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HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「現代林業」 > 「現代林業 2008年12月号」
特集 林研グループ半世紀の歩み
著者 | 全国林業改良普及協会 |
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定価 | 5,700(年間購読料/送料込み)円 |
ISBN | --- |
体裁 | A5判 80頁 |
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特集1 林研グループ活動の半世紀を振り返って
インタビュー① 田中惣次/全国林業研究グループ連絡協議会会長 田中惣次
――田中会長の視点で林研グループ活動の半世紀を振り返ってみていかがでしょうか?
私は昭和22年に生まれでして、大学を卒業して山林経営に取りかかったのが昭和44年からです。全林研が発足したのが昭和35年でしたから、私自身も40年近く全林研とお付き合いさせていただていています。今振り返りますと昭和20年代後半は、まだ山も広葉樹が多く、薪炭材生産も生活の一つの糧になっていた。昭和35年ごろ薪や炭から石油やガスに代わった燃料革命の時代を迎え、その頃から本格的に針葉樹を植林するようになったりしてきましたね。昭和30年頃は「もはや戦後ではない」とか言われていましたが、農山村では、収入を得る場として山への資本投入が進みまして、拡大造林が爆発的に進み、僅かな期間で1000万haの人工林が生まれました。こうした中で、林研グループ発足したわけです・・・・
特集2 林研グループ活動の今後の進化に期待すること―この10年の活動から
インタビュー② 永田信/全国林研グループコンクール審査委員長(東京大学教授)
――近年のグループコンクール入賞事例から最近の傾向について整理していただけますでしょうか?
一つは女性の方の活動が非常に活発になっているというのは大きいポイントではないかなと思います。それからもう一つは従来の林研グループの活動とはちょっと異なった多様な活動が目立ってきているということですね。
昔の林研グループでは、植林から伐採・搬出といった木材生産といった林業活動が中心であったと思います。ところが最近の傾向として、必ずしも林業にとどまらない活動が増えてきおり、新しいビジネスにチャレンジしたり、環境教育に携わったりといったような活動も珍しくありません・・・・
特集3 地域を取りまとめる林研グループの時代へ
(社)全国林業改良普及協会編集部
近年の市町村や森林組合の広域合併化が進む中で、細やかな地域の目配りがますます行き届きにくくなります。それに対して地域の有志による林研グループの自発的な取り組みは、これからの地域社会を支える上で欠くことのできない新たな仕組みとして評価されるべき方向だと言えるでしょう。さらには地域の基幹産業である林業振興の他に、地域生活の存続に深刻な影響を与える獣害や防災への対策は、地域一体となった細やかな取り組みが欠かせません。林研グループの活躍にますます期待が高まるばかりです。 このような背景から林研グループの活動動向として、5年前には考えられないような流れが新たに生まれてきています。
森に学ぶ・人に学ぶ歩き始める森林療法
NPO法人日本森林療法協会全国大会
広まる県産材センター―回顧展望 新たな住宅用建材に挑む
現在までの森林療法の概要と今後の展望
低コスト作業システムと作業道
1968年度に団地造林事業の創設に伴い、初めて造林作業路が国庫補助の対象になりました。40年を経て、いま再び提案型団地化集約施業が取り組まれています。造林から利用の林産事業の時代に入り、木材売上げを上げることが経営の大きな柱となってきました。路網整備がその成否の鍵を握ることに変わりはありません。ここでは低コスト作業システムと作業道について整理して、これからの日本林業の戦略を練ってみたいと思います。
愛知県豊田市の挑戦 ―森づくり会議とは―
県民みんなで支える森づくり
~「水と緑の森づくり税」による取り組み~
林研の山で育林研究と作業技術を学ぶ
森林組合を奮起させて進めた広葉樹林施業
~『補助事業を活用した里山の広葉樹林管理・利用マニュアル』誕生秘話~
精算森林組合から組合員が脱退するときに、出資分の払い戻しができますか。また、そのときの課税関係はどのようになりますか。
提案型施業推進に欠かせない
現場職員・作業班の待遇改善
提案型集約化施業の設計や見積は、森林施業プランナーが担当しますが、プランナーから施業指示を受けた現場の職員や作業班が指示書通りに施業を実施することで、この事業が遂行されます。施業が予定通りに進むように、あるいは予定した事業費よりも少ない費用で施業が行われるようにするには、プランナーと現場職員・作業班の連携が極めて重要になります・・・
入船の岐路
●みんなで一緒に 三上亜希子
奥多摩町福祉会館(東京都奥多摩町)
林業後継者として地域の森林は、自分が守る 大分県 福田明彦
息子との折り合いがつきません
小田真理子さん 日田市森林組合(大分県)
表紙●岩渕光則 フォト●近藤恵里