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現代林業 2019年8月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2019年8月号

市町村が牽引する地域経済循環型の林業戦略

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 5,850(年間購読料/税・送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

 現代林業8月号 目次

特集 市町村が牽引する地域経済循環型の林業戦略

 特集1 規模より価値を追求する林業へ

町産材を域内で高付加価値化する

  北海道中川町総務課企画財政室 髙橋直樹

 

 大ロット・安定供給を目指す販売とは異なり、地域産材を高く売ることを目指し、町産材を域内での高付加価値化に取り組んできた北海道中川町の取組について、中川町総務課企画財政室の髙橋直樹さんに紹介して頂きます。

 

特集2

日南町版「複合林産型」の取り組み

地域連携で高付加価値を創造する林業へ

  鳥取県日南町農林課 地域林政アドバイザー 小菅良豪

 地域内でA材、B材、C材の生産・加工までをつなぐ「複合林産型」の林業を構築し、町内の付加価値額増大を展開している鳥取県日南町の取組について、日南町農林課地域林政アドバイザーの小菅良豪さんに紹介して頂きます。

 

◆フォト・レポート ・・・・1

70年の歴史を受け継ぎ、令和時代の森林づくりを見据えて

70回 全国植樹祭 あいち2019  愛知県

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32

製材品を使いやすくするために

JASの議論に本腰を

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34

クヌギでフローリング材をつくってみよう

~広葉樹利用技術開発の一事例~

愛媛県農林水産研究所林業研究センター(現・農林水産部森林整備課) 横田由香

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆岡山県新見市編(前編)・・・40

自伐林家、森林組合、民間事業体連携で地域内分業を

自伐型林業者の役割に期待、間伐施業発注から技術支援まで

地域内の自伐林家、森林組合、民間事業体、それぞれが持ち味を生かして協力すれば森林管理がさらに進むのではないか。その実際を新見市に見ることができます。手入れされていない森林の間伐施業を森林組合が小規模事業体(自伐型林業グループ)に依頼し、事業体の技術者が自伐林家にチェーンソーや道づくり技術を教え、森林組合は法人事業体や小規模事業体(いわゆる自伐型を含む)に施業を請負発注しています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・52

第8回 林道の分類と構造〈5〉 まとめ

 本コーナーでは、書籍「世界の林道」の著者・酒井秀夫先生に林道をテーマ別に解説して頂きます。「林道の分類と構造」をテーマに4回にわたって紹介してきた各国の林道について、本号ではその「まとめ」として総括します。

 

林研グループが応援します!◆静岡県/天竜林業研究会・・・・・60

北欧型森林環境教育プログラム「LEAF」でつなぐ天竜美林

 

普及員実践日誌◆広島県 黒田幸喜・・・・・・・・62 

再造林対策としてのコウヨウザン造林の取り組み

 

●わがまち木造自慢 

 愛知県森林公園案内所 愛知県尾張旭市・・・・・・・・・59

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・66

75回 

よりよく生きるため変化していくための一歩を踏み出す

 今井陽樹

今井陽樹です。33歳、群馬県藤岡市に住まいを構えて、妻と子2人で仲睦まじく暮らしています。山仕事との出会いは10年前。20歳でカナダに渡り、スノーボードをしながら現地で働き3年を過ごしました。雄大な自然と様々な国からやってくる人たちに触れて、この世界の大きさと自分自身の小ささを知り、ある日登った山の頂上から見下ろした荘厳な自然美に心の奥深いところをとてつもなく強く打たれたことがきっかけで、帰国後、林業を一生の仕事にすると決めてこの世界に飛び込みました。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの“その時現場が動いた!”・・・70

22回 寄り添い、次の一歩へ 後押しするリーダーの存在

 

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・74

共有林を地縁団体といて管理・活用したいが、自ら手続きして登録することは可能ですか?

鈴木慎太郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 立皮剥

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・72

小規模林業という言葉をよく耳にしますが、どのように理解したらよいのか教えてください

 岡橋清隆

 

●表紙の人 清水実生子さん 千葉県森林組合

 

表紙●岩渕光則

フォト●愛知県全国植樹祭推進室

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