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林業新知識 2011年10月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2011年10月号

「マツタケ山は根気がつくる」 藤原儀兵衛さん(長野県)

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,560(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

技芸の風  

「マツタケ山は根気がつくる」…1

藤原儀兵衛さん(長野県) 

毎秋、高嶺の花としてニュースを飾る国産マツタケが、去年は空前の大豊作だったという。全国のマツタケ産地が沸き立つ中、マツタケ博士と呼ばれる藤原儀兵衛さんの山では、別格の収穫量を見せた。
 マツタケはアカマツの根元にできるシロと呼ばれる菌糸の集合体の上に円(馬蹄形)を描くように発生する。藤原さんの山で最も収穫のあった直径5mのシロでは、「まるでド
ミノ倒しができるくらいに」、びっしりと連なって発生し、傘は丸く成長できないほどだった。そのシロでの1回の収穫は、13〜15㎏入る背負いカゴが2杯でも足りなかった・・・
 
グループで実践 山の幸栽培 

「和ロウソク」…6

塩田町はぜ紅葉会(佐賀県) 

山のよろず講座 

「立木のまま末口径を計測『元玉けいいち君』」…8

文・伊藤和哉(愛知県)

「元玉けいいち君」は、3mの伸縮棒の先に物差しとなる目盛板を取り付けたもので、立木のまま元玉(1番玉)の末口径を計測できる器具です。市場で取引される丸太は、末口径と長さに基づいて材積が計算されるのが通例です(末口2乗法。例えば末口20㎝で長さ3mの丸太の材積は、0・2m×0・2m×3m=0・12㎥)。また、1本の木から採れる丸太のうち、元玉の価値が最も高いことから、元玉の末口径を立木のまま計測できると、次のような場面で便利になります・・・

魅力再発見の樹木図鑑

「カヤ」…10

文・川尻秀樹

道具入門 現場の技 

「道がなくても出せる!ポータブルウインチ」…12

相馬福平さん(神奈川県)

「みんなこれで出せますよ」。50年生のスギ林で、小型なウインチ(PCW5000)を使い搬出間伐をする相馬福平さん(59歳)。26歳の時に営業サラリーマンから転職し、現在は育林から素材生産まで請け負う有限会社相馬造林の社長です。 このウインチはコンパクトな上、本体重量は15㎏と軽量なため、道のない現場まで背負子に担ぎ持ち運びができます。・・・・

こちら林業普及指導員です…15

石川県・京都府

お悩み相談室  

主人がケガをして帰ってきた。一人で山に入るのは控えて欲しい」…17 

山を継ぐ 

「共販所で目覚めた『僕は森林所有者』」…18 

奥山総一郎さん一家(岡山県)

 蒸した空気が充ちた夏の山。絞れる程の汗をかきながら、時に鉈を振って先導するのが昭和48年生まれの奥山総一郎さん(写真後列中央)。踏みあとのような道は、やがて一本の沢をまたぐ。
「ここから自分の山」と総一郎さん。ところどころに100年以上の樹齢であろう立派なヒノキが混ざる森。少々息が荒くなる頃、斜面が緩やかになる。そこに鎮座する小さな祠。石造でも木製でもない、陶器の祠。総一郎さんの祖父である順平さんが祀った権現様である。後ろ側には「維時昭和参拾六年六月吉日奥山参代当主」の文字が刻まれる。さらに「◯順」の印が残る・・・・
 
東北地方太平洋沖地震山の絆…20
読者コーナー…22
木材市況
全林協からのお知らせ…24

■3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 

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