◆中谷和司
岐阜県森プロフォローアップ研修 欧州型(屋根型構造)の道、その後

森林経営計画策定の現場を訪ねて 第4回 藤野正也・・・・・・・・・・・50
森林所有者の思いを汲み取り森林経営計画書の作成を代行
経緯が異なる3つの認定計画 
有限会社 天竜フォレスター(静岡県)

林研グループが応援します!◆茨城県/中貫しいたけ研究会・・・48
イベントを通じた、原木しいたけのPRと販売促進

普及員実践日誌◆石川県 林業普及指導員 宗田典大・・・58 
施業集約化による森林組合の経営基盤強化の取り組み

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第13回◆坪野克彦・・・・64
「生きること自体が闘いである」
~個人も企業も闘いの中で生き抜いていく~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
地域内の林業事業体から皆伐重視をめざす動きが出てきて心配です。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・74
絶滅危惧種が発見された山林では除間伐が禁止されるのでしょうか。森林所有者から依頼されて伐採行為をした者も処罰されるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―能代営林署管内仁鮒森林鉄道編―
 巨大な天然秋田杉を満載する蒸気機関車・・・9

●インフォメーション・・・・58

●わがまち木造自慢 
 こうち旅広場(高知県高知市)・・・63

●読者のお悩み相談/岡橋清元・・・68
作業班の道づくり技術の向上をどのように図ったらよいでしょうか。

●ひろば・・・78

●表紙の人 池田史子さん 秋田県森林組合連合会・・80

表紙●岩渕光則 フォト/酒井秀夫

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現代林業2012年12月号目次

【特集】地域に生きる。林業現場の思いを語る―林業後継者座談会
 栗田和昭(山形県金山町)×鈴木英元(静岡県静岡市)
 ×濵口千穂(三重県熊野市)×村上正八(熊本県菊池市)

◆フォト・レポート ・・・・1
カエデ樹液を活用した新たな地域型林業モデルを創る
~秩父樹液生産協同組合設立~(埼玉県秩父市)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
木材の復権に向けて【下】環境負荷度で差別化を図る

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
森林作業道の土砂流出抑制手法(スギの枝条散布) 小倉 晃

その疑問にズバリ答えます! 
森林経営計画制度・直接支払事業・支援交付金制度Q&A 第3回・・・・44
森林整備地域活動支援交付金    林野庁

林研グループが応援します!◆新潟県/佐渡グリーンワーカー会・・・48
地元小学生に森林体験学習を指導

普及員実践日誌◆三重県 林業普及指導員 川波 寛・・・50
林建連携による担い手の確保を目指した取り組み

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第12回◆坪野克彦・・・・58
「体を張れないトップは経営者ではない」
~経営者の本気度に対して職員がついてくる~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・64
市町村が責任を問われる場面と備えるべきポイントについて教えて下さい。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・68
所有森林に自生している天然アカマツが枯れ、隣接する住宅の所有者から伐採・撤去を求められて困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 修復された野村式L69号ディーゼル車・・・9

●インフォメーション・・・・56

●わがまち木造自慢 
 美馬市立江原認定こども園(徳島県美馬市)・・・57

●読者のお悩み相談/半田州甫・・・62
山主さんの心を掴むにはどうしたらよいか。

●ひろば・・・・72

●総合目次・・・・76

●表紙の人 鈴木香南子さん 根羽村森林組合(長野県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/秩父樹液生産協同組合、安藤麻菜
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現代林業2012年11月号目次

【特集】需給ミスマッチが招いた丸太価格の暴落
鹿児島大学教授 遠藤日雄
●需給ミスマッチを招く構造問題
●丸太の需給機能の創出が急務
●今後の抜本的な対策を考える―需給ミスマッチを防ぐ実践例

◆フォト・レポート ・・・・1
広葉樹の森づくりを学ぶ研修会
「近自然森づくり」の実践研修(岐阜県飛騨市)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
木材の復権に向けて【上】
「木が好き」という感覚は受け継がれるのか

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
針葉樹人工林の針広混交林化を目的とした抜き伐りの効果 近藤 晃ほか

その疑問にズバリ答えます! 森林経営計画制度・直接支払事業・支援交付金制度Q&A 第2回・・・・42
直接支援事業(総論) 林野庁

森林経営計画策定の現場を訪ねて 第3回 藤野正也・・・・・・・・・・・46
属地計画の共同申請方式―県有林、林業公社、森林組合の三者連携 
熊本県菊池郡大津町(熊本県)

林研グループが応援します!◆青森県/グリーンマイスター協議会・・・52
世界の安全基準を基に高校生に体験学習

普及員実践日誌◆宮崎県 林業普及指導員 田村健一・・・54
スーパーロングリーチグラップルの労働生産性を調査

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第11回◆坪野克彦・・・・60
「林業に従事する人は、自分の仕事に誇りを持たなければならない」
~日本の国土を守っているという使命感ややりがいが自分を支えてくれる~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・68
近年の豪雨等で森林が災害の源になってしまった原因と対応について教えて下さい。

法律相談◆北尾哲郎・・・・・70
大型の台風によって所有森林が崩落し、林地の住宅地に土砂が流入してしまいました。私の経費負担で土砂を撤去しなければならないのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
森林鉄道跡は湖底に沈んでしまった・・・9

●インフォメーション・・・・58

●わがまち木造自慢 
市民運動競技場(和歌山県新宮市)・・・59

●読者のお悩み相談/半田州甫・・・66
雇用した若手が長続きしません。

●表紙の人 西村綾佳さん カルスト森林組合(山口県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/石井圭子
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現代林業2012年10月号目次

【特集】林業技術者のプロとしての生き方
鼎談 藤森隆郎(森林科学者)×酒井秀夫(東京大学大学院教授)×湯浅勲(日吉町森林組合参事)
●道づくりの怖さを知る
●林業技術者は自然への畏怖を忘れない
  ●林業技術者として責任を取る姿勢
  ●林業技術者に必要な要件
  ●林業技術者を育てる仕組み

◆フォト・レポート ・・・・1
地域のみどりの保全活動を通して健康づくり
英国のBTCVおよびグリーンジムの活動について 上原 巌

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
良材の供給力を高めたい
品質を重視した山づくりも必要

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
ニホンジカの不嗜好性植物の緑化への応用 石田弘明ほか

林業プロフェッショナル
 ―鹿児島大学の林業技術者養成の取り組みから― 最終回・・・・46
受講生の立場に立った運営とは 経験から学ぶこと 奥山洋一郎

その疑問にズバリ答えます! 
森林経営計画制度・直接支払制度・支援交付金制度Q&A 第1回・・・・50
森林経営計画制度(総論) 林野庁

森林経営計画策定の現場を訪ねて 第2回 藤野正也・・・・・・・・・・・54
イロハモミジの森づくり、漆栽培強化など歴史を引き継ぐ経営基本方針が認定 
生母生産森林組合(岩手県)

林研グループが応援します!◆広島県/三次市森林・林業研究会・・・60
「人づくりは山づくり」「山仕事講座」7年継続中

普及員実践日誌◆福島県 林業普及指導員 星 辰也・・・62 
森林組合と林業事業体の連携による集約化施業の推進

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第10回◆坪野克彦・・・・66
「行動なきところに成果なし」
~待っていても誰も助けてくれない時代に我々は生きている~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・76
なぜ、市町村の役割が大きくなったのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 戦後活躍した蒸気機関車の改造ディーゼル・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 長崎県立北松農業高校相撲場(長崎県平戸市)・・・73

●読者のお悩み相談/半田州甫・・・74
現場担当者の志気が上がりません。

●表紙の人 村西美紀さん 富山県西部森林組合・・80
表紙●岩渕光則 フォト/上原 巌
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現代林業2012年9月号目次

【特集】現地実証進む・低コスト造林
特集1 低コスト造林技術の研究開発方向
     (独)森林総合研究所研究コーディネーター/石塚森吉

特集2 小面積皆伐と低密度植栽による低コスト造林
    低コスト木材生産と連携した持続的な林業経営に向けて
      愛知県農林水産部農林基盤担当局林務課普及グループ

特集3 スギ造林地における大苗・普通苗による下刈り省力試験比較
      鹿児島県森林技術総合センター森林環境部/田代慶彦

特集4 コンテナ苗木生産と低コスト造林
     宮城県農林種苗農業協同組合専務理事/金澤 巌 

特集5 エリートツリーにより期待される施業の効率化
     森林総合研究所林木育種センター/星 比呂志・倉本哲嗣  

◆フォト・レポート ・・・・1
低コスト造林技術の実証研究

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
スギやヒノキの実力は何か
見た目の美しさで勝負をかけたい

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・38
帯状伐採は広葉樹の更新をもたらすことができるか?
―四国の人工林の事例から― 野口麻穂子

林業プロフェッショナル
 ―鹿児島大学の林業技術者養成の取り組みから― 第3回・・・・44
研究企画者・運営者・コーディネーターの役割
 固化を上げる研修の実施方法 枚田邦宏

森林経営計画策定の現場を訪ねて 第1回 藤野正也・・・・・・・・・・・・・・48
人工林率3割の地域で森林経営計画認定にチャレンジ 飛騨市森林組合(岐阜県)

林研グループが応援します!◆愛知県/額田林業クラブ・・・56
未来を担う子どもたちに山への関心を
~間伐体験を通して森林への理解を深める~

普及員実践日誌◆千葉県 林業普及指導員 今関達治・・・58 
関係者の相互理解・信頼関係を深め、集約化施業の推進を図る

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第9回◆坪野克彦・・・・62
「努力し続けることが既に才能」
~努力の継続こそが大きな成果を上げる源泉となる~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
市町村の経営は、どのように考えたらよいでしょうか

法律相談◆北尾哲郎・・・74
文化財保護法上の文化財に指定された山城跡を含む地帯のヒノキを伐採できますか。伐採に反対する「文化財を守る団体」への対応についても助言いただきたいのですが。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 魚梁瀬森林鉄道の駅長は女性が多かった・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 明治大学黒川農場アカデミー棟(川崎市麻生区)・・・69

●読者のお悩み相談/半田州甫・・・70
地域で間伐事業の受諾を図るためにはどうしたらよいですか。

●ひろば・・・78

●表紙の人 飯塚さおりさん 八戸市森林組合(青森県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/愛知県、鹿児島県森林技術総合センター、宮城県農林種苗農業協同組合、森林総合研究所林木育種センター

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現代林業2012年8月号目次

【特集】 山村を幸せにする木質バイオマス戦略
特集1 山側に幸せをもたらすための木質バイオマス戦略の視点
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)環境・エネルギー部 副主任研究員
   相川高信

特集2 実践から見えてきた
    市場づくりとビジネス化の手法
  岩手大学准教授、岩手・木質バイオマス研究会代表 伊藤幸男

◆フォト・レポート ・・・・1
林業「女子力」で起こすムーブメント
~森、人、まちをつなぐ場づくり~(レディースネットワーク・21)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
外材の「実力」はどこにあるのか
現場がよろこぶ「納期」と「品質」

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
帯状伐採および強度間伐された林床に植栽された落葉広葉樹の成長
針葉樹人工林を針広混交林に誘導するための伐採方法の検討 田中 格

林業プロフェッショナル ―鹿児島大学の林業技術者養成の取り組みから― 第2回・・・・38
鹿児島大学が取り組んできた社会人向け実践教育
 カリキュラムと手法の検討手順  枚田邦宏

レポート1◆・・・・・・・・・・・・・・42
森林整備隊と町が一体で集約化団地を設定―年間100haの間伐を実現
群馬県利根郡みなかみ町の事例から  高橋伸幸

林研グループが応援します!◆山口県/旭愛林会・・・50
「森の恵み体験」を、皆さんの手元まで届けたい

普及員実践日誌◆和歌山県 林業普及指導員 宮前哲也・・・52 
森林組合の改革による集約化・低コスト化林業の推進

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第8回◆坪野克彦・・・・56
おもてなしの極意(後編)~利休七則から学ぶもの~
 
レポート2◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
ツナガリが、ツナガリを生む ~『林業女子』というムーブメント~   木村衣里菜

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ 後藤國利・・・68
市町村になぜ大きな責任が回ってくるのか理解できません

法律相談◆北尾哲郎・・・72
所有林を森林組合に寄付したいと考えていますが、寄付する側、寄付を受ける側、それぞれにどのようなことにきをつければよいですか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 一番列車が通る前に行われた朝の巡視・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 古殿町立古殿小学校(福島県古殿町)・・・65

●読者のお悩み相談/矢房孝広・・・66
規模拡大をせず、夫婦でこのままささやかに農林業を営んでいきたいのですが

●ひろば・・・76

●表紙の人 藤田 舞さん 大子町森林組合(茨城県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/木村衣里菜
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現代林業2012年7月号目次

【特集】
特集1 共有林・財産区・生産森林組合を現代に活かす
    九州大学大学院農学研究院教授 佐藤宣子
 
特集2 佐藤宣子(九州大学大学院教授)の現場レポート)
住民組織と住民実行組織の二人三脚で守り育てる財産区
土庄町大鐸財産区有林(香川県小豆郡)
 
特集3 SGEC森林認証から企業連携まで
    生産森林組合がリーダーシップを発揮して地域の森林管理を推進
    金勝(こんぜ)生産森林組合(滋賀県栗東市)
 
