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2024年04月12日広報コンクール第57回(令和5年度)林業関係広報コンクール審査結果

 第57回林業関係広報コンクールにおいて、広報誌部門では「林業福島」公益社団法人 福島県森林・林業・緑化協会が、ホームページ部門では「みやぎ森林・林業未来創造カレッジ」みやぎ森林・林業未来創造機構(宮城県)が、最優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれました。
 
広報誌部門 最優秀賞                          ホームページ部門 最優秀賞
「林業福島」                                 「みやぎ森林・林業未来創造カレッジ」
公益社団法人福島県森林・林業・緑化協会             みやぎ森林・林業未来創造機構
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「林業福島」は、長年にわたり、月刊で発行し続けていること、表紙の写真に、森林・林業写真コンクールの入賞作品を採用していること、記事は県からの情報提供のほか、他の林業団体の活動紹介もありバラエティーに富んでいること、レイアウトが統一され、行間も確保されて読みやすいこと、などが高く評価されました。

「みやぎ森林・林業未来創造カレッジ」は、サイト開設の目的(研修生募集)と、サイトのデザイン・コンテンツなどが見事に合致しているホームページであること、知りたい情報が手に入れやすい仕組みになっており、更新もしっかりされていること、動画を多く活用し若年層に効果的にPRできること、などが高く評価されました。


このコンクールは、一般社団法人全国林業改良普及協会の主催で、林野庁が後援、全国森林組合連合会が協賛して開かれました。
今回の応募総数は広報誌部門が9点、ホームページ部門が10点でした。
ご応募、誠にありがとうございました。

 

受賞団体一覧

 ■広報誌部門

・最優秀賞
林業福島(公益社団法人 福島県森林・林業・緑化協会)

・優秀
やまびこ(信州上小森林組合/長野県

・奨励賞
むささび(北信州森林組合/長野県)
ウッディとよた通信(豊田森林組合/愛知県)
もりのかぜ だ・よ・り(認定特定非営利活動法人 森林の風/愛知県)
みどりの大和(奈良県林業改良普及協会)
林業みやざき(公益社団法人 宮崎県森林林業協会・研修センター)

※リンク先から広報誌を閲覧できます
 
 ■ホームページ部門

 【講評】
以下の、審査員からのコメント、アドバイスを生かして、よりよい広報誌・HPづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。


広報誌部門

・ホームページが台頭してきたときに紙媒体の価値が問われましたが、紙媒体は今でも強い訴求力を持ちます。これからも広報誌の特色(地域性、限定性など)を生かし、読者に寄り添った記事づくりをしていただきたいです。

・あまり多くの色を使わずに、本文の書体も2、3種類にして、ルールを決めた上でシンプルに作り込んでいくとよいでしょう。

・本文の縦組み、横組みの混在が多いと読みにくくなります。

・長い文章には小見出しを入れましょう(本文だけの記事があります)。

・見出しの「~について」は入れないほうが良いでしょう。

・行事の報告だけでなく、執筆者の顔が見えるような、読者参加型の要素も必要です。

・「取り組み」、「取組」など、表記がばらばらならにないように統一が必要です。

・チラシや広報誌用の陳列棚は、冊子の上の部分だけが少し見えるように並べられていることが多いので、その部分(タイトルまわり)のデザインが重要です。

ホームページ部門

・スマートフォンからアクセスしてもサイトのフォーマットが崩れない、スマートフォン対応型サイトのシステムを導入するのもよいでしょう。

・現在、ネットへのアクセスは、PCよりもスマホからの方が多くなっています。 

・動画コンテンツやSNSを活用したWEBサイトが増えてきています。

・トップページで、どんなサイトなのか、はっきり分かるようにすることが大事です。

・記事ごとに更新日時を表示すること。いつの情報なのか分かることが大切です。

・基本情報は本サイトに置いておいて、フェイスブックやツイッター、インスタグラム等を併用して最新情報の更新を行うところが増えています。

・無料のホームページ制作ソフト(CMS)があり、これを使うと、簡単な操作で見栄え良くレイアウト、デザインができ、自分たちでホームページを更新・管理できます。経費を抑えたい場合にも有効です。

・平成28年4月より「障害者差別解消法」が施行されました。障害者の方は紙媒体よりもインターネットを使って情報収集することが多いです。視覚障害のある方が見やすいようにホームページでも配慮が求められるようになりました。例えば、視覚障害者の方は、音声読み上げソフトを使ってサイト情報を得るので、ソフトで文字をきちんと読めるような作り方を行います。他には、色彩だけで区別するような情報提供の仕方は避けましょう(例えば、背景色を濃い色の状態で見出しに黄色と白色を使い、黄色は○○を表し、白色は××を表すといった情報提供は避ける)。

・ホームページは、広く一般に開かれた媒体であるため、近年はルール(JIS)が作られています。これに準拠してホームページを作るとよいでしょう。

広報誌・ホームページ 両方の媒体を持っている方へ

・広報誌とホームページのコンテンツを別々に考えるのではなく、双方の記事を共有したり、連携させたりすることで、より質が高まり、発信力も高まっていくでしょう。・広報誌をホームページで公開して、多くの人が閲覧できるようにしている応募作品もあります(ホームページがアーカイブとして機能します)。

・近年は、サイトの制作・運用等のルールがJIS規格で定められていますので、これに準拠して作られるとよいでしょう。

・動画を活用する団体が増えています。アクセシビリティの観点から、動画に字幕を付ける等の対応を行うと視聴者に親切です。

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