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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

2011年5月24日

ツバメもびっくり

朝、村の中央を通る県道を上流側へ向かって走っていると、突然屋根に雪を載せた車とすれ違いました。


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 昨日、「明日はみぞれの可能性があるので、畑にシンテックス(=寒冷紗)をかけるように」との村内放送がありましたが、予報的中でした。考えてみれば、昨日だか一昨日に紋別で雪が観測されていましたね。
 それにしても「どれだけ寒いんだよぉ~」と言ってしまう、朝でした。

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2011年5月23日

今年の林業体験

毎年お手伝いしている町田市の小学生による林業体験。一日目の地域の皆さんとの除伐体験プログラムに加え、二日目は、今年から遊歩道作りをはじめました。


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 森林組合が間伐を行った林内のヤブを片付けて、保養施設を訪れる皆さんのための歩道を整備する作業です。施設の従業員や、引率職員の皆さんに指導してもらいながら、林の中に着々と道が出来上がってゆきます。


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 道作りの指導ははじめてだったため、子どもたちの作業速度が速く、3年分の計画地が今年だけで完成してしまうという嬉しい誤算がありました。最後は行き止まりの予定だった道がループ状に開通し、階段までついてしまいました。


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 作業は来年以降も続く予定なので、「歩道建設中・子ども体験」という看板を設置して、今年の作業を終えました。
 道作りを通じて、森との結び付きを深めてくれた子どもたちが、また大人たちを連れて来てくれることを密かに祈っています。

2011年5月19日

信州そまびとクラブ総会

昨日、NPO法人信州そまびとクラブの理事会と第9回総会に参加しました。


 総会に先立って行われた理事会で、長く続く赤字解消のための方策が話し合われ、その決定を総会に諮ったのですが、出席してくださった会員の皆様から対策案が出され、とにかく職員だけで頑張ってしまわずに、今年度は広く会員のみなさんと定期的に話し合いながら対応してゆく、という結論に達しました。詳細は信州そまびとクラブのブログにあげておきましたので、そちらをご覧ください。

 NPOという活動。世間ではかなり認知されつつありますが、なかなかその利点を活かして元気よく活動してゆくのは難しいのかな?と考えてしまいました。そして林業の素材生産で食ってゆくことの難しさも加わり、ことは簡単ではないようです。
 専従を離れ、積極的に参加できない負い目があることと、とにかくそこで生活している人の現実が優先されるという考えで、口を挟まないよう心がけている者にとって、会員の皆さんの強い思いは多くの意味を持つものでした。今日も一日、作業をしながらそのことを考えていました。

2011年5月12日

遅い春

毎年、標高の低いところから順番に桜が咲いて、それを追うようにカラマツの芽吹きが登ってゆくように思うのですが、今年は春の気温が低かったからなのか、桜とカラマツがほぼ同時に進んでいます。(たぶん)珍しい光景だと思うので、記録に残しておきます。

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 一本だけ現役だった鯉のぼりが、桜のかげになってしまって残念。
 画像中央の濃い緑はアカマツ。その両側がカラマツの芽吹きです。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

お知らせ

要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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