月刊 「林業新知識」

林業新知識　2013年8月号

技芸の風　「壊れない道づくり　恩師の技術を伝え続ける」　岡橋清元さん（奈良県）

• 中のページを見てみる
• 主要目次

技芸の風

「壊れない道づくり　恩師の技術を伝え続ける」…1

岡橋清元さんが運転する四駆のワンボックスカーが、所有林に開設したばかりの作業道へと入る。入口から連続するヘアピンカーブをぐいぐい登りながら、高度を稼いでいく。70、80年生のスギ林や２５０年生のスギ林の間を縫って、10分ほど走ると、尾根筋に到着した。入口との標高差は約６００ｍ。「道ができるまでは、ここに登って来るのは10年に１度もなかったかな」岡橋さんは、学校卒業後、岐阜県内の林業会社で１年間の現場研修を受ける…… 

みんなで作ろう！「ヒノキの火鉢」…6

「木の駅」で地域いきいき「とうえい木の駅実行委員会（愛知県東栄町）素人パワーで、ここまでできる！」…8

どうする・どうなる 補助金制度が変わる！？

「いろんな可能性を考える。木を売る売るだけが林業じゃない」…10

福田珠子さん（東京都）

簡単に集約化と言うが…「これは分かりにくいと思いましたね」。森林施業計画に代わる新たな制度、「森林経営計画」について初 めて聞いた時に、福田珠子さんはそう感じたそうです。福田さんは、地元女性林研や全林研女性会議の代表として、林家の言葉を代弁する立場から様々に活躍されています。「私の住む東京都で、１００ha以上を所有する林家、つまり属人計画を立てられる方はほんの一握りです。全国的にも、割合としては それほど多くはないのではないでしょうか....   

道具入門　現場の技　「これは便利！ すみずみまで刃が届くチェーンソー技術」…12

五十嵐秀夫さん（千葉県）

収穫の喜び！ 林間・林床の活用術　「タケノコ掘り観光農園の人気の秘訣１」…15

長島 貴さん（神奈川県）