再び林業就業支援講習
7月に続いて、本年度2回目の林業就業支援講習が長野県林業総合センター(塩尻市)ではじまりました。相変らず世間は不景気で、この研修を修了しても、事業体での就労は約束されていないそうです。
新政権になって打ち出された森林・林業再生プランは、山を新規雇用の場として捉えています。そのプランのめざす通りになれば、この皆さんが戦力となる頃には、長野県じゅうの山に高性能林業機械が配備され、木材自給率50%をめざして、材木がバンバン運び出されているはずです。
ぜひともそうしたいものですが、乗り越えなければならない課題が山積しています。ひとりでも多くの人が仲間になって、この難関を突破するべく働いてもらえればと思います。なぜなら、山で働く者ひとりひとりの自覚と、労を惜しまない情報発信こそが、自給率向上のためにまず必要なことのひとつに他ならないからです。
実習初日修了のあいさつにて、はじめてのチェンソー作業を終えて、ヘトヘトになった皆さん。
私が説明した班では、半日、自分が倒した木の枝払いをやってもらいました。慣れない作業に腕がパンパンになる人や、腰に来てしまった人など、いろいろです。皆さんに払ってもらったのは、それぞれ立木1本分だけだったのですが、、、