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短い作業道の現場

先日、作業道の総延長が250mという現場の搬出間伐を行いました。
一口に250mと言っても、スタート地点から50mは田の横を通過させてもらうだけなので搬出間伐の対象外。
そこから50mくらいは、風雪外による倒木で家屋を損傷しかねない危険な林分の皆伐(ハーベスターにより造材し搬出する)。
その後、100m程は胸高直径およそ16~20㎝くらいの疎らなスギ林があり、
最後の50m程はヒノキの過密林分。
一本道の作業道です。

ハーベスタの処理速度が、木こり3人の伐倒分に凡そ比例する事。 
さらに、ハーベスターの前後20m区間は、危険なので伐倒できない事

などの条件を考えると。。。


先行して皆伐分を先に切っておいて、ハーベスターが処理している間に奥のスギ林を搬出間伐。

スギエリアは本数も距離もないので、ハーベスターをやり過ごしつつ、追いかけるようにスギ林を搬出間伐。

奥のヒノキ林でハーベスターに間伐を行ってもらっている間に、継続してスギ林の搬出間伐。

ハーベスターがヒノキ林から出てきたら、アームが届かなかった木の搬出間伐。


といった工程での展開が考えられました。
これで、皆伐分をハーベスターの来る前日までに切っておくと
木こり1人くらいで釣り合うのではないかと思われました。


hatagow.jpg

ところが、前日に境界の件で奥の50m程は作業凍結。
急遽、木こりを二人に増員。


先行して皆伐分を先に切っておいて、ハーベスターが処理している間に奥のスギ林を搬出間伐。

スギエリアは本数も距離もないので、ハーベスターをやり過ごしつつ、追いかけるようにスギ林を搬出間伐。


といった形に工程を書き換えたのですが、
ヒノキ林で余裕を見ていた分が無くなってバタバタ。
ハーベスターも朝一から稼動して、3時には作業終了。
途中、視察の方々も来られた事を思うと非常に早く終了した現場では無いかと思います。

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京都の中央部、日吉町森林組合は『森林プラン』で山づくり。
山村に活力!
(現場職員&事務職員二人体制で更新)

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