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現代林業 2014年9月号

雑誌月刊 「現代林業」

現代林業 2014年9月号

特集 林研グループが林業回帰を呼びかけ-地域の普及活動母体としての新たな役割

著者 全国林業改良普及協会
定価 5,850(年間購読料/税・送料込み)円円
ISBN ---
体裁 A5判 80頁

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主要目次

特集 林研グループが林業回帰を呼びかけ―地域の普及活動母体としての新たな役割
編集部
 
  都会に出た団塊の世代以降の林家の子息が定年を迎え、実家に戻る流れが顕著になっています。しかし、その多くは知識・経験が乏しく、林業経営への関心が持てずにいます。せっかく地元に戻っても山に向かわないままです。
 
 
   ●近年の林研グループの地域普及活動動向
   ●ニュータイプの林研が続々登場―柔軟な組織づくり
   ●自伐林家支援活動いろいろ
   ●集落経営・グループ経営の母体としての役割
    
フォト・レポート ・・・・1
 
原点を振り返る 林研青年の思いを今、新たに!
 
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・28
大切なのは「良い木」を育てること
急がれる良質材マーケットづくり
 
 
 
 
お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・30
再造林対策を目的としたスギポット 大苗の植栽後の成長とシカ被害
 
徳島県立農林水産総合技術支援センター  藤井 栄
 
  再造林対策が全国的なテーマとなっていますが、近年シカによる食害問題が急増し、各地で大きな問題となっています。そこでシカ被害に強い植栽技術として注目されるスギポット大苗の成長とシカ被害についての研究成果について、徳島県立農林水産総合技術支援センターの藤井栄さんに紹介していただきます。
 
 
酒井秀夫の林業生産技術の現場をたずねて・・・・・・・・・・・・・38
課題を発見する力、解決方法を整理する力を養う
 
第15回 今、専業林家はどう「生きる」べきか
        自伐型専業林家の無垢高級材経営戦略
     森下林業(1)<静岡県>
 
試論・私はゾーニングをこう考える・・・・・・・・・・・・42
第9回 伊藤 哲の試論 その②
    森林計画制度と森林ゾーニングの現実的課題―階層的ゾーニングの提案
    伊藤 哲
 前号に書いた私の意見は、次の3点に要約できる。(1)森林の育成には時間がかかるが、経済や人の価値観の変化は速い。(2)したがって、不確定要素を勘案しながら長期的なビジョンを示すのがゾーニングの主たる役割である。(3)その際、人間が改変できない自然条件に基づいて林地生産力と自然災害発生リスクを評価し、林業の可否を科学的に示すのが最も重要かつ必要である。
 
 
林研グループが応援します!◆鹿児島県/種子島しきみ生産組合・・・50
種子島シキミを全国ブランドへ
 
普及員実践日誌◆宮城県 林業普及指導員 佐々木周一・・・52 
計画作成支援から地域材の利用拡大まで 准フォレスター活動の取り組み
 
レポート◆工藤義治・・・・・・・・・・・・・・・・・58
現場の安全がすべてを幸せに導く―林業労働災害防止研修会
  岩手労働局二戸労働基準監督署
 
チャレンジする林業現場の課題を追って 第17回 ・・・・62
継続 橋本忠久
 
連載小説 そこに、いつも森があった◆坪野克彦・・・・・・・・・・・66
第3話 どうしても譲れぬ理由              
 日々、そういうプランナー業務に取り組んでいる田口が、1カ所だけ集約化を仕上げられない難攻不落のところがあった。林道から、そこしかないと思われる作業道の取り付け口に3haほどの森林を所有している、望月虎夫という組合員が頑なに森林組合への施業委託を拒んでいるからだ。・・・
 
法律相談室◆北尾哲朗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
離婚時の財産分与の解決策として個人分収林契約は可能でしょうか。
 
●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―九州編―
 森林鉄道とスギ皮葺き屋根の家・・・9
●わがまち木造自慢 
 道の駅たかの(広島県庄原市)・・・57
●読者のお悩み相談・・・・・・・・72
 団地化を進めていますが風災害を理由に所有者の理解が得られません。
 湯浅 勲
●読者プレゼント わが郷土の一品 
 桜の名勝地・角館の伝統工芸品樺細工 山桜の茶筒
 (一社)秋田県森と水の協会・・・79
 
●表紙の人 齋藤朱里さん 大田原市森林組合(栃木県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト●全国林業改良普及協会

 

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