チップの底力
今月から新たにスタートした現場があります。
谷底を真っ直ぐと伸びる作業道 (赤線) に支線が所々生えています。総延長は2キロ程です。
作業道と並行して公道 (青線) があり、公道から上が概ね雑山。
山主ごとに色が分かれています。
40年生から50年生の杉林が多くを占め、作業道奥の緑色の山主さんの山に90年生の林分と
その下、オレンジの斜線の山主さんの山に70年生の林分があります。
現在、伐開中ですが、作業道の開設(外注)が他の現場の仕上げ作業と並行するため
ある程度切り進んで、伐開は一旦止め置く事になりそうです。
この現場は、前回も搬出間伐に入っているため、今回は2順目となります。
前回は、今回の作業道付近の材は搬出できず切り捨て間伐を行ったのみでした。
そのときの名残で、4~5メートル程に玉切られた材がそこらじゅうに散らばっており
物によってはチップで出せる材もあるかもしれません。
チップと言えば、3年か程前の雪害でベタ扱けした場所 (オレンジの丸で囲ってある地点) に道を付け、この材も回収してしまおうという計画もあります。 ここの所、チップの価格が上がってきているので、このようにチップで採算をあわせてゆく事もプランとして成り立ってきています。 (以前は、山主の満足度を高めるため見た目に綺麗になるように予算の許す範囲で出す事もありましたが、この現場のような長い道を作る事は無かったように記憶しています。)
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