◆フォト・レポート ・・・・1
地域の森林・林業・木材業界と連携した教育
京都府立林業大学校開校(京都府京丹波町)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
違法伐採対策のトレンドは
自国内林業・木材産業との関わりにも注目

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
森林作業道木製構造物の経年変化 相澤寛子ほか

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 最終回・・40
「森づくりファシリテーター」ってなんだ? 志賀壮史

林業プロフェッショナル
 ―鹿児島大学の林業技術者養成の取り組みから― 第1回・・・・44
将来のことを考え、技術者自らが確信をもって行動を  枚田邦宏

林研グループが応援します!◆徳島県/かみやま林業振興会・・・50
地元高校生に地域林業を実体験で伝える

普及員実践日誌◆福岡県 林業普及指導員 尾前尚哉・・・52 
地域特性や流通規模に応じた木材流通体制の確立を目指して
―「福岡林業・木材産業再生促進事業」の取り組み―

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第7回◆坪野克彦・・・・56
おもてなしの極意(前編)~利休七則から学ぶもの~

レポート◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
林材業安全技能師範・小田桐久一郎氏に聞く 
技能者研修 指導者に必要なもの (聞き手:杉山要)

法律相談◆北尾哲郎・・・72
私の山林に隣接する水田の所有者が、枝条やイノシシによる落石で水路をふさがれると苦情を述べ、勝手に私の山林に入って立木を伐採し、イノシシ柵を設置しましたが、どのように対処したらよいでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 営林署職員の子供を送迎した通学車・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 小菅村体育館(山梨県北都留郡小菅村)・・・67

●読者のお悩み相談/矢房孝広・・・68
農家民宿に取り組んでみたいと思いますが。

●森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ 後藤國利・・・70
安全な路網計画のチェックポイントについて教えて下さい

●ひろば・・・76

●表紙の人 渋谷菜津子さん 園部町森林組合(京都府)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/岩渕光則・京都府立林業大学校
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現代林業2012年6月号目次

【特集】
実践モデルに見る 森林経営計画策定の実際
―林業家 後藤國利・属人的森林経営計画の場合
林業家、百年の森健全育成実践クラブ代表 後藤國利

◆フォト・レポート ・・・・1
林業側が販売するJ-VERの見本市
「カーボン・マーケットEXPO 2012(主催:環境省)」より

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
木造3階建ての学校の実大火災実験(下)
木材利用のメリットは?

ドイツ・フォレスターに聞く 伐出・路網・森づくり技術の実際 最終回 ◆岐阜県 中村幹広・・・32
技術を学ぶための視座―地域社会が求める森林技術者とは―

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・38
冷温帯におけるスギ人工林皆伐後の森林更新―埋土種子の樹種構成― 酒井武ほか

日本型フォレスター育成研修日誌 最終回 ◆編集部・・・・44
製材工場等の現地調査と集合研修

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 第12回・・50
森づくりファシリテーターの道具箱~板書・ファシリテーショングラフィックの技術~森づくりファシリテーター全国ネットワーク事務局長 今永正文

林研グループが応援します!◆岐阜県/本巣林研クラブ・・・54
小学校の裏山で児童と共同で作る野山学習

普及員実践日誌◆愛媛県 林業普及指導員 村上克和・・・56 
久万高原町の林業界をコーディネートする普及活動

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第6回◆坪野克彦・・・・60
「エンプティの時間を持とう」
~良質の趣味は、良質の仕事を生み出す源泉となる~

法律相談◆北尾哲郎・・・70
町行造林地に隣接する水田を所有する稲作農家から、分収林によって日照条件が悪くなり収穫量が半分になったと苦情を申し立てられ困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 森林鉄道の開通によって栄えた駅前・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 あきた総合家畜市場 セリ場兼事務所棟(秋田県由利本荘市)・・・67

●読者のお悩み相談/矢房孝広・・・68
これから産直住宅を手掛けるのは難しいことでしょうか。

●ひろば・・・74

●表紙の人 武田祐子さん (有)高見林業(栃木県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/只野正人
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現代林業2012年5月号目次

【特集】
今こそ架線技術の出番―経営力を高める架線技術の可能性
●特集1 架線系と車両系の総合戦略の発想で経営的な有効性を実証
      H型架線集材で大面積団地の効率的な搬出間伐
      (株)とされいほく代表取締役副社長 半田州甫

●特集2 泉忠義氏 森林組合が持ち回りで講師役
      高性能林業機(株)泉林業代表取締役に聞く
架線集材技術で経営力を高めるポイント 

◆フォト・レポート ・・・・1
全国に導入された架線系「先進林業機械」

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
木造3階建ての学校の実大火災実験(上)
1時間の耐火性能は実証できたが・・・

ドイツ・フォレスターに聞く 伐出・路網・森づくり技術の実際 第5回 ◆岐阜県立森林文化アカデミー 川尻秀樹・・・34
ドイツ・フォレスター カール・コルプ氏に学ぶ「将来木施業」

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
スギコンテナ苗の形態的特徴と植栽後の成長 岩井有加ほか

日本型フォレスター育成研修日誌 第5回 ◆編集部・・・・46
森林施業プランナーとの連携

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 第11回・・50
「話し合いのプロセス」を理解する 
森づくりファシリテーター全国ネットワーク 志賀壮史

林研グループが応援します!◆静岡県/賀茂林業研究会・・・54
シイタケ栽培を目指しクヌギ林整備

普及員実践日誌◆福井県 林業普及指導員 松井洋輔・・・56 
森林組合における「集約化力」の強化

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第5回◆坪野克彦・・・・60
「中小企業はいいものを高く売らなければ生き残っていけない」
~安い商品を扱ってばかりいたのでは展望は開けない~

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・70
市町村が心得るべき認定審査業務について教えて下さい

法律相談◆北尾哲郎・・・74
私が昔から管理してきた所有林のヒノキを伐採・販売したところ、隣接者から越境して誤伐しているので弁償して欲しいと言われて困っています。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 生活道でもあった森林軌道・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 社会福祉法人友愛福祉会 おおわだ保育園(大阪府門真市)・・・67

●読者のお悩み相談/矢房孝広・・・68
農林業しかない地域で観光で振興を図りたいのですが。

●林業関係広報コンクール審査結果・・・79

●表紙の人 大久保零菜さん 西米良村役場(宮崎県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト/中尾友一
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現代林業2012年4月号目次

【特集】自前の人材育成どう進める―課題を捉え解決する力を養う
●特集1 即実践・壮大な地域ぐるみの人材育成
      欧州 技術を範に地域技術を研鑽
      鶴居村森林組合(北海道)
●特集2 森林組合が持ち回りで講師役
      高性能林業機械システム研修
竹内寿一 福岡県飯塚農林事務所林業振興課技術主査 
●特集3 安田孝氏に聞く
      実践的な人材育成のカンどころ

◆フォト・レポート ・・・・1
欧州の林業生産技術を導入北海道鶴居村の現場から

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
品質にこだわって将来を切り開く
山主の利益確保を第一に

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・40
時系列空中写真合成画像を用いた境界情報の抽出と人工林林齢の推定 村上拓彦

日本型フォレスター育成研修日誌 第4回 ◆編集部・・・・46
10年先を見通す林業の将来ビジョンの策定

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 第10回・・50
会議や打ち合わせの「森づくりファシリテーター」 鹿住貴之

林研グループが応援します!◆島根県/NPO法人もりふれ倶楽部・・・56
竹材を活用した料理や枝打ち体験

普及員実践日誌◆富山県 林業普及指導員 齋藤久志・・・58 
森林組合と建設事業者との連携による路網整備の支援

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第4回◆坪野克彦・・・・62
「良き人は常に初心者」~原点を忘れずブレない行動を~
 
法律相談◆北尾哲郎・・・74
当市内の山林にゴミの不法投棄が頻繁になされ困っています
林道の入口に門を作って封鎖したいと考えていますが、。

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
森林経営計画では、どんなポイントをチェックすべきですか

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 地元が愛した森林鉄道連絡便・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 日光ブランド情報発信センター(栃木県日光市)・・・69

●読者のお悩み相談/香山由人・・・70
県や市町村担当者との付き合い方を教えて下さい

●ひろば・・・78

●表紙の人 相地理恵さん 豊田森林組合(愛知県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/北海道
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現代林業2012年3月号目次

【特集】林業専用道・森林作業道読み方シリーズ②
林業専用道の要点はここだ!―より深い理解のために
酒井秀夫 東京大学大学院教授
●第1部 林業専用道を考える視点
●第2部 林業専用道技術者研修の研修生の質問から

◆フォト・レポート ・・・・1
再生可能エネルギー供給の主役 農山村はエネルギー永続地帯!

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
「木を見る」利用が林業の本質 品質にこだわった戦略を

ドイツ・フォレスターに聞く 伐出・路網・森づくり技術の実際 第3回 ◆岐阜県 中谷和司・・30
道づくりⅡ 私見―屋根型構造の道づくり技術

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・38
傾斜を活用した竹の搬出技術とその計画 後藤純一

日本型フォレスター育成研修日誌 第3回 ◆編集部・・・・42

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 第9回・・・46
研修運営から見える森づくりファシリテーター像とその育成 宮本英樹

林研グループが応援します!◆鳥取県/関金町森林・林業研究会・・・52
密度管理と間伐実習で山への思いと伝える

普及員実践日誌◆長崎県 林業普及指導員 柳本和哉・・・54 
五島列島を「日本一のツバキの島に」

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第3回◆坪野克彦・・・・58

法律相談◆北尾哲郎・・・68
台風によって県道に倒れた枯木に、県道を通行する自動車が激突しましたが、森林所有者に賠償責任はありますか。

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・72
「市町村が森林管理に大きな責任を持つ」ことに実感が湧きません

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 初期の森林鉄道は、人も物資と相席・・・9

●インフォメーション・・・・64

●わがまち木造自慢 
 京都府立植物園「森のカフェ」(京都府京都市)・・・65

●読者のお悩み相談/香山由人・・・66
森林組合と競合しないで事業を確保して行くにはどうしたらよいか。

●ひろば・・・76

●表紙の人 中西世那さん 当麻町森林組合(北海道)・・80
表紙●岩渕光則
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現代林業2012年2月号目次

【特集】バイオマス材収入から始める副業的自伐林業
特集1 軽トラ+チェーンソーで始める地域ぐるみの自伐林業
    中嶋健造/NPO法人 土佐の森・救援隊事務局長
特集2 地域ぐるみのバイオマス材収集システム-木の駅プロジェクト
    ~全国標準方式を開発~
    丹羽健司/NPO法人賀露おやじの会(鳥取県)、矢作川水系森林ボランティア協議会(愛知県)

◆フォト・レポート ・・・・1
大橋慶三郎に学ぶ 国産材自給率50%の目標を前に、
これからの林業経営と道づくりのあり方を探る(福岡県) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
乾燥材市場で闘わなければならない時代に中小製材工場でも対応が相次ぐ

ドイツ・フォレスターに聞く 伐出・路網・森づくり技術の実際 第2回 ◆岐阜県 中谷和司・・32
道づくりⅠ 私見―欧州型道づくりの基本姿勢

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36
間伐での林地残材の発生量調査 古川邦明

日本型フォレスター育成研修日誌 第2回 ◆編集部・・・・44
准フォレスター研修の雰囲気

人が変わる 組織が変わる 地域が変わる 森づくりファシリテーター 第8回
都市緑地におけるコーディネート ~5つのステップ~ 佐藤留美

レポート◆藤森隆郎・・・・52
伊勢神宮宮域林再訪

林研グループが応援します!◆和歌山県/和歌山県林業研究グループ連絡協議会女性林研部会・・・58
押し花クラフトをきっかっけに森林への心の素地づくり

普及員実践日誌◆徳島県 林業普及指導員 田中英士・・・60 
建設業から林業への新規参入支援

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第2回◆坪野克彦・・・・64
「雨の夜でも天には星」~希望を持って頑張ればいつかは報われる~

法律相談◆北尾哲郎・・・72
四囲が他人の山で囲まれていますが、隣接する山林所有者と折り合いが悪くて木材が搬出できません。どうしたらよいでしょうか。

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・76
スペシャリストではない市町村職員の取るべき姿勢とは?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 林鉄の一時代を担った犬たち・・・9

●わがまち木造自慢 
 (株)開盛デーリィファーム「乾乳舎」(北海道遠軽町)・・・69

●読者のお悩み相談/香山由人・・・72
民間事業体が地域で集約化を働きかけるためのコツは。

●表紙の人 亀井里枝さん 愛媛県森林組合連合会・・80
表紙●岩渕光則 フォト●森 順子
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現代林業2012年1月号

【特集】将来に向けて、いま自立経営を目指そう
 ○自立経営とは何か
 ○自立経営の条件
   1.自分たちの経営目的をはっきりもっていること
   2.地域の経営資源(持ち味)をよく知っていること
   3.自前の経営スタイルをもっていること
   4.地域にあった技術を磨いていること
   5.自前の人材を確保(養成)していること
   6.長い時間軸での持続性を確保するためのリスク管理があること

◆フォト・レポート ・・・・1
やっとわかった! ドイツ技術の実際
ドイツ・フォレスター研修会(岐阜県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・26
ヨーロッパの木材利用にかぶれる街にあふれる無垢の木材

ドイツ・フォレスターに聞く 伐出・路網・森づくり技術の実際 第1回 ◆岐阜県 藤下定幸・・28

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・36

広葉樹の遺伝的地域変異―有用広葉樹・絶滅危惧種の遺伝子解析 
袴田哲司ほか

日本型フォレスター育成研修日誌 第1回 ◆編集部・・・・40
准フォレスター研修の位置づけ、目標とする人物像(市町村での役割)

レポート◆後藤國利・・・・46
民間主導型の自立経営に向けて
再生プランをどう実行する―今必要なのは各自の基本戦略だ!

