HOME > 出版物 > [雑誌] 月刊 「現代林業」 > 「現代林業 2017年5月号」

出版物

現代林業 2017年5月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2017年5月号

酒井先生に聞く 世界の林道の潮流と進化論-そして日本の林道が向かう先

著者 全国林業改良普及協会 編
定価 5,850(年間購読料/税・送料込み)円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

この本を購入する

中のページを見てみる

※ 下記のサムネイル画像をクリックすると、ページが拡大して表示されます。

主要目次

 現代林業5号目次

特集 酒井先生に聞く
   世界の林道の潮流と進化論―そして日本の林道が向かう先
    ○世界の林道の潮流―進化の方向
    ○林道進化論―林道をめぐる5つのトピックス
    ○日本の林道が進む道とは
Q:世界の林道の潮流は今、どんなことになっているのでしょうか。
酒井:地域によって違うのですが、概ねどこの国も林道整備は終わったといえる状況にあります。今後は、輸送能力をどう高めていくかということと、維持管理をどうするかということがポイントになってきます。どの時点で維持管理を効果的にして、その費用負担をどうするかというところに焦点が移っているということです。
 
◆フォト・レポート ・・・・1
林業用大型トレーラトラック
世界の林業現場から
 
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・30
国産材のツーバイフォー材に期待
SPFにも攻めどころはある
 
お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・32
スイングヤーダを用いた「伐倒同時集材方式」の実証試験
岡山県農林水産総合センター森林研究所 片桐智之 
現在、列状間伐は、伐倒後に集材を行う方式(先行伐倒方式)が主流となっていますが、この方式はかかり木の発生や、伐倒木の影響で架線の架設作業が困難になる等の問題があります。その問題を解決するために・・・
 
佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆高知編(後編)・・・38
Iターン自伐方の経営学 ―副業型自立経営の工夫いろいろ―
新しいタイプの自伐型。町の支援を得ながら、目指すは自立。林業雇用とは違い、賃金収入をあてにせず、どう生業を作っていくか。技術力を高めての仕事受注、林業以外の副業、さらには加工・販売等6次化、起業まで。経営力や生活力に至る総合的な応用が求められます。地域に定着し、自立経営を目指す本山町の若き自伐型林家、川端さんと野尻さんの挑戦の現場を佐藤教授が訪ねました。
 
林研グループが応援します!◆長﨑県/東彼林業研究会・・・46
ハランを中心とする林間作物栽培で「生涯現役」
 
普及員実践日誌◆徳島県 林業普及指導員 津司知子・・・48 
高校新卒者を新規林業就業者として確保
―高校、林業事業体、林業普及指導員が連携・協力―
 
椎野先生の続・「林業ロジスティクス」ゼミ 第1回  椎野 潤・・・・・52
林業成長への道 ロジスティクスと人づくり
勇気と決断―激しい産業変化時代への対応    
 私は、日本は大事な転換点にいると考えています。それで今、考えておかねばならないことを関心を持ってくれる人達に伝えて置かねばならないと決意して、毎日ブログを書いています。また、今の日本にとって、林業が凄く大事な時に来ていると思っています。
 
チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68
第48回 中津江村から林業を考える
―林業、農業、村の一員として地域全体を支えていく力に 下地弘毅 
 
ナカシマ・アヤ@木材コーディネーター見習い日誌・・・・70
第30回 たった二日間で所有者全員の同意がもらえた理由
 
●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶―木曽・飛騨編―・・・・9
 修羅
 
●わがまち木造自慢 
 真庭市落合総合センター(岡山県真庭市)・・・63
 
●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
 Iターン者が定着し、地域の後継者に育ってほしい
 橋本光治
 
●表紙の人 古川育美さん 相良村森林組合(熊本県)・・80
表紙●岩渕光則
フォト●酒井秀夫・吉田美佳

この本を購入する