大好きな場所
この村には、森のほかにも大好きな場所がたくさんあるのですが、図書館もそのひとつです。今日はそこでのボランティア作業のひとつを紹介します。
村の財政が厳しく、行政単独ではなかなか充実した運営が難しいため、この図書館でも有志によるお助け部隊(図書館友の会)が活躍しています。単に本があるから、というだけでなく、ここに来るとそうした価値観を共有できるひとたちに会えるというのが、私がここを愛する理由です。
オープンしてから15年以上が経過し、蔵書が増えるにしたがって閉架(へいか)となる本が出てきました。もちろんデータベース検索をかければ、閉架図書も瞬時に探し当てることができるのですが、やはりそこは「見えていてナンボ」というところもあり、不足する書棚を増設しようということになりました。ところが、それなりの棚を買おうと思うとけっこうな予算が必要です。「じゃあ、自分たちで作ってしまおう」ということになり、本棚作りのお手伝いをしてきました。
これで、画像の背後に見える閉架棚の本たちの何割かが、再び利用者と顔の見えるおつき合いをすることができるようになります。
コメント
Posted by: こーりきー [ 2010年3月 2日 10:55 ]
>村の財政が厳しく、行政単独ではなかなか充実した運営が難しいため、この図書館でも有志によるお助け部隊(図書館友の会)が活躍
やっぱり川上村はすごいや!!
医療費も全国一安い長野県の中でももっとも安いし!!!!
こうやってみんなが「ずく出して」動いたり、意識の高さゆえなんだろうなぁ。。
とても
うちの町は叶いません・・・・・
そのうち
研究に参ります。。
よろしく御願いいたします。。
Posted by: かなめ [ 2010年3月 3日 06:29 ]
研究、いつでもおいでください。お待ちしています。でも参考になるか
どうかはかなり怪しいですよ(笑)。信濃町のみなさんのセラピーへの
取組みにも、地域の歴史やそれによって育まれてきた意識が作用して
いるのではないでしょうか。
とにかく、この図書館をサポートしている人たちは素晴らしい人たちです。そして女性のパワーがすごい!!
私にとっては、この図書館は健康維持のための医療施設です。