林研グループが応援します!◆長野県/諏訪林業士・GM会・・・54
災害に強い森づくりを伝える出前授業・森林体験

普及員実践日誌◆島根県 林業普及指導員 瀧 真司・・・56 
企業参加の森づくり支援~森林保全活動を実施希望の企業と森林所有者との架け橋に~

坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第1回◆坪野克彦・・・・60

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 最終回 ◆ジョン・ギャスライト
世界のアーボリスト達に安全の大切さを教えてくれた
スコット・シャープ

森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ◆後藤國利・・・70
自治体が決める地域の森林の品格 ~森林政策大転換と市町村行政~

法律相談◆編集部・・・74
台風による被害の回復を援助してくれる法律はないでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
 堀田式ブレーキをつけたトロリー・・・9

●わがまち木造自慢 
 保育園・森山学園(岐阜県美濃加茂市)・・・65

●読者のお悩み相談/香山由人・・・72
森林・林業再生プランを成功させるために市町村はどうすればよいか

●ひろば・・・78 

●表紙の人 中林邦江さん 伊賀森林組合(三重県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●岩渕光則
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現代林業2011年12月号

【特集】森林管理の主導権流出を防ぐ戦略
特集1 強固な信頼こそが地域主導の求心力
    山林経営の主体は地域に継続  天草地域森林組合(熊本県)

特集2 町主導で企業に購入依頼。計画管理は森林組合
  「くずまき高原里山森林整備実行委員会」による「企業の森」の取り組み
     葛巻町森林組合参事 竹川高行(岩手県)

特集3 山林購入で地域雇用創出につなげる発想
    経営放棄林の受け皿を担う  (有)門脇木材代表取締役 門脇桂孝(秋田県)

特集4 森林の所有権と持続可能な森林管理システム
    諸塚村土地村外移動防止対策要綱   諸塚村企画課長 矢房孝広(宮崎県)

◆フォト・レポート ・・・・1
山元への利益還元、資源循環型の研鑽木材供給システム
協同組合 兵庫木材センター(兵庫県宍粟市) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
転換点に直面する日本の林業
「手間を惜しむ」やり方が主流に

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・34
森林境界明確化加速化のポイント

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター7 
財団法人キープ協会 増田直広・・・40
森林環境教育におけるファシリテーターの学びの場づくり~キープ協会の森林環境教育実践から~

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・44
台風コースと台風発生斜面方位の関係
―三重県内で発生した森林風害― 
野々田稔郎

林研グループが応援します!◆群馬県/NPO法人フォレストぐんま21・・・52
広葉樹林の間伐、伐倒木でビオトープづくり

普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 山田百合子・・・54 
住民主体の活動へ導くマツ林再生活動の支援

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術・・・・62
森林施業プランナーを中心とした地域森林管理のあるべき姿
坪野克彦

法律相談◆編集部・・・68
境界がわからない所有林を子供や孫に残さないよう処分したいのですが、どのようにしたらよいですか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
 夕照の滝越へ帰る「やまばと号」・・・9

●わがまち木造自慢 
 川崎愛児園(三重県亀山市)・・・61

●読者のお悩み相談/後藤國利・・・66
森林・林業再生プランを成功させるために市町村はどうすればよいか

●ひろば・・・72 

●年間総合目次・・・76

●表紙の人 赤藤知香さん (株)松島木材センター(熊本県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●上村公浩
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現代林業2011年11月号

【特集】

再生プラン。私は林業をこうしたいシリーズ4

【座談会】地域に仕事があり続けてこそ。我ら林業人の心意気ここにあり
安田孝((有)安田林業代表取締役)×香山由人(企業組合「山仕事創造舎」)×菊池俊一郎(菊池林業代表) 司会:赤堀楠雄(林材ライター)
●林業の自立こそが目的
●林業の経営戦略は多様化する
●地域力を高めれば将来は明るい

◆フォト・レポート ・・・・1
森林と人間相互の健康を目指して
日本森林保健学会の活動(上原巌) 
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
木の価値を引き出すのもフォレスターの役割
利用の仕方をイメージできるスキルを
いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・38
森林境界明確化の小戦略 「情報管理」

レポート◆濱田和則・・・・46
生産・消費が市内で完結する市域内循環システム
豊岡市・北但東部森林組合における木質ペレット事業

林研グループが応援します!◆北海道/庫富林業グループ・・・52
戸別訪問、延べ56回 森林診断書を作成、間伐実施につなげる

普及員実践日誌◆岡山県 林業普及指導員 藤本昌大・・・54 
林業関係者と協働で進める集約化と未利用木質バイオマス利活用

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 5・・・・62
クライミングシステムの神様(リチャード・ハティエ) ジョン・ギャスライト
提案型集約化施業 成功をつかむ実践術・・・・66
プランナナーに是非持って欲しい使命感・プライド、そして人生観
坪野克彦

法律相談◆編集部・・・72
『現代林業』法律相談質問一覧(2006年9月号~2011年10月号)

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
 助六谷の五段木橋・・・9

●インフォメーション・・・60

●わがまち木造自慢 
 浜松市天竜区役所(静岡県浜松市)・・・61

●読者のお悩み相談/後藤國利・・・70
伐捨て間伐は必要ではないでしょうか
●ひろば・・・76 

●表紙の人 谷仲悠佳さん 静岡県森林組合連合会・・80

表紙●岩渕光則 フォト●上原 巌

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現代林業2011年10月号目次

【特集】

再生プラン。私は林業をこうしたいシリーズ3
国産材利用 川上。川下の持続的で健全なビジネスを
  遠藤日雄 鹿児島大学教授
●「川上」・「川下」の視点から見た戦後の森林・林業政策
●「川上」・「川下」を連動させる新たな素材生産の担い手

◆フォト・レポート ・・・・1
林業用グラップルで東日本大震災復興支援活動
恵南森林組合ボランティア部隊の記録(岐阜県恵南森林組合) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
地域材利用の体制整備をどう進めるか
「つくる能力」ではなく「売る力」が重要

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・30
森林境界明確化の小戦略 「測量」

レポート◆内村直也・・・・38
高知県協働の森づくり

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター 6 森づくりファシテーター全国ネットワーク・・・46
環境保全活動を進行する現場リーダー

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・50
スギ再造林の低コスト化を目指した技術開発(3)
―再造林コストはどこまで下げられるのか?―
鹿又秀聡
                  
林研グループが応援します!◆新潟県/頸北林業研究会・・・54
プロの指導を得て自伐施業を目指す

普及員実践日誌◆熊本県 林業普及指導員 蒲池浩平・・・56 
「木による街づくり」活動

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 4・・・・66
自数々の巨木を移植した奇跡を呼ぶアーボリスト(ジョバンニ・ウゴ) 
ジョン・ギャスライト

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術・・・・68
山側における木材生産・販売の基本的な考え方
坪野克彦

法律相談◆北尾哲郎・・・74
電力会社のために所有林に地上権を設定したが、地主は、その山林についてどのような利用が許されるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
 モーターカー・・・9

●わがまち木造自慢 
 社会福祉法人奥入瀬会有料老人ホーム 「あゆみの里」(青森県おいらせ町)・・・63

●読者のお悩み相談/後藤國利・・・72
森林組合の組合長と理事に発想を切り替えてもらうには

●表紙の人 山形陽子さん (株)オロチ(鳥取県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●恵南森林組合ボランティア部隊
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現代林業2011年9月号目次

【特集】
ドイツ・フォレスターとの公開討論―将来木施業と森林管理
特集1 日本版「将来木施業」の山づくり(『現代林業』4月号特集1抜粋)
   森林科学者 藤森隆郎
特集2 ドイツ・フォレスターとの公開討論 ドイツから日本へ
ドイツ・フォレスターによる「将来木施業」の森づくりの提案
 ミヒャエル・ランゲ、カール・コルブ、池田憲昭
特集3 ドイツ・フォレスターとの公開討論 日本からドイツへ
 森林生態系の理解と多面的機能の発揮 森林科学者 藤森隆郎

◆フォト・レポート ・・・・1
将来のフォレスターを目指して
准フォレスター研修スタート(岐阜県下呂市) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
「大規模工場=優良事例」とは限らない
核心は利益確保のノウハウ

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・38
森林境界明確化の小戦略 「立会」その2

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター 5
森づくりファシリテーター全国ネットワーク・・・46
参加者の主体性を引き出す
「森づくりコーディネーター・ブロック研修」の事例から

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・52
スギ再造林の低コスト化を目指した技術開発(2)
―下刈り回数を削減する施業への取り組み― 重永英年

林研グループが応援します!◆滋賀県/土山町林業振興会・・・48
境界確認を進め施業集約化を加速

普及員実践日誌◆鳥取県 林業普及指導員 田村裕之・・・58 
林業・木材産業再生が共通目標に
信頼から生まれた素材生産共同体

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 3・・・・66
自然と人間社会のバランスを追求するアーボリスト(スコット・オルテンフォッフ) 
ジョン・ギャスライト

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術・・・・70
「プランナーは森林所有者の代理人である」という原点に戻る
坪野克彦

法律相談◆北尾哲郎・・・76
宅地から山林に地目変更をしたいのですが可能でしょうか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
昼下がりの松原停車場・・・9

●わがまち木造自慢 
石岡市立 やさと中央保育所(茨城県石岡市)・・・65

●インフォメーション・・・68

●読者のお悩み相談/後藤國利・・・74
行政情報を引き出すコツを教えてください

●表紙の人 中山みどりさん 新川森林組合(富山県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●岩渕光則・藤野正也

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現代林業2011年8月号目次

【特集】
林業専用道・森林作業道読み方シリーズ2
これが林業専用道だ!
酒井秀夫 東京大学大学院教授
●第1部 「林業専用道」の読み方
●第2部 こわれない道づくり―危険地帯を知る

◆フォト・レポート ・・・・1
激甚被災地から林研活動を再開
南三陸町山の会(宮城県) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
国産材の邸別販売
流通構造やマーケティング戦略が変化

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・32
森林境界明確化の小戦略 「立会」その1

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター
◆(株)エス.ピー.ファーム近藤修一 4・・・40
「森林施業プランナー育成事業」にみる今後期待されるファシリテーターの役割

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場・・・46
特別レポート 屋久島から見る―持続可能な森林管理と地域社会

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・52
スギ再造林の低コスト化を目指した技術開発―伐採・地拵え・植栽の一貫作業による低コスト化―
今富裕樹

林研グループが応援します!◆岡山県/真庭森林・林業研究会・・・56
山の在席と林地残材の搬出コストの調査

普及員実践日誌◆長野県 林業普及指導員 泉川尚久・・・58 
地域の事業者を主体として高能率間伐材搬出システムを構築

レポート・・・・64
東日本大震災による被災地の森林・林業の状況
川村 誠

法律相談◆北尾哲郎・・・72
所有する山林が市街化調整区域にありますが、貸し農園として整備することはかのうですか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
天然ヒノキの運材列車・・・9

●わがまち木造自慢 
桜井市立桜井小学校(奈良県桜井市)・・・63

●インフォメーション・・・68

●読者のお悩み相談/安江銕臣・・・72
学校を巻き込んで子どもへの林業教育に取り組みたい

●ひろば・・・・76

●全林研の全国キャンペーン・・・・78

●表紙の人 佐々木若菜さん 仙北西森林組合(秋田県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●一條誠 

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現代林業2011年7月号目次

【特集】再生プラン。私は林業をこうしたいシリーズ2
岡田秀二岩手大学教授に聞く―地域を活かした経営モデルを創ろう!
聞き手―赤堀楠雄(林材ライター)
●再生プランの背景にあるもの
●再生プランから地域性をどう読み解くか
●理想のフォレスターを長い目で育てていく発想を
●地域にあった林業経営モデルを描くことが大切

◆フォト・レポート ・・・・1
仮設住宅建築で被災地復興を支援
岩手県住田町 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
一本の丸太から
西川木楽会(埼玉県)が木工コンテスト

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・34
森林境界明確化の小戦略 事前準備 最終章

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター
◆森づくりファシリテーター全国ネットワーク 3・・・44
レポート「第1回森づくりファシリテーター全国ミーティング」

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・52
薬剤注入によるスギの立木乾燥(2)
―薬剤注入の材質への影響 川井安生

林研グループが応援します!◆福岡県/立花町林業研究グループ・・・56
パンフレット配布や展示林整備で、間伐推進の旗振り役

普及員実践日誌◆三重県 林業普及指導員 中村好範・・・58 
地域協議会を設立 流通コスト低減で山元に還元

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第19回◆坪野克彦・・・68

法律相談◆北尾哲郎・・・74
相続した山林を不動産ネットオークションで売却したいのですが、法律上、どんな点に注意したらよいですか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
田島停車場の賑わい・・・9

●わがまち木造自慢 
穂坂自然公園ふれあいセンター(山梨県韮崎市)・・・57

●新・地域リーダー列伝 宮崎県・・・64
持続可能な林業経営を目指す
長伐期施業へのこだわり 砂浜征夫 

●読者のお悩み相談/安江銕臣・・・72
地域内で同世代の林業仲間がいません。

●表紙の人 笹原美香さん 烏川流域森林組合(群馬県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●多田裕一

