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「読む」植物図鑑 樹木・野草から森の生活文化まで vol.1

単行本森と親しむ本・森の魅力を伝える本

「読む」植物図鑑 樹木・野草から森の生活文化まで vol.1

森林インストラクター、川尻秀樹が野山で出会った世界。 好奇心と知の探求。第一弾。

著者 川尻秀樹
定価 2,200円 (本体2,000円)
ISBN ISBN978-4-88138-180-9
体裁 四六判 348頁

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「読んで楽しむ図鑑」が登場しました。「図鑑」といっても、名前を調べるための従来の図鑑とは一味違います。樹木、山野草をはじめ、森の動植物について、その特色、エピソード、由来、歳時記的知識に加え、野山での著者と動植物との出会い、自然と人とのつきあいなど がいきいきと描かれます。

岐阜県林務職員で森林インストラクターとして活躍する著者川尻秀樹氏と、 野山の植物と生きる人々との出会いもまた魅力的に描かれます。森と生きる人々の知恵、共生・すみわけの姿が浮かび上がります。人、生き物みんな主人公。思 わぬもの同士が結びつく。「あっ」という感動、学びが生まれます。森林インストラクター活動の知識をグンと広げてくれる本です。

続編も好評発売中!

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著者プロフィール

川尻秀樹

川尻 秀樹(かわじり ひでき)
1959年、岐阜県美濃市生まれ。日本大学農獣医学部卒業後、東京農工大学を経て岐阜県職員となる。林木育種や組織培養の試験研究業と岐阜県林業短期大学校講師を兼務。その後、環境教育活動や野外活動に参加し、指導者養成にもあたっている。
樹木医、森林インストラクター(全国森林インストラクター会理事)、技術士(林業部門)、きのこアドバイザー、ネイチャーゲーム指導員(岐阜県協会理事)、測量士、キャンプインストラクター、CONEトレーナー・ コーディネーター、Project Learning Tree(米国森林協議会上級指導者)、Project WILD(米国環境審議会上級指導者)、Advanced Tree Climber。森林たくみ塾顧問、ツリークライミングジャパン副代表、NPO法人メタセコイアの森の仲間たち顧問、天生県立自然公園公認ガイドアドバイ ザー。岐阜を基点に全国を飛び回り、森の生活文化を伝える多彩な活動を展開している。

主要目次

第1章 森の樹木

マンサク 合掌造りを支えた「ネッソ」
シデコブシ 分布が限られた希少な樹木
サクラ1 語源とことわざ-稲作に深い縁
ウワミズザクラ これもサクラの仲間
シキミ 強い毒、お守りや魔よけに
ウコギ科の樹木 おいしい木の芽の代表、薬としても重宝
ヤマウコギ 仲間のエゾウコギには、脳の若返り効果も
ホオノキ 大きな葉は里山の食器
ヤマボウシ ところ変われば呼び名も変わる
クチナシ 甘い香りで初夏を告げる
タケ、ササ タケとササの見分け方は?
トチノキ1 花の色で、マルハナバチに合図する
エゴノキ 魚毒、洗剤、和傘材料にも
クリ1 実だけでなく、葉や樹皮も役に立つ
タマアジサイ・ノリウツギ 「ヤマタバコ」と煙管
シナノキ、ボダイジュ 真の「ボダイジュ」とは?
ナツツバキ 花の命は一日だけ、盛者必衰の理
リョウブ 若葉は重要な救荒食だった
マタタビ ネコにマタタビ、人に「木天蓼」
カヤ おいしい果実、良質な油の原料にも
ヌルデ1 虫コブからつくる「五倍子」
イチョウ2 泳ぐ精子が世界を驚かせた
ブナ科の樹木 ドングリは何の実?
アラカシ 暖温帯を代表するカシ
ブナ1 「ブナが豊作だと、農作物は凶作」
イチイ1 ロビンフットも愛用した弓の材料
サルトリイバラ 棘は「猿を捕る」ほど鋭くない
シュロ 利用価値が高い、身近なヤシの仲間
スギ 古来から、日本人の信仰と強く結びつく
ソヨゴ パチパチと燃える音が神事に好まれた
センリョウ、マンリョウ 「千両、万両、有り通し」の縁起物
ナンテン 難を転じて万事成就

第2章 山野草

カタクリ 減少しつつある早春の風物詩
ワラビ 食用の歴史は古く、万葉集にも登場
ゼンマイ 防水性に優れる「ゼンマイ布」
ワサビ 栽培は江戸時代から、にぎり寿司にも欠かせない
ウド 「日本の春の香り」を代表する山菜
ヤブレガサ、モミジガサ 似たもの同士の山菜、おいしいのはどちら?
ウワバミソウ 秋まで収穫できる便利な山菜
ギョウジャニンニク 繁殖力は弱いが、滋養たっぷりの山菜
イタドリ 雪国の貴重な保存食
ツチアケビ 林下の「赤ウインナー」はランの仲間
ミョウガ 「食べると物忘れする」は仏教由来の迷信
クズ かつては生活に密着、今では林業の厄介者
カラムシ 「織り姫」が継承する「カラムシ織り」
トリカブト 毒草の代表かつ重要な薬草

第3章 森の生き物(省略)
第4章 きのこ(省略)
第5章 森の技術(省略)

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