さし木
老齢のブナ。この子どもたちを確保しておくために、さし木用の枝を採るという仕事のお手伝いをしてきました。高い位置のよく光をあびている場所で一枝。そうでもない中断でまた一枝。木登りのテクニックが活かされました。"さるかに合戦"の猿のように、枝を切っては落とします。
さし木のことを何も知らなかったので、たいへん刺激的な経験でした。そして帰宅してビックリ。"当年生シュート"で検索すると、膨大な数の論文がヒットします。さし木は奥が深い。
画像は、見る人が見ると誰だかわかってしまうのでお詫びします。ごめんなさい。荒穂(あらほ)と呼ばれる小分けにした枝の常態でたばねて、これから流水にさらします。
こちらが発根したブナ。これからポットに移されて、山へ植えられて...。幾多の試練が待ち受けています。頑張れよ、俺もがんばるから。
コメント
Posted by: 写真の人 [ 2010年6月 8日 08:08 ]
しっかり映していただき
ありがとうございます。
折角だから、木登り写真を投稿添付しようかと思ったのですが・・・
よく考えると「写真」の投稿は出来ませんでしたね。
Posted by: かなめ [ 2010年6月 8日 20:28 ]
昨日はたいへんお世話になりました。また、画像もメールで送っていただき、
ありがとうございます。早速、本日のページに掲載させていただきます。
実は、木登りの画像を送っていただいてから、ブログを書こうかとも思ったの
ですが、さし木の準備を紹介させていただき、また画像が届き次第同じ話題で
もう一度書かせていただくことにしました。話題は多い方が良いので。
Posted by: 写真の人Mark2 [ 2010年6月 8日 23:17 ]
ありがとうございました。
次はいい報告ができればと思っています。
それと試用レポート楽しみにしていますね。
Posted by: かなめ [ 2010年6月 9日 05:56 ]
早速画像を使わせていただきました。あれもこれも書いてしまったために、いったい何を言いたいのかがわからないレポートになりましたが、
1、今まで(本でも)見たことのない、ブナとアカマツの林
2、この仕事のおかげで、土壌分類の大家にお会いできたこと
3、ブナ林での木登りの注意点
4、50歳を過ぎるとしんどい
等を書いたつもりです(笑)。
このブナたちがどのように育ち、そして何を教えてくれるのか、楽しみです。そして一業者としてプロジェクトのお手伝いができたことに、感謝しております。