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そまびとたちの奮闘記

NPO法人信州そまびとクラブ。
山仕事をしながら、
林業のこれからの姿を提起します。

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ケヤキの枯れ枝

田舎では、先祖代々の墓場に、よく大きな木がはえています。今回の施業地は、丁度段々畑のように1ファミリーごとの墓場があり、それを区切るのり面に樹齢数百年のケヤキが立っています。
 

 何本かの枝が枯れており、下の敷地に落ちて他家の石塔を壊したら大変ということで、お施主さんは何年も心配していたようです。
 山の中なので、軽トラックで行くのが精一杯。とてもそのままではラフターや高所作業車が近づける場所ではありません。「いっそ諦めて、次の世代に」という意見もあったようですが、決断しました。
 赤矢印の先の黒っぽく見える2本のほかに、もう一本あります。二本は目測で7mくらい、上に向かっています。
 支点の高さは丁度25m。ポジション作りに1日半かかりました。伐り終わるまで、まだ1日か2日はかかりそうです。


 樹幹の中の仕事なので日差しはありませんが、風が止んでしまうと暑いです。汗が滝のように流れます。

100719kishino.jpg

コメント

Posted by: somakudo   [ 2010年7月21日 09:30 ]

熱中症に気をつけ、さるき落ちないように!

Posted by: かなめ   [ 2010年7月22日 22:29 ]

 心配をおかけしてすみません。慎重に慎重に。いちど決めても、もう一度考えてから次の動作に出る。
 慌ててもろくなことにはならないと己に言い聞かせつつ、ナマケモノのように作業しています。見た目はドンくさいですが、落ちるよりはましなので。
 それから、樹上での水分補給は、重要なテーマですね。スポーツ用品店をチェックしてみます。

 somakudoさんのフランス語に慣れていない皆様のために解説しますと「さるき落ちる」とは、日本語の「さらけ落ちる」のことです。

Posted by: yota   [ 2010年7月23日 04:50 ]

お久しぶりです。

昨日、下草刈りでスズメバチに刺されて対処が遅れてアナフィラキシーショックを体験し、死ぬのを覚悟しました。

仕事中の水分補給は私はトレイルランニング用のハイドレーションシステムを使用しています。これだと作業していても手を使わずに水分補給が可能になりますよ。

Posted by: かなめ   [ 2010年7月24日 07:57 ]

yotaさん、コメントをありがとうございます。
 お久しぶり、と言うことは、アーバー研修でごいっしょしたyotaさんですか?間違っていたらごめんなさい。
 ハチ刺されの体験、うかがった方もショックです。対処遅れということは、注射が間に合わなかったのでしょうか。とにかく、お大事にしてください。
 ハイドレーションシステムの情報をありがとうございます。私は早速ベターボトルというのを購入しました。キャップ部分をカラビナで下げられて、飲み口がバイトバルブという咬んで吸い出すタイプのものです。給水の際に手は休めなければなりません。現場に持ち込んでみて、また使用感などをお伝えします。

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そまびとたちの奮闘記 「そまびと」とは「きこり」のこと。現代のそまびと=技能職員たちが起業し、模索しはじめました。

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