森林施業プランナー育成研修
6月19日から4週間にわたり、全森連さんが実施主体となり、156の森林組合等の林業事業体が提案型森林施業を行うための、森林施業プランナー育成研修が日吉で始まりました。
一回の研修は4日間にわたり、施業集約化の意義とコストの関係、森林施業プラン作成のための現地調査、そのデータを基にしたプランの作成実習などがおこなわれました。
私は後半の現地調査、プランの作成実習を受け持ち、北海道と関東の森林組合の方と一緒に2日間を過ごしました。普段やっていることとはいえ、それを人に教えようと思うとなかなか難しく、ちゃんと伝わっているかなぁ、と思ったりもしましたが、自分の失敗談などを交えながら講習を進めました。
それと全国各地の方と話していると、一口に「森林施業」と言っても各地の山それぞれに違いがあり、補助金などの制度の違いもあり、今回の研修の日吉森林プランがそのまま使えるわけ訳はなく、それぞれの地域の実情に合わせたプランが必要になるだろうと思いました。とはいえ、間伐遅れの山が日本中から早く無くなるように、研修が少しでも生かされればと思います。
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