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林業新知識 2020年7月号

雑誌月刊 「林業新知識」

林業新知識 2020年7月号

特集「伐ってもどんどん増える 反復収穫林業の研究 1」

著者 ---
定価 4,320(年間購読料/税・送料込)円
ISBN ---
体裁 B5判 24頁

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主要目次

特集...8

「伐ってもどんどん増える
 反復収穫林業の研究 1 」
編集部

 みなさんが所有する山林の木が大きくなっている今、
このようなことを考えたことはありませんか。
大きくなった木を少しづつ収穫し、
毎年のように収入を継続していけないかと。
実はこれを実践する山主さんがおられます。
その実践が教えてくれるのは、
「山林を伐採した収入を毎年定期的に継続することは可能」ということです。

 ただ、ここで一つの疑問が湧いてきます。
毎年伐採していたら、そのうち立木が減っていき、
在庫がなくなってしまうのでは?

 実はこの答えもすでに出ています。結論から言うと、
毎年伐り続けていっても、立木の本数は確かに減りますが、
山の資産である材積(在庫)は逆に増え続けていくことも実証されています......

山に生きる...1

「体も心も元気はつらつ!
〝お母さん〟たちの山菜共同作業」
梅内山菜倶楽部(秋田県)

「二ツ井宝の森林プロジェクト」(秋田県)の取り組みを
弊誌2019年12月号で掲載しました。その内容は、
集落の森林整備を進めながら、C材や広葉樹材を薪とすることで
道の駅や個人宅にエネルギーを供給するなど、
木の駅をきっかけにして集落にエネルギー産業を興した取り組みでした。

 その記事が主に集落の男性陣による取り組みだったのに対し、
今月の当コーナーでは女性陣による取り組みである
「梅内山菜倶楽部」のプロジェクトをご紹介します......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4

「造林後の保育「補植・下刈り」」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回からは造林後の保育について考えましょう。
まずは、「補植と下刈り」について解説します。

 最初に、あなたが良質な苗木を造林した日が、
風のない曇天日で山の土が湿っていたなら、
苗は活着して葉がみずみずしい緑色を示すだけでなく、
夏までに新芽を10cm以上伸ばすことでしょう。

 しかし晴天時に、根が干からびたまま植えたとか、
葉が萎れた苗木を植えたとか、植え方が適切でなかった場合、
数週間のうちに葉が乾燥して黄色~茶褐色がかって、苗が枯損します。

 また造林後に、シカの食害や気象害でも同様に枯損が発生します。

 枯損が発生すれば、林業では基本的に目標密度を確保するため、
また造林補助金などを受けた場合は補助要件を満たすため、
「補植」作業をします......

お悩み相談室...17

「ロープを使った特殊伐採を始めたい...」

 お寺の巨木を、木に登りロープ等を駆使して除去する作業を
見る機会があり、魅了されました。
私も特殊伐採の仕事を始めたい思いです......

林研コーナー 私たちのチャレンジ...18

「苗木生産研修会を開催」
やつしろ林業研究グループ(熊本県)

こちら林業普及指導員です...20

コンテナ苗の下刈り省力化方法を調査(茨城県)
めざせ!「 尾鷲ヒノキはすべてFSC認証材」(三重県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24

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