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現代林業2011年6月号目次

【特集】
再生プラン。私は林業をこうしたいシリーズ1
私の提言―再生プランで補助制度はどうなる
後藤國利(百年の森健全育成実践クラブ代表、林業家、前・大分県臼杵市長)
●危機感が乏しいことが最大の危機
●過去を清算し、抜本的に再構築するリストラ
●直接支払いでどうなる
●路網整備は森林経営計画に不可欠

◆フォト・レポート ・・・・1
西興部村猟区におけるエゾシカ地域管理の取り組み
NPO法人西興部村猟区管理協会(北海道) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
中国木材が国産材ビジネスを本格展開
製品輸出や林業経営も視野

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・34
森林境界明確化の小戦略 事前準備 人材確保以後

レポート◆日本型フォレスター育成研修事業の概要・・・70

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター
◆森づくりファシリテーター全国ネットワーク 2・・・44
「森づくりファシリテーター」が担う4つの分野

お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・48
薬剤注入によるスギの立木乾燥(1)
―薬剤注入による立木乾燥のメカニズム  川井安生

林研グループが応援します!◆熊本県/柏青年の山研究会・・・52
地域の模範林「青年の山」で低コスト林業研修会

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 2◆ジョン・ギャスライト・・・58 
アーボリスト器具の発明家(レッジ・コーツ)

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第18回◆坪野克彦・・・64
目標を達成するという意志をもつ

法律相談◆北尾哲郎・・・74
私が所有する山林に隣接する山林を新たに購入し、2つの山林を一つのものとして登記したいのですが、どのような手続きが必要ですか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
崩沢上部軌道・・・9

●わがまち木造自慢 
宝田達志水町立「相見保健所」(石川県宝達志水町)・・・57

●インフォメーション・・・68

●読者のお悩み相談/安江銕臣・・・72
Iターン者として地域にどのように馴染んでいくべきでしょうか。

●ひろば・・・76

●表紙の人 岡部優佳さん 山口県西部森林組合(山口県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●伊吾田順平 

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現代林業2011年5月号目次

【特集】
効果的な研修の作り方―「良い研修だった」と評価されるために

【鼎談】
近藤修一((株)エス.ピー.ファーム代表取締役)×坪野克彦((株)フォレスト・ミッション代表取締役)×中村幹広(岐阜県)
●良い研修とは、悪い研修とは
●自ら疑問を持ち、考える研修を目指す
●研修の全体設計のコツは
●研修成果を活かすフォローアップ方法

◆フォト・レポート ・・・・1
災害救援 焚き火ボイラーかまどで
津波被災地支援(岩手県) 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
改めて「木」を見直す
身近で、有用で、あたたかい素材

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・36
森林境界明確化の小戦略 事前準備の要「人材確保」2

人が変わる、組織が変わる、地域が変わる 森づくりファシリテーター
◆森づくりファシリテーター全国ネットワーク 1・・・44
効果的な学びを支え、セクター・分野を超えた協働を促す「森づくりファシリテーター」

樹上を科学する 世界のアーボリストたち 1◆ジョン・ギャスライト・・・50 
木を守り安全な技術を教える道を(アンドリュー・ハリソン)

林研グループが応援します!◆福島県/田人林業研究会・・・54
アンケート調査をもとに研修プログラム作成

普及員実践日誌◆山口県 林業普及指導員 野村 実・・・62
林業関係者の連携強化による間伐の推進

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第17回◆坪野克彦・・・68

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
入山風景・・・9

●わがまち木造自慢 
高島市立朽木東小学校・朽木中学校体育館(滋賀県高島市)・・・58

●新・地域リーダー列伝 石川県・・・56
林業再生への一歩
間伐材有効利用で林業活性化を実現 神﨑隆洋

●インフォメーション・・・72

●読者のお悩み相談/安江銕臣・・・74
林研グループの世代間ギャップをどうすれば埋められるか。

●ひろば・・・76

●表紙の人 内海美沙さん 日吉町森林組合(京都府)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●深澤 光

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現代林業2011年4月号目次

【特集】
商品を作る間伐の発想と技術―日本版「将来木施業」の山づくり

特集1 
商品を作る間伐の発想と技術
――日本版「将来木施業」の山づくり
森林科学者 藤森隆郎 

特集2
自然の力を最大限利用する「将来木施業」に挑戦
長崎県県央振興局農林部林業課普及班 宇土和彰

◆フォト・レポート ・・・・1
現場管理責任者等のキャリアアップ研修
<林業就業者能力向上対策事業・東京> 

レポート
人材育成の時代を担う◆全林協・・・・32
(社)林業人材育成支援普及センター設立

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
「住宅のプロダクト化」と木材<下>
家づくりの機能を再編してコストダウン

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・38
森林境界明確化の小戦略 事前準備の要「人材確保」

林研グループが応援します!◆長崎県/佐世保林業研究会・・・48
2haに22人の所有者。取りまとめて、間伐を推進

普及員実践日誌◆福井県 林業普及指導員 堀 泰宏・・・50
水田跡造林地の集約化間伐を推進

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第16回◆坪野克彦・・・・62

法律相談◆北尾哲郎・・・70
隣接する山林の所有者同士が境界について争っていますが、
どうすれば正しい境界を決めることができるでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
旗振りのおばさん・・・9

●わがまち木造自慢 
鳥取県建築技能会館(鳥取県湯梨浜町)・・・55

●新・地域リーダー列伝 福岡県・・・56
率先して地域林業の牽引役に
若い林業労働力の育成と雇用に貢献 佐野俊作

●インフォメーション・・・72

●読者のお悩み相談/上尾欽吾・・・68
わが地域に伝わる伝統技術を継承させるべきかどうか。

●ひろば・・・76

●表紙の人 岩城祐希さん 美山村森林組合(和歌山県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●全林協 

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現代林業2011年3月号目次

【特集】
幸せの村を創る林業戦略 展望編
特集1
村の資源と外部人材で活路を開く
小さな村の総合商社化への挑戦
岡山県西粟倉村

特集2
スギ産地の誇りを新たな価値創造で受け継ぐ
自前で商品化。村一丸で新たな林業立村を
高知県馬路村  

特集3
森林資源から現金収入を生み出す
組合員への還元で地域林業を担う
山形県小国町森林組合

◆フォト・レポート ・・・・1
健康ウォーキングで里山活用
~埼玉県日高市武蔵台公民館~ 
東京農業大学准教授 上原 巌

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
「住宅のプロダクト化」と木材<中>
「国産材利用」がキーファクター

林業生産技術ゼミナール 最終回◆酒井秀夫・・・32
林業生産技術のまとめ

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・42
森林境界明確化の中戦略

お役に立ちます!最新研究紹介◆斉藤正一・・・50
クマハギの被害軽減方法(3)―資材によるクマハギの被害軽減方法

林研グループが応援します!◆香川県/さぬき市林業研究会・・・54
3タイプの展示林と境界確認のサポートで不安を払拭

普及員実践日誌◆熊本県 林業普及指導員 野田貞幸・・・52
森林施業計画策定の推進について

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第15回◆坪野克彦・・・・68

法律相談◆北尾哲郎・・・76
山林所有者からの委任状と権利書を持っている代理人と称する人を信用して契約を締結しても大丈夫か。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
上松駅の貯木場・・・9

●わがまち木造自慢 
愛・地球博記念公園(地球市民交流センター)
「木製水槽」(愛知県長久手町)・・・61

●新・地域リーダー列伝 富山県・・・62
地域の活力を引き出して森林整備につなげる
地域の組織づくり、人づくり
森田義昭

●インフォメーション・・・72

●読者のお悩み相談/上尾欽吾・・・74
地域で生活し続ける林業自営業としての不安

●表紙の人 畑山愛里さん 馬路村森林組合(高知県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●上原 巌

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現代林業2011年2月号目次

【特集】
実践者に学ぶ 地域経営の手法モデル
特集1 自伐林家の実践モデルが地域経営をリードする 編集部
特集2 さまざまな経営モデルの実践例
事例1 商品を作る間伐モデル
上尾欽吾氏(三重県指導林家)
事例2 地域にあった作業道―林家主導の普及モデル
小林 温氏(兵庫県指導林家)
事例3 小型機械・作業道づくりの技術開発モデル
奈良林業研究グループ連絡協議会(奈良県)
事例4 地域内連携型の住宅販売モデル
齋藤 正氏((有)高見林業代表取締役(栃木県))
特集3 地域レベル経営の先導役実践例
事例1 信頼の経営委託モデル
安田 孝氏((有)安田林業代表取締役(栃木県))
事例2 山主還元の施業受託モデル
辻端武彦(ネイチャー6代表(福井県))
特集4 合意形成の担い手の役割を担う先導役実践例
小規模林分を集約化―信頼の合意形成モデル
菊池地区林業研究グループ(熊本県)

◆フォト・レポート ・・・・1
地域や林業人と関わりのある森のようちえんいろいろ
第6回森のようちえん全国交流フォーラム(山梨県北杜市)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
「住宅のプロダクト化」と木材<上>
「小さな家」でユーザーのニーズに応える

林業生産技術ゼミナール 第26回◆酒井秀夫・・・32
林業生産技術向上のための人材育成

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・36
森林境界明確化の大戦略

お役に立ちます!最新研究紹介◆斉藤正一・・・44
クマハギの被害軽減方法(2)―森林施業の活用

林研グループが応援します!◆栃木県/足利市林業振興会・・・50
集約化モデル団地を核に、間伐を普及

普及員実践日誌◆広島県 林業普及指導員 黒田幸喜・・・52
民間林業事業体と森林組合との連携
~「山を見切る技術」検討会から~

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第14回◆坪野克彦・・・・64
現場技術者の貢献力

法律相談◆北尾哲郎・・・72

超長伐期の森林にしていきたいのですが、そのような委託契約は可能でしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
馬車と鉄路・・・9
●わがまち木造自慢 
指宿市丹波小学校(鹿児島県指宿市)・・・57
●新・地域リーダー列伝 岩手県・・・58
地域の林業を活性化させたい
森林の適正管理と地域に信頼される組織づくり
高橋幸男
●インフォメーション・・・68
●読者のお悩み相談/上尾欽吾・・・70
先代から継いできた財を納得いく価格で売りたいのですが。
●表紙の人 木下美穂さん (株)伊万里木材市場大分事業所(大分県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●中桐秀晴

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現代林業2011年1月号目次

【特集】
今こそ地域経営力を高めよう
編集部
●なぜ地域レベルの経営が必要なのか?
●地域の経営者とは誰か-経営者像
●地域に雇用を創る発想
●市場価値を地域で創る-利益を流出させない脱素材産業型
●明日の人材をいかに育てるか

◆フォト・レポート ・・・・1
参加ふれあい~木づかいでCOP10~
生物多様性条約第10回(京都府)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
木工技術は家づくりの要
デザインの意図を実際の形にする

林業生産技術ゼミナール 第25回◆酒井秀夫・・・32
林業技術者に求められる要件

いざ実践!森林境界明確化の戦略と戦術◆竹島喜芳・・・36
「森林境界明確化の戦略と戦術」の舞台裏

お役に立ちます!最新研究紹介◆斉藤正一・・・40
クマハギの被害軽減方法(1)―クマハギ被害の現状

林研グループが応援します!◆石川県/能登町林業研究グループ・・・44
施業実施を促した間伐展示林の波及効果

レポート◆神崎康一・・・・・・48
木材から採った軽油でトラクタを動かす

普及員実践日誌◆神奈川県 前・林業普及指導員 中島伸行・・・52

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第13回◆坪野克彦・・・・64
組織を一体化して提案型集約化施業を進めるために

法律相談◆北尾哲郎・・・72
「代襲相続」という言葉を耳にしますが、
どういうものなのか分かりやすく教えてください。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―木曽・王滝森林鉄道編―
国内最後の王滝森林鉄道・・・9

●わがまち木造自慢 
うきは市立総合体育館「うきはアリーナ」(福岡県うきは市)・・・57

●新・地域リーダー列伝 茨城県・・・58
交流から広がる森林整備
地域活動から林業の活性化へ向けて
佐藤健一

●インフォメーション・・・68

●読者のお悩み相談/上尾欽吾・・・70
息子に山林経営のノウハウをどのように継いでいくべきでしょうか。

●表紙の人 石澤和巳さん 津南町森林組合(新潟県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●愛知県 

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現代林業2010年12月号目次

【特集】
木材自給率50%の盲点 機械化による重大事故をどう防ぐか?
泉忠義((株)泉林業代表取締役)×湯浅勲(日吉町森林組合参事)×安田孝((有)安田林業代表取締役)
●苦い経験から学んだ「安全は総てに優先する」
●求められる林業機械の安全指導
●「考えない教育」を受けてきた若者をどう育てる
●優れた経営は事故が少ない
●林業を近代的な産業に

◆フォト・レポート ・・・・1
オペレータ参加でフォワーダ開発
日吉町森林組合(京都府)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
木材利用促進法で需要創出に期待感
木を利用するメリットも強調したい

林業生産技術ゼミナール 第24回◆酒井秀夫・・・34
組織の自己改革 恵南森林組合の事例(2)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・38
荒廃林をエデンの園に変える
C.W.ニコル(2)

お役に立ちます!最新研究紹介◆吉丸 博・・・42
広葉樹林化のための更新予測と誘導技術(3)

