2月 全体会議+20日会議 ①
先日、定例の全体会議と20日会議が同時に行われました。
情報は職員全員が把握できるよう常にオープンに、ということから、会議は組合長以下、職員全員が集まり、組合の今後の動向から、経理状況、現場の作業レベル−1本の木をどう伐るか−の話しまで、すべてのことが話し合われます。
今回の会議のテーマは
①前年度比の損益の状況。特に今回は1月で年度が終了するので、一年間の総括。
②給料の査定グラフの改訂案について。
③間伐などの施業が完了した現場の反省。
の3つでした。
毎度、学ぶことの多い会議ですが、一度に書くとヴォリュームが大きすぎるので、テーマ毎に分けて書きたいと思います。
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①の経理状況は、前年度対比の損益を計算し、今年は何で儲かって、何で費用がかさんだか。今後の改善点は何か?ということを明らかにするために話し合われます。今年度は事業の中心である「森林施業プラン」による作業道開設・間伐と視察・研修などの受け入れの収益がアップしました。一方、損益では機械のメンテナンス費用がかさみました。今後は事業を伸ばしつつ、機械を大切に扱うことが確認されました。
課長からの会計報告と、参事の補足解説があり、損益の状態を朧げにイメージしています。会議の雰囲気も、大概は議論にまで発展しないのが現状でしょうか……。数字を聞いて日頃の状況を加味した上で議論を展開できるかどうかというのは、経営者的な見識の有無なのではないのかなと思っています。せっかく会計の報告があるのだから、その方面の能力も磨きたいところです。(西田)
確かに、会計の数字は理解しにくいと私も思います。家計簿のように思えばいいのかもしれませんが、家計よりも複雑で、金額も大きいので数字に実感がもてないのです。おそらく、家計ように、その数字に実感がもてれば、(例えば食費の比率は何%で、大根がいくらか) 組合の会計も分かるようになるのかな、と自分として思っています。まだまだ分からないことが多く、経営面も林業の知識とともに深めていきたいです。組合は経営があってこそ林業ができる。ボランティアとはここが大きく違い、シビアになるべきところだと思います。(上野)
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