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林業新知識 2024年11月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2024年11月号

特別レポート「自伐・機械・仲間 グループ活動を経営に活かす」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特別レポート...6

「自伐・機械・仲間 グループ活動を経営に活かす」
黒木町林業振興会(福岡県)

 黒木町林業振興会(以下、「振興会」)は、福岡県八女市(旧・黒木町)で活動する林業研究グループ。
会員44名の多くは林業従事者であり、自伐林家が7割(31名)を占める圧倒的な自伐林家率を誇ります。
したがって、振興会の活動にも会員の施業・経営に関するメニューが組み込まれており、
昨年度の全国林業グループコンクールでは「高性能林業機械を使用した間伐見学会」について発表し、林野庁長官賞を受賞しています。

 この見学会では、振興会に導入されたウインチ付きグラップル(バックホー)を使いこなす様子を実演し、
会員自らの施業・経営の意識向上にもつながっているとのこと。そこで当コーナーでは、
こうした活動のメリットや運営手法など、グループ活動の実際を振興会の皆さんに伺います...

兼業林家が語る林業経営実践ガイド...1

「専業と兼業。地域の後継者」
文・菊池俊一郎(愛媛県)

 大きく分けて林業経営には、専業と兼業の2種類が存在します。大規模山林を所有・経営される方や、
森林組合や林業事業体として広域の山林を管理・経営(受託)している方などの多くは、林業のみの経営を行う専業に該当するでしょう。
各都道府県の認定事業体や、意欲と能力のある林業経営体などになられている場合が多いと思います。
こちらに関しては、世間一般の皆さんが「林業」と聞いてイメージする形態かと思います。

 一方、私を含む兼業は、専業でやるほどの山林を所有していないものの、
林業経営を続けていこうとしている人々で、多くの経営パターンが存在します...

レポート...4

「林業技能の国家検定がスタート」
編集部

 技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、
約130職種の試験があります。

 2024年度、この技能検定に新たな職種として「林業」が加わりました。

 林業技能検定は育林・素材生産作業に関する知識と技能を評価する国家試験です...

レポート...14

「大型ドローン 安全な運搬体制に向けたルール」
文・大谷栄徳(和歌山県)

 弊誌2024年8・9月号で、苗木や資材運搬に使用する大型ドローンの墜落事例を、大谷栄徳さんに寄稿いただきました。

 紹介いただいた墜落事例からは、判断ミスによるヒューマンエラーが墜落事故を招く可能性を高めることが伝わってきました。
そのため、「墜落事故が発生するリスクを少しでも抑えるため、ドローン運搬の人員体制をしっかりと整え、
その体制をドローン運搬従事者全員の共通認識にすることが重要です」と大谷さんは話します。...

お悩み相談...17

就業5年目。やりがいのある仕事だが収入が...

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「山の恵み「薬草」で暮らしを豊かに」
真庭森林・林業研究会(岡山県)

こちら林業普及指導員です...20

「木の駅」参加者の安全講習会を開催( 千葉県)
林業遺産「能登のアテ林業」継承と活用へ(石川県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

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