「林業の成長産業化」には、IT(情報通信技術)はもちろん、経営手法の改革が欠かせない。
いま何をすべきか、厳しい道を進む先進事例(企業例)から、成長に向けた考え方・手法の基本を学ぶ。
人手不足を解消する技術、透明情報の原点、インフルエンサーなどICT時代のマーケティング手法、シェアリングエコノミーへの企業参入、そしてスモール(規模、資本、人口等)にこそ飛躍の可能性ありを実証する地方の事例など。
さらには、従来の商システムを越えた、サプライチェーン・マネジメントづくりに向けた企業の挑戦など、マメジメント改革の実際を著者が解説。
林業改良普及双書No.186の第二弾。
1936年、東京都生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(MBA)教授、早稲田大学建築市場研究会主宰、NPO 法人「建築市場研究会」理事長、早稲田大学建設ロジスティクス研究会主宰等々を経て、現在、椎野ロジスティクス研究所所長、椎野塾塾長。工学博士。
著書に『建設業の明日を拓くⅢ、山と森と住まい-林野と共生する家づくり』(メディアポート 2008年)、『日本国産材産業の創成~森林から製材、家づくりへのサプライチェーンマネジメント~ 改訂増補版』(堀川保幸と共著 メディアポート 2016年)、『日本木材輸出産業の船出~スギとヒノキと共に日本人の心を世界へ~』(酒井秀夫、堀川保幸と共著 メディアポート 2016年)、『月刊 椎野潤ブログ集 2017年9月号 「日本品質」の実力を知る サービス輸出の時代へ』(メディアポート 2017年)、『月刊 椎野潤ブログ集 2017年10月号 姿を見せる次世代型 AIが創る進化形』(メディアポート 2017年)、『月刊 椎野潤ブログ集 2017年11月号 人・社会・経済の「健康」創造 ガイア仮説による再検証』(メディアポート 2017年)ほか多数。