第49回林業関係広報コンクールにおいて、広報誌部門では「森林環境税情報誌 mamori」(高知県林業振興・環境部 林業環境政策課)が、ホームページ部門では「森の活人」(秩父地域森林林業活性化協議会/埼玉県)が最優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれました。
「森の活人」は、サイトのデザインが良く、閲覧者の視点に立ったやさしく分かりやすい文章で親しみやすさが伝わってくるホームページです。地元で頑張っている林業関係者へのインタビュー記事を多く掲載していること、幅広く深い情報を発信して地域材の利用促進、さらには地域の林業を盛り上げていることなどが高く評価されました。
広報誌名 | 発行者 | |
最優秀賞 | 森林環境税情報誌 mamori | 高知県林業振興・環境部 林業環境政策課 |
優秀賞 | 日本山岳会「高尾の森づくりの会」(東京都) 信州上小森林組合(長野県) | |
奨励賞 | 林業やまなし | 山梨県林業改良普及協会 |
■ホームページ部門
ホームページ名 | 運営者 | |
最優秀賞 | 森の活人 | 秩父地域森林林業活性化協議会(埼玉県) |
優秀賞 | あきた森づくり活動サポートセンター(秋田県) NPO法人 ひょうご森の倶楽部(兵庫県) | |
奨励賞 | バイオマスツアー真庭 | 一般社団法人 真庭観光連盟(岡山県) |
【講評】
以下の、審査員からのコメント、アドバイスを生かして、よりよい広報誌・HPづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
近年は、サイトの制作・運用等のルールがJIS規格で定められていますので、これに準拠して作られるとよいでしょう。
●「総務省東海総合通信局 ウェブアクセシビリティ」。ページ下部の「次のページへ」をクリックしていくと、注意すべき具体項目の主なものが解説されています。
●「FUJITSU JIS X 8341-3:2010 達成基準解説」。こちらは、より詳細なものです。達成基準の青字部分をクリックすると具体的な解説が書かれています。
これらの主たる対象は、国や自治体をはじめとする公的機関サイトですが、社会の流れとしてこのような動きやサイトが増えていることから、他の団体のサイトにおいても、「誰もが使いやすい」ものを目指すに越したことはないでしょう。
なお、アクセシビリティをチェックするツールもいろいろあり、URLを入力するだけで診断してくれる左記のようなものもあります。
●アクセシビリティ適合度をチェックするサイト「HAREL(ハレル)」