けんさ、けんさ、けんさ
昨日午前は、南佐久中部森林組合さんの現場に案内していただき、緑の担い手研修生の伐木を見せていただきました。
検査などとはおこがましく、こちらが勉強させてもらっている状況なのですが、それでも山師になって1、2年の人たちには、とにかくケガだけはしないように、重点的なお願いを、私のできる限りの手法でお伝えしています(誰ですか、クスッと笑う人は)。
そして午後は、検査を受ける立場で地元の山へ。ご覧のように、この時期の川上の山としては珍しく、みぞれ交じりの雨でした。
先輩の事業体が収穫間伐をし、収穫に見合わないエリアの伐り捨て(切り置きとも呼びます)を私が請負った現場で、補助金を申請をしたので、県の検査官に立ち会って検査を受けました。
この現場は、先輩事業体の実施分についても、要林産が測量と申請書類一式の準備をさせてもらったので、その面からも検査をしていただくことになります。
本日午前も検査。再び、緑の担い手研修生の現場です。
ここで嬉しいことがひとつありました。画像の研修生の方、実は私の師匠の息子さんなんです。16年前、長靴の履き方から、地域での暮らし方、すべてを手取り足取り教えてくれた師匠。その方の息子さんに「検査」などとは、とても言えるような立場ではないのですが、とにかく山仕事の現場を共有できるということ、この縁(えにし)に、とても暖かいものを感じました。