林研グループが応援します!◆三重県/美杉林業研究会・・・46
葉枯らし乾燥の効果を検証 間伐材の高付加価値化に取り組む

普及員実践日誌◆福井県 林業普及指導員 酒田真澄美・・・50
作業日報を徹底的に分析し問題点を洗い出す~悩みはみんなで解決~

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第12回◆坪野克彦・・・・66
事業体における経営理念・経営ビジョン・策定の重要性
法律相談◆北尾哲郎・・・68
地目が山林となっている土地に住宅を建てたいのですが、
地目の変更が必要でしょうか。
●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
津軽森林鉄道の遺産・・・9
●わがまち木造自慢 
伸和産業株式会社 「チップ工場」(島根県益田市)・・・55
●新・地域リーダー列伝 宮城県・・・56
山づくりは人づくり
時代に合わせた現場管理と人づくりで施業の効率化を実現
及川勝弘
●インフォメーション・・・64
●読者のお悩み相談/安田孝・・・66
班長に抜擢するための不可欠なポイントがあれば教えて下さい
●総合目次・・・76
●表紙の人 永井友理さん かが森林組合(石川県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●日吉町森林組合

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現代林業2010年11月号目次

【特集】
木材自給率50%! 地域の視点で木材利用を考える
赤堀楠雄(林材ライター)×豆原義重(院庄林業(株)会長)×田岡秀昭(森昭木材(株)代表取締役)
●林業が成り立つ循環の仕組みとは
●大規模と中小規模のすみ分けは可能か
●更新を伴わない林業に明日はあるのか
●ビジネスチャンスを掴むのは誰か
●地域再生の視点こそが必要

◆フォト・レポート ・・・・1
「採るマツタケ」から「つくるマツタケ」へ
健全なアカマツ林とマツタケで地域振興を

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
木の家づくりのマーケティングを考える<下>
情報開示が生き残りの条件になる

林業生産技術ゼミナール 第22回◆酒井秀夫・・・40
組織の自己改革 恵南森林組合の事例(1)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・44
森への心を語る
C.W.ニコル(1)

お役に立ちます!最新研究紹介◆小南陽亮・・・50
広葉樹林化のための更新予測と誘導技術(2)
―鳥類を活用した誘導技術 

林研グループが応援します!◆大分県/本耶馬溪町林研グループ・・・54
施業決断を促した間伐展示林効果

普及員実践日誌◆千葉県 林業普及指導員 鈴木 明・・・56
マイナスの森をプラスに転換 ~市民による都市近郊林整備~

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第11回◆坪野克彦・・・・66
マネジメント能力を身につける

法律相談◆北尾哲郎・・・74
台風で倒れた立木を災害復旧事業で対処したところ、立木所有者から損害賠償の請求がありましたが、まちにせきにんがあるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
さようなら運材号・・・9

●わがまち木造自慢 
岐阜県立海津明誠高等学校「武道場」(岐阜県海津市)・・・61

●新・地域リーダー列伝 奈良県・・・62
新たな吉野林業への挑戦
壊れない道づくりから地域林業の復権を
岡橋清元、岡橋克純

●インフォメーション・・・70

●読者のお悩み相談/安田孝・・・72
若い林業技術者に対して安全指導を徹底したいのですが、
上手な指導の仕方を教えて下さい

●森へ行こうよ・・・65

●表紙の人 細江 望さん 岐阜中央森林組合(岐阜県)・・80

表紙●岩渕光則 フォト●長野県特用林産振興会ほか 

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現代林業2010年10月号目次

【特集】
新しい作業道の時代を迎えて
東京大学大学院森林利用学研究室教授 酒井秀夫

◆フォト・レポート ・・・・1
地域における林業の格闘
―機械化と作業道の歴史(1980~1990年代)―

レポート◆相川高信 ・・・・30
先進国型林業のマネジメント―その法則を探る<下>
森林認証は、事実上の世界標準である

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・36
木の家づくりのマーケティングを考える<上>
「顔が見えない関係」がいい?

林業生産技術ゼミナール 第22回◆酒井秀夫・・・38
林業機械のレンタル、リース(2)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・42
知床が伝えるメッセージ―森の保護と再生
寺山 元、金澤博文(2)

お役に立ちます!最新研究紹介◆平田泰雅・・・48
広葉樹林化のための更新予測と誘導技術(1)
―誘導化適地のマッピング 

林研グループが応援します!◆鹿児島県/愛隣しんりんSAKURAネット・・・52
65件の施業プランを作成 12.5haの間伐実施へ

普及員実践日誌◆岡山県 林業普及指導員 芦田素廣・・・54
風倒木被害地の復旧から低コスト森林施業につなげる

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第10回◆坪野克彦・・・・64
「提案書」の波及効果

法律相談◆北尾哲郎・・・72
先祖代々借りていた山林を貸し主から突然買い取るよう請求されましたが、どう対応したら良いですか。
●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
人力による滑車への積込作業・・・9
●わがまち木造自慢 
土庄町立土庄中学校(香川県土庄町)・・・59
●新・地域リーダー列伝 島根県・・・60
隠岐をエコ(エコロジー)の島にしたい!
団地化による利用間伐推進と島産材販路開拓に挑戦
島根県 田中一隆
●インフォメーション・・・68
●読者のお悩み相談/安田孝・・・70
製材工場への直販を考えていますが、資金繰りや納品先の
倒産等のリスクにどう対処すべきでしょうか。
●ひろば・・・・・76
●森へ行こうよ・・・63
●表紙の人 團野靖子さん 美作森林組合西粟倉事業所(岡山県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●酒井秀夫 

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現代林業2010年9月号目次

【特集】
地域の幸せを創る林業戦略
特集1 管理と施業の分離・専門化で雇用創出を
愛媛県/久万高原町
特集2 全員参加経営で山主の利益・地域雇用を拡大
石川県/かが森林組合
特集3 雇用確保に向けた環境ブランド化戦略
北海道/紋別市

◆フォト・レポート ・・・・1
全国の技術指導者が集結!
~路網作設オペレーター養成事業(指導者研修上級)~

レポート◆相川高信 ・・・・32
先進国型林業のマネジメント―その法則を探る<上>
兼業としての林業は、森林所有者の暮らしを豊かにする

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
「働く家」が世の中を良くする
周囲の事象へのセンサーを働かせる

林業生産技術ゼミナール 第20回◆酒井秀夫・・・40
林業機械のレンタル、リース(1)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・44
観光と保護のバランスを求めて
金沢博文、関口均(1)

お役に立ちます!最新研究紹介◆伊藤崇之・・・50
タケは里山の厄介者か?(3)
―竹材の伐出コスト試算 

林研グループが応援します!◆埼玉県/嵐山町林業研究会・・・54
間伐進め、ゴミのない美しい山づくりを目指す

普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 辻 龍介・・・56
森林GISの高度活用で、間伐候補地を効率的に抽出

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第9回◆坪野克彦・・・・64
プランナーの先を目指す

法律相談◆北尾哲郎・・・72
作業路網を設けて利用間伐をしているが、近くの取水施設によって引水した飲用水に濁りが出たり、水量が減ったという苦情が寄せられています。どう対処すべきでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
宮野沢支線における積込作業 齋藤 淳・・・9
●わがまち木造自慢 
デイサービスセンター「なごなるの家」(富山県富山市)・・・61
●新・地域リーダー列伝 長崎県・・・62
林業の魅力を伝え、将来の林業後継者を育てる
対馬ひのきのPRと後継者育成
長崎県 栗田克己
●インフォメーション・・・68
●読者のお悩み相談/安田孝・・・70
高性能林業機械導入に対する事故対策が心配です
●ひろば・・・・・78
●表紙の人 中兼美智恵さん 九頭竜森林組合(福井県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●安藤麻菜、(社)フォレスト・サーベイ 

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現代林業2010年8月号目次

【特集】
普及員が見た欧州フォレスター
特集1 欧州フォレスターの提言
「大径材での伐採のメリットを生かす森林づくりを」
宮崎県椎葉地区
宮崎県環境森林課林業普及指導担当 田中貴司
特集2 欧州フォレスターの提言
「高価な機械に頼らず路網整備と人材育成に力を」
広島県西部地区
広島県農林水産局農林整備部林業課林業技術指導担当 佐々木 誠
特集3 欧州フォレスターの提言
「急傾斜地ではタワーヤーダ集材を」
高知県香美地区
高知県林業振興・環境部林業改革課経営革新担当 戸田 篤
特集4 欧州フォレスターの提言
「将来のビジョンを持つ、道づくりを恒久的な基盤づくりと位置づける」
静岡県富士地域
静岡県交通基盤部森林局森林計画課 浅井弘喜
写真5 欧州フォレスターの提言
「農業用トラクターでウインチ集材を」
北海道鶴居地区
北海道釧路総合振興局森林室普及課長 橋本信行 

◆フォト・レポート ・・・・1
普及員が見た欧州フォレスター
フォレスターによる調査・研修会

レポート◆黒田慶子 ・・・・36
ナラ枯れを防ぐために<下>
―里山管理の誤解を解く

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・40
学校に木を使おう
他者へのまなざしが養われる効果も

林業生産技術ゼミナール 第20回◆酒井秀夫・・・42
木質バイオマスのサプライチェーン(2)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・46
「自ら考える姿勢」があるか―人材育成
安田孝さん(2)

お役に立ちます!最新研究紹介◆鳥居厚志・奥田史郎・・・50
竹は里山の厄介者か?(2)
―竹資源の有効利用を目指して 

林研グループが応援します!◆山梨県/南部町林業研究会・・・56
森林所有者の意識を変える作業道研修

普及員実践日誌◆兵庫県 林業普及指導員 小長井信宏・・・58
所有界をまたいでつくる基幹作業道「連携作業道」の推進

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第8回◆坪野克彦・・・・68
プランナー同士の連携のあり方

法律相談◆北尾哲郎・・・74
山林について、相続を原因とする所有権移転登記を自分でしたいのですが、その方法を教えて下さい。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
りんご園を走る客車「あすなろ号」「からまつ号」 齋藤 淳・・・9
●わがまち木造自慢 
山口市立「徳佐小学校」(山口県山口市)・・・63
●新・地域リーダー列伝 福井県・・・64
木苺栽培で再び山を輝かせたい
木苺の人工栽培で多様な商品化
福井県 酒田悦子
●インフォメーション・・・70
●読者のお悩み相談/新井和子・・・72
他所のやり方がわが地域にもそのまま通用するとは思えません
●ひろば・・・・・78
●表紙の人 出口恵理さん 徳島県森林組合連合会・・80
表紙●岩渕光則 フォト●北海道、静岡県、広島県、高知県、宮崎県

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現代林業2010年7月号目次

【特集】 鼎談 木材自給率50%! どんな林業を創っていくべきか?
藤森隆郎(森林科学者)
岡田秀二(岩手大学教授)
酒井秀夫(東京大学教授)

◆フォト・レポート ・・・・1
ホタルと地域材で温泉地の振興を
ソリッドウッド事業協同組合(香川県高松市塩江町)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・40
続「森林マネジメント」と木材利用
利用圧力が増す中での森林管理とは

林業生産技術ゼミナール 第19回◆酒井秀夫・・・42
木質バイオマスのサプライチェーン(1)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・48
山全体が材(商品)のストックヤード
安田孝さん(1)

レポート◆黒田慶子 ・・・・36
ナラ枯れを防ぐために<上>
―被害を増やさないためのポイント

お役に立ちます!最新研究紹介◆鳥居厚志・奥田史郎・・・52
竹は里山の厄介者か?(1)
―竹資源の有効利用を目指して 

林研グループが応援します!◆山形県/おきたまフォレスターズクラブ・・・58
間伐材ログハウスづくりで山へ行くきっかけづくり

普及員実践日誌◆佐賀県 林業普及指導員 小山由希子・・・60
山のなんでも相談窓口開催で所有者の悩み解決、利用間伐推進

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第7回◆坪野克彦・・・・68
プランナー同士の連携のあり方

法律相談◆北尾哲郎・・・74
父に対して、父が相続した共有名義の山林の固定資産税の全額の請求が来ています。他の共有者と連絡が取れないのですが、父が払わなければいけないものなのでしょうか?

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
木炭ガス発生装置が取り付けられた酒井式機関車 齋藤 淳・・・9
●わがまち木造自慢 
長岡市立和島小学校(新潟県長岡市)・・・65
●新・地域リーダー列伝 福島県・・・66
健全な森林を次の代に引き継ぐ
高齢級林分を活用した可能性を追求
●インフォメーション・・・72
●読者のお悩み相談/新井和子・・・74
事務所職員から一方的に指示されるのではなく、現場技術者の意見も聞いて欲しい

●表紙の人 五名美江さん 東京大学大学院農学生命科学研究科附属愛知演習林・・80
表紙●岩渕光則 フォト●岩渕光則、高松市塩江美術館

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現代林業2010年6月号目次

【特集】幸せの村を創る林業戦略

特集1 規模拡大により、独自チャンネルで活路を拓く 宮崎県諸塚村
特集2 村内産品の市場開拓で雇用を生み出す 長野県根羽村 
特集3 総合木材産業による付加価値を町内で分かち合う  高知県梼原町森林組合

◆フォト・レポート ・・・・1
地域の無垢材を内装に活かす(三重県松阪市)
大手ハウスメーカーと連携した地域材の家づくり

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・38
森林マネジメントと木材利用
どんな「国産材時代」が来るのか?

