胡麻 平迫界隈〜ハーベスターin
まず、日吉で扱っているハーベスターですが。キャタピラー三菱の308シリーズにケトーの51がついてます。
去年購入して今年製品として納品されてきた新品!
コイツがとても良く働いてくれる(50〜70立方/日)ので、現場も事務もハーベスターのスケジュールを中心に段取りを展開します。
悪くいえば振り回されっぱなしな訳です^^
重機を遊ばせたくないですから、なるべく止めないようにしています。
今年の秋口くらいから預かっている現場で、胡麻という地区に平迫と呼ばれる界隈があります。
既にハーベスター用の搬出間伐を行っていて、170㎥程の量の木を伐倒。
ハーベスターが造材するのを待っていた現場です。
伐倒後、ハーベスターが造材しながら作業道を進んでいきます。
さて、ハーベスターが造材を済ませ、そのまま搬出に突入できれば楽なのですが。
搬出に突入する前に木こりには仕事が残っています。
そして、その「残された木こり仕事」についてですが。
その説明に移るまえに少し説明を。。。
先に「ハーベスター用の搬出間伐」と言いましたが、それは、ハーベスタが効率よく、しかも立木にキズをつけずに作業ができるよう配慮をしながら伐倒をするという事で、伐倒後は木が整然と道に対して直角方向に倒れます。
伐採中
伐採後(すっかり暗くなってしまいました)
ですので、作業道の両側に林分のある場合。地理的条件にもよるのですが(V字形状の谷の現場では特に)片側の林分の伐倒を終えた段階で、作業道は木でいっぱいになってしまい、造材をしないと残り片側の林分の伐倒ができないといった状態に陥ってしまうわけです。
つまり、木こりに残された仕事とはハーベスターが造材した後を追いかけるように、残りの林分の伐倒をこなす作業になるわけです。
繰り返しになりますが、原則的にハーベスターは止めません。
そこで、胡麻地区の平迫に残された木こり作業についてですが。
実は、ハーベスターが来る数日前から急ぎの現場が他から入って、木こりが手薄になってしまうという状態が発生してしまいました。
更に同時進行中の別の現場に搬出がらみの仕事で木こりが張り付かなければならなくなるという事態が発生。
ハーベスターは猛烈に迫ってくるし、木こりは全くの手薄。
このままではハーベスターの作業が止まって作業にロスが生じ、山主さんへのバックも減ってしまうかもしれない。
とりあえず関係する木こり達で打ち合わせ。
急ぎの現場は作業が片付き次第応援に来てもらうよう段取り。
同時進行中の現場に関してはその現場の搬出担当と話し合ってもらってタイミングを見て応援してもらうよう段取りしてもらいました。
とにかく、ハーベスターが現場にきている時が一番ヒートアップします。
ε- (^、^;
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