治山間伐
今、畑郷地区の治山間伐に入ってます。
まず、治山間伐を一言で説明するなら、水源涵養機能改良のための様々な施業・工事
という事になるんじゃないでしょうか。
砂防ダムの建設、表土流出の防止、土壌崩壊を起こした山の復旧工事、保安林の改良・保育。
この中には土木作業もありますが、日吉で「きこり」が関わっているのは、主に「保安林の改良・保育」と「表土流出の防止」の2点です。
京都府の治山事業に関するページ
http://www.pref.kyoto.jp/shinrinhozen/13000010.html
今は、保安林の改良…つまり、切り捨て間伐を行っているわけです。
日吉で治山間伐を行っていると、比較的若い林分が主になっているのですが
ポツポツと勿体無い林分に出くわす。
胸高経20センチクラスからの桧の林分があったりするのです。
なんで作業道をつくって搬出しないのか?
搬出しましょうよ。
非常に疑問に思って、治山担当の事務の者に聞いてみました。
何の事は無い。
今までは、治山間伐を行っていた林分が若かったため
搬出しなかっただけでした。
来年度(19年度)から作業道を入れて搬出間伐を行うらしいです。
しかし、保安林内での搬出間伐は殆ど例が無く
どういったデザインを描いてゆくのか、
いまから楽しみ。
最近のコメント