林業生産技術ゼミナール 第18回◆酒井秀夫・・・40
施業提案とミニサプライチェーン―藤原造林

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・46
置かれた立場で生きてゆく――林業哲学
橋本光治さん

レポート ・・・・32
みんなで議論しよう 日本に必要なフォレスターとは

お役に立ちます!最新研究紹介◆田中和博・・・50
森林GISの可能性③―森林ゾーニング 

林研グループが応援します!◆徳島県/やまぶき会・・・56
手作りかかしが展示林で大活躍!"楽しい林業"をPR

普及員実践日誌◆青森県 林業普及指導員 工藤真治・・・58
伐採、搬出、販売技術指導で農家林家レベルアップ

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第6回◆坪野克彦・・・・66
最初の一歩を踏み出すために 

法律相談◆北尾哲郎・・・74
生産森林組合において便宜的に共有者の中から代表者を決め、組合所有の不動産について「代表者名義の登記」をしましたが、これは良い方法なのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
浅野式ガソリン内燃機関車 齋藤 淳・・・9
●わがまち木造自慢 
大紀町立ななほ保育園(三重県大紀町)・・・63
●新・地域リーダー列伝 大分県 三浦孝光・・・64
しいたけ作りはには夫婦の協力が不可欠
作るしいたけで高い市場価格を実現
●インフォメーション・・・70
●読者のお悩み相談/新井和子・・・74
森林組合の経営について、急激に提案型集約化事業に取り組む必要性が理解できません。
●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・・78

●表紙の人 村松優子さん ふくしま中央森林組合都路事務所・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●山口和昭 
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現代林業2010年5月号目次

鼎談 特集 目標林型から見た間伐―誤解と疑問を整理する

 特集1 間伐の誤解について聞く―藤森隆郎インタビュー
特集2 間伐と目標林型を考える 森林科学者 藤森隆郎
・間伐と目標林型の意味―目標林型がなぜ必要か
・間伐の意味を改めて整理する
・間伐に対する誤解・疑問のいろいろ

◆フォト・レポート ・・・・1
次世代型県産材供給システム(長野県)
山側の生産情報と工場側の需要情報を一元管理

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
大手の基準ばかりがスタンダードではない
「ニッチ商品」のマーケットを広げるには

林業生産技術ゼミナール 第17回◆酒井秀夫・・・36
サプライチェーンの実践事例
―ノースジャパン素材流通協同組合

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・42
道があってこその自伐経営 橋本光治さん

レポート ・・・・30
「木に触れる回数を減らす」ための読者からの意見
4月号特集「鼎談 生産性向上の壁をブチ破るポイント」へ読者からの疑問に答える

レポート ・・・・46
2年で1000haの団地化を実現/愛知県豊田市
豊田市産業部森林担当専門監兼森林課長 原田裕保

お役に立ちます!最新研究紹介◆田中和博・・・52
森林GISの可能性②―経済林としての適正を評価する 

林研グループが応援します!◆佐賀県/佐賀市婦人林業研究会・・・58
戸別訪問で聞けた本音「本当は山を守りたい」

普及員実践日誌◆富山県 林業普及指導員 滝口明信 蓑口則子・・・60
新規開拓!森林整備の"空白地帯"での団地設定

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第5回◆坪野克彦・・・・68
森林所有者とのコミュニケーション
~信頼関係の構築に向けて~ 

法律相談◆北尾哲郎・・・76
数年前に亡くなった実父の相続問題が未解決な状態で、実父名義の固定資産税と実父の介護料の請求書が届けられました。死亡した長兄の妻や兄弟4人が納得いく解決についてアドバイスをお願いします。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
軌道自動車(ガソリントラクタ) 齋藤 淳・・・9
●わがまち木造自慢 
大崎市鹿島台子育て支援総合施設「なかよし園」(宮城県大崎市)・・・65
●新・地域リーダー列伝 群馬県 原澤順一・・・66
林業技術者の地位向上を
シイタケ原木の多角販売に活路
●インフォメーション・・・72
●読者のお悩み相談/新井和子・・・76
森林組合のために研修会など参加して勉強したいが、そんなことを言える雰囲気ではありません。どう突破したらよいでしょうか。

●表紙の人 小林恵さん 小林林産(兵庫県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●塚平賢治、西岡泰久

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現代林業2010年4月号目次

鼎談
特集 生産性向上の壁をブチ破るポイント

  坪野克彦 ((株)フォレスト・ミッション代表取締役)
湯浅 勲 (日吉町森林組合参事)
浦部秀一郎(多野東部森林組合 森林プランナー)

◆フォト・レポート ・・・・1
大学と連携で森林認証を推進
―栃木森林認証協議会―

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
天然乾燥材にも品質基準が必要
小規模工場の活路開拓にも寄与

林業生産技術ゼミナール 第16回◆酒井秀夫・・・36
サプライチェーン(3)
―システム林業における情報技術とビジネス原則(2)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・40
自伐林家として生きる道 杉山精一さん

レポート1 ・・・・46
なぜ旧市町村単位の団地設定(森林施業計画)なのか
3月号特集「団地化の合意形成手法いろいろ」事例への疑問に答える

レポート2 ・・・・50
光のコントロールの提案  岩手県遠野農林センター 深澤光

お役に立ちます!最新研究紹介◆田中和博・・・54
森林GISの可能性―社会的ニーズへの対応 1

林研グループが応援します!◆宮崎県/美郷町林業研究グループ連絡協議会・・・60
ログハウス研修で間伐材活用の道を拓く

普及員実践日誌◆奈良県 林業普及指導員 中村義久・・・62
女性林研へ、林地や畑でのタラノメ栽培を普及

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第2回◆坪野克彦・・・・66
所有者、行政機関、森林組合、民間事業体の役割
~地域森林管理の協働体制の構築~ 

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
昭和初期の青森貯木場 齋藤 淳・・・9

●わがまち木造自慢 
安芸太田町立「夢づくり交流館」(広島県安芸太田町)・・・67

●新・地域リーダー列伝 和歌山県 原見健也・・・68
伝えたい林業への情熱
常に一歩先を見た林業経営を

●インフォメーション・・・74

●読者のお悩み相談/内山 節・・・76
今では絶えてしまった炭焼き産地の記憶を地域の森林文化として、地元の子供達に伝えていきたいと感じるのですが、子供達に興味を持ってもらえる手法が思い浮かびません。

●表紙の人 濵口千穂さん 晃榮林業(株)(三重県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●松英恵吾 

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現代林業2010年3月号目次

特集 団地化の合意形成手法いろいろ

特集1 施業共同体方式による合意形成
地区住民出資、参加による団地化・施業実施
鳥取県東部総合事務所農林局
特集2 普及員によるプランナー支援方式による合意形成
合意形成などの課題を二人三脚で解決する手法
愛媛県中予地方局
特集3 林研グループによる支援方式
地域の林業研究グループに対する信頼で集約化
熊本県菊池地域振興局 農林部林務課
特集4 森林技術者による施業集約化
作業班長が所有者の取りまとめ役
長崎県対馬振興局    

◆フォト・レポート ・・・・1
企業・団体等による協議会方式で
富士山での森づくり
「富士山の森づくり」推進協議会(山梨県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
木材利用推進のあり方は
性能面での再評価も必要

林業生産技術ゼミナール 第15回◆酒井秀夫・・・36
サプライチェーン(2)
―システム林業における情報技術とビジネス原則(1)

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・40
タケ利用で竹林再生(1) 杉山精一さん

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る15(最終回)◆相川高信・・・46
日本林業の未来はあなたが創る

お役に立ちます!最新研究紹介◆鋸谷 茂・・・52
わかりやすい指標づくり―林分健全度グラフ 3

林研グループが応援します!◆福岡県/京都林業研究グループ・・・58
展示林やダイレクトメールで65haを間伐に導く

普及員実践日誌◆群馬県 林業普及指導員 荒井和紘・・・60
ツキノワグマ剥皮被害(クマハギ)防止対策

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第2回◆坪野克彦・・・・66

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・76
長年私たちが管理してきた集落林で、突然隣村の人が祖父名義の山林なので
返還して欲しいと・・・

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
コッペル蒸気機関車と給水中の乗務員 齋藤 淳・・・9
●林業研究グループ・・・58
森林を次世代へ引き継いでいくためのチャレンジ
育林技術交流集会 長崎県で開催
●わがまち木造自慢 
ガーデニングフォレスト「フレペ」(北海道下川町)・・・65
●新・地域リーダー列伝 徳島県 中田明男・・・66
林業を「未来へつなげる」ために
将来を見据えた森林組合を目指して
●インフォメーション・・・72
●読者のお悩み相談/内山 節・・・74
結婚する気がない今時の若者に対して、お節介と言われても
お見合いを勧める役回りを担うべきでしょうか。

●表紙の人 星野加代子さん 甲斐東部製材協同組合(山梨県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●(財)オイスカ

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現代林業2010年2月号目次

特集 システムで支える林業の提案Ⅱ―人材育成がカギ
特集1 人材力アップの経営が地域システム林業を支える
編集部
特集2 システム林業に求められる人材の育成手法1
岐阜県森プロに見る人材養成
中村幹広/岐阜県林政部県産材流通課技術主査
特集3 システム林業に求められる人材の育成手法2
欧州の林業教育・訓練の現場を訪ねて
相川高信/三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)環境・エネルギー部研究員

◆フォト・レポート ・・・・1
自らの言葉で地域の森林づくりを語れ
森プロ・フォローアップ委員会(岐阜県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
建築用木材に求められる品質とは
「水かけ論」状態から脱却すべき

林業生産技術ゼミナール 第12回◆酒井秀夫・・・34
サプライチェーン(1)―システム林業の意志決定方法

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・40
現場指導者に必要なもの 水野雅夫さん

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る14◆相川高信・・・46
先進国型林業は、役割分担とそれに応じた教育システムに支えられる

お役に立ちます!最新研究紹介◆鋸谷 茂・・・52
わかりやすい指標づくり―林分健全度グラフ 2

林研グループが応援します!◆熊本県/天草林業研究グループ連絡協議会・・・56
戸別訪問で間伐を呼びかける私たちは森林組合への橋渡し役

普及員実践日誌◆沖縄県 林業普及指導員 眞鍋智子・・・58
八重山地域におけるリュウキュウマツ人工林の安定的収穫伐採

提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第2回◆坪野克彦・・・・66

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・74
戦前からずっと我が家で管理してきた所有者9名の共有林を、我が家が時効で取得できますか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
ボールドウィン蒸気機関車 齋藤 淳・・・9

●わがまち木造自慢 
佐賀市立小中一貫校 北山校(佐賀県佐賀市)・・・63

●新・地域リーダー列伝 京都府 伊藤和哉・英紀・昌紀・・・64
地元で家を建てる それが一番いい!
山づくりから家づくりまで

●インフォメーション・・・70

●読者のお悩み相談/内山 節・・・72
獣害に困っているが、若者のがほとんど都会に出てしまい、残った老人ばかりではチームプレーによる狩猟ができません。

●ひろば・・・79

●表紙の人 荒井なつみさん きまま工房 木楽里(埼玉県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●岩渕光則 

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現代林業2010年1月号目次

特集 システムで支える林業の提案Ⅰ―林業のシステム産業化とは
特集1 林業は、システムでこそ経営が成り立つ
計画・伐出・販売までのスムーズな連動を
編集部
特集2 市場を見据えて売れる商品を計画的に生産
真樹販売(株)/長崎県
特集3 地域の山づくりと多彩な市場をつなぐ
(有)安田林業代表取締役 安田 /広島県孝

◆フォト・レポート ・・・・1
大学が素材生産「親方」を養成
鹿児島大学農学部の社会人教育

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
ローコスト住宅の普及が意味すること
木を触れないで子供が育つ

林業生産技術ゼミナール 第12回◆酒井秀夫・・・30
作業システムの基本(2)―プロセッサを活かす

藤森隆郎が訪ねる新たな森林管理の現場◆藤森隆郎・・・38
教え方にも技術がある 水野雅夫さん

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る13◆相川高信・・・42
計画は、参加型で透明性を高めて作られる

お役に立ちます!最新研究紹介◆鋸谷 茂・・・48
わかりやすい指標づくり―林分健全度グラフ 1

林研グループが応援します!◆長野県/南信州林業研究会・・・52
里親事業をきっかけに里山の集約化を実現

普及員実践日誌◆秋田県 林業普及指導員 千葉智晴・・・54
「木育スクール」の展開―高校生発の木づかい運動の推進に向けて―
提案型集約化施業 成功をつかむ実践術 第1回◆坪野克彦・・・・64
これからのプランナー像

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・72
借りている土地に、借りる前から不法投棄されたままになっているガスボンベ等の廃棄物を処理する責任は誰にあるのでしょうか。

●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―津軽編―
手押しトロリー  齋藤 淳・・・9

●林業研究グループ・・・58
森林を次世代へ引き継いでいくためのチャレンジ
育林技術交流集会 長崎県で開催

●わがまち木造自慢 
レイクビューハウス(埼玉県秩父市)・・・61

●新・地域リーダー列伝 栃木県 白石盛道・・・62
水と緑、自然環境を育てる
現存植生を活かした林業を提案

●インフォメーション・・・70

●読者のお悩み相談/内山 節・・・70
集落での正月恒例の餅つきが高齢化で続けていけるのか心配です

●ひろば・・・74

●表紙の人 田代 綾さん 松浦市森林組合(長崎県)・・・80

表紙●岩渕光則 フォト●奥山洋一郎 
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現代林業2009年12月号目次

