森林で健康になる
ふたつ隣の村、北相木村で、平成22年度の千曲川流域学会秋の研究会が開催されました。テーマは「森林で健康になる」―森林保健活動と地域づくり― です。
シンポジウムでは、ブログ長屋のお隣さん高力さんも信濃町からはるばる来て下さり、森林療法をとりまく最新の話題を報告してくれました。
ところが!残念なことに、ここに掲載しようとした大切な画像をロスト。焼酎を飲み、ボーっとしたままPCを操作したのが失敗の原因です。高力さん、ごめんなさい。
会場となった村の診療所の松橋医師は、以前ここでも紹介したNPO法人北相木りんねの森を主催しており、森林療法はもちろんのこと、自ら森林整備や炭焼き、使われなくなっていた棚田の再生などにも取組んでいます。
今回の発表では森林回想法という試みも紹介され、会場の約80人(村の全人口の1割にもなります!)は興味深げに聞き入っていました。
上原巌先生による森林療法の紹介に加え、高力さんの官民協働の町ぐるみでの取組みの紹介には、きっとこの村の人たちも強く感じるものがあったにちがいありません。交付金や助成金ありきではじまる活動ではなく、まずは自分たちで考えスタートする。そういうこれからの地域振興のあり方について、いろいろと思いをめぐらせた午後でした。