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2017年04月05日広報コンクール第51回(平成28年度)林業関係広報コンクール審査結果

 第51回林業関係広報コンクールにおいて、広報誌部門では「情報誌『以森伝心』」(公益社団法人京都モデルフォレスト協会)が、ホームページ部門では「かながわ森林インストラクターの会」(NPO法人 かながわ森林インストラクターの会)が最優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれました。 
 
 
     広報誌部門 最優秀賞            ホームページ部門 最優秀賞
      情報誌「以森伝心」            かながわ森林インストラクターの会
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   このコンクールは、一般社団法人全国林業改良普及協会の主催で、林野庁が後援、全国森林組合連合会が協賛して開かれました。
 
「情報誌『以森伝心』」は、完成度の高い広報誌です。まず、巻頭特集の企画が優れています。一方で、地域で森林保全活動に取り組むグループや林業の現場の方々の報告も欠かさず掲載し、構成のバランスが良いこと、表紙の写真やデザインも目を引くことなどが高く評価されました。

「かながわ森林インストラクターの会」は、外注せずに内部で制作・更新を行っている費用対効果に優れたホームページです。更新頻度が高く、ブログ、フェイスブック、ツイッターを併用していること、森林に関する知識や技術の情報の充実、過去の活動内容まで掲載しアーカイブとしての役割を果たしていることなどが高く評価されました。
 
 このコンクールは、一般社団法人全国林業改良普及協会の主催で、林野庁が後援、全国森林組合連合会が協賛して開かれました。
 今回の応募総数は広報誌部門が15点、ホームページ部門が16点でした。
 ご応募、誠にありがとうございました。
 

  ■広報誌部門   


広報誌名発行者

最優
秀賞
情報誌「以森伝心」公益社団法人京都モデルフォレスト協会
優秀賞林業いばらき

NPO法人 やまぼうし自然学校 ニューズレター
茨城県林業改良普及協会

NPO法人 やまぼうし自然学校(長野県)
奨励賞緑を守り育てる宮城県連絡会議ニュース

会報 もりのとも
緑を守り育てる宮城県連絡会議

NPO法人 森林遊びサポートセンター(北海道)
  ※「以森伝心」「緑を守り育てる宮城県連絡会議ニュース」「会報 もりのとも」の各広報誌は、インターネット上で公開されています。発行者のホームページにアクセスしてご覧下さい。


 ■ホームページ部門

 
ホームページ名
運営者
最優
かながわ森林インストラクターの会 NPO法人 かながわ森林インストラクターの会(神奈川県)
優秀賞

 100年の森輝く~登米町(とよままち)森林組合

登米町森林組合 総務課(宮城県)

千葉県森林インストラクター会

奨励賞

木づかいのまち おだわら

森・人・こうち応援ネット

おだわら森林・林業・木材産業再生協議会(神奈川県)

高知県林業振興・環境部林業環境政策課

 

 【講評】 

以下の、審査員からのコメント、アドバイスを生かして、よりよい広報誌・HPづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

[広報誌部門]
・あまり多くの色を使わずに、本文の書体も2、3種類にして、ルールを決めた上でシンプルに作り込んでいくとよいでしょう。
・本文の縦組み、横組みの混在が多いと読みにくくなります。
・長い文章には小見出しを入れましょう(本文だけの記事があります)。
・行事の報告だけでなく、執筆者の顔が見えるような、読者参加型の要素も必要です。
・「取り組み」、「取組」など、表記がばらばらならにないように統一が必要です。
・チラシや広報誌用の陳列棚は、冊子の上の部分だけが少し見えるように並べられていることが多いので、その部分(タイトルまわり)のデザインが重要です。
 
 
[HP部門]
・スマートフォンからアクセスしてもサイトのフォーマットが崩れない、スマートフォン対応型サイトのシステムを導入するのもよいでしょう。
 ・スマートフォンからアクセスしてもサイトのフォーマットが崩れない、スマートフォン対応型サイトのシステムを導入するのもよいでしょう。(現在、ネットへのアクセスはスマホとPCから半々の割合で、今後はスマホからのアクセスがPCを上回る勢いです)・「ワードプレス」といった無料のホームページ制作ソフトがあり、これを使うと、簡単な操作で見栄え良くレイアウト、デザインができ、自分たちでHPを更新・管理できます。経費を抑えたい場合にも有効です。・平成28年4月より「障害者差別解消法」が施行されます。障害者の方は紙媒体よりもインターネットを使って情報収集することが多いです。視覚障害のある方が見やすいようにHPでも配慮が求められるようになりました。例えば、視覚障害者の方は、音声読み上げソフトを使ってサイト情報を得るので、ソフトで文字をきちんと読めるような作り方を行います。他には、色彩だけで区別するような情報提供の仕方は避けましょう(例えば、背景色を濃い色の状態で見出しに黄色と白色を使い、黄色は○○を表し、白色は××を表すといった情報提供は避ける)。
・ホームページは、広く一般に開かれた媒体であるため、近年はルール(JIS)が作られています。これに準拠してホームページを作るとよいでしょう。(詳しくは別紙)
・トップページで、どのようなサイトなのか、はっきり分かるようにすることが大事です。
・記事ごとに更新日時を表示すること。いつの情報なのか分かることが大切です。
・基本情報は本サイトに置いておいて、フェイスブックやツイッターを併用して最新情報の更新を行うところが増えています。
 
 
[広報誌・HP 両方の媒体を持っている方へ]
・広報誌とHPのコンテンツを別々に考えるのではなく、双方の記事を共有したり、連携させたりすることで、より質が高まり、発信力も高まっていくでしょう。
・広報誌をHPで公開して、より多くの人が閲覧できるようにしている応募作品もあります。
 
 

近年は、サイトの制作・運用等のルールがJIS規格で定められていますので、これに準拠して作られるとよいでしょう。 

 総務省は、JISに基づいた「みんなの公共サイト運用モデル」を定め、公的機関のサイトはこれに準じるように推奨しています。
 冊子として販売されており、内容も多岐にわたります。
 ガイドラインのようなものとしては、以下のサイトが参考になるかもしれません。

●「総務省東海総合通信局 ウェブアクセシビリティ」。ページ下部の「次のページへ」をクリックしていくと、注意すべき具体項目の主なものが解説されています。

●「FUJITSU JIS X 8341-3:2010 達成基準解説」。こちらは、より詳細なものです。達成基準の青字部分をクリックすると具体的な解説が書かれています。

 これらの主たる対象は、国や自治体をはじめとする公的機関サイトですが、社会の流れとしてこのような動きやサイトが増えていることから、他の団体のサイトにおいても、「誰もが使いやすい」ものを目指すに越したことはないでしょう。

 なお、アクセシビリティをチェックするツールもいろいろあり、URLを入力するだけで診断してくれる左記のようなものもあります。

●アクセシビリティ適合度をチェックするサイト「HAREL(ハレル)

 

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