特集 木質バイオマス 実現性の評価ポイント 
特集1 木質バイオマスを巡る日本の状況 
(独)森林総合研究所東北支所長 山本幸一
特集2 木質バイオマスを巡る研究開発の最新動向
(独)森林総合研究所 研究コーディネータ 大原誠資 
特集3 林地残材チップのエネルギー利用についてコスト面から見た実現可能性を探る
(独)森林総合研究所林業経営・政策領域林業システム研究室主任研究員
久保山裕史

◆フォト・レポート ・・・・1
2009森林・林業・環境機械展示実演会
長崎県島原市

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
性能本位で木材を扱うのが本筋
辺材か心材かは重要な指標

林業生産技術ゼミナール 第12回◆酒井秀夫・・・30
作業システムの基本(1)

森と水 最終回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・34
社会に役立つ研究者とは

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る12◆相川高信・・・40
生物多様性保全は、森林法内で『具体的に』規定される

指導の現場を行く◆水野雅夫・・・46
自分の技術すべてを託す 堀江 正(飯石森林組合)

林研グループが応援します!◆石川県/河北郡林業研究会・・・50
災害に強い森林づくり

普及員実践日誌◆宮崎県 林業普及指導員 若松茂樹・・・52
今やるシカない!椎葉村における効果的なシカ被害対策の検討と情報提供
提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・62
提案型集約化施業がもたらすもの
~1つ1つの積み重ねが大きな成果を生む~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・70
境界が不明な山林で、間伐などの作業をしようと思いますが、何に気をつければよいでしょうか。

●山村クラフトへのいざない
藁も米のなる木? 豊穣を祝う 稲のうつわ  時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
高知駅大屋根「くじらドーム」(高知県高知市)・・・59
●新・地域リーダー列伝 新潟県 伊藤武文・・・60
目先の利益にとらわれない地域の山守を
過去の"後片付け"に取り組む
●インフォメーション・・・66
●読者のお悩み相談/泉 忠義・・・68
若手作業班員の向上心とリスクのバランスを図りたい
●ひろば・・・74
●総合目次・・・76

●表紙の人 竹輪真理さん 塩江町森林組合(香川県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●宇土和彰 

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現代林業2009年11月号目次

特集 この人に聞く―持続可能な地域林業経営戦略Ⅰ 
特集1 利害共同体の地域分業型経営をめざす―地域の山は全員の財産
加子母森林組合(岐阜県中津川市)
特集2 町ぐるみで市場に対応する―町有林と木材加工団地を両輪に
岩手県住田町
特集3 「人財力」が支える地域内協業の多角経営―森林組合と産業クラスターで築く    地域内循環システム
北海道住田町

◆フォト・レポート 上原 巌・・・・1
ワーズワースのロマン詩を育んだ風景と
くまのプーさんが生まれた森を訪ねて

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
長期優良住宅の基準に「?」
スギ間柱が無処理ではつかえない!

林業生産技術ゼミナール 第11回◆酒井秀夫・・・34
NPOの力と可能性

森と水 第20回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・40
現場と向き合う研究者の悩み

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る11◆相川高信・・・46
補助金制度は、評価され、見直される

指導の現場を行く◆水野雅夫・・・52
メンタル面もフォローする 千井芳孝(南紀森林組合)

林研グループが応援します!◆鹿児島県/北薩出水地区森林整備支援隊・・・56
林業事業体がネットワークを組み間伐を推進

普及員実践日誌◆福岡県 林業普及指導員 安藤祐治・・・58
放置竹林解消に向けたタケノコ生産技術の普及・拡大
提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・66
提案型施業の4つのステップ
~はじめから高性能林業機械はいらない~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・76
行政が林業体験のバスツアーを主催したり、泊まり込みの指導者養成講座を開催するには、旅行業法上規制が働くのでしょうか。

●山村クラフトへのいざない
木を張り合わせる楽しみ 立食パーティーの皿  時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
鶴岡市立鼠ヶ関小学校(山形県鶴岡市)・・・63
●新・地域リーダー列伝 熊本県 池松重孝・恵子・・・64
一本の木を大切に使う林業経営
人づくり、地域づくりによる林業の活性化
●インフォメーション・・・70
●森へ行こうよ・・・71
悠久ロマンの杜・もりの学び舎(福井県越前町)
●読者のお悩み相談/泉 忠義・・・72
突然プロセッサの導入が決まって困惑しています

●表紙の人 菅野由加里さん 気仙地方森林組合(岩手県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●上原 巌 

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現代林業2009年10月号目次

特集 里山林の高齢級化対策―林業経営的視点で里山再生を
特集1 高齢級化する里山林の現状と対策のポイント
京都学園大学バイオ環境学部教授 中川重年
特集2 経済活動としての多様な里山林整備手法/栃木県
栃木県矢板森林管理事務所林業経営課長 津布久 隆
特集3  キノコのオーナー制とキハダ植栽で
多くの人の足跡が残る里山再生を/山形県
真室川キノコ山菜研究会代表 小野喜栄

◆フォト・レポート ・・・・1
製紙工場での竹入紙生産 竹材の有効利用への道
中越パルプ工場(株)川内工場(鹿児島県)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
無垢材をインテリアで生かすには
ターゲットはデザイナー

林業生産技術ゼミナール 第10回◆酒井秀夫・・・34
森林組合と事業体の協働

森と水 第20回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・40
国有林の共同管理と治山ダム部分撤去
―利根川源流・赤谷プロジェクトの挑戦―

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る10◆相川高信・・・46
更新には、自然のメカニズムを利用する

指導の現場を行く◆水野雅夫・・・52
相手を否定しない 千井芳孝(南紀森林組合)

林研グループが応援します!◆新潟県/佐渡グリーンワーカー会・・・56
漁業者所有林の間伐材で牡蠣の養殖筏を試作

普及員実践日誌◆埼玉県 林業普及指導員 大澤太郎・・・58
ヒノキ間伐材を用いた原木ナメコ栽培の普及
―埼玉県ときがわ町における森林整備と特用林産の融合―

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・66
提案型施業推進における管理層が果たす役割

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・76
認知症と知らずに交わした契約は、有効でしょうか。

●山村クラフトへのいざない
えびす弁当 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」
フィールドセンター"アタビー"(沖縄県国頭郡国頭村)・・・63
●新・地域リーダー列伝 愛媛県 永井 敦・・・64
地域の緑と水を我らが守る
日本一の「いしづち森林組合」を創造するために
●インフォメーション・・・70
●森へ行こうよ・・・71
千貫石森林公園・もりの学び舎(岩手県金ヶ崎町)
●読者のお悩み相談/泉 忠義・・・72
架線集材技術がこのまま伝承されないことに不安を感じます

●表紙の人 青戸綾希子さん 宮城県森林組合連合会・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●中越パルプ工業(株)近藤 博 

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現代林業2009年9月号目次

特集 改めて低コスト化の意味を再考する
特集1 インタビュー/低コスト化に対する誤解の整理とポイント
(株)フォレスト・ミッション代表取締役 坪野克彦
全国森林組合連合会組織運動推進課 本多孝法
特集2 精密な現状把握こそが低コスト化を可能にする
多野東部森林組合(群馬県)
特集3  機械の稼働状況を把握し稼働率向上を図る
三次地方森林組合(広島県)

◆フォト・レポート ・・・・1
「美しい竹林の里」復活に向けて
福井県高浜町/竹竹クラブ

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
林業の危機を克服するには
主伐材・大径材の市場性を高める努力を

林業生産技術ゼミナール 第9回◆酒井秀夫・・・34
組織の近代化と人材育成

森と水 第19回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・38
森林の環境サービス取引

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る9◆相川高信・・・44
木材のカスケード利用のポイントはチップ生産にある

指導の現場を行く◆水野雅夫・・・50
新人指導の専任トレーナー 古庄正徳(菊池森林組合)

林研グループが応援します!◆富山県/砺波地区林業研究グループ協議会・・・56
空中写真を利用して森林所有者をリストアップ

普及員実践日誌◆徳島県 林業普及指導員 木本正二・・・58
A材需要確保・拡大に向けた木材評価の明確化とネットワーク形成

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・66
提案型施業推進における管理層が果たす役割

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・76
砂防指定地域内に間伐等の手入れをするための作業道を開設したいと思いますが、
可能でしょうか。

●山村クラフトへのいざない
楕円形の弁当箱 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
(福)城東会 青空保育園(群馬県伊勢崎市)・・・63
●新・地域リーダー列伝 三重県 安田年宏・・・64
今こそ地域林業の基盤整備を
次世代につなぐ森林・林業
●インフォメーション・・・70
●読者のお悩み相談/泉 忠義・・・72
プロセッサのオペレーターですが、伐倒担当のベテランとの
連携がうまくいきません
●ひろば・・・79

●表紙の人 北澤由佳さん 甲賀郡森林組合(滋賀県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●竹竹クラブ 

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現代林業2009年8月号目次

特集 自伐林家のすすめ
特集1 なぜ、今自伐林家に注目するのか/編集部

特集2 酒井秀夫教授インタビュー・これからの自伐林家の可能性と山づくり
東京大学大学院森林利用学研究室教授 酒井秀夫

特集3 自伐林家を手本にした森林NPOの取り組み
NPO法人土佐の森・救援隊 事務局長 中嶋健造

◆フォト・レポート ・・・・1
キリシタン大名の知恵
戦国の世に生まれた農業用水技術 ヨハネ堰(寿庵堰)

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
木材の良さをアピールする
コクヨの「エコライブオフィス」を訪ねて

林業生産技術ゼミナール 第8回◆酒井秀夫・・・34
林業経営の改善点

森と水 第18回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・38
森林と水質

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る8◆相川高信・・・42
大規模製材工場と中小規模の製材工場は共存できる

指導の現場を行く◆水野雅夫・・・50
自ら学ぶ力を伸ばす

林研グループが応援します!◆埼玉県/秩父地域森林会議所・・・56
やり方次第で山は生きることを伝え、所有者の意識を変えていく

普及員実践日誌◆京都府 林業普及指導員 中佐昌弘・・・58
京都市森林組合の提案型集約化施業実施に向けた取り組み

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・66
施業現場における実行予算をどのように組み立てていくか

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・74
登記簿上、既に他界している祖父の名義になっている山林全てを相続して山林経営を続けていきたいのですが、そのようにできるでしょうか?

●山村クラフトへのいざない
土に還る植木鉢 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
新見市森林組合「技術訓練施設」(岡山県新見市)・・・63
●新・地域リーダー列伝 北海道 三國新平・・・64
親から子へ、子から孫へ繋ぐ「次世代の森林資源」
森づくりの基本は「適地適木」
●インフォメーション・・・70
●読者のお悩み相談/鋸谷 茂・・・72
事務屋の上司に上手く説明ができません

●表紙の人 今井戸母子さん (株)山共(岐阜県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●伊藤 求 

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現代林業2009年7月号目次

特集 森林吸収量の商品化 カーボン・オフセットⅡ
特集1 小林紀之・日本大学大学院法務研究科教授に聞く
地方自治体のカーボン・オフセットを活かすポイント
特集2 高知県の木質バイオマスを活用したカーボン・オフセット(J-VER)
高知県林業振興・環境部環境共生課課長補佐 内村直也
特集3 オフセットの資金でトキの森整備―新潟県カーボン・オフセットモデル事業
新潟県県民生活・環境部企画課
特集4 森林吸収を発行するJ-VERの手順 編集部
特集5 J-VERの3つの設計のポイント
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 平塚基志

◆フォト・レポート ・・・・1
高校生の心をつかむ林研の林業体験指導
全国林業研究グループ連絡協議会

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
製材JASを考える<下>
ユーザーの信頼を得るシステムとしての利用を

林業生産技術ゼミナール 第7回◆酒井秀夫・・・36
運材システムの技術点検

森と水 第17回―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・42
地域に根ざした学術の融合―流域圏学会の可能性―

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る6◆相川高信・・・48
生産コストは稼働時間に反比例する

レポート◆大地俊介・藤掛一郎・・・52
ひむか維森の会による「伐採搬出ガイドライン」の実践状況
―第1会伐採搬出ガイドライン・コンクールを終えて―

林研グループが応援します!◆東京都/檜原村やまびこ会・・・58
「道があれば搬出できる」道の効果を伝える研修会開催

普及員実践日誌◆鹿児島県 林業普及指導員 深田雄治・・・60
平均1ha未満、分散型所有形態地域における提案型集約化施業の推進

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・68
森林施業プランナーはいかにして時間を創るか

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・74
私の所有山林を通るルートで高速道路の建設が予定されていますが、説明を受けた土地・立木の補償のことがよくわからないのでアドバイスをお願いします。

●山村クラフトへのいざない
ラーメンどんぶり 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
日向市駅舎・キャノピー(宮崎県日向市)・・・65
●新・地域リーダー列伝 愛知県 尾藤勝昭・・・66
地域林業の機械化とともに 地域に合った機械施業の確率を
●インフォメーション・・・72
●読者のお悩み相談/鋸谷 茂・・・78
仕事がマンネリ化してモチベーションが上がらない

●表紙の人 渋谷みどりさん 出羽庄内森林組合(山形県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●全国林業研究グループ連絡協議会 

