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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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雪国ほどではありませんが

微妙という言葉がピッタリの地理条件なんです、うちの村は。
 そもそも、林業に転職する際「ここならば冬も仕事ができるから」というのが、全国森林組合連合会さんの推奨理由でした。そしてそれは正しかった。
 とは言っても山は山ですね。


 大陸からの雪雲が強くない冬であれば、東京にかなり近い天候で、積雪も少なく、山仕事にはあまり問題がないのですが、今年は久しぶりに苦労しました。
 ご覧の通り、片付けなければならない木は、掘ってからきざみました。でもそろそろ、雪の少ない山に戻りそうです。


110221snowplow.jpg

 ここで思い当たりました。
 これから山仕事に就こうかなと考える皆さんは、冬の現場の状況をよく確認しておくことが重要ですよ。

コメント

Posted by: いつき   [ 2011年2月22日 15:01 ]

林業就業希望者が、国内屈指の晴天率を誇る東信地方(信州の東地域)にどっと押し寄せそうですね(^^)

Posted by: かなめ   [ 2011年2月24日 05:57 ]

いつきさん
 おやおや、考えていませんでしたが、すっかり地域の売り込みをしてしまっていたのですね。気づきませんでした、ご指摘ありがとうございます。ついでに言うならば、

ひとつ 人工林の中でも伐倒技能に関しては最も入門者向けのカラマツが主力
ふたつ その新緑と紅葉たるや、一見の価値あり
みっつ 比較的傾斜の緩やかな山が多い
よっつ 長野県の中では、首都圏へのアクセスが良い

 など、実用的な面の多いのが特徴ですよね。その代わり、ウチの村に居る限りは、スギとヒノキを伐る経験ができませんが…。田んぼが一枚もなくなってしまったことも、個人的には淋しいです。

Posted by: 高力一浩(こーりきー) Author Profile Page  [ 2011年2月24日 08:35 ]

かなめさん
お久しぶりです

かなめさんのおっしゃるとおりです。
林業とは限らず
これから移り住んでこようと言う方は
ぜひ
冬を見てから・・できれば1月末にした見に来て決めた方がいいと思いますです(^^)

春・夏・秋はいいに決まってますから・・ハハ

Posted by: かなめ   [ 2011年2月26日 19:04 ]

こーりきーさん
 なーるほど、そう言われてみればたしかに…。

 個人的な事情で、こーりきーさんにはある種の感謝を述べなければなりません。このことは、田舎生活転居希望者の多くにあてはまるかもしれませんが、うちのかみさんがアイターン生活をするよりもずっと以前の若い頃「冬の信州では暮らすことはできない。道を歩いていて、間違いなくころぶから」と言っていたことを思い出しました。そして彼女は冬の川上で何度ころんだことか…。
 

 またひとつ、私のわがままで犠牲になっている人のことを思い起こすことができました。
 と同時に、夏のかけがえのなさと同じように、このありのままの冬を、人間が人間らしく生きるための5大栄養素のように取り込むことのできる人には、一刻も早く引っ越してきてもらいたい。あまりにも単純ですが、そんなふうに思います。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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