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【特集】 山村を幸せにする木質バイオマス戦略
特集1 山側に幸せをもたらすための木質バイオマス戦略の視点
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)環境・エネルギー部 副主任研究員
相川高信
東日本大震災と福島第一原発の重大事故から、2度目の夏が巡ってきた。2011年の夏には、再生可能エネルギー特別措置法(以下、FIT制度)が成立し、この文章が皆さんの手元に届く7月には買取価格が決定しているはずである。FIT制度は、再生可能エネルギーの推進のための待望の制度であり、これを契機に再生可能エネルギーの導入が飛躍的に進展するのは間違いない・・・
特集2 実践から見えてきた
市場づくりとビジネス化の手法
岩手大学准教授、岩手・木質バイオマス研究会代表 伊藤幸男
岩手・木質バイオマス研究会(以下、研究会)が設立されたのは2000年のことである。当時、木質バイオマスの認知度はゼロに等しく、それどころか、1980年代の石油危機における木質バイオマスブームを知る人たちからは「失敗したエネルギー」という評価がなされており、ゼロどころかマイナスからのスタートといってよい状況であった・・・
◆フォト・レポート ・・・・1
林業「女子力」で起こすムーブメント
~森、人、まちをつなぐ場づくり~(レディースネットワーク・21)
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
外材の「実力」はどこにあるのか
現場がよろこぶ「納期」と「品質」
お役に立ちます!最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・34
帯状伐採および強度間伐された林床に植栽された落葉広葉樹の成長
針葉樹人工林を針広混交林に誘導するための伐採方法の検討
田中 格
林業プロフェッショナル―鹿児島大学の林業技術者養成の取り組みから― 第2回・・・・38
鹿児島大学が取り組んできた社会人向け実践教育
カリキュラムと手法の検討手順 枚田邦宏
レポート1◆・・・・・・・・・・・・・・42
森林整備隊と町が一体で集約化団地を設定―年間100haの間伐を実現
群馬県利根郡みなかみ町の事例から 高橋伸幸
林研グループが応援します!◆山口県/旭愛林会・・・50
「森の恵み体験」を、皆さんの手元まで届けたい
普及員実践日誌◆和歌山県 林業普及指導員 宮前哲也・・・52
森林組合の改革による集約化・低コスト化林業の推進
坪野克彦の経営談義 金言・名言から学ぶ経営の心得 第8回◆坪野克彦・・・・56
おもてなしの極意(後編)~利休七則から学ぶもの~
今回のテーマは前回に引き続き、日本の伝統文化である茶道に伝わる金言の1つ、「利休七則」です。7月号の前編を読んだ人から、「坪野さんは、ギターの弾き語り以外にも高尚な趣味を持っているのですね」といった感想をいただきました。私にとって、茶道は20歳代の頃に少し習っただけで、趣味といえるだけのものではありません・・・
レポート◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
ツナガリが、ツナガリを生む
~『林業女子』というムーブメント~ 木村衣里菜
森林・林業再生改革 市町村行政担当者のカンどころ 後藤國利・・・68
市町村になぜ大きな責任が回ってくるのか理解できません
法律相談◆北尾哲郎・・・72
所有林を森林組合に寄付したいと考えていますが、寄付する側、寄付を受ける側、それぞれにどのようなことにきをつければよいですか
●日本林業アーカイブス 森林鉄道の記憶―魚梁瀬森林鉄道編―
一番列車が通る前に行われた朝の巡視・・・9
●インフォメーション・・・・64
●わがまち木造自慢
古殿町立古殿小学校(福島県古殿町)・・・65
●読者のお悩み相談/矢房孝広・・・68
規模拡大をせず、夫婦でこのままささやかに農林業を営んでいきたいのですが
●ひろば・・・76
●表紙の人 藤田 舞さん 大子町森林組合(茨城県)・・80
表紙●岩渕光則 フォト/木村衣里菜