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現代林業 2019年1月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2019年1月号

「複合林産型」ですすめる価値最大化 「もったいない」のビジネス化戦略Ⅱ

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 5,850(年間購読料/税・送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

 現代林業1月号 目次

特集 「複合林産型」ですすめる価値最大化

    「もったいない」のビジネス化戦略Ⅱ

  NPO法人 活木活木森ネットワーク理事長 遠藤日雄 

  本誌2018年11月号特集では、丸太価値最大化のあり方を事例に探り、「もったいない」現象をビジネスに変える手法を紹介しました。本特集では、丸太価値最大化ひいては林業、木材産業での価値を高めていく普遍的な手法を遠藤日雄先生が探ります。その手がかりが遠藤先生が提唱される「複合林産型」です。複合林産型とは、ABCD材それぞれを個別に捉えるのではなく、総合利用することで林業・木材産業の競争力を高めていくビジネス手法を指しています。

  ●「もったいない」現象が意味するもの

  ●発想の逆転 量優先から価値(売上)優先へ

  ●事例にみる価値(売上)を伸ばす林業・木材産業の手法

  ●複合林産型によるサプライチェーン全体で価値(売上)を伸ばす発想

 

◆フォト・レポート ・・・・1

現場の安全確保に貢献する新技術いろいろ 

 

木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・34

自律する組織が将来を切り開く

事業を持続できる体制整備を

 

お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・36

カラマツ心去り材と心持ち材の材質比較

長野県林業総合センター 吉田孝久

 

佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆愛媛県西予市編(前編)・・・42

どう磨く 自伐で利益を出す知恵と技

菊池流 目標日当を稼ぎ続ける自伐経営術

 28haの所有林から自伐で間伐材(A材、C材)を生産し、毎年数百万円の売上げを継続する菊池俊一郎さん。それが可能なのは、優良在庫をつくる間伐、ムダな投資を避け、技術・段取りによるコストダウン、丸太価値(売上)最大化の伐木造材技術などによります。自営業として徹底した経営手法・技術の追究で、補助金なしの完全自立経営を実現しています。

 

世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・50

第1回 林道の位置づけと役割〈1〉―北米の林道

 林業関係者にとって、林道という用語を聞かない人はいないと思います。では、林道とは何か、という根源的な問いになると、国や地域によっても異なり、世界共通の統一的な見解はないのではないかと思います。林道は、フォレストロード(forest road)として、まずは世界各国で通用します。しかし、時代の変革や、社会的背景を反映して、国によってその機能や役割は異なります。このことは林道の分類や構造にも関わってきます。

 

林研グループが応援します!◆岐阜県/本巣林研クラブ・・・・・56

『ふるさとを愛する心を育てる』

~地域に根差し、地域と共に学び、協力する林研活動~

 

普及員実践日誌◆石川県 北口由実・・・・・・58 

市町村森林整備計画樹立への支援活動

~白山市森づくりプラン策定に向けて~

 

チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・64

68回 組合設立、苗木生産、森づくりから素材生産、チップ加工まで

林業へのチャレンジ

伊庭雅俊

今から10年前の26才のとき,これまでの人生の中で最大の決断をしました。「業種転換しよう!」と。高校を卒業して、父が興した建設会社に入社し、跡を継いだものの・・・あの政権交代があってから、仕事がどんどん減っていきました。「このままでは雇用が維持できないし、何より自分たちもメシが食えない・・・」。必要に迫られた決断でした。

 

ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの“その時現場が動いた!”・・・66

16回 チェーンソーパンツ着用を決断した理由

    

法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・72

所有山林を主伐したいのですが、土砂災害が発生した場合に責任を負わない

ための対応策はあるのでしょうか。

北尾哲郎

 

●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9

 秋田杉の伐木造材

 

●わがまち木造自慢 

 来居港フェリーターミナル(島根県隠岐郡知夫村)・・・・63

 

●読者のお悩み相談・・・・・・・・74

 中規模森林所有者として、今後の森林経営をどのようにしたらよいのでしょうか。

 後藤國利

 

●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・76

 

●表紙の人 永見優子さん 山口県西部森林組合・・・・80

表紙●岩渕光則

フォト●編集部

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