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林業新知識 2020年10月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2020年10月号

特集「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 1施業編」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特集...8

「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 1施業編」
後藤國利さん・裕輔さん(大分県)・菊池俊一郎さん(愛媛県)

 本誌7・8月号特集「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」では、
間伐を繰り返しながら資産(山の蓄積)を増やしていく考え方と
実践者のエピソードをご紹介しました。
その記事に「そんなことが本当に可能なのか」「私にもできるのだろうか」
というご感想をいただいたこともあり、今月から2号にわたって、
後藤國利さん・裕輔さん(大分県臼杵市)と菊池俊一郎さん(愛媛県西予市)に
「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」の勘どころを語り合っていただきます。
 菊池さんが豊後水道を渡り、後藤さんの山林を来訪。
後藤さんが所有林を案内するという趣向で、3人の懇談がスタートしました......

山の技...1

「材の自重を利用して搬出する索道技術「野猿」」
野猿による木材搬出研修会(三重県)

 機械による動力を用いず、材の自重を利用して搬出する索道技術、
「野猿(やえん)」をご存じでしょうか。昭和30年代頃までは
よく見られたという搬出法ですが、やがて架線集材、
路網による車両集材へと取って代わられ、
今日ではほとんど利用されることのなくなった技術です。
 今月の当コーナーでは、この伝統技術「野猿」の仕組みをご紹介します
(姉妹誌「現代林業」2008年5月号に掲載した記事を再編集)

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4

「枝打ち1―目的と必要性を考える」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今月号から、育林作業の中でも目的や方法がもっとも多種多様な作業である
「枝打ち」について紹介します。
「枝打ちは古くから一般的な技術であったか」と言えば、そうではありません。
「日本のスギ 第3巻」(全林協/1959年)の第三節「枝打」の中で、
坂口勝美先生は「枝打は、本来は木の成長をはかるためのものではない。
あくまでも木の質をよくしようとするものだ。枝打は、
それほど普及されているとはいえない。めんどうな仕事だからだろうか」
と記されています......

お悩み相談室...17

「中古のバックホーを購入したいが...」

自伐作業をレベルアップしたい。新品は高価なため中古の機械を買いたいが、
長く使うコツなどを教えてほしい......

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「コンテナ苗の生産・出荷」
東黒川林業研究グループ(佐賀県)

こちら林業普及指導員です...20

試行錯誤で森林経営管理制度を推進中(岐阜県)
県産木材を建築や内装に。スタディツアーを開催(沖縄県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

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