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林業新知識 2011年9月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2011年9月号

これぞ山主の特権 仲間と遊ぶ山づくり 圖師哲雄さん(宮崎県)

著者 全国林業改良普及協会
定価 3,560(年間購読料/送料込み)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

技芸の風 

「これぞ山主の特権仲間と遊ぶ山づくり」…1

圖師哲雄さん(宮崎県)

樹高20mはあるクスの枝に包み込まれるようにして造られているツリーハウスは、圖師(ずし)哲雄さんの所有林のシンボルとなっている。近隣の山を見下ろす崖の縁に立っているこの木は、もとからここにあったのではない。圖師さんが35歳のときに、移植のためにバックホーで道を開き、枝振りの良いクスをこの場所まで移した。さらに、枝の剪定をしながら木の成長を待ち、実際に小屋を建てたのは15年後の50歳のとき。並々ならない思い入れの深さは、子どもの頃の夢にまで溯る・・・

グループで実践 山の幸栽培

「原木クリタケ・ナメコ」…6

女性林業研究グループ萌の会(長野県)

山のよろず講座

「おしりポカポカ!ロケットストーブの魅力」…8

荒川純太郎さん(広島県)

ご自宅や作業小屋などで、薪ストーブをお使いの方も多いことと思いますが、「ロケットストーブ」という名称を見聞きされたことはありますか。 実はこのロケットストーブ、従来の薪ストーブとはまったく異なる仕組みで、多くの魅力を秘めているそうです。「日本ロケットストーブ普及協会」代表で、森林所有者でもある荒川純太郎さんにお話を伺いました・・・

魅力再発見の樹木図鑑

「マタタビ」…10

文・川尻秀樹

道具入門 現場の技 

「こうすれば裂けない!広葉樹の安全な伐り方2上級編」…12 

星隆市さん(新潟県)

広葉樹の安全な伐り方先月に続き、偏心した広葉樹を裂かずに伐る安全な伐り方を星隆市さんに伺います。今月は上級編として、星さんがよく使う技の一例を披露していただきました。ポイントは、切っている最中に追い口が開いていくのではなく、ツルを作ってから木が動き出すようなイメージの伐り方です・・・・

こちら林業普及指導員です…15

千葉県・奈良県

お悩み相談室 

「街から山へ嫁いできた。日々息が詰まりそう…」…17 

山を継ぐ 

「父子が辿った道二つが一つに」…18

水上博司さん一家(熊本県)

 熊本県菊池市に水上林業の看板を掲げているのが、水上博司(ひろじ)さんである。昭和26年生まれの、還暦。現在では、旭志林研グループの会長でもある。 水上さん家族が暮らすのは、菊池市南部となる旧旭志村である。広大な阿蘇山の一角である鞍岳の広々とした山裾に広がる旧旭志村では、面積の70%が山林であった。また、過去には「教育と福祉には山をあてる」という村長の考えで村有林率を高める施策が行われてきた土地柄でもある。「夏場になると旧役場の職員が山の手入れに来ていた」と往時を思い返す博司さん。家の周囲も村有林が多かったのである・・・・

東北地方太平洋沖地震山の絆…20
読者コーナー…22
木材市況
全林協からのお知らせ…24

■3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 

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