森林・林業再生プラン
昨年12月、農林水産省から森林・林業再生プランというものが公表されました。このプラン実現のため、5つの検討委員会が設けられ、予算要求に向けての議論が進められており、スケジュールによれば11月には「制度的課題への最終取りまとめ」が行われる予定になっています。
この再生プランについて、mixi内の林業現場人(りんぎょうげんばにん)会議という36人が参加しているコミュニティで議論が行われており、11月の取りまとめ前に、現場の視点に立った意見を出そうということになり、10月4日の晩に都内で懇親会を行い、翌日に会議をすることになりました。
日頃、地域の森林や林業に関わっている人たちが全国から参加するこの会議。恐らく今回の集まりを入り口として、今後何度か話し合いが持たれることになると思います。第一回には間に合いませんが、自分も議論に加わりたいという方はコメント欄などに連絡をください。
農林水産省のサイトをご覧いただくとわかりますが、今回のプランでは路網の整備や集約化を行うことで木材の安定供給につなげることを目標のひとつにしています。これに合わせて、補助金や予算の見直しもはじまっているようなので、地域の実情に合う、本当の再生に必要なものは何なのか、そしてすでに始まっているかもしれない再生の芽をつむようなことになっていないかを、山仕事をしている者の一人として考え、より良いプランになるように声をあげてゆきます。