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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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いっしょに考える

6年生といっしょに、丸一日たっぷりと森の中で鳥探し。思い起こしてみると、このところプライベートでもこれほどゆっくりと鳥を探していないことに気づきました。仕事ですが、どうやらまた自分が一番楽しませてもらったような気がします。


 今回は、東京都小金井市緑小学校の児童約20名といっしょでした。実はこの季節、森の中では最も鳥をみつけにくい時期なので、鳥を待つだけでは彼らの旺盛な好奇心を満足させることはできません。いつものことながら観察対象は、虫から草花、木や動物の足跡へと、目に入ってくる順番に変化します。ですから「鳥班」として、あとでまとめ学習をしなければならない彼らにとって、情報が十分だったかどうかが少し心配です。


 メインである鳥のことも、単に答えるだけではなく、なるべくいっしょに考えるように心がけたつもりですが、難しいですね。こちらはどうしても頭にこびりついた概念から離れることができません。失敗でした。
 中途半端な遠足になってしまいましたが、できることならこのまま、鳥好き、花好き、森好きの若者に育ってもらいたいなぁ。

 

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宿泊施設から半日かけて森を抜けると、JR最高地点の標識がある広場に出ます。ここで一息ついてから、また森の中を引き返しました。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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