たぶん、これほど間抜けな方はいないと思いますが、何かの参考になるかと恥を承知で報告します。今月14日から昨日まで四泊五日、入院をしていました。病名は感染症。原因は本当にささやかな擦り傷です。
その擦り傷は4月3日。外出先から戻り、家の外でちょっとした荷下ろしをしているときに、誤って右足膝を擦りむいてしまったものです。
この時、傷をよく洗浄し、ゲンタシンのひとつもぬっておけば良かったのですが、早く傷口を乾かしたい一心で、何の保護もせず眠り、翌日から普通に作業をしていました。
そのまま12日まで、痛みも無く問題なく仕事を続けていたのですが、傷口が妙にビショビショしはじめ、痛みを感じたので、13日に村内の病院で見てもらったところ、足の付け根にあるリンパ腺が腫れており
「こりゃ感染を起こしとるわ。すぐに血液検査して点滴!気をつけないと敗血症を起こすよ」
と言われ、結局、抗生物質の点滴は日に3回必要なので、14日から少し離れた町の病院へ入院ということになったのです。
ちなみに、最初に点滴をしてもらった13日の晩は、39.8度の高熱が出て、脈拍は確認していませんが若干息苦しくなり、ひどいことになりました。生まれてはじめて119番をダイヤルしようかと考えたほどです。
「小さな傷」と油断していたことが、多方面へ迷惑をかける結果をまねきました。
今までなら自力で治すことができたものでも、何かの助けがないとだめな年頃になったことを思い知らされ、「自分が思う以上に身体をいたわらなければいけない」、そういう難しさを痛感しています。恐らくこの戦いは、身体の老化にも一役買ったことでしょう。
現場復帰に備え、救急用品のチェックも忘れずに行わなくてはいけません。
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