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林業新知識 2016年7月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2016年7月号

特集「記録の楽しみと資産管理・後継対策に。自山を観察し、モニタリングしよう!」

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,680(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特集...4

「記録の楽しみと資産管理・後継対策に。
自山を観察し、モニタリングしよう!」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー副学長)

 2014年2月号から始めた連載「わかりやすい造林・育林講座」。
 どんな樹種を植えればいいですか? という題目を皮切りに、どんな場所に植えるのか、どんな苗を植えるのか、どうやって植えたらいいのか、シカによる森林被害にどう向き合うか、どんな世話が必要か、山の間伐方針づくり、山の維持管理など、これまで29回にわたって説明してきました。
 今回は、手をかけてきた山がどのように変化するのかを観察する楽しさ、面白さに気づき、自分なりの山づくりの方針を確固たるものにしていくためのモニタリングについて記します。

【編集部より/山林管理上、とても役立つ話題が豊富ですので、連載の番外編として、全12頁にわたって特集してお届けします】

山を継ぐ...1

「丹精した美林。父に内緒で枝打ち・間伐」
加藤善次郎さん一家(山形県)

 吉野。何とも縁起の良い地名である。林業では、まず奈良県の吉野林業地を思い浮かべるが、山形県にも全国に知られた吉野がある。
 山形を代表する河川、最上川。その支流の一つに吉野川がある。南陽市を流れるその川の源流部はかつて「吉野村(その後宮内町を経て現在は南陽市)」があった地域。一説では「修験者がヤマトの国へ望郷の思いを込めてつけた」というのが地名の由来だというから、奈良の吉野と縁がないわけではない。
 この地に平成22年に誕生した「吉野森林交流センター」でお会いしたのが、指導林業士の加藤善次郎さん......

お悩み相談室...17

「長男の帰郷は未定。次男を婿に出してよいものか...」

Q/息子(次男)が結婚するのですが、婿に出すかどうかごたついています。相手の家は後継者対策として婿を欲しています。私の家も都会に出ている長男が戻ってくるかどうか分からないので、婿に出したくありません。次男の気持ちはどっちつかずです......。(50歳・林家)
林研コーナー「私たちのチャレンジ!」...18

「『絵巻物から読み解く林業技術』講演会」
群馬県林研グループ連絡協議会(群馬県)

こちら林業普及指導員です...20

木材市場で未利用材を買い取り(三重県)
木工の訓練生が製作。JR宇和島駅にヒノキ製ベンチを設置(愛媛県)

読者コーナー...22
木材市況・全林協からのお知らせ...24

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