作業道の水の処理-横断溝
今日は完成した作業道の測量に行ってきました。
作業道作りは今や私達の組合では、なくてはならない作業の一つです。
そのため、安全で低コストの作業道を作る必要があり、
道の設計はとても重要な作業なのですが、
この設計が難しい!
完成した作業道を歩いて、いろいろ気付くことがありました。
そのなかに水の処理があります。
荒れない作業道を作ろうと思えば、水の処理が大切になってくるのですが、私達の組合では、路面をはしる水の処理するのに、現地調達の間伐材を利用した横断溝を使っています。
水が湧いているところを見つけ、道に対してどれくらい、どう流れているか、道の勾配はどうか、山からの集まる水の量は?などなどを判断して入れていくのですが、
適切な位置に入れるのはなかなか難しいです。
今日行った現場でも、こうした方が良かったと思うところがありました。
例えば、緩くカーブした道では、カーブの上で入れるべきで、カーブの下で入れても、水はそのままカーブの外側に走って行ってしまい、横断溝が用を足さない。といったことや、岩のあることろは水が浸み出て道をはしること、勾配が緩くなるところでは水が溜まりやすいので、その手前で入れること。
などなど先輩に教えてもらいながら測量していまいした。
私が作業道を設計できるようになるまで、まだまだ道のりは遠いようです。
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