雪の急斜面
雪の中でチェーンソーの刃の目立てをしているのは、緑の担い手研修、1年目。南佐久北部森林組合の岡部さんです。顔のわかる写真のないところが残念でした。
昨日の長野県佐久穂町の山奥。完全に雪山になっていました。そしてこちらでスズと呼ぶ、背の高い笹だらけの急斜面で、この班の皆さんは奮闘していました。
「退避場所、ヨシッ!」とは言うものの、この急斜面です。木が倒れ始めてから慌てて逃げれば、かえって危ない。退避も慎重に行わなければなりません。
どうかケガの無いよう、これからの林業界を担っていってくださいね。
コメント
Posted by: キマル [ 2010年12月11日 09:55 ]
ブログ拝見を楽しみにしております。
全国各地の取材活動に感動を致しております。
現場人4を楽しみにしております。
今回のブログでの新人の岡部さんが雪の中でのチェーンソー目立ては大変な事と思われます。
経験者でも、この状況下で難しいですね。
キマルも、この状況を改善すべく新たに開発を進めたいと思います。
チェーンソーの目立て装置を作りました経験からして、現状の刃先とバーの固定をしないで、揺れ動く刃先の目立ては基本的に良い目立てはできない事だけはわかりました。
「キマル」の目立て装置は、極めて完璧な目立て可能ですが、大きい・重い
価格が高い(最近になりまして利用者から
使用すると安くはないが高くも無いとの評価を受けております。)
林業の発展には、極めて簡単な装置で
的確に理想の目立てが出来る装置の開発が必要と考えておりますので
もし、良いアイデアがございましたら
お教え願います。
キマルのチェーンソー目立て装置を
実用化した経験で新たな目立て装置の開発も可能と考えております。
現状の目立て技術を改善をして、安全なチェーンソー作業を出来るように
一つ一つ現場の技術で改善を致しましょう。
キマルの開発日記にも「コメント」お願いを致します。
今後も宜しくご指導をお願いを致します。
Posted by: かなめ [ 2010年12月14日 18:13 ]
キマルさま
コメントをありがとうございます。私たち山で稼ぐ者にとり、現場での目立ては必須です。でなければ、現場での万一の際に備え、スペアのソーチェーンを背負って上る他ありません(実は切れた時に供え、私は遠い現場にはスペアのチェーンを持って上ります)。
片道1時間半の上りの現場でも、手軽に持ち込むことが可能な目立て装置が開発されれば、多くの人たちが関心を払うようになるかと思います。個人的に考えるのは、重量、かさ、ともに、チェーン1本分程度が許容サイズではないでしょうか。人によってはもっとコンパクトに、と仰るかもしれません。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。