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山をつくる

山主さんはお客様。
地域の人たちと一緒に「山」を守っていきます。

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山の境界

今日は、山林の所有者界を確定するお手伝いに行ってきました。
ある山主さんから、境界を確定したいから近所の山主さんに声をかけて欲しい、と頼まれたのが発端ですが、山林の境界の確定は、日吉でも難しい問題になってきました。

それは、これまで実際に山の手入れをしてきた方々から、
山に対して興味を持っていない息子さんに代替わりし、
山があるのは知っているが、どこにあるのか分からない、という方がでてき始めたからです。

そこで、組合で境界杭を希望者に無料で配り、
なんとか今のうちに境界を確定しておいてもらおう!と考えました。
今回は山主さんから希望があったため、お手伝いに行ったのですが、
配った杭は皆さんそれぞれに打って頂き、
さらに地番が分かるように表示する札を作って配り、
境界の画定に努めています。

そんなわけで、今日は冷たい雨が降っていましたが、
依頼を頂いた山主さん、その方と境界を接していて周辺の山にも詳しい方、
杭を背負った僕の三人で、8筆分の境界を確定しました。
三人で半日歩いて山をまわったのですが、
こんなふうに山主さん一緒に山を歩くのが僕は好きです。
歩きながらその山にまつわるいろんな話しが聞けるからです。

「この山はワシの父親の代に植えて、一緒に枝打ちに来て・・・」

「ここはもともとあの人の山だったけど売りにだしたら、あの人が買って、それからまた・・・・」

そんな話しを聞いていると、山主さんと山ににいろいろな歴史を感じます。
そうすると、それまで以上にその山に愛着を感じるのです。
いつか日吉の山全てをそんなふうに感じたいなーと思いつつ、
雨の山の中を歩いていました。

コメント

Posted by: 西田@日吉   [ 2006年12月17日 03:26 ]

できれば、山主さんとは私も一緒に歩きたいです。^^
やっぱり、その人の雰囲気が分からないと、こちらとしても感情のこもりかたが変わってきますからね〜。

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京都の中央部、日吉町森林組合は『森林プラン』で山づくり。
山村に活力!
(現場職員&事務職員二人体制で更新)

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