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現代林業2009年6月号目次

特集 森林吸収量の商品化 カーボン・オフセットⅠ
特集1 排出量取引、カーボン・オフセットにおける森林資源の活用
野畑直城/林野庁森林整備部研究・保全課森林吸収源企画班担当課長補佐
特集2 (独)森林総合研究所温暖化対応推進室長 松本光朗氏に聞く
カーボン・オフセットQ&A
特集3 カーボンオフセット売買についての整理
編集部
特集4 企業はカーボン・オフセットに何を期待するのか?
(社)国土緑化推進機構 木俣知大氏に聞く

◆フォト・レポート ・・・・1
著名人の森林保護―漱石の滞在したスコットランド
上原巌 東京農業大学森林総合科学科

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
製材JASを考える<上>
客観的な品質保証システム

林業生産技術ゼミナール 第6回◆酒井秀夫・・・34
車両系林業機械の技術点検(2)

森と水 第16回 ―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・40
地域型の情報管理を目指して―森と水の源流館―

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る6◆相川高信・・・46
地形が路網の配置と作業システムを決定する

地方自治体発・森林環境税 第29回◆福岡県・・・50
荒廃森林の再生と県民参加の森林づくりの推進

林研グループが応援します!◆長崎県/田原林業同志会・・・54
地域の森林所有者とのパイプ役に

普及員実践日誌◆兵庫県林業普及指導員 上田敦祐・・・56
鵜縄式間伐による原木供給団地形成と長伐期施業への取り組み

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64
「コスト意識を高める」
~施業地ごとの収支をきちんと把握しよう~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・72
私どもの団体は、林業関連の国内研修会を企画しているが、万が一研修会で参加者に事故があった場合、実施主体の会社だけでなく、企画した私どもにも法的責任がはっせいするのでしょうか。

●山村クラフトへのいざない
木の調理用具 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
いわて体験交流施設 平庭高原体験学習館 「森のこだま館」(岩手県葛巻町)・・・61
●新・地域リーダー列伝 山形県 加藤周一・・・62
庄内地域の林業のパイオニア 地域と林業の活性化に向けて
●インフォメーション・・・68
●読者のお悩み相談/鋸谷 茂・・・76
森林土木の経験のない自分が担当者でもよいものか?

●表紙の人 小林由香さん 丹波市森林組合(兵庫県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●上原 巌 

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現代林業2009年5月号目次

特集 森林認証を支援する普及活動
特集1 地域の認証取得をコーディネートする普及活動
安心・安全をアピールする認証戦略
高知県嶺北地域
特集2 地方局がリードして地域の森林認証を普及啓発
環境配慮とトレサビリティーをPRした地域材の商流を創る

◆フォト・レポート ・・・・1
オーストリア・ドイツにみる
森林への意識とツーリズム 長谷川 学

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・26
「顔の見える関係」づくり
大手メーカーも重要戦略に位置付け

林業生産技術ゼミナール 第5回◆酒井秀夫・・・28
車両系林業機械の技術点検(1)

森と水 第15回 ―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・32
地域型の情報管理を目指して―多摩川源流大学―

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る5◆相川高信・・・38
森林所有者は専門家のサポートを受ける

地方自治体発・森林環境税 第28回◆佐賀県・・・42
さがの森林再生事業~県民協働による森林再生への取り組み~

レポート◆社団法人 全国林業改良普及協会・・・・46
不在村所有者への働きかけ手法創造
「山の戸籍づくり」運動

林研グループが応援します!◆群馬県/多野東部林業研究会・・・50
戸別訪問で間伐呼びかけ、会員が森林整備を進める

普及員実践日誌◆岩手県林業普及指導員 深沢 光・・・52
林道沿線の森林の団地化・集約化を図り、間伐を促進

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・70
長年、間伐、枝打ちをして山づくりをしてきましたが、大型家電製品などの不法投棄が頻発して困っています。法律上、どのような対策が期待できますか。

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

林研グループ◆平成20年度全国林業グループコンクール・・・56
全国林業研究グループ連絡協議会創立50周年記念式典


●山村クラフトへのいざない
洋食を楽しむ木の食器 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
浜松市立光が丘中学校体育館(静岡県浜松市)・・・59
●新・地域リーダー列伝 鹿児島県 芳重英生・・・60
地域を支えていく林業を構築したい
林業作業の改善を、機械化と雇用条件の整備から
●インフォメーション・・・66
●読者のお悩み相談/鋸谷 茂・・・74
口べたで悩んでいます。

●表紙の人 御子柴真由美さん 積み木作家「まゆ」(愛媛県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●長谷川学、山下亨 

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現代林業2009年4月号目次

特集 実践例に学ぶ境界確認のカンどころ
特集1 信頼を土台に、面的な視点で/編集部
特集2 境界確認の実践例
①組合・「健康な森づくり推進隊」・地域リーダーによる境界確認
岩手県釜石地方森林組合 高橋幸男
②協力員による円滑な境界確定と資源調査を同時並行
宮崎県南那珂森林組合 江藤祐樹
③森林組合と団地管理組織と連携で境界確認
岐阜県東白川村森林組合 安江章吉
④地域の「森づくり会議」が自主的に境界確定
愛知県豊田市森林課 北岡明彦

◆フォト・レポート ・・・・1
誰もが楽しめる 森のクラフトパークへようこそ
森と人をつなぐ輪切り材・パズルクラフト

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34
製材工場の経営 不況を乗り切る指導者像は?

林業生産技術ゼミナール 第4回◆酒井秀夫・・・36
架線集材の技術点検(2)

森と水 第14回 ―森林管理の現場から―◆蔵治光一郎・・・42
地域型の情報管理を目指して―情報の共有手段としてのweb―GIS

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る4◆相川高信・・・48
行政の第一の役割は規制・監視である

地方自治体発・森林環境税 第27回◆和歌山県・・・52
みんなで支え合う紀の国の森


林研グループが応援します!◆山口県/豊田流域林業研究グループ連絡協議会・・・56
低コスト搬出間伐元年! 吸収源対策を起爆剤に

普及員実践日誌◆大分県林業普及指導員 飯田千恵美・・・58
乾しいたけ生産における担い手育成の取り組み

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・72
県道復旧工事に当たっていた請負業者のワゴン車に市有林のブナが倒れて全損した場合に、倒木の所有者である旧慣使用地の集落に賠償責任がありますか?

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

●山村クラフトへのいざない
樹の椀 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
兵庫県川辺郡猪名川町立大島小学校(兵庫県猪名川町)・・・63
●新・地域リーダー列伝 静岡県 山内秀紀・・・64
森の温もりをお届けします 森や木をPRする林業の営業マン
●インフォメーション・・・70
●読者のお悩み相談/藤森隆郎・・・76
我々は単なる肉体労働の提供だけであってよいのか。

●表紙の人 北野充美さん 立山山麓森林組合(富山県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●藤田久男・廣野淳三 

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現代林業2009年3月号目次

特集 地域の目標林型を考えよう― 経営時代の管理指針を探る
○目標林型は持続可能な林業経営に不可欠
○目標林型の基礎理論
○生産目的に応じた目標林型
森林科学者 藤森隆郎

◆フォト・レポート ・・・・1
放置林は宝の山!
自伐林家的森業の復活で森林と山村の再生を
高知県/NPO法人土佐の森・救援隊

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
製材工場のコスト管理考 不況を乗り越えて生き残りを

林業生産技術ゼミナール 第3回◆酒井秀夫・・・30
架線集材の技術点検(1)

森と水 第13回 ―森林管理の現場から―◆藏治光一郎・・・36
地域型の情報管理を目指して―地域内シンクタンクの可能性

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る3◆相川高信・・・42
林業は低下した木材価格と、上昇を続ける労働費用と闘わなければならない

地方自治体発・森林環境税 第26回◆栃木県・・・50
とちぎの元気な森づくり
~とちぎの元気な森づくり県民税による取り組み~

林研グループが応援します!◆京都府/与謝地方林業研究会・・・54
育林コンクールで地域の木(気)を育てる

普及員実践日誌◆岐阜県林業普及指導員 藤下定幸・・・56
健全で豊かな森林づくりプロジェクト
~中濃森プロの軌跡~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・70
スギを伐採したら必ず植林するという約束をしたスギ山の買主に、
約束を守らせる方法がありますか?

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

●レポート・・・・46 
木育のこれからを考える
平成20年度レディースネットワーク・21フォーラム
木とふれあい、木に学び、木と生きる 枷場英代

●山村クラフトへのいざない
梢のうつわ 時松辰夫・・・9

●わがまち木造自慢 
臼杵魚市場「豊後水道 新鮮海市」(大分県臼杵市)・・・61
●新・地域リーダー列伝 広島県 安田 孝・・・62
地域林業の健全化の牽引役を担う 県民税を契機に地域の取りまとめ
●BOOK・・・66
●読者のお悩み相談/藤森隆郎・・・74
地域の木に関する文化、技術が消滅していくことに
大きな危機感を感じます。

ひろば・・・・76

●表紙の人 加藤三千代さん 栃木県森林組合連合会・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●中嶋健造 

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現代林業2009年2月号目次

特集
12 今さら聞けない作業道づくりのポイント
酒井秀夫・東京大学大学院森林利用学研究室教授インタビュー
・作業道づくりの考え方
・こんな場所に道を入れてはいけない
○湯浅勲・日吉町森林組合参事インタビュー
実践者に聞く技術向上のための秘訣 

1 フォト・レポート
アーボリカルチャー研修会
上伊那森林組合Arborworks(長野県)

28 木材トレンドを読み解く
合板業界の原料事情 ロシア材と国産材に加えて米材も 赤堀楠雄

32 林業生産技術ゼミナール 第2回
チェーンソーの技術点検 酒井秀夫 

36 森と水―森林管理の現場から― 第12回
森林と水資源 蔵治光一郎

42 先進国型林業のマネジメント―その法則を探る2
林業は中山間地域の持続可能な産業の重要起点である 相川高信

46レポート 森林認証フォーラムin栃木
森林認証で地域の林家、製材業、工務店の生き残りを描く

50 地方自治体発・森林環境税 第25回
県民全体で森林を守り育てていこう
~森林湖沼環境税について~ 茨城県

54 林研グループが応援します! 
200筆を林況調査 施業プラン作成で間伐推進
鹿児島県/伊佐地区指青会

56 普及員実践日誌
「一万人林家ファイルづくり活動」を基本とした人材育成活動
林家の経営意欲向上を目指して 向 敏明

64 提案型集約化施業のカンどころ
コストがわからなければ提案はできない 坪野克彦

70 法律相談室
谷、尾根などの主要な地点を明確にしたうえで、境界を計測したGPSデータは、軽装となったときに対抗手段となりうるのか。 北尾哲郎


9 山村クラフトへのいざない
樹の皿 時松辰夫

61 わがまち木造自慢
内子町立内子中学校(愛媛県喜多郡内子町)

62 新・地域リーダー列伝
「道の林業」で明るい未来を
大橋式作業道が林業経営を助ける 山田尚弘(兵庫県)

68 インフォメーション

74 読者のお悩み相談
優秀な現場技術者を育成するにはどうしたらよいか。 藤森隆郎

76 ひろば

80 表紙の人
佐藤まりえさん 岩手県森林組合連合会 

表紙/岩渕光則
フォト/仮家晋一郎

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現代林業2009年1月号目次

特集 ビジョンを提案しよう―「利用の時代」創造への意識改革を
●「利用の時代」に向けた意識の準備を
●フォレスターモデルで描く普及・支援活動のいろいろ 
(社)全国林業改良普及協会
          森林・林業教育センター所長 白石善也

◆フォト・レポート ・・・・1
故郷の森林再生に向け現地研修会
島根県/森林未来経営塾

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
「いいもの」をつくる姿勢 使いたくなるものをつくろう

先進国型林業のマネジメント―その法則を探る1◆相川高信・・・40
林業を持続させるための努力

林業生産技術ゼミナール 第1回◆酒井秀夫・・・32
新時代を拓く林業技術とは―人と技術のよりより関係を目指して―

森と水 第11回 ―森林管理の現場から―◆藏治光一郎・・・36
森林と水害

地方自治体発・森林環境税 第24回◆長野県・・・48
みんなで支える ふるさとの森林づくり
~長野県森林づくり県民税の取組~

林研グループが応援します!◆徳島県/木屋平林業推進会・・・52
境界線を確認して事業体へバトンを渡す

普及員実践日誌◆長崎県林業普及指導員 宇土和彰・・・54
提案型施業集約化に向けたコーディネートと森林組合の指導
~県産材生産団地での取り組みについて~

法律相談室●北尾哲郎・・・・・・68

提案型集約化施業のカンどころ◆坪野克彦・・・・64

山村クラフトへのいざない●実のなる樹 箸と箸置 時松辰夫・・・9

林業研究グループ●育林技術交流集会
循環と世代をつなぐ森林づくりを考える(愛媛県)

●わがまち木造自慢 
芦北町立佐敷小学校(熊本県芦北町)・・・59
●新・地域リーダー列伝 岐阜県 大野公之・・・60
晴れて良し、曇りて良し 30年、50年継続できる山林づくり
●BOOK・・・66
●読者のお悩み相談/藤森隆郎・・・72
自らの技術向上のためにどのように精進すべきか。
ひろば・・・・74
2007総目次・・・・76
●表紙の人 吉田愛美さん NPO法人 ひむか維森の会(宮崎県)・・・80
表紙●岩渕光則 フォト●野田真幹