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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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グローバリゼーション

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今日明日と請負った整理伐現場の様子です。
 一昨年と昨年春の重たい雪で、天然生林の広葉樹がすべて曲がってしまい、ご覧のように道が使い物にならなくなってしまいました。距離は約70mはあるかと思います。


 道路管理者(ここでは村)の仕事だとは思うのですが、自治体には当座使うあてのない道にまでお金をまわす余裕などありません。ところが、どういう理由かは聞いていませんが、山に熱心なベテランの方(つまり個人の山林所有者です)から、「これを伐って、自動車が通れるように片付けると、いくらかかりますか?」とたずねられました。見積には難儀しましたが、一応10万円程度と返事をしました。


 それから1年。そのベテランから電話で「伐ったものの整理は研修生にやってもらうので、杉山さんはただ倒して、きざんでくれればいい」との依頼。
 以前にもお知らせしたかもしれませんが、当村の基幹である野菜生産は、海外からの研修生の労働力に支えられています。その人たちの作業の一環として、彼らが帰国する直前に、この作業の手伝いをしてもらえるということです。


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 私が倒した木を、3人の中国人研修生が瞬く間に片付けてゆきます。いゃ~ 忙しかった、、、。あれだけ汗だくになって伐ったのは久しぶりでした。
 作業途中の一服の時、筆談でいろいろなことを聞かせてもらいました。たとえ一日でも、いっしょに作業をするとかなり打ち解けた気持ちになります。地域の山の木を、何千キロも離れた国から来た人たちが片付ける光景。作業が終わってみて、なんだかとても不思議な気持ちになりました。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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要林産のホームページ somabito.jp をどんなものにしようか、現在思案中です。なにか良い案があったら、ぜひコメントに書き込んでください

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